攻略データ
公演名 | 現場捜査ゲーム「配信者には殺せない」(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演ルーム型(1チーム1~3人) ※随時スタート(詳細は記事参照) |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 公表なし |
制限時間 | 40分(所要時間70分程) |
特に必要となる力 | 注意力、観察力、推理力 |
公式ヒント | あり(チーム毎に配布されるタブレットで閲覧可) |
参加料金 | 前売りソロ3,900円、ペア5800円、トリオ8,100円~(税込) ※当日券、ハイシーズン料金は割増し(詳細は記事参照) |
公演情報 | 現場捜査ゲーム「配信者には殺せない」 |
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※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
おすすめポイント
- 名刑事になったつもりで犯人を追い詰める、実際の現場を捜査して決定的証拠を手に入れろ!
- 捜査の舞台は動画配信者のアトリエ、世相を反映したシチュエーションで新鮮な体験!
- 1チーム1~3人、少人数でチームが組める。友達同士で参加しやすい!
-はじめに-
今回の記事では、リアル脱出ゲームのSCRAPさんが運営する現場捜査ゲーム「配信者には殺せない」へ実際にチャレンジしてみた体験レビューをお届けします。
殺人現場を模した部屋を実際に調べて、犯人を追い詰める展開は、リアル刑事ゲームとも言える内容です。あの裁判ゲームや刑事ドラマの主人公になった気分で楽しめました。
リアルな感想や、体感の難易度、所要時間の目安、現場捜査ゲームとしての注目ポイントなど、参加検討中の人が気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
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現場捜査ゲーム第2弾「配信者には殺せない」の概要
リアル現場捜査&犯人との対決がスリリングな推理ゲーム
絵画や彫刻、自作アート作品で人気の動画クリエイター「ユキ」。アトリエでの生配信中、隣の部屋で男の叫び声が上がる。
Webカメラでの撮影が続く中、おそるおそる開け放たれた扉の向こうには・・・・・・飛び散る血痕。生配信でユキが公開した新作アートを彷彿させる状況で、男が死んでいた。
被害者は、ユキのマネージャー。殺害したのはユキと思われたが、彼女には鉄壁のアリバイがあった。
「マネージャーが殺された時間、私は1万人の前で生配信をしていたのよ」
現場捜査ゲーム「配信者には殺せない」は、上のような状況設定ではじまります。
特徴は、殺人現場を模した部屋をリアルに捜査しながら、得られた証拠品の情報から推理をする捜査ゲームであることです。推理した結果を犯人に突きつけて、言い逃れができないよう追い詰めていく過程は、とてもスリリングな内容でした。
このゲームでは、最初から犯人がわかっています。刑事ドラマ「古畑任三郎」のように、犯人が殺害に至った経緯がオープニング映像で描かれ、殺害の瞬間は伏せられます。刑事である自分たちは、殺害方法やアリバイトリックを現場捜査で暴きながら、のらりくらりと嘘を重ねる犯人を追い詰めていきます。
現場をあれこれ捜査するのもゲームの特徴ではありますが、この犯人との直接対決が、最大の楽しいポイントでした。
難易度や所要時間(制限時間含む)、チケット情報
難易度について
「配信者は殺せない」は、現場捜査ゲームの第2弾です。第1弾である「演じすぎた男」とほぼ同じシステム(詳細後述)で、ゲーム難易度がやや下がり、現場捜査や推理部分が遊びやすく洗練された印象でした。
公式のクリア成功率は公表されていませんが、第1弾を失敗してしまった私たち(3人でチャレンジ、第1弾と同じメンバー)が無事クリアすることができました(第1弾を遊んでいることで、ゲームシステムに慣れていたことも影響していたと思います)
体感としては、平均クリア成功率30~40%程ではないかな~と推察します。
全体の所要時間
解説も含めた全体の所要時間は67分でした。公式で想定している時間は70分なので、ほぼ同じですね。1時間ちょっとでプレイできるので、予定が立てやすかったです。
「配信者は殺せない」のゲーム内の制限時間は40分です(60分ではないので注意)。
さらに40分の制限時間は、30分と10分にステップが分かれていて、捜査する部屋も変わります。これによって展開にメリハリがつき、最後まで飽きさせない内容になっていました。
チケット情報
「配信者は殺せない」は1~3人のチーム制で、チケットを購入する段階でソロ、ペア、トリオチケットを選択します。当日、知らない人とチームを組むことはありません。友達や家族、恋人を誘って参加するのが前提ですね。
1人よりは2人、3人で参加した方が、1人当たりのチケット料金が安くなります。ただ、捜査部屋が狭いことや、捜査で1台のタブレットをチーム内で共有(システム詳細は後述)することから、2人プレイが丁度良いとは感じました。
私たちは3人プレイだったため、タブレットを持つ人が他の2人へしっかり情報共有してあげる必要がありました。
また、連休や祭日など込みやすい時期には、感染症防止の観点から混雑緩和を目的に「ハイシーズン料金」が設定されています。チケット購入の際、表示されている料金に注意が必要です。
前売り | 当日 | |
《平日》 | (税込) | (税込) |
ソロチケット | 3,900円 | 4,400円 |
ペアチケット | 5,800円(2,900円/人) | 6,800円(3,400円/人) |
トリオチケット | 8,100円(2,700円/人) | 9,600円(3,200円/人) |
《土日祝&ハイシーズン》 | (税込) | (税込) |
ソロチケット | 4,200円 | 4,700円 |
ペアチケット | 6,300円(3,150円/人) | 7,300円(3,650円/人) |
トリオチケット | 8,700円(2,900円/人) | 10,200円(3,400円/人) |
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※公式チケット情報へリンク
概要のまとめ
ココがポイント
・殺人現場を模した部屋をリアルに捜査、集めた証拠品や推理から犯人と対決!
・今回、捜査する部屋は2つで制限時間も変わる(30分、10分)
※2つめの部屋へ制限時間の持ち越しはできません
・1~3人までのチーム制。ソロ、ペア、トリオチケットから購入時に選択(知り合い同士の参加が前提)
謎解きの特徴は?
現場の証拠品をタブレットで照合しながら推理する
捜査する部屋では、複数チームが時間差で入出し、常に2~3チームほどが一緒に捜査をしています。推理や答えを大きな声で話すと、他のチームに聞こえてしまうので、注意が必要でした。
捜査方法は、現場に散乱する怪しいもの(証拠品)に「数字の書かれたタグ」が貼り付けられており、タブレット上で「数字を入力」すると、その証拠品の情報をゲットすることができます(現物に触れることはできません)
証拠品の情報には、様々なキーワードが含まれていて、推理で使用することができるようになります。
このシステムに慣れるまでちょっと戸惑うかもしれません。感覚としては、某裁判ゲームの捜査パートに似ているかなあと思います。
しかも、タブレット操作に気をとられすぎると、リアル現場の観察がおろそかになります。実際の目でみたときに感じた違和感を大切にするのが重要でした。
尚、推理ミス5回以内でクリアすると、ゲーム内の警視総監から表彰状を貰うことができます。余裕のある方は狙ってみるのもいいかもしれませんね。
また、公式ヒントがタブレット上で閲覧できます。捜査時間は思っている以上に短く感じました。迷ったらどんどんヒントを見た方が楽しめると思います(ヒント使用は表彰状の条件に影響しません)
2つ目の部屋では、現物に触って捜査
今回、捜査対象となる部屋が2つ用意されています。それぞれに制限時間があり、1つ目の部屋は30分、2つ目の部屋は10分です。1つ目の部屋で30分以内に、一定の推理が進められないと、2つめの部屋に行くことはできません(制限時間の持ち越しも出来ません)
2つ目の部屋では、警察官扮するスタッフさんに見守られながら、制限時間10分で部屋のものを実際に手に取って捜査することができます。2つ目の部屋は、他のチームと一緒になることもありません。ここでテンションがぐっと上がりました。
この2つ目の部屋のポイントは、ただ闇雲に探索するのではなく、1つ目の部屋で手に入れた情報から、犯人の行動を推理して、必要なものを探すことです。タブレットでここまでの情報を振り返ることはできますが、新たにタブレットを使用して何かをすることはもうありません。
推理を進めていくと、いろいろな証拠品をこじあけたり、ひっぺがしたくなる衝動にかられますが、そこはスタッフさんの指示に従って壊すことがないよう注意したいですね。
攻略のコツまとめ
ココがポイント
・まずは捜査方法(タブレット操作)に慣れるのが先決!
・とはいえ、タブレット操作に気をとられすぎず、現場を観て感じた違和感も大切に
・捜査時間は思ってる以上に短い、迷ったら公式ヒントを有効活用
(ヒントの使用は表彰状の条件に影響なし)
・2つ目の部屋では、証拠品を手に触れて捜査。闇雲に探索せず、推理が重要
・推理ミス5回以内でクリアすると、警視総監の表彰状ゲット
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「犯人の千秋さんがハマリ役、前作より洗練されたゲーム感」
現場捜査ゲーム第1弾「演じすぎた男」でも犯人役の岡田義徳さんいい味を出していましたが、今回の千秋さんもとてもハマリ役で、映像での出演ではありますが、本当の刑事ドラマを観ているように話へ引き込まれました。
千秋さんの個性的であっけらかんとしたキャラクターによって、自分本位に殺人を犯してしまった動画クリエイターをリアルに表現していたと思います。
また、第1弾よりゲーム性や演出が洗練されたように感じました。難易度が下がったように感じたのは、遊びやすくなったことで、クリアまでの道筋が見えやすくなったことも影響しているかもしれません。
ストーリーや展開も前作に比べてよりテレビゲームっぽく思えたのですが、今回のトリック原案をは、逆転裁判シリーズのディレクターをされている方とのことで、妙に納得してしまいました。
ただ、第1弾の方が犯人との対決の熱量は高く、捜査の泥臭さみたいなものがあり、また違った楽しさがありました。体験記事を書いていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
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謎解きとはひと味違った推理ゲーム。刑事ドラマのように犯人と対決する体験は、他では味わえないものでした。新鮮な体験をしてみたい方は、参加を検討されてみてもいいかもしれませんね。
それでは、最後まで記事を読んで頂きありがとうございました!