こちらの公演は開催期間を終了しています。過去イベントの記録資料としてご活用ください。
公演まとめ
公演名 | 東京ミステリーパレスからの脱出 |
公演のスタイル | 公演 ホール型(4名/チーム) |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 30%(管理人参加時点での平均) |
制限時間 | 60分(所用時間 2.5時間程) |
特に必要となる力 | 情報分析力、チームワーク |
参加料金 | 前売り一般3,400円、前売り学生2、900円 ※全て税込み、グループチケット有り |
公演情報 | リアル脱出ゲーム×ペルソナ5「東京ミステリーパレスからの脱出」~謎を解き、心(オタカラ)を盗め~ |
※ご注意:開催期間は、公演情報から公式サイトをご確認ください。
公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
こんな方におすすめ
- ゲーム「ペルソナ5」の世界観をリアルに体験してみたい!
- 来週末にリアル脱出ゲームしたいけど、まだ買えるチケットありますか?
- 6人も集めるのは大変だけど、友達4人ならグループチケット買えます!
目次
はじめに(全体感)
東京ミステリーサーカスで開催中の「東京ミステリーパレスからの脱出」にチャレンジしてきました。管理人の結果は「脱出成功」です。悪党の心(オタカラ)を盗みだし、心の迷宮「パレス」から無事に生還しました。
オタカラ? パレスとはいったい? と思われる方もご安心ください。今回の公演はゲーム「ペルソナ5」とのコラボです。原作ゲームのシステムを脱出ゲームとして再現しながら、リアル脱出ゲームならではの良さも表現した、王道とも言うべき内容でした。
ペルソナ5とは?
プレイステーション3、4で発売されたロールプレイングゲームです。
プレイヤーは高校生活を送りながら、世直しのために「怪盗」となって、卑劣な大人達の心に忍び込みます。盗み出す対象「オタカラ」は、悪党が心に宿した欲望や憎しみが変化したもの。「パレス」と呼ばれる迷宮と化した心の世界で、プレイヤーは「オタカラ」を盗み、悪い大人を改心させるために奮闘します。
プレイヤーは「ペルソナ」と呼ばれる異能力を使用することが出来ます。
それは潜在意識に隠されたもう一人の自分。炎や電撃を放つ等、その能力は人によって様々です。
今秋、新たな要素が追加され、完全版とも言うべき内容で生まれ変わったペルソナ5ザ・ロイヤルがプレイステーション4で発売予定です。
管理人は原作ゲームをプレイしたことがありませんでしたが、十分に楽しめました。スタート前にゲームについてしっかり説明してもらえます。また、ペルソナ5の世界観やシステムが、リアル脱出ゲームと相性がとても良かったです。違和感なく、謎解きに集中することが出来ました。
今回は4名からなるチーム制です。4名が必ず同じチームになれるグループチケットも、いつもの6名と比べると買いやすいですね。気心の知れた謎解き友達とチャレンジすれば、より盛り上がること間違い無しです!
東京ミステリーサーカスの小ホールが会場となり、1回の公演で21チーム前後が参加するため、ゲーム中かなり周囲が窮屈でした。また、管理人は少し遅れて受付をしたのですが、通されたテーブルが一番後ろになってしまい、前方スクリーンがはっきり見えなくなってしまいました。
後方チーム用に、会場両サイドに小さなモニターが用意されていましたが、これも見にくかったです。狭い会場では手荷物を少なめにして、開演時間15分前の開場までに余裕をもって行くといいと思います。
ポイント
・原作ゲームを知らなくても楽しめる!
・4名1チームのためグループチケットが買いやすい
・受付は早めに済まして、前方のテーブルを確保しよう
前説明~スタート コラボ脱出恒例のアレ!
スタート前に、ペルソナ5の世界観、システム、キャラクターについて丁寧な説明がありました。受付で配布されるゲーム概要にも書かれている内容ですが、ペルソナ5をプレイしたことが無い人は、ここでしっかり理解を深めておきましょう。
登場する4人のキャラクターを4人でそれぞれ役割分担する事になります。思い入れのあるキャラクターや、使ってみたいペルソナの能力等、司会者さんの説明が始まる前に決めておくと、後々スムーズですね。
そして、最近、ポケモン脱出など他の公演でもお馴染みになりつつある「キャラクターに成りきる練習をしよう!」のコーナーがあります。自分のペルソナを呼ぶポーズをバッチリ決めて、テンションを高めましょう! スタートしてからも適宜、このポーズを使用していく事になります。
これらゲームシステムの説明とペルソナの練習で、それなりに時間をかけるため、全体の所要時間が他のリアル脱出ゲームと比べると長めになっています。
序盤 チームメンバーの足並みを揃えよう!
今回、キャラクターによる役割分担はあるものの、謎解き部分に関してはみんなで1つの問題を考えていく機会が多いです。手持ちの情報も煩雑としているため、今何をしているのかの共有を上手くしていかないと、置いてきぼりになる人が出てしまいます。
いざ問題に詰まった時、三人よれば文殊の知恵(今回は4人ですが)となるためには、いつもより意識して、全体像をみんなで把握し、参加者全員の認識レベルを合わせた進行をする必要があります。どの問題で、誰がひらめくかわかりません。何よりその方が楽しいですね。
途中、チームメンバー揃って、いくつかのチェックポイントへ行きます。そのような時に、他のチームも同じタイミングで来てしまい「大行列」が生じる事がよくありますが、今回は並んでいてもサクサク進み、そんなに時間のロスは感じませんでした。会場は狭いので、慌てずに落ち着いて行動しましょう。
中盤 オーソドックスな謎解き&ひらめき
いくつかのチェックポイントを通過していくと、次第に問題の難易度が上がっていきます。
オーソドックスな謎解きばかりではありましたが、ひらめきが訪れないと難しいものもあります。解く手がかりは自分達が見ているもの、見ることの出来るものの中に必ずあります。広い視野を持ちましょう。
またヒントも用意されています。詰まってなかなか先に進めない時は、チームメンバー了承のもとヒントを活用した方が、後々の展開を楽しむことが出来ると思います。
終盤 落ち着いて情報分析を
ペルソナ脱出の終盤は、特に情報過多の状態になります。落ち葉を隠すなら森に隠せ、といった状況です。
時間が無いのは確かですが、焦っても余計に混乱してしまうだけなので、冷静に情報を整理して分析しましょう。
いかに必要な情報を見いだして分析、推理、ひらめきへと繋げられるかが脱出成功のポイントになります。慌ててしまい、本当に必要なものを見落としてしまうのが、一番後悔する事態になります。
管理人は、刻々と迫る制限時間に気が焦るあまり、何度も深呼吸をしました。友人からは「過呼吸か」と突っ込まれてしまいましたが・・・。
攻略のコツまとめ
攻略のコツ
・ペルソナ5のキャラクターになりきって、それぞれの能力を把握しよう
・1つの問題をみんなで考える事が多い。問題や情報をうまく共有
・情報過多になっても冷静に。本当に必要な情報を見つけ出そう
最後に感想
東京ミステリーパレスからの脱出、管理人が参加した回は、なんと脱出成功率が62%(13組成功/21組中)と、とんでもない成功率の高さでした(司会の方の話では、平均30%程度と言っていましたので、記事の表記はそれに合わせています)
しかし、簡単だったかと言えば、そうでも無かった印象です。途中の謎から最後まで「王道のリアル脱出ゲーム」の内容だったので、慣れている人には、取組みやすかったのかなあとは思いました。
また、今回、ゲーム概要やキャラクター紹介の書かれた用紙等の紙類を含めて、全てのものが持ち帰り禁止でした。ご注意ください。
ストーリーや謎解きの内容は、とても楽しかったです。ファンの方には嬉しいオリジナルキャラクターのフルボイスでオープニングやエンディングが語られるのも豪華でした。東京公演しかないのが、もったいないくらいです。管理人はペルソナ5をプレイしたことが無かったのですが、終わった後は、実際のゲームもやってみたいなあと思えました。そのためにはプレイステーション4を買わないといけないのですが・・・Nintendo Switchでも出して欲しいです!
1日の公演回数が比較的多く、開催期間も長いので、1週間先の週末チケットが取れる状態です。グループチケットも取りやすいので、ぜひ、お友達と一緒に東京ミステリーパレスにチャレンジしてはいかがでしょうか。自分の知らなかったもう一人の自分「ペルソナ」に出会えるかも知れませんね。

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どうかなるべく多くの皆さんに、謎が解けた瞬間のあの歓喜の時が訪れますように!