攻略データ
公演名 | びっくり謎工作室からの脱出(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演ホール型(チーム制4人) |
難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 32%(管理人参加時) |
制限時間 | 60分(所要時間100分程) |
特に必要となる力 | 注意力、観察力、ひらめき力 |
公式ヒント | あり(問題表示&回答用タブレットで閲覧可) |
参加料金 | 前売り一般3,400円(税込) ※上記金額より、GoToイベント割引適用可。詳細は記事参照 |
公演情報 | 【公式】びっくり謎工作室からの脱出-リアル脱出ゲーム |
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※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 満足度95%以上あった前作、びっくりシリーズの第2弾
- 工具(とんかち、ハンマーなど)の使用は無し、キットを組み立てていく工作系謎解き!
- 言語系クイズやなぞなぞほぼ無し!? 直感とひらめきでパズルを解き明かす
-はじめに-
今回の記事は、リアル脱出ゲーム「びっくり謎工作室からの脱出」にチャレンジしてみた体験・攻略レビューをお届けします。
前作の「びっくり謎工場からの脱出」は、脱出成功率10%以下もざらで沢山の人が悔しい思いをしましたが、満足度は95%以上。ファンの口コミで大人気となった公演でした。シリーズ第2弾となる今作も、前作に引けをとらない難易度と、びっくりが仕掛けられていました。
脱出成功率や全体の所要時間といった攻略に役立つデータも満載。工作をテーマにした今回の謎解きの特徴など、参加したからこそわかった気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
リアル脱出ゲーム「びっくり謎工作室からの脱出」の概要
概要「キットを組み立てて謎を解く、直感的なパズルゲーム」
気がつくと閉じ込められていた謎の工作室。
部屋に工作世界の偉人「クラフト・ツクランカ」の声が響き渡る。
「みなさんにはまたもやエキサイティングで大興奮、
クリエイティブで創造的なミステリー謎解きに
チャレンジ挑戦していただきまーーす!」
だが、部屋には謎を解くためのパズルも、暗号も何もない。
あるのはただ、使い方のわからない道具と、奇妙な材料だけ――。
リアル脱出ゲーム「びっくり謎工作室からの脱出」の導入ストーリーを上のようになっています。
今回のテーマは「工作」です。と言っても、ハンマーやトンカチといった工具は一切使用しませんでした。バラバラになっているパーツを組み上げていくようなイメージです。前作ではちょっと鋭利な道具も使用しましたが、今回はそういった道具の使用も無く、安全です。
また、謎解きの内容は、マーク合わせたり、色を合わせると言った直感的なアクションで解けるパズル問題がメインでした(詳細は後述をご覧ください)
1つ1つの問題を分担して解き明かしていくと言うよりは、チームメンバー全員で「ああでもない、こうでもない」とやり合いながら正解を探っていくので、協力プレイや連携感を強く感じることができる内容だったと思います。
全体の所要時間
オープニングや解説・エンディングを含めた全体の所要時間は約100分ほどでした(ゲーム制限時間は60分)
人気アニメとのコラボや演出の凝ったリアル脱出ゲームでは、全体の所要時間が2時間を越えることも珍しくありませんが、本作の進行はいたってシンプル。謎解きに集中できる内容になっています。
全体を通して必要最低限でシンプルな演出ではありますが、会場の臨場感やサプライズある仕掛けによって、物足りなさを感じることはなかったです。
チケット情報、注意事項
チケットは「前売り or 当日」「一般(大人)、学生」などの券種で料金が違います。参加メンバー全員(4人まで)が必ず同じチームになれる「グループチケット」(前売り券のみ)の販売もあります。
また、この公演は「GoToイベント」の割引対象、土日・祭日のハイシーズン料金対象になっています。
税込み | 前売り | 当日 | ||
チケット(1人) | グループチケット(4人まで) | チケット(1人) | ||
一般 | 平日 | 3,400円 (GoTo割引後 2,720円) | 13,200円 (GoTo割引後 11,200円) | 3,900円 (GoTo割引後 3,120円) |
土日祝 | 3,600円 (GoTo割引後 2,880円) | 14,000円 (GoTo割引後 12,000円) | 4,100円 (GoTo割引後 3,280円) | |
学生 | 平日 | 3,100円 (GoTo割引後 2,480円) | 12,000円 (GoTo割引後 10,020円) | 3,600円 (GoTo割引後 2,880円) |
土日祝 | 3,300円 (GoTo割引後 2,640円) | 12,800円 (GoTo割引後 10,800円) | 3,800円 (GoTo割引後 3,040円) |
※チケットご購入前に、必ず公式情報をご覧ください
リンク:公式チケット情報
・4人で参加しても、2人、2人などチームが分かれる可能性があります。同じチームでプレイしたい場合は「グループチケット」の購入が確実です
・GoToイベントは、条件が変更となることもあるため、購入前に必ずSCRAPさんの公式サイトで最新情報をご確認ください
概要のまとめ
ココがポイント
・ばらばらのパーツを組み立てるイメージの工作系謎解き(工具の使用なし)
・注意力と直感的なひらめきで解くパズル問題がメイン
・全体所要時間100分(制限時間60分)シンプルなゲーム進行で謎解きに集中
・1チーム4人、同じチームでプレイしたい場合は「グループチケット」を購入しよう
謎解きの特徴や、脱出成功率は?
特徴「言語系クイズほぼ無し、注意力とひらめきが試される」
謎解きの内容は、指示に従ってパーツ同士のマークや色を合わせていくような直感的なアクションで解く問題がメインです。言語系なぞなぞやロジカルな問題(クロスワードや、漢字クイズなど)はほぼ出題されませんでした。
工作について。まず、会場内のチーム席に案内されたとき、最初のビックリが待っています。常連の方であればいつもと違う風景に面食らうかもしれません。今回、1番目に作ることになるのは「机」です(公式サイトで明かされている情報)
前半から中盤にかけては、ひたすら指示に従って、条件に合うようパーツを組み立てたり重ねたりしていきます。問題の表示や回答入力は、チーム毎に配布されるタブレットで行います。この作業工程自体が謎解きになっているため、分担ではなくチームメンバー全員で1つ1つの作業を考えていくことになります。
そのため、みんなが一斉に違う作業をしようとしたり、1人が延々とパーツやアイテムを独占してしまうと謎解きに支障が生じます。譲り合って適切な連携をとる「協力プレイ」が攻略のキーになります。
最後の謎「与えられたアイテム全使用、違和感に気付けるか」
当日、最初の説明でもアナウンスされますが、今回の謎解きでは与えられたアイテムを全て使い切ります。使い残しているアイテムはないか? そういった目を持つことが、最後の謎解きでは必要になりました。
また、問題やアイテムをじっくり観察して、「なんでこんな風になっているんだろう」と、ちょっとした違和感に敏感になることで、最後のひらめきへ繋がる道が開けるかもしれません。
脱出成功率、攻略コツまとめ
ココがポイント
《脱出成功率》
私が参加した回(東京ミステリーサーカス、20年11月末)では、25チーム中8チームが脱出成功していました。脱出成功率は、32% です。
※途中問題には公式ヒントが用意されています(問題毎にタブレットで閲覧可)
《攻略のコツまとめ》
・指示に従ってパーツ同士のマークや色を合わせていくような直感的なアクション問題メイン
・作業を譲り合って適切な連携をとる「協力プレイ」が攻略のキーポイント
・与えられたアイテムを全て使い切る。ちょっとした違和感も見落とさずに
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「シリーズ前作より高い成功率、謎解きとしては直球勝負!?」
今回、謎解きによくあるような漢字クイズや、クロスワードといった一般的な問題は出題されません。謎解きに慣れていない人でも活躍できる・・・と言いたいところですが、直感やひらめきで解くパズル問題としては、オーソドックスな内容だったかなあと感じました。
シリーズ前作では、脱出成功率10%以下も珍しくありませんでしたが、今回は私が参加した回で30%を越えていました。やはり謎解きに慣れている人にとっては、ある程度、解法が思いつける内容だったと思います。
ただ、プレイ後の満足感は高く、作業系のパズル問題に特化したチーム内の連携が新鮮で、終始、ああでもないこうでもないと賑やかに時間が過ぎていきました。友達同士でワイワイやりながら挑戦するのに、ちょうど良いリアル脱出ゲームだったなあと思います。
感染症予防の観点から、親しい友人同士であっても、一緒の時間を過ごすことが難しくなっています。ひとときではありましたが、友人と時間を共有できる貴重な機会となりました。
シリーズ第1作目「びっくり謎工場からの脱出」も、東京ミステリーサーカスで20年12月20日まで再演されています。よろしければ、下の関連記事より体験・攻略レビューをご覧ください。
それでは、最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!
【攻略、感想レポ】リアル脱出ゲーム「びっくり謎工場からの脱出」
全国開催のリアル脱出ゲーム「びっくり謎工場からの脱出」の体験レポートです。おもちゃ箱をひっくり返した様なイタズラ心に満ちた世界観。私の参加回では、何と脱出成功チーム無し(全20チーム)というハードルの高さ。特徴や所要時間等もまとめています。
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