こちらの公演は開催期間を終了しています。過去イベントの記録資料としてご活用ください。
攻略データ
プログラム名 | グリードアイランド遊園地からの脱出(SCRAP) |
謎解きスタイル | 周遊型(遊園地) ※推奨人数1~4人(アトラクション利用するため4人以下がスムーズ) |
難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
移動距離 | 東京ドームアトラクションズ内 |
実際に要した時間 | 5時間45分(想定:2~3時間) |
特に必要となる力 | 読解力、注意力、観察力、ひらめき力 |
必要なもの | スマホやタブレット(インターネット使用) |
参加料金 | 前売り3,600円~(税込) ※チケット詳細は、記事をご覧ください |
公式情報 | リアル脱出ゲーム × HUNTER×HUNTER「グリードアイランド遊園地からの脱出」イベント公式サイト|ハンター遊園地(東京・大阪) |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 遊園地でアトラクションを楽しみながら、みんなでワイワイ盛り上がれる謎解き!
- ハンターハンター「グリードアイランド編」を遊園地に再現! 手の込んだ様々な仕掛けが待っている
- オマケ要素も盛りだくさん。全てのレアカードやサブストーリーを回収できるか!?
-はじめに-
今回の記事は、東京ドームシティアトラクションズで開催中の謎解き「グリードアイランド遊園地からの脱出」にチャレンジしてきた体験レビューをお届けします。
東京ドームシティアトラクションズで毎年恒例となったリアル脱出ゲームとのコラボ、今年は「ハンターハンター グリードアイランド編」の世界が園内に再現! 例年以上に、力の入った演出で最後までワクワクしながらプレイができました。
所要時間、難易度といった攻略に役立つデータまとめや、カードゲームをテーマにしたこの謎解きの特徴など。プレイ中の写真も満載で、気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも要点がわかるようになっています。気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
※当記事の内容は、東京ドームシティアトラクションズで参加した内容に基づいています。大阪ひらかたパークで実施のものとは、一部異なる可能性があります
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
続きを見る
リアル脱出ゲーム×ハンターハンター「グリードアイランド遊園地からの脱出」の概要
概要「コース選択でアトラクションも変化、レアカードを集める知恵比べ勝負!」
ある日、新米ハンターのあなたの元に届いた1通のメール。
それは仮想世界に入り込める幻のゲーム「グリードアイランド」を舞台にした「カード奪い合い勝負」の招待状だった。
ゲーム世界での死は、現実世界へも波及する。ゴンやキルア、クラピカ、レオリオなどお馴染みのハンター達、そして、カードを奪うために人殺しを繰り返す爆弾魔「ボマー」も参加を表明し、壮絶な知恵比べ勝負が始まる!
「グリードアイランド遊園地からの脱出」の状況設定は、上のようになっています。
原作同様にカードを収容する「本(ブック)」を片手に持ち、遊園地内を探索。指定された10枚のレアカードを集めるのがゲームの目的です。この本(ブック)やカードは原作のデザインが再現されていて、「よし、レアカードをコンプリートしてやるぞ!」とコレクション魂に火がつきました。
東京ドームシティ内をゲーム世界「グリードアイランド」に見立て、各所で様々なクエストが待ち受けています。身体を動かすちょっとしたミニゲームや、園内のアトラクションへ乗らないとクリアできない内容などなど。
プレイヤーはスタート地点に掲示されたクエスト情報を頼りに、好きな順番でそれらを攻略し、報酬としてレアカードをゲットしていきます。
もちろん、ただレアカード収集するだけではなく、爆弾魔「ボマー」による妨害など、一筋縄ではいかないストーリー展開。原作をベースにした、今回の謎解きのためのオリジナルストーリーにも注目です。
また、用意されたクエストは全て攻略する必要はなく、クリアに最低限必要なアトラクションには絶叫系が含まれていないので、苦手な人でも安心。
クエスト完全制覇を目指してもいいですし、「さくっとクリアを目指すルート」など「遊び方」を選べるので都合に合わせてプレイすることができました(詳細については次項をご覧ください)
所要時間の目安、ルート選択について
所要時間の目安
公式の想定時間は「2~3時間」となっています。私は2人プレイで、5時間45分かかりました。途中、食事休憩などはしていません。想定時間を大きく越えているのは、アトラクションの待ち時間が原因です。
私がプレイしたのは、混雑日で、1つのアトラクションに平均40~50分ほど待ち時間が発生していました。また、遊園地のアトラクション以外にも「謎解きのチェックポイント」となる場所で、30~40分ほど待たされることがあり、所要5時間45分のおよそ半分(2時間30分)は、行列に並んでいた時間です。
待ち時間を差し引くと、だいたい公式の想定時間と同じだったかなあと思います。用意されたクエストをどの程度攻略するかで、体験するアトラクション数が変わるため、所要時間も変化します。特に混雑日は注意が必要ですね(詳細は次項「ルート選択について」)
ルート選択について
今回、謎解き中に最低1つ、最大4つの園内アトラクション体験をします。謎解きキット内で、プレイスタイルに合わせた「おすすめルート」(どのクエストを攻略するか)が案内されているので、目安にすることができます。
ネタバレになるため、各ルート詳細をここに書けませんが、時間に余裕がないときは迷わず「サクっと回りたいルート」がオススメです。体験するアトラクション1つのため、待ち時間が一番短くなります。混雑日であっても、3時間程度のクリアが目安になります。
私は「遊園地を1日満喫したいルート」を選択し、混雑日であったため 5時間45分かかりました。混雑日にこのルートにチャレンジする場合は、6時間前後の時間的余裕が必要だと思います。
アトラクションの待ち時間は嫌だけれど、1つだけでは寂しいな・・・という方には、「グリードアイランド好きにおすすめルート」が良いです。比較的待ち時間の少ないアトラクションを体験します。
所要時間がどの程度かかるかアトラクションの待ち時間によりますが、コースを選択した時点では、どのアトラクションを体験するかわかりません。マップ上でクエストが発生している近くのアトラクションを体験するため、何となく予測は立ちます。混雑日は、待ち時間を確認しながら挑戦したいですね。
東京ドームシティアトラクションズの待ち時間は、下の公式サイトからリアルタイムで確認することができます。
公式リンク:東京ドームシティアトラクションズ(待ち時間)
チケット情報
以下は、東京ドームシティアトラクションズで参加の内容になります。大阪ひらかたパークの内容とは異なりますのでご注意ください
イベント参加チケットは、「アトラクション5回券付き」と「ワンデーパスポート付き」の2種類あります。謎解き中にアトラクションに乗車する回数は1~4回で、ご自身で選択することができます(詳細は、前項をご覧下さい)
私は「アトラクション5回券付き」を購入して、謎解き中に4回使用。余った1枚は、謎解き後に人気のジェットコースター「サンダードルフィン」に使用しました。混雑日で、謎解きに時間がかかったため、5回券付きで丁度良かったかなあと思います。
また、今回の謎解きに人数制限はありませんが、4人以下で参加するとアトラクションの利用や園内移動がスムーズです。大人数で参加する場合は、2~3人チームに分かれた方が楽しめると思います。
チケットは、混雑緩和のためにスタートする時間帯で分かれています。11月24日現在では、土日祭日の昼間(10:00~16:00)スタートのチケット当日券は売り切れが続いています。前売り券を購入しておくと安心です。
それぞれの計画に合わせて、チケットを購入したいですね。
前売り券 | 当日券 | |
アトラクション5回券付き (小学生以上共通) | 3,600円 (特典付:6,900円) | 3,900円 (特典付:7,200円) |
ワンデーパスポート付き (大人※中学生以上) | 4,600円 (特典付:7,900円) | 4,900円 (特典付:8,200円) |
ワンデーパスポート付き (小学生) | 3,600円 (特典付:6,900円) | 3,900円 (特典付:7,200円) |
スタート時間 | |
平日 | (1)14:00~16:00 (2)16:00~18:30 |
土日祭日、冬休み期間 | (1)10:00~12:00 (2)12:00~14:00 (3)14:00~16:00 (4)16:00~18:30 |
※特典はオリジナルデザインクリップボード&謎解きのセット。詳細は公式情報もご確認ください
公式リンク:「グリードアイランド遊園地からの脱出(東京公演)」チケット情報
概要のまとめ
ココがポイント
・選んだコースで体験アトラクション数変化(1~4つ)遊園地をゲーム世界「グリードアイランド」に見立てた周遊タイプの謎解き
※暗いところや絶叫系など、苦手なアトラクションは避けられるので安心
・「本(ブック)」を片手にレアカード集める。コレクション魂に火がつくデザイン性の高いアイテムにも注目
・ゴンやキルア、クラピカ、レオリオといったお馴染みのキャラクター達と一緒に、爆弾魔「ボマー」に対抗するオリジナルストーリー。超危険人物の「あの人」も登場!?
・ゲームプレイにはインターネット接続できる「スマホ」や「タブレット」が必要
・遊園地の混雑日は、想定より所要時間が長くなるため注意(詳細はこちら)
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「カードコレクション&オマケ要素が盛りだくさんの謎解き」
レアカードを集めるための1つ1つのクエストが謎解きになっており、序盤はそれらを解きながら、指定のレアカードを集めていきます。
クエストによって謎解きジャンルも様々でした。紙面上でクイズやパズルをただ解く問題は少なく、近辺をちょっと探索したり、ちょっとしたミニゲームに挑戦することもあり、頭も身体も動かして楽しめる作りになっていたと思います。
そして、最大の特徴はアトラクションに乗車しないと解けない問題があることですが、選んだコースによって、アトラクションの乗車回数は変化(1~4回)します。
アトラクションに乗車しながら条件に合う掲示物を探したり、三半規管が揺さぶられるような状況で問題を解くことも(苦手な方は、該当アトラクションを選ばないこともできます)
序盤から中盤にかけての問題は難しくなく、アトラクションやミニゲーム、仕掛けや演出を楽しむことに重点が置かれていたと思います。
万が一、躓いてしまう問題があっても、公式ヒントが用意されているので安心です。
本編より難しい!?「覗き見手帳」
今回、アトラクション待ち時間中の暇つぶしとして、「覗き見手帳」という冊子が配布されます。
ゴンやキルアといった今回のゲームに参加しているハンター10人にちなんだ謎解きが収録されており、問題を解くことでサブストーリー(彼らの昨日の行動)を覗き見できるという内容でした。
問題を解くとキーワード(あいことば)が判明し、専用サイトにアクセスしてキーワードを入力することで閲覧することができます。
序盤~中盤のクエストに必要な謎解きよりも、この「覗き見手帳」の問題の方が難しく、問題も10問あるので大ボリューム。パズルやロジック問題(嘘つきがいる中での条件問題など)が多い印象でした。
クエストの謎解きが簡単すぎると思われる方は、ぜひ待ち時間を利用してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。意外なあの人のまさかの行動を覗き見ることができるかもしれません。
最後の謎「ゲーム世界のルールを全て使いこなせ!」
終盤以降は、謎解きの内容が「ひらめき系」の問題にシフトします。園内をあちらこちら動き回る必要はなく、手持ちの本(ブック)や集めたレアカード、今日手に入れたものの情報から、「ひらめき」をたぐり寄せます。
特に最後の大謎は、迫る危機的状況を回避するために、自分たちにできることを完全に把握したうえで、「まさかの一手」を思いつく必要のあるスリリングな内容でした。
ハンターハンターの世界感に相応しい、ゲームルールを含めたあらゆる手段を利用して敵の裏をかく知略戦です。クラピカなど知的なキャラクターになったつもりで、最後の作戦を考えたいですね。
難易度の目安、攻略コツまとめ
ココがポイント
《難易度の目安》
・序盤~中盤の難易度易しめ。アトラクションや仕掛けのある演出を楽しむことに重点
・終盤は「ひらめき問題」メイン。謎解きに慣れていないと思いつくのに時間がかかるかも(公式ヒントあり)
・本編に関係のないオマケ問題が多数。中には高難度の謎解きも
《攻略のコツまとめ》
・終盤の謎解きでは、園内を動き回る必要なし。手持ちの情報(本(ブック)、レアカードの記載事項、今日手に入れたものなど)を良く見てみよう
・最終問題は、ゲームルールを含めたあらゆる手段を利用して敵の裏をかく知略戦。クラピカなど知的なキャラクターになったつもりで最後の作戦を考えよう
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「アイテムや演出に力が入った謎解きエンターテイメント」
リアル脱出ゲ―ムの醍醐味は演出による臨場感や、会場の一体感にあると思いますが、時間制限がなく周遊して探索するタイプの謎解きではなかなか演出面を強化することは難しいですよね。
今回の「グリードアイランド遊園地からの脱出」では、周遊タイプの謎解きの良いところはそのままに、難しい演出に力を入れた内容だったと思います。
ハンターハンター「グリードアイランド編」をテーマにするというチョイスが素晴しく、カードゲームというテーマと謎解きの相性が抜群に良かったです。「映像や音」の演出は最低限でも、手にする「アイテム」の質を高くすることで臨場感を出すことに成功していたと思います。本(ブック)とレアカードを片手に園内を探索する過程は、とてもテンションが上がりました。
また、合間にアトラクションに乗ったり、ミニゲームを挟むことで演出される冒険感は遊園地ならではの内容でした。ただ、混雑時はスムーズにゲーム進行しないので、待ち時間の長さに比例して、せっかくのテンションも下がってしまい残念でした。
カップルや友達同士、ご家族でも、とにかくみんなで盛り上がれる謎解きエンターテイメントだったと思います! できれば、混雑日は避け、感染症対策もしっかり行ったうえで参加したいですね。
コラボフード「ゴンのジャジャン拳クレープ」
今回、コラボフードとして、クレープとカフェラテアートが用意されていました。私は、謎解き中の糖分補給に「ゴンのジャジャン拳クレープ」をいただきました。
クレープの中身は、ゴンのイラストがプリントされたマシュマロ、ジャンケンの形(ぐー、ちょき、ぱーからランダム)のコーラ味グミ、抹茶粉のかかったバニラアイス、抹茶ロールケーキ(小豆餡)、バナナ、ホイップクリームとボリューム大!
こちらを購入すると、クエストを1つクリア(本編謎解きとは関係なし)したことになって、レアカードが1枚貰えました。また、クレープとカフェラテアート共通の特典であるオリジナルステッカー(全4種からランダム)も貰えます。
遊園地で食べるクレープって、なんでこんなに美味しいんでしょうねえ。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!