攻略データ
公演名 | びっくり謎射的場からの脱出(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演ホール型(6名/チーム) |
難易度 | ★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 44%(リアル脱出ゲーム原宿店、22.2.20参加時点の平均) |
制限時間 | 60分(所要時間100分) |
特に必要となる力 | 注意力、観察力、ひらめき力 |
公式ヒント | あり(チームテーブル毎にヒントカード設置) |
参加料金(税込) | 前売り一般(平日)3,200円 前売り一般(土日祝)3,500円 ※学生チケット、グループチケット有り(詳細、記事参照) |
公演情報 | 【公式】びっくり謎射的場からの脱出 |
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※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- リアル脱出ゲームと射的の融合、景品を打ち落として謎を解け!
- 人気の「びっくりシリーズ」第三弾、今回もラストに驚きが待っている!?
- 会場は賑やかなお祭りの雰囲気、友だち同士で盛り上がれる!
-はじめに-
今回の記事は、リアル脱出ゲーム「びっくり謎射的場からの脱出」にチャレンジして来た攻略レビューをお届けします。
公演名に「びっくり」がつくシリーズの第三弾。お祭りのように賑やかな雰囲気の会場で、本格的な射的をしながら謎解きに挑む斬新な内容でした。身体も頭も使って大ハッスルの時間を過ごすことが出来ました。
記事では、脱出成功率や所要時間といった攻略に役立つデータや、射的の要素を取り入れた謎解き問題の詳細など。気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
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リアル脱出ゲーム「びっくり謎射的場からの脱出」の概要
概要「謎に必要なアイテムを射的で打ち落とせ!」
「みなさーん! またすごい謎を作っちゃいましたー!!」
どうやら、びっくり一家のクラフト・ツクランカさんがまたまた変な謎の建物をこしらえたようです。
「今度はものすごくびっくりする射的を作りましたよ! 鉄砲で撃って的を倒すと景品が手に入りまーすよー!」
あなたはまたびっくりする謎を解きたくて、その建物に向かいます。まさかあんなびっくり射的謎が待っているとは知らずに・・・。
「びっくり謎射的場からの脱出」の導入ストーリーは上のようになっています(公式サイト掲載ストーリーを要約)
「びっくり謎シリーズ」の第三弾。過去シリーズでもお馴染みの「クラフト・ツクランカ」さんが作った謎を解くという設定にプラスして、銃からコルク栓を打ち出す「射的」をする必要があります。
会場内は赤ちょうちんが飾られ、お祭りの賑やかな雰囲気。そんな中、棚に景品の並んだ射的場がひときわ目を惹きました。但し、棚に並んでいるのは只の景品ではありません。一見すると使い道のわからないアイテムや、謎めいた言葉の書かれたプラカードなど。
今回の謎解き、最大の特徴は、問題を解くのに必要なアイテムを射的で打ち落とし、手に入れる必要があることでした。これが想像以上に楽しく、友達同士で大盛り上がりすること必至です(謎解き問題の詳細は、後述をご覧ください)
射的に使用する銃も本格的で、コルク栓を詰め重い引き金を引く・・・といった動作をするだけでもワクワクしました。やった事のない人でも、割と打ち落とせる難しさだったので、「射的はちょっと苦手かも?」と思う方でも安心です。また、1回の射的につきチームメンバー3人で挑むので、お互いにフォローし合うこともできますね(射的ルールは、後述をご覧ください)
本格的な射的の醍醐味を堪能しながら、皆でワイワイと盛り上がれる。お祭り気分が楽しいリアル脱出ゲームでした。
所要時間の目安(制限時間、ゲーム構成、射的ルールなど)
ゲームの制限時間:60分
解説を含めた所要時間:100分
(公式の想定所要時間:110分)
ゲームの制限時間は「60分」です。私はグループチケットを購入し、友達同士6人で挑戦しました。問題数はやや多く、問題をチーム内で分担して解くことが必須だったと思います。また手に入るアイテム類が豊富で、整理整頓にも時間がかかりました(謎解き問題の詳細は、後述をご覧ください)
また、射的に要する時間もそれなりにかかりました。
《射的ルール》
・チーム内から3人選抜して射的場へ行く
(他のメンバーは、チームテーブルで待機)
・一度の射的で打てる回数は1人1発ずつ(計3回)
・射的に使用するコルク栓は有限
(ゲーム進行に伴って都度入手)
射的に用いるコルク栓は有限で、ゲーム進行に伴って謎解き問題と一緒に入手する他、コルク栓補充コーナーがありました。ここはチームメンバー全員で赴き、ちょっとした努力をします。どんな事をするかは当日のお楽しみですが、私たちは利用する機会なく済みました。
また、射的場には、景品棚×3、射的発射(?)スペースが6箇所設置(リアル脱出ゲーム原宿店)されていて、射的そのものの待ち時間は無く、スムーズにプレイができました。私たちは脱出成功することができましたが、最終解答にたどり着いた時点で、制限時間に10分程度の余裕がありました。
全体の所要時間は「100分」でした。公式で想定されている時間より10分早かったです。アニメやゲームとのコラボでは、世界感等の説明でスタート前に時間がかかる事もありますが、今回はシンプルな設定で、説明も短め。大幅にプレイ時間が延びることは考えにくいため、所要時間は100分程度が目安になるかと思います。
チケット情報
チケットの種類は「前売り・当日」「一般・学生」「平日・土日祝(大型連休期間含む)」などで料金が変わります。グループチケット以外では、当日、運営側が1チーム6人のマッチメイクをします。複数人で参加した場合でも、チームが別々になってしまうことがあり、注意が必要です。
グループチケットは、1~6人で1つのテーブルを貸切りにできます。6人MAXで参加すると、1人当たり料金が一般チケットより若干安くなる場合がありますね。
(税込) | 前売り | 当日 | ||
平日 | 土日祝 | 平日 | 土日祝 | |
一般 | 3,200円 | 3,500円 | 3,500円 | 3,800円 |
学生※1 | 2,900円 | 3,200円 | 3,200円 | 3,500円 |
一般グループ※2 | 18,600円 (3,200円/人) | 20,400円 (3,400円/人) | 20,400円 (3,400円/人) | 22,200円 (3,700円/人) |
※1 学生チケット購入時は、入場の際に学生証の提示が必要となります
※2 グループチケットは、1~6人で1つのテーブルを貸切り。1人当たり料金は、6人で参加した場合です
※間違いがないよう記載しておりますが変更されることもあります。最新のケット料金については、必ず公式情報をご確認ください
公式サイト:チケット情報
概要のまとめ、注意が必要に感じたこと
ココがポイント
《概要のまとめ》
・リアル脱出ゲームと射的が融合。アイテムを打ち落として謎を解く
・会場はお祭り雰囲気満載、友だち同士で賑やかにプレイできる
・射的の難度は高くない。チーム内協力もできるため苦手な人も安心
《注意が必要に感じたこと》
・6人1チーム制、複数人で参加してもチームが分かれてしまう可能性あり
※グループチケット購入すると、1~6人で1テーブルを貸切りにできます
・リアル脱出ゲーム原宿店で参加時、上着や荷物を置くスペースがかなり限られていたため、荷物は最低限で参加するのがオススメ
・中学生以下は、20才以上の保護者同伴の必要あり
※人数分チケット必要。小学生未満のプレイ参加はできません
脱出成功率や謎解きの特徴は?
特徴「手分けして挑む、オーソドック謎解き問題オンパレード」
今回は、一般的な謎解き問題が幅広いジャンルで出題されていた印象です。クイズやなぞなぞ、パズル、迷路、用紙を折ったり重ねたりする作業系の問題などなど。それら小問は、捻りのある謎解きというよりは、どちらかというと数量を攻略していく感じで、6人で手分けすることが必須でした。
また、最大の特徴として、謎解きに必要なアイテムを射的で手に入れる必要がありました。例えば、用紙を切る必要があるのでハサミを取りにいくといった内容です(これは公式サイトに書かれた例示です。射的ルールに関しては、前項目をご覧ください)
・小問題を見かけたら、まずは問題の分担
・それぞれの問題で必要なアイテムを見極める
・複数アイテムをまとめて、一度の射的(3発)で取りに行く
上のような流れが攻略のポイントになったと思います。ひとつひとつ、必要なアイテムが分かる度に取りに行くと非効率ですね。今必要なアイテムを全て判明させ、一度(1回3発まで撃てる)で狙いに行きたいところです。
序盤から中盤にかけて、謎解き問題の難易度はさほど高くなかった印象。チーム毎に丁寧な公式ヒントも用意されています(各テーブルに設置)。ヒントを有効活用することで、謎解きに慣れていない人でも、最終問題まではたどり着けると思います。但し、ヒント閲覧はチームメンバー全員の了承のもと行いたいですね。
最後の謎「柔軟な発想で解法をたぐり寄せる」
最終問題も、リアル脱出ゲームの王道を行く「ひらめき」と「柔軟な発想」が求められる内容でした。
・最終問題の意図を正確に把握する
・今までの問題や入手したアイテムをよく観察
といった、リアル脱出ゲームの正当な攻略法を実践することで、ひらめきをたぐり寄せることが出来ました。
私たちは制限時間に10分程の余裕を残して、最終解答にたどり着きました。が、まだ何か裏があるのではないかと最後まで思案を続けました。「これで合っているのだろうか?」と迷う場合は、脱出成功率なども睨みつつ、素直に考えるといいかもしれませんね。
脱出成功率、攻略コツまとめ
ココがポイント
《脱出成功率》
・脱出成功率:44%(リアル脱出ゲーム原宿店、22.2.20参加時点の平均 )
・高校生以上のプレイが推奨された難易度(公式ヒント活用で、謎解きになれていない人でも最終問題まではたどり着ける)
《攻略のコツまとめ》
・小問題を見かけたら、まずは問題の分担しよう
・それぞれの問題で必要なアイテムを見極めよう
・複数アイテムをまとめて、一度の射的(1回3発)で取りに行こう
・最終問題は、そこまでの問題や入手したアイテムをよく観察&柔軟な発想をしよう
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「射的で盛り上がりつつ、王道で遊びやすいリアル脱出ゲームでした」
過去の「びっくりシリーズ」は、脱出成功率低めの手強い難易度でしたが、今回は遊びやすいレベルに調整されていました。リアル脱出ゲーム未経験者やあまり慣れていない人を誘うのにも丁度良く、お祭りをイメージした会場でワイワイとプレイすることができました。
謎解き問題が良い意味でストレート。謎解きに慣れていない人でも考えやすい内容が多く、自分の問題が解き終わったら、他の人のサポートもしやすかったです。協力して解き明かしていく一体感がありました。
一方、射的でもチーム協力は不可欠。決して打ち落とすのが難しい設定ではありませんでしたが、自分が失敗しても誰かがフォローしてくれたり、逆に交替で打つルールのため、誰か上手い一人が居れば済むわけでもなく。和気藹々と楽しめると思います。使用する銃が本格的で、引き金が若干重く、握力の無い方は手こずるかもしれませんが、そこは力自慢の人が助けてあげることもできますね。
また、びっくりシリーズに相応しい、ラストに仕掛けられた驚きの演出も、賑やかな雰囲気に拍車をかけ「ああ、面白かった!」と大満足で終えることができました。
会場に張り巡らされた赤ちょうちんは、事前のクラウドファンディングでスポンサーになった方々の名前が書かれていました。中には氏名でやハンドルネームでは無く、「言いたいこと(?)」が書かれていたりして、眺めているだけでも目に楽しいものでした。
お祭りのような大きく人が集まるイベントは自粛される事が多い昨今、親しい友人同士で、ちょっと賑やかな気分を味わうのにピッタリの脱出ゲームだったと思います。
それでは最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!