攻略データ
コンテンツ名 | ナゾトキ街歩きオンライン「ワールド謎ツアー」(SCRAP) |
難易度 | ★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価) |
ボリューム | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
ストーリー性 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
プレイ人数 | 1人~(推奨2人) |
実際にかかった時間 | 2時間(想定2~3時間) |
練習になる力 | 読解力、注意力、観察力、ひらめき力 |
必要なもの | スマホやタブレット(インターネット、LINEアプリ使用)、はさみ |
購入料金 | 赤トランクキット2,800円(税込)青トランクキット2,800円(税込) ※プレイには両キットが必要 |
公式情報 | ナゾトキ街歩きオンライン「ワールド謎ツアー」 |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
こんな方におすすめ
- 自宅に居ながら世界旅行に出かけよう! あのインターネット写真マップを利用した新鮮なナゾトキ
- 2人の協力プレイで絆も深まる!? 離れた場所からリモート可。一緒の部屋でも楽しめる
※1人から遊ぶことができますが、2人プレイが想定された内容です
-はじめに-
今回の記事は、リアル脱出ゲームのSCRAPさんが制作したナゾトキ街歩きオンライン「ワールド謎ツアー」を遊んでみたレビュー記事です。
ナゾトキ街歩きの「オンライン」版ということで、絶景の景色に感動したり、その土地ならではのグルメを発見したりする「旅のエッセンス」を家にいながら体験できる謎解きコンテンツでした。
所要時間や体感の難易度、オンライン謎解きとしての注目ポイントなど、参加検討中の人が気になる情報を徹底レビューしています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【2023年】リアル脱出ゲーム、オンライン版のおすすめ10選
SCRAPさんのリアル脱出ゲームから、自宅で遊べるオンライン版のおすすめをまとめました。10年間で300回近くリアル脱出ゲームに参加してきた経験から、本気で面白いと思ったものをピックアップ。特徴や難易度などから、好みに合ったものが選べます。
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ナゾトキ街歩きオンライン「ワールド謎ツアー」の概要【所要時間、感想、評価、口コミ、ネタバレ無し】
「グーグルストリートビューで世界を渡り歩くバーチャル謎解き旅行」
家に届いた不思議な「赤と青の旅行トランク」
トランクを開けた瞬間に広がる異国情緒あふれる街並み、世界遺産や絶景の景色たち。
謎めいた暗号の書かれたアイテムと、ツアーガイドのカモメに導かれて、世界に散りばめられた謎を解き明かすワールドツアーが始まる――。
そんなシチュエーションで始まるのがナゾトキ街歩きオンライン「ワールド謎ツアー」です。
「赤トランク」「青トランク」の2つの謎解きキットは、中身のアイテムや問題冊子(ガイドブック)に若干の違いがあります。その違いを確かめ合いながら、協力して謎を解き明かして行きます(1人で両トランクを購入してプレイしたり、3人以上でチャレンジすることも可能ですが、2人プレイが想定された作りです)
そして、何と言っても最大の特徴は、グーグルストリートビューを利用した街歩き体験(公式サイトの「お試し謎」で、ストリートビューを利用した例題にチャレンジできます。例題の2問目)
細部まで行き届いた撮影で、何かと話題になるストリートビューですが、360度を見渡せるバーチャル空間とも言える視覚情報を利用して、自宅に居ながら本当に「街歩き系の謎解き」をしているような体験をすることができます。
また、協力プレイでは、互いに離れた場所からZOOM等でコミュニケーションを取りながら解くこともできますが、謎解き自体にリモート要素や通信の必要性はありません。2人が同じ部屋に居ても全く問題はありませんでした。
体感の難易度、所要時間や注意点など
難易度は、難し過ぎず易し過ぎず。謎解きに慣れている人にはやや物足りないレベルかもしれませんが、問題の難しさに緩急があり、自宅にいながら楽しむのに丁度良いバランスと思えました。公式ヒントも設定されているので、謎解きをはじめたばかりの方にも安心です。
1つの問題に時間をとって悩むことは少なかったですが、ボリュームが多めで、所要時間は2人チャレンジで2時間ほどかかりました。難易度とボリュームのバランス感が良く、終わったあとに「あ~楽しかった」と満足できました。
物語的な要素は、ほぼありません。案内役のカモメのキャラクターとのやり取りを通して、訪れた世界の名所の魅力的な情報を知っていく流れでした。
《注意点》
・プレイするためには、赤トランク、青トランクの両キットが必要
※各キット2,800円(税込)、セット販売5,600円(税込)購入時に注意
・LINEアプリのトーク機能を使用
・一部の謎解きで、はさみやカッターを使用
・インターネット上の写真マップを頻繁に閲覧するため、通信環境の悪い場所では、プレイに支障があります
概要のまとめ
ココがポイント
・グーグルストリートビューを利用したバーチャル街歩き体験
・「赤トランク」「青トランク」2つのキットを利用した協力プレイ
(謎解き自体にリモート要素や通信の必要性はなし)
・プレイするためには、赤トランク、青トランクの両キットが必要、はさみやカッターが必要
・インターネット通信環境の悪い場所では、プレイに支障が生じるので注意
謎解きの特徴は?
「赤、青トランクは中身が違う、2人の息を合わせて謎を解く」
謎解きのポイントは、3つあります。
《謎解きのポイント》
・グーグルストリートビューを利用した街歩きで、謎解きに必要な情報を集める
・赤トランクキット、青トランクキットの違いを確認し合う協力プレイ
・途中、コース分岐で解く問題が変わる
細部まで撮影されたストリートビューの視覚情報から、看板や建造物に描かれた文字やイラスト、時には色や形を判別して謎解きをします。この街や史跡を探索する工程は、実際の街歩きで行われているのと同程度の難しさがあって、結構時間がかかりました。
街の大通りを指示に従って進んでいったり、どこまで行っても目的のものが見つからず、「あ、それ、2画面前くらいにあったよ」と相手に言われて慌てて戻るなんてことは、リアルの街歩きでもありそうですよね。
また、協力プレイに関しては、ただお互いのキットに欠けた情報を補い合うだけでなく、息を揃えて解く「タイミングを計る」ような問題もあって、連携感を強く感じられました。
途中、「あなたにオススメの観光地診断!」のようなフローチャート式質問コーナーがあり、診断結果によってコースが4つに分岐します。探索する場所、解く問題が変わりますが、どのコースを選択しても次に向かう場所は一緒になり合流します。
但し、問題で協力プレイが必要になるため、2人が別々の場所を選択することはできません。フローチャートの質問では、2人の意見を揃えていく必要がありました(後から、選択しなかったコースをプレイすることも可能です)
終盤の謎「世界旅行を満喫すれば、自然と解ける!?」
終盤の謎を解き明かすには、問題冊子(ガイドブック)をじっくり読み込む必要がありました。読解力も問われます。
とは言え、意識して読み込まなくても、訪れた街や史跡に興味を向けて読んでいれば、必要な情報は自然と目にしているはずです。
謎解きに夢中になると、つい必要無さそうなテキストを読み飛ばしてしまいがちですが、余裕をもってバーチャル世界旅行を楽しみたいですね。
また、最後の最後、大トリは謎解きグッズらしい「ひらめき」が必要とされるアナログ問題です。手持ちのキット類を「色や形」に注目して、よくよく観察してみる必要がありました。
段階式に丁寧な公式ヒント(最終的には、ほぼ答え)も閲覧できるため、どうしても解けないことにはならないと思います。
攻略のコツまとめ
ココがポイント
・ストリートビューで看板や建造物に描かれた文字やイラスト、色や形を判別(バーチャル街歩き)
・「赤トランク」「青トランク」の協力プレイはキットの違いを確認し、タイミングを計りながら解く問題も
・コース分岐は2人が同じ場所を選択する必要有り(後から、全コースチャレンジも可)
・問題冊子(ガイドブック)のテキストは読み飛ばさないようにしよう(終盤の謎に必要)
・最後は謎解きグッズらしいアナログ問題。色や形に注目して手持ちのキットをよく観察
※丁寧な公式ヒント有るため、どうしても解けない事態にはならない
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「街歩き謎解きの楽しさと、家だからこそ出来るギミックの融合」
その場所へ実際に行かないとわからない、街の景観や建造物の情報から解き明かしていく問題は、街歩き系謎解きの醍醐味ですよね。
今回の「ワールド謎ツアー」では、インターネット上の細部まで記録された写真マップを利用することで街歩き系謎解きを再現していますが、謎解きに必要な情報だけでなく、街や史跡に漂う雰囲気すら感じられる内容でした。
特に有名な観光地は、ストリートビューの出来映えが素晴しく、そこに焦点を当て制作された謎解きは、驚きや発見を感じさせるワクワクするものばかりでした。
2人協力の側面では、ただ一緒に考えるだけではない、息を揃えてキーワードを順番に言い合うようなリズム感のある問題もあって、協力プレイをより楽しいものにしてくれました。
同じように2人協力が印象的なオンライン謎解きには、「ある2つの通信基地からの脱出」というリモート通信をテーマにした謎解きがありましたが、そちらと同じくらい楽しいものでありながら、趣向の違った良さがあったと思います。
また、赤、青2つのキットに仕掛けられたギミックは家でじっくり解くのに相応しいアナログならではの良問です。家族や恋人、友達と「ああでもない」「こうでもない」と言い合いながら解き明かすことで、ちょっと絆が深まるかもしれない。そんなことを感じさせてくれる謎解きでした。
それでは最後まで記事を読んで頂き、ありがとうございました!
※今回の「ワールド謎ツアー」のポイントを楽しみながら知ることができる漫画も書いています。よろしければ下リンクよりご覧下さい
【攻略、感想】ある2つの通信基地からの脱出(体感の難易度や、所要時間等)
リアル脱出ゲームのSCRAPさん制作「ある2つの通信基地からの脱出」を遊んでみた体験レビュー。ビデオ通話の2人協力プレイがどのように行われるのか、ビデオ通話無し同じ部屋でもプレイ可なのか?等。難易度、所要時間の攻略データもまとめています。
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