こちらの公演は開催期間を終了しています。過去イベントの記録資料としてご活用ください。
攻略データ
公演名 | 時の迷宮からの脱出(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演ホール型(4人/チーム) |
難易度 | ★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 42%(管理人参加回)※今後20%前後に落ち着く? |
制限時間 | 50分(所要時間120分程) |
特に必要となる力 | 分析力、注意力、立体感覚、なりきり度 |
公式ヒント | あり(チーム毎にヒントカード支給) |
参加料金 | 前売3,400円/人(税込) ※グループチケットの販売無し |
公演情報 | リアル脱出ゲーム×カードキャプターさくら 「時の迷宮からの脱出」-さくら脱出 |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
こんな方におすすめ
- カードキャプターさくらが大好き、世界観をリアルに感じながら謎解きしたい!
- かわいい見た目とは裏腹、トリックやルールに支配された迷宮からの脱出
- 昔からのファンにも嬉しい、懐かしいキャラクターも出現!?
-はじめに-
今回の記事は、全国で順次開催されているリアル脱出ゲームとカードキャプターさくらのコラボ「時の迷宮からの脱出」に挑戦してみた体験レポートです。
キャードキャプターさくらのお馴染みのキャラクターを身近に感じることのできる丁寧な演出や、大人も手ごたえを感じるゲーム性の凝った謎解きが素晴らしい内容でした。
今回のストーリー概要や、リアル脱出ゲームとしての注目ポイント、謎解き部分の特徴などなど。参加を検討されている方に役立つ情報や、既に参加された方の振り返りにも楽しい内容です。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
続きを見る
カードキャプターさくら×リアル脱出ゲーム「時の迷宮からの脱出」の概要
「時の巻き戻った迷宮、失われたカードを求めて」
舞台は、春休みの友枝(ともえだ)中学校。
大切な人に贈る「ペーパークラフトのくま」を作る工作教室に参加していたさくらたち。
クラフトの完成に喜ぶのも束の間、突如現れた「カードの精霊」によって、教室は歪み、迷宮へと変貌してしまう。
「あなたの大切な人の魂は、このクマに封じ込めたわ」
魂の封じられたペーパークラフトのクマは、迷宮のどこかへと隠されてしまう。
果たして「カードの精霊」の指定した時間内に、クマを見つけ、大切な人を救うことはできるのか。
そんなシチュエーションで「時の迷宮からの脱出」は始まります。
お話のベースはさくらたちが中学生になった新シリーズ「クリアカード編」です。リアル脱出ゲームの為の完全オリジナルストーリーが、TVシリーズと同じ声優さんが撮り下ろしたフルボイスで語られます。
オープニングやエンディングでは、TVアニメの映像が使用され、ゲーム中は静止画ですが、今回の為のイラストがふんだんに使用され、原作世界観を肌で感じられる演出でした。
最初の見どころ(プレイどころ?)は、会場にいる参加者全員で、実際にペーパークラフトのクマを作ってみる工作教室が開かれるところです。大事な人を思いながら作るペーパークラフトは、ちょっと恥ずかしいですが、意外と真剣に作ってしまいました(この作成時間は、ゲームの制限時間には含まれません)
親子や家族で参加しても楽しめそうですね。
グループチケット無いので注意(その他注意点)
今回の注意点として、グループチケットの販売がありませんでした。ゲームは4人1チームで1つのテーブルを囲みます。
お友達と参加された場合は、なるべく同じチームになるよう配慮されますが、時間ぎりぎりに受付すると、チームが分かれてしまう場合もあるかもしれません。余裕をもって受付したいですね。
また、オープニング演出や、前説が長めになっています。今回の謎解きは、カードキャプターさくらの世界観や登場人物たちが深く関わるため、説明がしっかり行われているようでした。全体の所要時間は120分程だったので、後の予定には余裕をもっておきたいですね。
私は東京ミステリーサーカスで参加しましたが、感染症対策のため、4~5テーブルが間引かれた21チームの参加でした。今後の状況や、会場によって参加チーム数は変わると思います。
概要のまとめ
ココがポイント
・中学生になったさくら「クリアカード」編、撮り下ろしフルボイスの完全オリジナルストーリー
・大切な人の魂が封じられた「ペーパークラフトのクマ」を迷宮から探し出すのが目的
・グループチケット販売ないので注意(4人/チーム)
・所要時間120分程で長め(ゲーム制限時間50分)後の予定には余裕を持とう
謎解きの特徴は?
「ルールとトリックに縛られた迷宮、立体感覚が重要!?」
「時の迷宮からの脱出」は、リアル脱出ゲームの中でも、特に高いゲーム性の感じられる謎解きだったと思います。ゲームを攻略するためのルール解釈や、ルールを使いこなす対応力が必要になりました。
攻略しなければいけない時の迷宮には、様々なトリックやルールが存在していて、探索も一筋縄ではいきません。
行く手を邪魔をする「カードの精霊」たちを逆に封印(キャプター)して、その能力を駆使しながら、迷宮を探索していきます。
ポイントは目の前に広がっているはずの「時の迷宮」をいかに立体感をもって把握できるか。想像力を研ぎ澄まさないと、謎解きもスムーズにはいきませんでした。
最後の謎「大切な人を思う気持ち」を忘れずに
最後の謎はリアル脱出ゲームらしい「注意力」と「臨機応変さ」が試されました。最後の最後まで気を抜かず、カードの精霊たちの仕掛けた妨害やトリックを全て乗り越える必要があります。
大事な人を思う気持ちが、どれだけ強いか。クリア成功のポイントはそこにあるかもしれません。
最後まで諦めなければ、いいこともあるかもしれませんね!
脱出成功率42%、制限時間延長がありました
私が参加した回(20年7月11日、東京ミステリーサーカス)の脱出成功率は42%(21チーム中9チームが成功)と、とても高い結果でした。公演スタート直後で、リアル脱出ゲームに慣れているチームが多かったとも思いますが、制限時間の延長が一番成功率UPにつながったと思います。
今回、チェックポイントがいくつかあり、どこも行列が発生してしまいました。その待ち時間が考慮され、制限時間が延長されました。「5分延長」とアナウンスされましたが、私が時計を確認していたところ10分以上は延びていたようです。
今後、行列対策がとられて待ち時間は解消するかもしれません。また、私は東京ミステリーサーカス「大ホール」の参加でしたが、別の会場では状況が変わると思います。
待ち時間が発生するとヤキモキしてしまいますが、チーム内で謎解きの相談をコッソリしながら落ち着いて待ちたいですね。
攻略のコツまとめ
ココがポイント
・高いゲーム性、ルールを解釈する力や使いこなす対応力が大事
・実際には目に見えていない「時の迷宮」を立体感をもって想像するのがポイント
・クリア成功のポイントは、どれだけ強く「大切な人」のことを思えるか
・チェックポイントでの行列待ちに注意。落ち着いて待とう
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「原作世界観をリアルに感じる、体験型謎解きの醍醐味」
リアル脱出ゲームの近年のコラボものの中でも、1、2位を争う原作世界観への埋没度の高い公演でした。謎解きと「カードキャプターの世界観」が深くリンクしていた証拠だと思います。
それだけ前説明が重要になり、真剣に聞いているうちにゲーム本編が始まる前から疲れてしまった感じはありましたが、いざゲームが始まるとそんな疲れも吹き飛ぶほどに熱中できました。
新型コロナの影響で、中止になってしまったリアル脱出ゲームも多いなか、カードキャプターさくらが無事に開催されて本当に良かったです。現在プレイできる数少ないコラボものリアル脱出で、原作ファンも謎解き好きも納得の出来栄えだったのではないでしょうか。
男性プレイヤーは、可愛いビジュアルに少し戸惑ってしまうかもしれませんが、男女問わずに楽しめる内容だったとも思います。
大切な人へ送るメッセージカードの作成を通して、普段なかなか恥ずかしくて言えない感謝の気持ちを言葉にする機会にも恵まれました。ちなみにメッセージカードに書かれた内容は、最後まで誰にも見られることはないのですが、途中までドキドキしてしまいました。
それでは最後までブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました! この記事が参考になりましたら、下の各SNSボタンより紹介して頂けると幸いです。