攻略データ
公演名 | 緋色の捜査網からの脱出(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演ホール型(6名/チーム) |
難易度 | ★★★★★★★★★☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 14%(管理人参加回) |
制限時間 | 60分(所要時間120分) |
特に必要となる力 | 推理力、分析力、観察力、ひらめき力 |
公式ヒント | あり(チーム毎にヒントカード支給) |
参加料金 | 前売り一般3,300円~(税込) ※グループチケット有り(詳細、記事参照) |
公演情報 | リアル脱出ゲーム×名探偵コナン「緋色の捜査網からの脱出」 |
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※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 昨年延期された会場タイプの「コナン脱出」が、満を持してついに開催!
- 映画「名探偵コナン 緋色の弾丸」を背景に、声優さん撮り下ろしボイスで語られるオリジナルストーリー
- 今回のコナン脱出も高難度! 謎解き+推理力を働かせて事件を解決
-はじめに-
今回の記事は、アニメ映画「名探偵コナン 緋色の弾丸」とリアル脱出ゲームがコラボした「緋色の捜査網からの脱出」にチャレンジした攻略レビューをお届けします。
2020年開催予定だった今作。映画の公開延期と合わせて、見送られていましたが満を持してついに開催されました! 今回も名探偵コナンやリアル脱出ゲームファンの期待を裏切らない「高難度」かつ「コナンの世界感を間近に感じる」素晴しい体験ができました。
脱出成功率や所要時間といった攻略に役立つデータや、架空のFBI操作システムを駆使する今回の謎解きの見所や特徴など。気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックして
みてくださいね。
《その他の名探偵コナンの謎解きレビュー》 名探偵コナンとリアル脱出ゲームがコラボ、オンラインで自宅から遊べる「四重捜査網(クリミナル・カルテッド)からの脱出」の攻略レビュー記事です。所要時間や難易度など攻略に役立つデータや、4人リモートプレイを想定した謎解きの特徴まで徹底紹介です。 続きを見る
【攻略、感想】名探偵コナン×オンラインリアル脱出ゲーム「四重捜査網(クリミナルカルテッド)からの脱出」
リアル脱出ゲーム×名探偵コナン「緋色の捜査網からの脱出」の概要
概要「FBI特別捜査本部 BTF(ブラッドタスクフォース)となり爆弾犯を追え!」
スポーツの祭典『WSG -ワールド・スポーツ・ゲームス-』が開催中の東京。
突然の爆破予告を受け、FBIは特別捜査本部『BTF』(ブラッドタスクフォース)を組織した。
BTFのメンバーに選ばれたあなたへ、捜査会議で、衝撃の事実が告げられる。
『容疑者の名は、赤井秀一。FBIの威信にかけて彼を見つけ出せ…!』
果たして、本当に「赤井秀一」が犯人なのか。そして爆弾を止めることはできるのか――。
「緋色の捜査網からの脱出」の導入ストーリーは、上のようになっています。
プレイヤーはFBI捜査官になりきり、事件の真相を追い、仕掛けられた爆弾を解除するための捜査を行う設定です。
実際、今回のリアル脱出ゲームの中心は「捜査」でした。謎解きも出題されますが、暗号解読といった要素になっており、それだけではクリアすることが出来ません。捜査官としての高い推理力や対応力が試される内容でした。
提示された証拠品や容疑者の目撃情報を整理し、架空の捜査システムを駆使しながら真相に迫ります。例えば、指紋照合システム(これは例示で実際のゲームには登場しません)といったような多種多様な捜査システムが用意されており、それらを端末(ゲーム用タブレット)で操作しながら、犯人の行方や爆弾の在処を突き止めていきました(謎解きの詳細は、後述をご覧ください)
コナンや赤井秀一などお馴染みのキャラも登場し、このゲームのために撮り下ろしたオリジナルボイスの使われた映像演出も盛りだくさん。会場MCと映像が連携することで、非常に臨場感のある「FBI捜査本部」が再現されていたのも、今回の特徴だったと思います。
所要時間の目安(制限時間など)
ゲーム制限時間:60分
解説を含めた所要時間:120分
制限時間は「60分」です。ゲーム進行が捜査の進展に合わせて幾つかのステップに区切られており、途中まで会場全体で足並みを揃えていく構成でした。そのため、序盤で時間を稼いで、最後の謎のために時間を確保するといったことが出来ません。終盤の展開では、どのチームも同じ限られた時間で謎を解き明かす必要があり、スリリングな演出になっています。
スタート前の説明、終了後の解説を含めた全体の所要時間は、ちょうど「120分」でした。公式ページで案内されている想定時間と同じです。前説明や解説も、ゲーム演出に含まれており、内容が整理されていました。参加回によって、所要時間が変わってしまうことは少ないと思います。
チケット情報
チケット券種 | 一般 | 学生(※1) | グループチケット(1~6人) |
前売り券 | 3,300円 | 3,000円 | 19,200円 *3,200円/人(※2) |
特典付き前売り券 | 6,300円 | 6,000円 | 22,000円~ |
当日券 | 3,800円 | 3,500円 | 22,200円 *3,700円(※2) |
※1 学生チケット購入時は、入場の際に学生証の提示が必要となります
※2 グループチケットの1人当たり料金は、6人で参加した場合です
※チケット購入前に、必ず公式情報をご確認ください
公式サイト:チケット情報
チケットは「前売り・当日」「一般・学生」などで料金が変わります。SCRAPさんの公演で最近設定されていた「ハイシーズン料金」が、今回はありませんでした。土日祝日関係なく、同じ料金のようです。久しぶりの1チーム6人で、1回の参加人数が多いことも関係しているかもしれませんね。
グループチケット以外では、当日、運営側が1チーム6人のマッチメイクをします。複数人で参加した場合でも、チームが別々になってしまうことがあり、注意が必要です。
グループチケットは、1~6人で1つのテーブルを貸切りにできます。6人MAXで参加すると、1人当たりの料金が一般チケットより若干安くなりますね。
また、特典付き前売り券では以下の内容が付いてきます。グループチケット購入時は、特典が何セット必要か選択することが出来ます。当日券に特典付きはありません。
《特典内容》
・捜査キット(本編アフターストーリーの謎解き)
・パスケース 約120×160mm
・ボールペン 約14cm
・ID風カード 約55×85mm
・IC風カード 約55×85mm
概要のまとめ、注意事項
ココがポイント
《概要のまとめ》
・FBI特別捜査本部「BTF(ブラッドタスクフォース)」の一員となり、東京に仕掛けられた爆弾解除と事件の真相を追うストーリー
・端末(ゲーム用タブレット)で、架空の捜査システムを駆使。謎解きだけでなく推理力が問われる内容
・コナンや赤井秀一など、撮り下ろしボイスの映像演出。会場MCとの連携で臨場感の高い演出も見所
《注意事項》
・グループチケット以外では、複数人での参加時にチームが分かれてしまうことあり
・小学生、中学生のみでの参加不可。20歳以上の保護者同伴が必要
脱出成功率や謎解きの特徴は?
特徴「謎解きだけではクリアできない、推理力フル回転!」
今回の謎解きは、FBI捜査官という設定に沿ったもので、唐突に出題される「クイズ」を解くといったことはありません。犯人の目撃情報や証拠品から足取りをたどったり、犯行グループの連絡に使われている暗号を解読するといったシチェーションに謎解きが絡められている感じでした。
そして、パズルやクイズといった謎を解くだけではクリアすることが出来ず、推理力、分析力、不測の事態に対応する力といった「捜査官」に必要なものが総合的に問われる機会が多かった印象です。
特に序盤の展開では、複数の情報や証拠品から、チームメンバーが役割分担して捜査を進める必要があり、自分が追った内容をチーム内で情報共有し、推理のすり合わせをしておくことが後々の展開で非常に重要になりました。
また、捜査では複数の「FBI捜査システム」を使うことになります。例えば、指紋照合システムで証拠品についた指紋から人物を特定するといったこと(これはネタバレを防ぐ例示で、実際のゲームには使用されていません)をしますが、端末タブレットは各チーム1台配布のため、捜査分担時は、もどかしい思いをします。焦らず譲り合って使用することも大事ですね。
序盤~中盤にかけては公式ヒントが用意されています。躓いて先に進めない時は、適宜使用した方が、ゲーム全体としては満足度が上がるプレイができると思います。但し、ヒント使用はチームメンバー全員の了承のもとで行いたいですね。
最後の謎「迫るカウントダウン、捜査官の力量が問われている」
終盤の展開では、爆弾が爆発するカウントダウンが迫る中で、捜査官としての力量が試される内容でした。まさに名探偵コナンの世界感に相応しい難問です。
漠然と「爆弾を止める」というゴールは見えるものの、その為に何をしたらいいのか? といったことがハッキリとは示されません。小さな違和感に気が付き、事件の真相に迫る高い洞察力が必要だったと思います。
会場が、FBI特別捜査本部であるというリアリティを持つことも大事かもしれません。
また、今回、制限時間終了後の解説もゲーム演出に含まれています。最後の最後まで気を抜かずに「FBI捜査官」になりきって楽しみたいですね。
リピート参加キャンペーン
今回のコナン脱出では、グループチケットを買って、2回目以降の参加をしよう! というキャンペーンをしています。リピート参加の特典として、「赤井からのメッセージカード」が貰えます。
《メッセージカードを貰う条件》
・2回目以降はグループチケット参加のみ可(ネタバレ防止のため)
・1回目終了時に配布されるチラシを受付で提示
・1回目終了時に案内のある注意事項を守る
メッセージカードにどんなことが書かれているのか・・・とても気になりますね!
脱出成功率、攻略コツまとめ
ココがポイント
《脱出成功率》
・脱出成功率:14%(管理人参加回、21チーム中3チーム脱出成功)
※高校生以上のプレイが想定されており、難易度高め。パズルやクイズといった謎解き以外に推理力や分析力が必要。
《攻略のコツまとめ》
・序盤の展開では役割分担して捜査を進めよう。捜査端末(タブレット)は譲り合って使用
・役割分担した捜査内容は、チーム内でしっかり情報共有しよう
・会場が特別捜査本部、自身がFBI捜査官であるリアリティを持ってプレイしよう
・最後の謎では、小さな違和感に気が付き、成すべき事を考えよう
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
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実際に遊んでみたリアルな感想
感想「映像と会場MCが連携、高い臨場感でFBI捜査官になりきれる」
例年、名探偵コナンの映画とコラボするリアル脱出ゲームは、高い難易度と新しいことに挑戦する制作側の意気込みが感じられますが、昨年の延期により2年待ち望んだ「会場で開催される新作コナン脱出」は、期待を裏切らない内容でした。
正直、とても難しかったです。過去2回続けてコナン脱出を成功していたメンバーで挑みましたが、今回はクリアすることができませんでした。単純な「謎解き問題の難しさ」ではなく、捜査官に必要とされるような「総合的な対応力」が足りてなかったな~と思いました。
結果は残念なものとなりましたが、とても興奮して熱気の感じられる時間を過ごすことができました。特に印象的だったのは、会場演出の臨場感です。司会進行者も物語世界の一員で、オープニングやエンディングにはしっかりとした脚本がありました。映像演出と会場司会の連携もスムーズで「カッコイイ!」と思え、FBI捜査官としての気分が盛り上がりました。
これぞ、リアル脱出ゲームならではの「物語体験」。自身が物語の登場人物となって感情移入できる体験型謎解きの最高峰を名探偵コナンで行えることは、特別で贅沢な体験だったな~と思います!
それでは、最後まで記事をご覧頂き、ありがとうございました!
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