【攻略、感想】おそ松さん×リアル脱出ゲーム「闇金帝国からの脱出」（ネタバレ無し）

－はじめに－
今回の記事は、アニメ「おそ松さん」とリアル脱出ゲームがコラボした謎解きイベント「闇金帝国からの脱出」にチャレンジした攻略レビューをお届けします。

原作アニメの声優さんがこのために撮り下ろしたボイスで語られるハチャメチャストーリー、謎解きもサプライズの仕掛けられた内容で楽しい時間を過ごすことができました。

所要時間の目安や難易度といった攻略に役立つデータや、リアル脱出ゲームとしての注目ポイント、謎解き部分の特徴などなど。気になる情報を徹底紹介しています。

下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。

リアル脱出ゲーム×おそ松さん「闇金帝国からの脱出」の概要

概要「6つ子の借金を肩代わり！？陰謀渦巻く闇金町でバイト三昧」

この町で借金だけはしちゃいけない！
金がモノいう町『闇金町（やみきんちょう）』

町でも有名な「松野家」の６つ子に騙されて、借金の連帯保証人になってしまったあなた。
クズでニートな６つ子の尻を叩くようにして、怪しいバイトをすることに。

裏では「闇金町」に渦巻く陰謀が、徐々に姿を現そうとしていた――。

リアル脱出ゲーム×おそ松さん「闇金帝国からの脱出」の導入ストーリーは、上のようになっています。

公式サイトには「これは、あなたが連帯保証人となり、借金を返済するゲームイベントです」と書かれていて、思わず吹き出しました。インパクト強め！

この謎解きイベントの特徴は、原作アニメの魅力を前面に押し出したオリジナルストーリーです。ゲームの要所に動画視聴（LINEトーク）があり、アニメ声優さんが撮り下ろしたボイスによるストーリー進行で、ゲームを盛り上げてくれました。

また、謎解きキットが丁寧に作り込まれており、問題はなかなかの手応えを感じさせる難易度です。ただ難しいだけではなく、解き明かす喜びやサプライズを感じさせる体験型謎解きらしい作りに。途中、街歩きやミニゲームの要素もあって、変化に富んだプレイを楽しめました（謎解きの詳細は、後述をご覧ください）

所要時間の目安、その他注意事項

所要時間の目安

公式で想定している所要時間は「2～2.5時間（120～150分）」、私は2人プレイで「2時間」でした。ほぼ、公式の想定通りです。

ゲームの演出上、3～4分程度の動画を数回視聴します。また7～8分程度の街歩きも何度かあります。私の場合、そういった直接謎解きをしていない時間が約30分ほどありました。急いでクリアをしたい場合も、それらの時間は短縮が難しいです。

謎解きに慣れている人がスムーズにプレイして「1.5時間（90分）」、謎解きになれていない人がヒントを見ながら解いたとして「2.5時間（120分）」くらいが、プレイ時間の目安になると思います。

その他注意事項

ゲーム進行には、LINEトークによるキーワード送信や動画視聴が含まれるため、インターネットに接続できるスマホやタブレット及びLINEアプリの使用が必須です

動画視聴やWEB上のミニゲームがあるため、スマホやタブレットの充電状態に注意する必要ありました

イヤホンの持参が推奨（屋外プレイでは聞き取りずらく、音量上げると周囲へのネタバレに気を使います）

街歩き要素があるため、完全屋内ではありません。雨天時は雨具が必要です

吉祥寺ナゾビルのフリースペース（謎解きに使用できる机）は、屋外（屋根付き）のため、防寒対策が必要です。また、数も少ないため譲り合って使用したいですね

コラボグッズ、カフェ情報

充実のコラボグッズ

受付会場となるSCRAP施設（吉祥寺ナゾビル、ナゾ・コンプレックス名古屋、大阪ナゾビル）では、コラボ限定グッズが販売されていました。

合計2,000円以上で、オリジナルポストカード1枚（6種からランダム）も貰えます。

公式サイト情報：グッズ

コラボカフェについて

現在、期間限定で3都市（東京、名古屋、大阪）のタワーレコードカフェにコラボメニューが登場しています。※リアル脱出ゲームとのコラボではありません

謎解き会場から離れてしまいますが、都合がつく方はゲームの余韻やアニメ世界感を楽しみに訪れてはいかがでしょうか？

「コンプライアンスすれすれのスイーツプレート」や、6つ子カラーを意識した見た目のインパクトの強いメニューが揃っています。

※会場ごとに開催期間が違うためご注意ください

概要のまとめ

　

難易度や謎解きの特徴は？

特徴「じっくり考える問題多め、謎解き以外の要素も楽しい」

謎解きの特徴として、じっくり腰を据えて考える問題が多かった印象です。6つ子それぞれの特徴・個性を把握する必要があったり、問題用紙を折ったり重ねたりする作業系のアナログ問題、条件付き迷路や言語力が試されるような問題などなど。

そのため、立ったままちょっと謎解き･･･というワケにもなかなかいきません。店舗に用意されているフリースペース（立ったまま使用できる机）を有効に活用しました。

ゲーム進行（要探索、机必要など）がステップ毎に示されているので目安にしながら、近隣のカフェなど利用してもいいかもしれませんね。

謎解きの難易度は、序盤の問題は易しく（時間かければ解ける）、終盤に向かうにつれて難しく（ひらめきが必要）なっていきます。謎解きに慣れていない人は、公式ヒントを見ながら解く必要があるかもしれません。

また、街歩きやちょっとしたミニゲームなど、謎解き以外のお楽しみ要素もあります。特にミニゲームは「おそ松さん」らしいバカっぽさが弾けた内容でした。WEBブラウザ系のゲームで、音声を聞き取る必要があります。イヤホンがあるとスムーズですね。

最後の謎「登場人物になりきって、点と点を結ぶひらめきを」

終盤では、物語で起こった出来事を総合的に振り返りながら、ひらめきが必要になる問題が連続します。

特に最後の問題では、「闇金町」の住人になりきって「今、何ができるだろうか？」と考えることが必要です。物語の最初からのそこまでの出来事を、目の前で起こったリアルな事と捉えられてはじめて、「点と点を結ぶようなひらめき」をたぐり寄せることができました。

ポイントは、手持ちのアイテムや情報をよく見返すことと、動画内のストーリーで一見関係の無さそうな事象にも注目してみることでしょうか。気が付いたときには「そうか！」と思わず声が出てしまいました。

また、最後の謎は「カフェ問題」となっていますが、自宅に帰ってしまうと謎が解けません。会場店舗の周辺で解くようにしたいですね。

難易度の目安、攻略コツまとめ

実際に遊んでみたリアルな感想

感想「原作知らない人も引き込まれる！アニメの魅力がそのまま謎解きに」

私はアニメ「おそ松さん」をあまり観たことがなかったのですが、今回の謎解きを通してすっかりその魅力にハマってしまいました。

いくつか過去の話を視聴したのですが、アニメの破天荒なノリが丸ごとリアル脱出ゲームになったような出来映えで、ファンも納得の内容ではないでしょうか。おそ松さんを知らない人も十分に楽しめますし、私のように「知るキッカケ」としても最適だと思います。

SCRAPさんの最近の周遊タイプの謎解きの中ではプレイ時間も長めで、じっくり考えさせられる問題が多いため、謎解き好きも満足できる内容だったと思います。「あ～、楽しかった！」と思える充実した時間を過ごすことができました。

また、私が参加した「吉祥寺ナゾビル」には、アニメ声優さん6名直筆のサイン色紙も展示されていました（受付後方の壁、写真撮影NGでした）ファンの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

「吉祥寺ナゾビル」では、他にも気軽にプレイできる謎解きが多く開催中です。お時間に余裕があれば一緒にプレイして、謎解き三昧の一日というのもいいかもしれませんね。よろしければレビュー記事もご覧ください。

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それでは最後まで記事を読んで頂き、ありがとうございました！