攻略データ
公演名 | 5つの巨人からの脱出(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演ホール型(チーム制6人) |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 61%(管理人参加回の結果) |
制限時間 | 60分(所要時間100~115分) |
特に必要となる力 | 注意力、観察力、立体感覚、ひらめき力 |
公式ヒント | あり(チームテーブル毎に「ヒントカード」設置、時間経過でヒント映像) |
参加料金 | ・前売り一般3,300円~(税込) ・グループチケット一般19,200円~(税込) ・前売り学生3、000円~(税込) ・前売りグループチケット学生17,400円~(税込) ※グループチケットは、6人まで ※上記は東京会場の料金。開催地でチケット料金異なるため注意 ※詳細は記事をご覧ください |
公演情報 | 【公式】リアル脱出ゲーム×進撃の巨人 The Final Season 「5つの巨人からの脱出」 |
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※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 「進撃の巨人The Final Season」とコラボ。アニメの舞台裏を描く白熱のストーリー展開
- 頭脳で巨人に立ち向かう!調査兵団員となって、リヴァイやミカサと協力する謎解き
- 原作を知らない人、途中までしか知らない人でも安心して参加できる丁寧な解説付き
-はじめに-
今回の記事は、アニメ「進撃の巨人The Final Season」とリアル脱出ゲームがコラボした「5つの巨人からの脱出」にチャレンジして来た攻略・感想レビューをお届けします。
調査兵団と一員となって敵国に潜入、巨人に立ち向かう白熱のストーリーは臨場感たっぷり。リヴァイやミカサなど原作でお馴染みのキャラたちの活躍も間近で感じられるような内容でした。
全体の所要時間や難易度といった攻略に役立つデータや、今回の脱出ゲームならではの特徴や見所など。気になる情報を写真付きで徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
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進撃の巨人×リアル脱出ゲーム「5つの巨人からの脱出」の概要
概要「アニメストーリーの舞台裏を描く、敵国への襲撃作戦を決行!」

東京ミステリーサーカス1Fフォトスポット(巨人がお出迎えしてくれることも!?)
あなたは、調査兵団の一員として敵地「マーレ」に潜伏していた。
敵国の要人が演説を行う広場を、突如、巨人となったエレンが襲撃。あなた達の任務はそのサポートを行うことだった。
エレンの襲撃を食い止めようと、5体の敵国巨人が立ちはだかる。
敵地のマップを駆使して作戦を立案し、リヴァイやミカサと協力しながら、エレンを守り抜くことができるだろうか――。
リアル脱出ゲーム「5つの巨人からの脱出」の導入ストーリーは上のようになっています。
自分たちは巨人を駆逐することに長けた「調査兵団」の一員という設定ですが、直接巨人を攻撃することはなく、後方支援班として「作戦」を考える任務につきます。
敵国軍人の残した暗号を解いて情報を入手したり、敵地マップを睨みながら巨人を倒すために情報を分析する謎解きは、まさに頭脳戦(謎解きの詳細は後述)
アニメ映像(アニメ声優さん達による撮り下ろしフルボイス)や会場で巻き起こるハプニングなど、臨場感たっぷりの演出で「進撃の巨人」の世界感を肌で感じることができました。
また、ゲーム開始前に「進撃の巨人」について丁寧な解説がありました。楽しむための最低限の知識を得られるので、原作を知らない人や、「最近はちょっとアニメを追えてないな…」という人も安心です。

踏査兵団の装備(展示品)

運が良ければ巨人のお出迎えに遭遇するかも
全体の所要時間(制限時間など)
制限時間:60分
全体の所要時間:115分(管理人参加時)
ゲームの制限時間は60分です。スタート前の説明や終了後の解説を含めた全体の所要時間は「115分」でした。公式サイトの案内では所要時間「100分」と案内あり、15分オーバーしました。
私が参加した回では、混雑緩和のための整理入場に時間がかかっており、スタートが5分程遅れました。また、ゲーム開始前の「進撃の巨人」のストーリー説明も丁寧な分、長めだったので、公式案内通り「100分」で全体が終わるのは難しいのではないかなあと感じました。
参加後に予定のある方は、所要時間「120分」前後を見ておけば安心だと思います。
チケット情報、その他注意事項
チケットの種類は「前売り・当日」「一般・学生」「平日・土日祝」などで料金が変わります。当日、運営側が1チーム6人のマッチメイクをします。
今回6人までのメンバーが必ず同じチームでプレイできるグループチケットの販売もあります。6人MAXで参加すれば料金も若干お得です。グループチケット以外では、例え6人で参加しても別のチームに分かれてしまう可能性があります。
また、今回チケット料金は開催会場によって若干違いがあります。下記は東京、大阪、名古屋の料金になりますが、ご購入前に必ず公式情報をご確認ください。
東京、名古屋、大阪 | 前売り | 当日 | ||
平日 | 土日祝 | 平日 | 土日祝 | |
一般 | 3,300円 | 3,600円 | 3,800円 | 4,100円 |
学生※ | 3,000円 | 3,300円 | 3,500円 | 3,800円 |
グループチケット 一般(6人分) | 19,200円 (3,200円/人) | 21,000円 (3,500円/人) | 22,200円 (3,700円/人) | 24,000円 (4,000円/人) |
グループチケット 学生(6人分)※ | 17,400円 (2,900円/人) | 19,200円 (3,200円/人) | 20,400円 (3,400円/人) | 22,200円 (3,700円/人) |
※学生チケット購入時は、入場の際に学生証の提示が必要となります
公式サイト:チケット情報
・今回のストーリーは、アニメ「進撃の巨人The Final Season」前半までのネタバレ(1つ前までのテレビシーリーズ含む)があります。未視聴の方はご注意ください
概要のまとめ
ココがポイント
・原作の舞台裏をアニメと同じ声優さんのフルボイスで描く白熱の謎解きイベント
・調査兵団の「後方支援班」の設定で、暗号解読や情報解析でリヴァイやミカサをサポート
・ゲーム開始前に「進撃の巨人」についての丁寧な説明有り(知らない人でも安心)
・ファンに嬉しいコラボグッズや、コラボカフェメニューなども充実(概要の写真)
・アニメ「進撃の巨人The Final Season」前半までのネタバレを含んでいるため注意
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「頭脳で巨人に立ち向かう、立体感覚が問われる謎解き」

終了後の会場スクリーン
今回の謎解きの特徴は、敵の暗号を解読したり、巨人を倒すための条件に合う襲撃ポイントを割り出すといった「後方支援班」という設定に相応しい内容になっていました。
但し、論理的に戦術を考えるというよりは、立体感覚が問われるパズル的な謎解きが多かった印象です。バラバラになったピースを組み合わせたり、条件に合うよう配置したりする問題です。
決して難しい内容ではありませんでしたが、チームメンバー6人で手分けしたり、連携して解く必要のある問題が多く、チームワークが問われました。1人で突っ走ってしまう人が居たり、上手くチーム内で「今やるべき事」の共有が図れないと、途端に難易度が上がります。協調性の高い人が旗振り役になると、スムーズに進むと思います。
また、問題用紙やパズルピース類が多く使用されます。片付け用ボックスが用意されているので、ステップごとに整理整頓しておくと攻略が楽になります。急がば回れですね。
今回、チーム(テーブル)毎にヒントカードも設置されています。どうしても解けない問題があるときは、チームメンバー全員の了承のもと、有効に活用したいですね。
時間の経過で、会場スクリーンにもヒントが投影されます。その段階で該当問題が解けていない場合は、進行が遅れています。ヒントを活用した方が、ゲーム全体が楽しめると思います。
最後の謎「後方支援班の大事なスキルは冷静な情報分析」
最終問題は、リアル脱出ゲームらしい臨機応変さが試される内容でした。
迫る絶体絶命のピンチに活路を見いだすためには、冷静に戦況を見極め、自分たちの置かれた状況を正確に把握する必要がありました。
後方支援班に求められるスキルのひとつは情報分析です。物語の登場人物になりきって、そこまでに得られた情報へ接して来られたか。机上のマップとただ睨めっこしていても任務は遂行できないかもしれません。

ミカサの等身大パネル(東京ミステリーサーカス1F)
脱出成功率、攻略コツまとめ
ココがポイント
《脱出成功率》
・脱出成功率 61%(管理人参加時、13チーム中8チーム成功)
※私が参加したのは、公演が始まったばかりの週末でした。開催スタート直後は、リアル脱出ゲームに慣れている人が集まりやすく成功率が高い傾向があります。体感としては「成功率50%前後」と思います
《攻略のコツまとめ》
・立体感覚が問われるパズル系の謎解きが多かった印象
・チームメンバーで手分けや連携する問題では、協調性の高い人が旗振り役になろう
・後で適切に振り返られるように、問題用紙の整理整頓も攻略コツのひとつ
・後方支援班の重要スキルのひとつは情報分析。最後の問題では、登場人物になりきって情報分析しよう
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実際に遊んでみたリアルな感想
感想「緊張と迫力に溢れた演出、進撃の巨人の世界を間近に感じる」

東京ミステリーサーカス正面 のぼり旗
進撃の巨人とコラボしたリアル脱出ゲームは過去2回行われていますが、毎回、臨場感と迫力がスゴイ! と思わせてくれました。
進撃の巨人コラボの醍醐味は何と言っても、生と死の狭間に立つギリギリの緊張感や人間ドラマ、大迫力の戦闘にありますが、今回もそういった要素を取り込みつつ謎解きエンターテイメントとして素晴しい体験をすることができました。
私はアニメを途中まで見ていたのですが、しばらく「進撃の巨人」から遠ざかっていました。原作漫画も最終話を控えているとのこと。今回のリアル脱出ゲームを通じて、改めて、アニメの視聴を再開しようと思えました。
一方、謎解きの難易度は決して高過ぎないものでした。チームワークが必要となるので、友達同士で参加すると楽しいかもしれませんね。進撃の巨人ファンで、リアル脱出ゲームが初めての人を誘ってみるのも丁度良い内容です。
オリジナルコラボグッズや、カフェメニューも充実しているので終了後に見てまわるのも楽しかったです。

オリジナルグッズ販売の様子

スタンプラリーも開催中でした

終了後の会場フォトスポットでは、調査兵団のブレードが用意されていました!
それでは、最後まで記事をご覧頂きありがとうございました!