【攻略、感想】呪術廻戦×リアル脱出ゲーム「呪霊棲まう廃校からの脱出」（ネタバレ無し）

 

－はじめに－
今回の記事は、アニメ「呪術廻戦」とリアル脱出ゲームがコラボした「呪霊棲まう廃校からの脱出」を遊んでみた攻略・感想レビューをお届けします。

この謎解きゲームの為のオリジナルストーリーが、アニメ声優さんによる撮り下ろしフルボイスで語られ、呪術廻戦の登場人物のひとりになったような臨場感たっぷりの体験ができました。

所要時間や難易度といった攻略に役立つデータや、自宅で遊べるオンラインリアル脱出ゲームとしての特徴など、気になる情報を徹底紹介しています。

下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。

呪術廻戦×リアル脱出ゲーム「呪霊棲まう廃校からの脱出」の概要

概要「遠隔呪術で廃校に潜入した仲間をサポート！失踪事件を解明せよ」

とある廃校で人々が相次ぎ失踪する事件が起きていた。

呪術高等専門学校に通う新米「呪術師」のあなたに、廃校の失踪事件を解決するミッションへ参加するように指令がくだる。

現場捜索を担当する同級生3人を自宅から遠隔サポートするのがあなたの役目だ。

仲間たちと協力して、この事件の真相を暴き、廃校に棲まう呪霊を祓うことができるだろうか。

「呪霊棲まう廃校からの脱出」の導入ストーリーは上のようになっています。

プレイヤーは遠隔（リモート）呪術の使い手という設定です。協力する相手は原作でもお馴染みのキャラクター達（虎杖、伏黒、釘崎）、実際に廃校へ潜入する彼ら3人に、自宅から通信機を用いてサポートします。

プレイヤーには「名前を知られてはいけない、会話をしてはいけない」等の呪術上の制約があるため、文字チャットで3人と意思疎通をはかります。

このチャットを模したWEB操作（キーワードの送信など）と、動画視聴でストーリーは進行していきますが、物語の登場人物になりきったような臨場感があり、呪術廻戦のアニメストーリーをまるまるひとつ堪能したような満足感もありました。

謎解きは、唐突なクイズや暗号解読といったものではなく、ストーリーに沿った必然性のあるもの。学校内の捜索や敵との対決に、遠隔呪術を用いて仲間をサポートしますが、術を使う過程そのものがアナログキットを使用した謎解きになっていました（謎解きの詳細は後述をご覧ください）

友達とのリモートプレイにも対応

「呪霊棲まう廃校からの脱出」は、ZOOMやLINEアプリを使用することで、友達と一緒にリモートプレイできる仕様になっています（プレイ人数分のキット購入+それぞれ手元に準備が必要）

但し、リモートプレイならではの謎解きは、特にありませんでした。ストーリー進行に沿って順番に謎も出題されるため、小問を手分けするような役割分担の必要性も少ないです。原則同じ映像を観て、同じ問題を一緒に考えていきます。

あくまで、ビデオ通話でコミュニケーションをとりながら、一緒のコンテンツが楽しめるといった趣向です。謎解きが不慣れな方が、得意な人と一緒にプレイしたり、呪術廻戦ファン同士でプレイすると盛り上がりそうですね。

 

※協力プレイが不可欠な「リモート協力プレイ」（目にする情報や問題が互いに違う）にご興味のある方は、次の関連記事もご覧ください

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所要時間の目安、その他注意事項

所要時間：120分
（公式の想定所要時間：120分）

私は2人プレイで「120分」かかりました。公式で想定されている通りのプレイ時間です。

ストーリー進行は動画視聴がメインになり、1回30秒程度から長いもので12分を超える動画もありました。おそらく動画視聴の時間だけでも30～40分程あります。じっくり腰を据えて、お話を楽しみたいですね。

謎解きに慣れている人が1人でサクサク進めて「90分」、2人以上でのプレイや、謎解きに慣れていない人がヒントを見ながらプレイして「120～150分」程がプレイ時間の目安になると思います。

その他注意事項

ZOOMやLINEアプリでビデオ通話しながらプレイする注意点
・ビデオ通話をする端末以外に、ゲーム進行（動画視聴、キーワード送信など）用端末がないと不便です
・動画視聴はイヤホン使用が推奨です（ビデオ通話先とのハウリング）
・プレイ人数分のキット必要（通信相手がそれぞれ手元に持っている必要有り）

ゲームキット以外に、筆記具とハサミが必要です
※ハサミは推奨とされていますが、用意することを強くオススメします

一度ゲームをクリアするとゲームページにアクセスできなくなります
※クリア成功画像など、保存忘れに注意

概要のまとめ

難易度や謎解きの特徴は？

特徴「キットを折る重ねる系アナログ問題&WEB操作の融合」

「呪霊棲まう廃校からの脱出」の謎解きは、問題用紙を折ったり重ねたりするアナログ問題が中心になります。

プレイヤーが使用する「遠隔呪術」が折り紙の様な設定で、手元のキットを発動条件に沿った折り方や重ね方にすることで、キーワードが現れる仕組みです。作業系のアナログ問題が好きな人は、存分に楽しむことができますね。

判明したキーワードをチャット風のWEB画面で送信することでストーリーが進行します。WEB画面ではその他、謎解きに必要な視覚・文字情報を得たり、質問に答えていくようなちょっとしたゲーム操作もありました。

それぞれの問題にはヒントも用意されているので、謎解きに慣れていない人でも安心です。

最後の謎「オリジナルの呪術設定を最大限に活用する」

最後の謎解きは、プレイヤーが使用する「遠隔呪術」の設定を最大限に活用する「リアル脱出ゲーム」らしい、危機的状況を機転と臨機応変さで乗り越える難問でした。

ひらめきをたぐり寄せるためには、

・さらりと語られている状況説明を隅々まで把握できているか
・手元のアイテム類を全て活用できているか

が、ポイントになりました。

ひらめいた瞬間に「そうか！」とサプライズがあるのと同時に、呪術廻戦ファンなら思わずニヤリとしてしまう大胆さを感じることができる内容です。ぜひクリアして、驚きのトリックを目の辺りにして頂きたいです。

難易度の目安、攻略コツまとめ

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実際に遊んでみたリアルな感想

感想「オリジナルアニメをまるまる堪能したような満足感と本格的な謎解き」

折り紙風のオリジナル呪術設定が、陰陽師や式神といったものを連想させ、呪術廻戦の世界感を損なわずに上手く謎解きとマッチしていました。謎を解く工程そのものが、呪術を使用しているような臨場感を感じさせる演出にもなっていたと思います。

ストーリー進行に用いられる動画は紙芝居風で、ばりばりアニメーションするわけではありませんが、全編フルボイスで語られる贅沢な仕様や効果的な演出によって、まるでアニメストーリーをまるまるひとつ堪能したような満足感がありました。何より自分が登場人物として参加している特別感が嬉しいですね。

謎解きも決してライトファン層だけをターゲットにしない本格的な内容とボリューム。その分、呪術廻戦ファンで初めて謎解きをしてみた人には難しく感じる問題もあるかもしれませんが、ヒントを活用することで「謎解きの楽しさ」を体験できるものになっていたと思います。

逆に、謎解き好きな人が呪術廻戦を知るキッカケとしても最適です。話題のアニメとして気になっていた方にオススメできる内容でした。

自宅でのんびりソロプレイでじっくり世界感を味わっても良し、お友達を誘ってリモートプレイで楽しい時間を共有しても良し。それぞれの楽しみ方ができるコンテンツだったと思います。

それでは最後まで記事をご覧頂き、ありがとうございました！