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ホール型 公演型 脱出ゲーム

【攻略、感想レポ】リアル脱出ゲーム「びっくり謎工場からの脱出」(ネタバレ無し)

2020年7月27日

こちらの公演は開催期間を終了しています。過去イベントの記録資料としてご活用ください。

攻略データ

公演名びっくり謎工場からの脱出(SCRAP)
公演のスタイル公演ホール型(チーム制2~4人)
難易度★★★★★★★★☆☆(10段階評価)
脱出成功率7%(管理人参加時点の平均)
制限時間60分(所要時間90分程)
特に必要となる力高い注意力、観察力、ひらめき力、手先の器用さ
公式ヒントあり(チーム毎にヒントカード支給)
参加料金前売り1人当たり3,000円~(税込)
※グループチケットのみの販売
公演情報びっくり謎工場からの脱出-リアル脱出ゲーム【びっくり脱出】

※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます

※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。

※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください

タイトル画像「びっくり謎工場からの脱出」

こんな方におすすめ

  • 「正統派リアル脱出ゲーム」昔からのファンにはどこか懐かしく、最近はじめた人には新鮮な体験!
  • オリジナルストーリーだからこそ実現できた「シンプル」かつ「挑戦的」な謎解き!
  • 悔しがる悲鳴が続出・・・!? アナタは脱出成功を勝ち取れるか

-はじめに-
今回の記事は、全国で順次開催中のリアル脱出ゲーム「びっくり謎工場からの脱出」に挑戦してきた体験レポートです。

おもちゃ箱をひっくり返したようなイタズラ心に満ちた世界観。私の参加回では、何と脱出成功チーム無し(全20チーム)というハードルの高さにも注目です。

難易度や所要時間といった攻略データや、リアル脱出ゲームとしての注目ポイント、謎解き部分の特徴などなど。参加を検討されている人に役立つ情報はもちろん、既に参加された人の振り返りにも楽しい内容です。

下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。

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ご好評いただき第2弾、全23問中4問の試し読み(解説付)できます!

頻出パターン問題集バナー(セット販売)

より多くの方がご活用しやすいように第1弾とのセット版です

リアル脱出ゲーム「びっくり謎工場からの脱出」の概要

びっくり謎工場のポスターの写真

「脱出成功率7%の高き壁、びっくりというよりは・・・」

町外れの工場では、朝から晩までトンテンカンテンと何かを作る音が続いていました。だけど、何を作っているのか誰も知りません。

ある日、その工場から巨大スピーカーでアナウンスが響き渡ります。

「とんでもない謎が完成しました。ぜひ、遊びに来て下さい!」

その建物は謎を作る工場だったのです。工場からの招待、参加の条件はただひとつ「謎解きが好きな方――」

そんなシチュエーションで「びっくり謎工場からの脱出」は始まります。リアル脱出ゲームのための完全オリジナルストーリーです。

謎工場のイラスト

昔からのファンであれば、ビジュアルに懐かしさを感じる人もいるかもしれませんね。SCRAPさんのオリジナルコンテンツで、よく見かけるデザイナーさんが担当をされています。最近はコラボものが多くなったため、あまり見かけなくなっていました。

内容も、オリジナルストーリーだからこそ実現できた「シンプル」かつ「挑戦的」なものでした。私が参加した回(20年7月下旬、原宿ヒミツキチ、全20チーム)では、何と脱出成功チームは無しという結果。

テーマに「びっくり」を掲げていますが、真剣に驚かされるというより、イタズラに近いでしょうか。まるでおもちゃ箱をひっくり返したようなポップで賑やかな世界観です。挑発的な演出に思わずムキになってしまったり、裏の裏を読みすぎて、ワケがわからなくなったり・・・・・・もしかしたら、謎解き慣れしていない人の方が、素直に正解できるかもしれません。

派手な演出や映像表現も少なめですが、終始、賑やかな雰囲気でワイワイと楽しめるリアル脱出ゲームでした。

びっくり箱のイラスト

2~4人のグループチケットのみ

今回のチケットは、2~4人のグループチケットのみの販売となっています。当日、知らない人とチームを組むことはありません。そのため1人での参加はできません。注意が必要です

息の合ったメンバーと、難度の高い脱出ゲームにチャレンジしてやるぞ! と計画をされるといいかもしれませんね。2人チームでも4人チームでも、問題量は変わらないため、出来るだけ4人で参加した方が、脱出成功率は高まると思います。

前売り当日
4人
チーム
平日一般:1人3,000円
(4人合計12,000円)

学生:1人2,700円
(4人合計10,800円)
一般:1人3,500円
(4人合計14,000円)

学生:1人3,200円
(4人合計12,800円)
土日・祭日※一般:1人3,200円
(4人合計12,800円)

学生:1人2,900円
(4人合計11,600円)
一般:1人3,700円
(4人合計14,800円)

学生:1人3,400円
(4人合計13,600円)
3人
チーム
平日・土日・祭日一般:1人3,600円
(3人合計10,800円)

学生:1人3,300円
(3人合計9,900円)
一般:1人4,100円
(3人合計12,300円)

学生:1人3,800円
(3人合計11,400円)
2人
チーム
平日・土日・祭日一般:1人4,200円
(2人合計8,400円)

学生:1人3,900円
(2人合計7,800円)
一般:1人4,700円
(2人合計9,400円)

学生:1人4,400円
(2人合計8,800円)

※スマートフォンでご覧の方は、料金表を左へスライドできます

※ハイシーズン料金:2020年8月1日より、感染症対策の混雑緩和のため「ハイシーシーズン料金」がはじまります。土日祝日や、平日の一部店舗・一部コンテンツで料金が上がります。詳しくはこちらもご覧ください(8月1日(土)より平日、土日祝&ハイシーズン料金の適用のお知らせ

公式サイトの料金表も必ずご確認ください

1日乗車券のイラスト

その他、所要時間や注意事項

《所要時間》
前説、エンディングを含めた全体の所要時間は90分ほどでした(ゲーム内の制限時間60分)

前置きも少なめでサクッとゲームが開始して、解説もコンパクトにまとめられていました。あまりあっけないとコラボものでは寂しくなってしまいますが、オリジナルものならではの簡潔さですね。

《表彰状》
毎回、その回で最初に脱出成功できたチーム限定で、表彰状が授与されます。今までのリアル脱出ゲームにはなかった特典です。これを聞いて、闘志がメラメラと燃え上がるでしょうか・・・それとも・・・!?

《注意事項》
一部の謎解きで、手先の器用さが要求されます。特に小さなお子さん(小学校低学年以下)は、作業が困難だと思われます。大人が代わって作業をしてあげるなどフォローが必要です。

親子のイラスト

概要のまとめ

ココがポイント

・オリジナルストーリーだから実現できた「挑戦的な」リアル脱出ゲーム
・「びっくり」というより「イタズラ」されるような演出。謎解き慣れしている人ほど翻弄される!?
・全体の所要時間90分と短め(ゲーム制限時間は60分)
・2~4人のグループチケットのみ※1人では参加できない
・その回で最初に脱出成功できたチーム限定で表彰状が授与
※小学校低学年以下のお子さんは、一部作業に困難が伴うと思われます



謎解きの特徴は?

びっくり謎工場の看板の写真

「おもちゃ箱」をひっくり返したような賑やかな謎解き

謎解きの特徴は、とにかくやりたいことを詰め込んだ「おもちゃ箱」のような多彩な謎解きです。

小問の内容は、オーソドックスなものから、今までの常識では考えられない意外なものまで。ひとつひとつは難問ではありませんでしたが、とにかく量が多いです。さっきやった問題をまた使うなんてことも頻発しますので、問題の書かれた紙の整理と情報共有が大事でした。

とは言え、情報共有にも限界がありますよね・・・。自分が解いた問題は他の人は見ていません。後でその問題の情報が必要になったとき、思い出せるかどうかは、ある程度ひとりひとりの「ひらめき力」にもかかっていたと思います。

どうしても解けない問題は、ヒントカードがチーム毎に用意されているので、必要に応じて使った方が、全体としては楽しい公演になると思います。

おもちゃ箱のイラスト

最後の謎「絶妙なバランスと巧妙さで成り立つ難問」

さて、「びっくり謎工場からの脱出」の成功率を著しく下げているのは、この最後の難問です。今回ばかりは、当記事でも書けることがありません。そのくらい微妙なさじ加減と、巧妙さで成り立っています

とにかく過去のリアル脱出ゲームの中でも、1~2位を争うほど制作者側が本気で脱出成功を阻もうとしているのは確かです。

参加した後、心の底から思うのは、限定の表彰状をゲットするのは、とてつもなく難しいと・・・その一言に尽きます。

脱出成功のイラスト

攻略のコツまとめ

ココがポイント

・やりたいことを詰め込んだ謎解き、今までの常識では考えられない謎解きも
・問題量多く、手分けと資料整理が必須。自分の解いた問題は良く覚えておこう
・最後の謎は、制作者側が本気で脱出成功を阻もうとする難問



実際に遊んでみたリアルな感想

びっくり謎工場フォトスポットと成功率の写真

感想「噂が噂を呼ぶ、評判のリアル脱出ゲーム」

この「びっくり謎工場からの脱出」は、原宿ヒミツキチで開始されてすぐにTwitterなどSNSを通してファンの間で評判になりました。何かスゴそう・・・プレイ前の印象は、そんな感じでした。

実際にプレイしてみての感想は「評判通りの名作・・・いや、問題作!?」といったところです。うたい文句通りの「正統派」リアル脱出ゲームではあるのですが、今までの常識に照らし合わせたら恐らく取り入れることはなかっただろう作業があったり、本気で制作者側が脱出成功を阻もうとしているニュアンスが伝わってきて新鮮に感じました。

公式サイトの「開催によせて」を読むと、このリアル脱出ゲームは急遽作ることになったと説明されています。たぶん新型コロナの影響で延期になってしまった「2020年版コナン脱出」の代わりだと思われます。

コロナ禍の中止や延期が相次いだドタバタの中で生まれた「振り切っちゃってる楽しさ」が味わえる貴重なコンテンツではないかなあと思います。

脱出ゲームのイラスト

私も残念ながら脱出失敗してしまいましたが、リアル脱出ゲームに出会った頃の初心に戻った気分です。あともちょっとだったのに・・・という「悔しさ」、今度こそは! という「熱意」を久しぶりに感じられました。

これから参加される方も、どうぞ初心を忘れずに。もしかしたら下の関連記事がお役に立つ事もあるかも知れません。よろしければご覧ください。

それでは最後までブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました!

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