攻略データ
プログラム名 | 山手線謎めぐり2022「7つの奇妙な足跡」(よだかのレコード) |
謎解きスタイル | 周遊型(鉄道・電車系、街歩き系)※プレイ人数1人~ |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
移動距離 | 首都圏JR沿線(新宿駅より、片道30~40分範囲) |
実際に要した時間 | 5.5時間(公式想定 7時間程度) |
特に必要となる力 | 注意力、観察力、ひらめき力 |
必要なもの | スマホやタブレット(インターネット使用) ※バインダーあると便利 |
キット料金(税込) | 1,650円(税込) ※別途、交通費必要 (一日乗車券の情報は、記事参照) 《販売場所》 ・首都圏のJR主要駅のコンビニ「NewDays」 ・「JRE MALL」オンライン販売(送料+400円) ※各詳細は、記事参照 |
公式情報 | FUN!TOKYO!山手線謎巡り2022「7つの奇妙な足跡」 |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 山手線を含む首都圏JR沿線を巡る、大ボリュームの電車・鉄道系の謎解き
- 東京の人気スポットから、穴場的な意外な場所まで、充実の街歩きが楽しめる
- 直感的に解ける問題や、仕組まれたギミックで、子供から大人まで楽しめる謎解き
-はじめに-
今回の記事は、首都圏のJR沿線を巡る謎解き「山手線謎めぐり2022 7つの奇妙な足跡」にチャレンジした攻略レビューをお届けします。
JR東日本のプロジェクト「FUN!TOKYO!」の一環として企画された「山手線謎めぐり」は、昨年(2021年)も開催され、期間中にキットが売切れてしまうほどの大人気を博しました。今回の2022年版では、山手線エリアに留まらず、人気の街を巡っていく内容にパワーアップしていました。
記事では、所要時間や難易度といった攻略に役立つデータや、一日乗車券を利用した交通費の考察、今回の謎解きの特徴や見所など。気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【謎解き一覧】東京周辺の街歩き系 目的別まとめ(2023年)
東京周辺の街歩き系・周遊謎を10年間で100以上遊んでみて「これは面白かった!」と太鼓判付きのものを紹介したレビュー記事です。目的別に「鉄道・電車沿線」「人気の商店街」「アミューズメントスポット周辺」など、今遊べるものを見やすくまとめました。写真も多く掲載し、参加検討に役立つプレイイメージをしやすい内容です。
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山手線謎解き「山手線謎めぐり2022 7つの奇妙な足跡」の概要
概要「山手線だけじゃない!? 首都圏JR沿線を巡る大ボリュームの謎解き」
あなたはふと立ち寄った売店で1冊の本に目を留めた。
TOKYO MYSTERIOUS TRAVEL・・・旅行ガイドブックだろうか?
表紙に描かれた電車の絵は、見慣れた山手線の車両とは少し違うような気がする。あなたは妙に惹きつけられ、その本を手に入れることにした。
そして、ガイドブックを片手に電車に乗り込む。もう1つの東京に出会える気がして――。
山手線謎めぐり2022「7つの奇妙な足跡」の導入ストーリーは上のようになっています(公式サイト掲載ストーリーを要約)
今回の謎解きは、山手線を含む首都圏のJR線沿線の街を巡る内容です。昨年(2021年)に開催されたものは、街歩きの範囲が山手線の駅周辺に限定されていましたが、今回の探索範囲は「首都圏JR沿線」となっています。
ただ、タイトルに「山手線謎めぐり」と付いている通り、山手線を利用する頻度は高く、山手線エリアが探索の主要な舞台となっていました。但し、ゲーム後半では思いがけない場所へ導かれるかもしれません。
問題を解くと向かうべき駅名がわかり、訪れた駅周辺の街歩きをしながら新たな謎を解いて行く「鉄道・電車系謎解きのオーソドックスな展開」ですが、街歩き部分のボリュームが、昨年開催されたものより大きくなっていました。駅を出発してから、戻ってくるまで「往復で40~50分程」かかる機会もありました。人気の繁華街を訪れることもあれば、史蹟や穴場的スポットなど、普段は気付かないその街の魅力に触れることができました。
不思議なガイドブックに導かれ東京を旅して行くストーリーは、鉄道開業150周年を物語背景にした電車を利用する様々な年代、様々な人々の思いを綴るヒューマンドラマになっており、ご家族やカップルが安心してプレイできる内容。問題の難易度も特別難しいものはなく、子供から大人まで幅広い層が楽しめる謎解きになっていたと思います(謎解き問題の詳細は、後述をご覧ください)
所要時間の目安、探索エリア(屋内外の割合など)
実際にかかった所要時間:5時間30分
(公式の想定時間:7時間程)
プレイ推奨時間:明るい時間帯(日没まで)
※ゲーム終盤で営業時間(10~21時)のある商業施設の探索有り
私は大人2人の協力プレイ(キット2つ使用)でクリアまでに「5時間30分」かかりました。途中の休憩時間は除いています。謎解きでは時間をかけて大きく悩むことなく、スムーズにプレイすることができましたが、それでも5時間を超える内容でした。
電車に乗る移動時間は「15~30分」程が多く、場所によっては乗り換えの必要もありましたが、発着本数が多い路線の使用が多く、時刻表を気にする必要は殆どありませんでした。
探索スポットは、ほぼ屋外。ゲーム終盤で屋内の商業施設に訪れましたが、屋内の滞在期間はそれほど長くありませんでした。整備された街中を歩く機会が多いため、足元の悪い状況はありませんでしたが、周辺にエレベーターやエスカレーターのない階段を昇降する機会もあり、歩きやすい服装や靴でのプレイ推奨です。雨天時は雨具の利用でプレイできますが、屋外を歩く距離が長いので、あまりオススメできないかと感じました。
ゲーム終盤で訪れる商業施設には、営業時間がありました(10:00~21:00)。また、屋外の探索は、夜間プレイが想定されておらず、日没後のプレイはオススメできません。尚、最後の問題は、場所を選ばず何処ででも解くことができ、それ以上の現地探索もないため、自宅に持ち帰る事も可能ですね。
所要時間の目安は、謎解きに慣れている人が寄道をせずに「5~6時間」、謎解きに慣れていない人がヒント活用しながらのプレイで「6~7時間」程になると思います。とにかく街を歩く距離が長いため、序盤で寄道をし過ぎると、後半の時間や体力が心配になるかもしれませんね。
キット購入情報(販売場所など)
謎解きキット料金:1,650円(税込)
店名 | 駅名 | 営業時間 | 店舗の場所概要 |
赤羽店 | 赤羽駅 | 平日5:20~1:10 土日祝5:20~0:40 | 1F北改札外 |
秋葉原店(ホテルメッツ) | 秋葉原駅 1F 電気街改札外 | 6:40~23:00 | ホテルメッツ秋葉原内1F |
エキュートエディション 飯田橋西口店 | 飯田橋駅 | 平日土7:00~20:00 日祝8:00~20:00 | 西口改札外 |
池袋店 | 池袋駅 | 6:30~23:00 | 1F東口改札外 |
池袋西口店 | 池袋駅 | 6:00~0:00 | B1F改札外 中央通路 西口階段脇 |
エキュート上野 公園改札外店 | 上野駅 | 8:00~20:00 | 3F公園改札外 |
恵比寿店 | 恵比寿駅 | 6:00~0:00 | 1F西口改札内正面 |
大崎店 | 大崎駅 | 平日5:30~0:30 土曜5:30~23:00 日曜6:30~23:00 | 2F改札内 |
蒲田店 | 蒲田駅 | 平日 5:50~24:00 土曜 5:50~23:00 日祝 5:50~22:00 | 2F改札外コンコース |
亀有店 | 亀有駅 | 平日6:20~23:40 土日6:20~23:00 | 1F改札外正面 |
高円寺店 | 高円寺駅 | 6:30~23:30 | 1F改札外 |
品川中央店 | 品川駅 | 5:45~0:00 土日祝 5:45~23:00 | 2F中央・北改札外 正面券売機脇 |
新宿店 | 新宿駅 | 6:00~0:30 | B1F東改札外 |
新橋北改札内店 | 新橋駅 | 7:00~22:30 土日祝 7:00~19:00 | 1F北改札内 |
田端店 | 田端駅 | 6:30~23:00 土日祝 6:30~22:00 | 1F北口改札外 アトレヴィ田端内 |
グランスタ八重洲北口店 | 東京駅 | 平日 7:00~20:00 土曜 7:00~19:00 日祝 7:00~18:00 | 1F八重洲北口改札外 北自由通路 |
グランスタ丸の内北口店 | 東京駅 | 5:50~23:15 | B1丸の内地下北口 改札外 |
グランスタ丸の内南口店 | 東京駅 | 平日6:00~22:00 土日祝6:00~18:00 | B1丸の内地下南口 改札外 |
エキュート日暮里店 | 日暮里駅 | 平日6:20~23:30 土日祝6:20~23:00 | 2F北改札内脇 |
浜松町店 | 浜松町駅 | 平日6:30~22:00 土日祝 6:30~19:00 | 1F南口改札外 コンコース |
原宿店 | 原宿駅 | 平日6:30~22:00 土日祝7:00~21:30 | 1F表参道口改札外 |
エキュートエディション 有楽町京橋口店 | 有楽町駅 | 6:30~22:00 | 1F京橋口改札外 |
新松戸改札外店 | 新松戸駅 | 平日6:00~22:30 土曜6:00~22:00 日祝6:30~20:30 | 1F改札外 |
大船北口店 | 大船駅 | 平日土6:00~23:30 日祝6:00~23:00 | 北口改札内 |
川崎店 | 川崎駅 | 6:00~23:30 | 2F改札内コンコース (東海道線ホーム側) |
桜木町店 | 桜木町駅 | 6:20~23:00 | 1F改札外 |
鶴見店 | 鶴見駅 | 平日6:00~23:00 土日祝6:00~21:30 | 1F改札内コンコース (鶴見線改札横) |
東神奈川店 | 東神奈川駅 | 平日6:00~23:30 土日祝6:00~23:00 | 2F改札外脇 |
武蔵小杉店 | 武蔵小杉駅 | 6:00~0:00 | 2F改札内コンコース |
横浜南口店 | 横浜駅 | 5:00~0:30 | B1改札内 南口コンコース |
横浜駅北口店 | 横浜駅 | 6:00~0:00 | B1北改札外脇 |
横浜中央店 | 横浜駅 | 6:00~23:00 | B1中央自由通路 京浜急行改札脇 (券売機横) |
シァル横浜店 | 横浜駅 | 6:00~0:00 | 中央通路 |
※間違いがないよう記載しておりますが、営業時間の変更やキット売切れる場合もあるため、お出かけ前に公式情報をご確認ください
キット販売状況:Twitter公式アカウント(@FUNTOKYO_NAZO)
各店舗の営業時間など:NewDays店舗一覧
謎解きキットは、首都圏のJR主要駅にあるコンビニ「NewDays」で販売されています(上掲の表をご参照ください)。他に「JRE MALL」でオンライン販売もされています。こちらは梱包発送手数料「400円」が別途かかります。
謎解き問題は、付属アイテムを用いた作業系の問題も多く、1つのキットを複数人で共有すると、十分に楽しめない可能性があるかな~と感じました。
私は新宿店で購入しましたが、店頭の目立つ位置に陳列販売されていました。
交通費について(一日乗車券の利用など)
ゲームプレイにかかる交通費:大人1,068円(税込)
※謎解き最初の駅~ゴール駅まで片道の料金、Suica利用
上記金額は、探索で訪れる最初の駅から、ゴール駅までSuicaを利用した場合の片道運賃ですが、公式で幾つかの一日乗車券も案内されています。利用できそうなものは「都区内パス(大人760円、子供380円)」「のんびりホリデーSuicaパス(大人2,670円、子供1,330円)」「休日おでかけパス(大人2,720円、子供1,360円)」の3種類です。
特に、自宅の最寄り駅が「都区内パス」の範囲の方は、利用する価値があります。私は、新宿を出発し新宿に戻ってくるルートで、往復交通費「565円」お得になりました。注意点として、ゲーム中、都区内パスの範囲外に出ることがあり、差額を精算する必要がありました(モバイルSuica経由で都区内パス利用時は、改札で自動精算してくれます)
料金(税込) | ||
Suica利用時 | 1,765円 | |
都区内パス利用時 | パス範囲内 | 760円 |
パス範囲外 | 440円 | |
合計 | 1200円 | |
差額 | 565円 |
「のんびりホリデーSuicaパス」「休日おでかけパス」は、休日プレイかつ、首都圏近郊にお住まいで、自宅最寄り駅がパス範囲の方は利用価値があるかもしれません。
最初の駅は都心周辺になります。駅名はネタバレになるため、詳細を書けず残念ですが、参考までに、都心までの往復交通費 1,700円以上かかりそうな方は、検討してみてもいいかもしれません。
※各一日乗車券のご利用は、個人のご判断でお願い致します
都区内パス
料金 | 大人760円 小人380円 |
利用できる日 | 通年 |
※間違いがないよう記載しておりますが、変更の可能性もあるため、JR東日本の公式情報も必ずご確認ください
注意:都区内パスの利用範囲は、謎解きの探索範囲を全てカバーしてはいません(前述を参照ください)
のんびりホリデーSuicaパス
料金 | 大人2,670円 小人1,330円 |
利用できる日 | 土休日および 4月29日~5月5日、7月20日~8月31日、12月29日~1月3日の毎日 |
※間違いがないよう記載しておりますが、変更の可能性もあるため、JR東日本の公式情報も必ずご確認ください
休日おでかけパス
料金 | 大人2,720円 小人1,360円 |
利用できる日 | 土休日および 4月29日~5月5日、7月20日~8月31日、12月29日~1月3日の毎日 |
※間違いがないよう記載しておりますが、変更の可能性もあるため、JR東日本の公式情報も必ずご確認ください
【概要のまとめ、注意が必要に感じたこと】
ココがポイント
《概要のまとめ》
・山手線を中心に、その他の首都圏JR沿線の街も巡る鉄道・電車系の謎解き
・不思議なガイドブックに導かれ東京を旅して行くストーリー。電車や街に纏わる人々の思いを描くヒューマンドラマは、ご家族でのプレイにも安心
《注意が必要に感じたこと》
・ゲームプレイにはスマホやタブレットなど、WEB端末必須
※ヒント閲覧には、LINEアプリ使用
・別途、交通費(電車賃)が必要
※都区内パス範囲の方は利用でお得に(詳細はこちら)
・街歩きの移動距離長め(往復40~50分歩くことも)歩きやすい服装・靴での参加がオススメ
・日没後(夜間)プレイは非推奨
※ゲーム終盤の探索スポットに営業時間あり(10:00~21:00)
・キットに筆記具付属(ペグシル)、折りたたみ式バインダーがあると便利
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「直感的に解ける問題多め、ジャンル多彩でオーソドックスな謎解き」
謎解きの内容は、一般的な「クイズ」や「なぞなぞ」が多く、難易度も難し過ぎない適度なレベルでした。やや「漢字」を利用した問題が多めだった印象ですが、小学高学年以上であれば、問題無く解ける内容だったと思います。
また、街歩きで得る情報(街の看板や、設置物の特徴)を利用した問題になっており、訪れた街ならではの謎解きをしている感覚が強くありました。
他には、シールやクリアファイルを利用したギミック(トリック)や、電車で移動しながら解く問題、SNSツールを利用して推理する「ひらめき系」の問題など、変化に富んでプレイヤーを飽きさせない工夫が随所で感じられました。
解けない問題がある場合も、丁寧な公式ヒントが用意されています。問題冊子の裏面に、ヒント用LINEアカウントのQRコードが記載。各問題に対応した「ヒントナンバー」をトーク送信することで、段階式にヒントを貰うことができます。謎解きに慣れていない人も安心してプレイすることができますね。
終盤の謎「キットを振り返る、仕組まれたギミックを解き明かせ」
問題冊子のページに「最後の謎」と現れたら、いよいよゲームも佳境です。そこから先は現地探索の必要もありません。一日歩き尽くして、疲れもピークに達していると思います。落ち着ける場所へ移動したり、自宅に持ち帰って解くこともできますね。
「最後の謎」は総合的に考える「ひらめき系」の問題が幾つか連続した構成になっていました。今まで使用してきた手持ちのキットを振り返り、隅々までよく観察し、ヒントとなる情報を見つけ出す必要がありました。
また、攻略のコツとして、途中「キットに書き込もう」と言われたキーワードは、きちんと書き込んでおく必要がありました。焦っていると、ついつい「まあ、覚えておけばいいや」と書く事を省略しがちですが、注意してプレイしたいですね。
エクストラステージ(おまけ謎)について
今回、「エクストラステージ」という「おまけ謎」が用意されていました。本編とは関係なく、エクストラステージの謎を解かなくても、本編クリアに支障ありません。
「FUN!TOKYO! おすすめショップ」としてキットに掲載されている4つのカフェ・レストランにそれぞれ設置された4つの問題を解くと、最終問題を解き明かすことが出来る内容です。5問目の最終問題は、予めキットに掲載されています(エクストラステージの案内用紙に記載)
各店舗に設置された問題は、スマホのNFC機能(近距離無線通信)を利用して読み取る形式になっています。専用アプリのダウンロードの必要もありません。モバイルSuicaなどが利用できていれば、問題なく読み取れると思います。
注意点として、
・各店舗を利用する必要がある(問題の読取りだけで、入店するのは避けたいですね)
・本編と合わせてプレイする場合は、プラス2~3時間見込んだ方が良い
※本編プレイ中、対象店舗のある駅へ寄道する必要がある
特に所要時間については、本編クリアだけでも5時間以上かかるボリュームのため、注意が必要ですね。案内用紙では、本編と別の日にプレイする事が推奨されていました。
※スマホのNFCを利用した問題の取得方法の詳細は、公式サイト>Q&A>「おまけ謎の入手の仕方を教えてください」をご確認ください
【難易度の目安、攻略コツまとめ】
ココがポイント
《難易度の目安》
・謎解きに慣れた人であればヒント無しでクリアできる難易度(謎解きに慣れていない人も、ヒントを見ながら楽しんでプレイできる)
・小学高学年くらいからプレイできる難しさ
《攻略のコツまとめ》
・探索スポット周辺は、ベンチ等が少ない環境、バインダー持って行くと立ったまま解くのに便利
・5時間以上かかる大ボリュームのため、寄道し過ぎないように注意
・「キットに書き込もう」と言われたキーワードは、しっかり書いておこう
・最後の謎は、手持ちのキットを振り返り、隅々までよく観察しよう
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「最後はまさかの場所に!?充実の街歩き・東京散策+αで一日楽しめる」
今回は、山手線で東京を巡るというコンセプト以上に、街歩き要素が強く感じられる内容でした。範囲も昨年の山手線沿線エリアから、首都圏JR沿線に広がり、ひとつひとつの街に滞在する時間も長くなった印象です。
人気の商店街を訪れた際は、お店が連なる通りを端から端まで堪能できましたし、駅から徒歩20~30分程離れた意外な史蹟に赴くこともありました。特に、最後にたどり着く場所は、ちょっと予想をしていなかった駅。旅の最後を飾るのに相応しい、開放的で気持ちの良い景色が広がっていました。
また、謎解き冊子には訪れる街の寄道情報も満載。一日でクリアしたい場合は、あまり時間がありませんが、数日に分けて、ひとつひとつの街をじっくり堪能してみるのもいいかもしれませんね。エクストラステージ(おまけ謎)など、遊び心も充実しているので、日を変えてプレイするのにも耐えられるボリュームがあります。
遊び心と言えば、導入ストーリーにちょっとした伏線が仕掛けられていました。おそらくプレイ中に気付くことは出来ません。私もこの記事を書くために見返して気が付き、ビックリしました。プレイされる方は、終了後にどうぞもう一度、主人公になったつもりで、導入ストーリーを読み「TOKYO MYSTERIOUS TRAVEL」を手にとってみてください。
少し残念だった部分は、各駅の街歩きが、ほぼ行きだけの片道で終わってしまった事です。探索スポットを巡り終わった後、同じ道を歩いて駅まで戻ることに。駅近であればそれも致し方ありませんが、30分歩いた後、30分かけて同じ道を戻るとなると・・・モチベーションが低下しますね。探索スポットを巡っていくうちに、別の駅へたどり着く。又は自然と元に戻って来るなど、工夫があるとより楽しめたかもしれません。
街を訪れる人々の思いが綴られたストーリーは、幅広い年代の人々に刺さる内容。ご家族やご夫婦・カップル、お友達同士と東京近郊のお出かけを楽しむのにも丁度良い街歩き系の謎解きでした。2023年1月15日(日)までと開催期間が長いので、遊びやすいのも嬉しいですね。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!