攻略データ
公演名 | 呪われた廃工場からの脱出-命がけのかくれんぼ-(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演ルーム型(2〜4名/チーム) |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 公表なし |
制限時間 | 30分(所要時間40〜80分) |
特に必要となる力 | 注意力、観察力、冷静さ、ひらめき力 |
公式ヒント | あり(タブレット端末に表示) |
参加料金(税込) | 《前売り(平日)》 4人チーム 10,000円 3人チーム 9,000円 2人チーム 7,000円 《前売り(土日祝)》 4人チーム 11,200円 3人チーム 9,900円 2人チーム 7,600円 ※チケット詳細は、記事参照 |
公演情報 | 【公式】リアル脱出ゲーム×お化け屋敷「呪われた廃工場からの脱出-命がけのかくれんぼ-」特設サイト |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- お化け屋敷プロデューサー五味弘文と、リアル脱出ゲームのSCRAPがコラボレーション
- 這って、隠れて、逃げる! アクティブに楽しめる命がけのかくれんぼ
- お化け屋敷がちょっと苦手な人でもプレイしやすい!? 謎解きゲーム
-はじめに-
今回の記事は、ホラー系リアル脱出ゲーム「呪われた廃工場からの脱出-命がけのかくれんぼ-」にチャレンジした攻略レビューをお届けします。
お化け屋敷とリアル脱出ゲームのコラボは、過去に幾つか制作されています。その多くを人気のお化け屋敷プロデューサー「五味弘文」さんが手掛けており、今回も五味さんによる「怖さ」のツボを押さえた演出が見所でした。
難易度や所要時間といった攻略に役立つデータや、お化けと「かくれんぼ」をする今回の謎解きの特徴や見所など。気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
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リアル脱出ゲーム×お化け屋敷「呪われた廃工場からの脱出」の概要
概要「ホラー演出のある謎解きゲーム、アクティブに楽しめる」
ある日、あなたのもとに一通の手紙が届く。
「私を助けて。私はまだあの廃工場にいるの」
それは幼い頃に亡くなったはずの幼なじみの女の子からの便りだった。
昔よく遊んでいた廃工場では、奇妙な噂が流れていた。
まさか、少女の霊があの廃工場で成仏できずにいるのか…?
「絶対にお兄ちゃんに見つかったらだめ」
手紙の内容に不安を感じながらも、あなたは少女の霊を救うため、廃工場を訪れた…。
「呪われた廃工場からの脱出」の導入ストーリーは上のようになっています(公式サイト掲載ストーリーを要約)
今回のリアル脱出ゲーム、最大の特徴は何と言っても、人気お化け屋敷プロデューサーが仕掛けるホラー演出です。スタッフさんが扮する「お兄ちゃん(お化け)」が実際に襲ってきます。お化けの手を逃れ、少女を成仏させる方法を見つけ出すことが目的でした。
とは言え、ゲームとしては「謎解き」が主な内容になります。部屋を探索して手がかりを見つけ、クイズやパズル、暗号といった問題を解くことで、先の部屋へ進めるようになったり、最終的に少女を成仏させる方法を見つけることができました(謎解きの詳細は、後述をご覧ください)
また、会場となる「東京ミステリーサーカス3F」は、以前、リアル潜入ゲームが開催されていたエリアです。その頃の設備も一部再利用され、物影に隠れたり、時には床を這ったりしながら、アクティブにプレイするシーンがあることも特徴的でした。
所要時間の目安(ゲーム制限時間など)
ゲームの制限時間:30分
(受付から終了までの所要時間 40〜80分程)
コンティニュー制有り
(1回500円 → 制限時間 5分延長)
ゲーム受付は、東京ミステリーサーカス3Fカウンターで、同時間に最大12チームがプレイする内容。先着順で受付(チケット確認)後、整理券が手渡され、各チームが順次スタートしていくシステムでした(他チームと協力することはありません)
その為、チケット記載時刻がゲームスタート時間になりません。混雑状況によっては、30分以上待つ可能性があります。私の場合、12チーム中の整理券ナンバー7番、受付前後で20分ほど待ち時間がありました。開始時刻直前は、受付前が非常に混雑していたので、少し早めに行くのがいいかもしれませんね。
ゲーム制限時間は「30分」です。各チームには、タブレット端末が配布され、制限時間のカウントや途中キーワードの報告、ヒント閲覧は、このタブレット上で行ないました。私たちは4人チームで挑み、無事脱出成功することができましたが、ゲーム本編にかかった時間は25分程でした。
全体の所要時間は、混雑状況やコンティニュー(詳細は、後述をご覧ください)次第で大きく変わりますが、受付から終了まで40~80分くらいがひとつの目安になると思います。私たちの所要時間は、約60分でした。
コンティニューについて
今回「コンティニュー」が用意されています。制限時間カウントアップ後、1人500円で5分延長させることができます。但し、いくつか注意点があります。
《コンティニューの注意次項》
・コンティニューはチーム全体で行う
(一部メンバーだけのコンティニュー不可)
・コンティニューはタブレット端末で行う
・制限時間終了後、コンティニュー選択可能時間「30秒」
※事前にチーム内で相談して決めておくと良い
・混雑状況により、コンティニュー回数が制限される場合有り
・コンティニュー料金は、ゲーム終了後に後払い(現金のみ)
延長時間5分は短く感じるかもしれませんが、今回のゲームをプレイした体感として、終盤5分の延長はかなり大きなアドバンテージになると思います(脱出成功を保証するものではありませんので、ご注意ください)
チケット情報
チケットは、2~4人のチームチケットのみの販売となっています。当日、知らない人とチームを組むことはありません。ゲームの性質上、1人で参加することはできませんので注意が必要です。
また、「前売り・当日」「平日・土日祝(大型連休期間含む)」などで料金が変わります。学生料金の設定はありませんでした。
平日 | 土日祝 | |||
前売り | 当日 | 前売り | 当日 | |
2人チームチケット | 7,000円 (1人3,500円) | 7,600円 (1人3,800円) | 7,600円 (1人3,800円) | 8,200円 (1人4,100円) |
3人チームチケット | 9,000円 (1人3,000円) | 9,900円 (1人3,300円) | 9,900円 (1人3,300円) | 10,800円 (1人3,600円) |
4人チームチケット | 10,000円 (1人25,00円) | 11,200円 (1人2,800円) | 11,200円 (1人2,800円) | 12,400円 (1人3,100円) |
※ 間違いがないよう記載しておりますが、変更等の可能性もあるため、必ず公式サイトの情報をご確認ください
公式サイト:チケット情報
概要のまとめ、注意が必要に感じたこと
ココがポイント
《概要のまとめ》
・ホラー演出を取り入れたリアル脱出ゲーム。ゲームの主な内容は謎解き
・旧リアル潜入ゲームの設備再利用、逃げたり、這ったりするアクティブなシーンも
・1人1回500円で、制限時間5分延長のコンティニュー制有り(詳細はこちら)
《注意が必要に感じたこと》
・2~4人チームチケットのみの販売(1人参加できない)
・動きやすい服装、歩きやすい靴で(ハイヒール不可)
※受付でクロックスの貸出有り
・会場内へ荷物の持込み不可(スマホ、手荷物は専用の無料ロッカーへ)
・小学生未満の参加不可、小学生は20歳以上の保護者同伴(プレイ人数に含める)
・中学生同士のみの参加は、保護者の同意書が必要
※公式サイトの注意事項から、同意書がダウンロードできます
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「一般的なクイズやパズル×手軽な探索」
ゲーム進行は、部屋を探索して手がかりを見つけ、次の部屋へ進むために必要な「キーワード」や「暗証番号」を問題を解いて導き出す流れでした。
ルームタイプの脱出ゲームと似ていますが、探索の難易度はさほど高くなく、部屋の中を闇雲に探し回るといったことはありませんでした。一部の部屋では、他のチームも同じように謎解きや探索をしており、フリー利用できる机が用意されていました(椅子は無し)
出題される問題は、一般的なクイズやパズルに、一部ひらめきや推理要素のある内容でした。謎解きに慣れている人であれば、制限時間に余裕をもって、終盤まで辿り着ける難易度だったと思います。
また、公式ヒントも用意されており(タブレット端末で閲覧)、活用することで、謎解きに不慣れな方でも、十分に制限時間内で終盤までたどり着くことが出来ると思います。
攻略のコツは、手に入れたアイテムを隅々までよく観察してみることでした。
最後の謎「無意識に働く恐怖心に打ち勝てるか?」
終盤は、プレイヤーの予想を裏切る展開で、ホラーゲームに相応しい絶対絶命のピンチが待ち構えていました。緊張感を煽られる演出の中、冷静に対処できるかどうか…最高に盛り上がる内容です!
最終問題を攻略するポイントは3つあったと思います。
・冷静に状況把握と目的の共有を行おう
・チーム連携を迅速に行おう
・無意識に働く恐怖心に打ち勝とう
最終問題では、出来ることが限られており、正解にたどり着くことは決して難しくなかったと思います。ですが、焦る気持ちと恐怖心が、曇りガラスのように目を霞ませているかもしれません。
難易度の目安、攻略コツまとめ
ココがポイント
《難易度の目安》
・中学生上のプレイが想定された難易度
・謎解きに慣れていない人でも、ヒント活用で終盤までたどり着ける
《攻略のコツまとめ》
・手に入れたアイテムは隅々までよく観察しよう
【終盤のコツ】
・冷静に状況把握と目的の共有を行おう
・チーム連携を迅速に行おう
・無意識に働く恐怖心に打ち勝とう
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「お化け屋敷がちょっと苦手な人でも友達とワイワイ楽しめるかも」
今回はお化け屋敷をテーマにした内容ですが、ゲームの主な部分は「謎解き」でした。
その為、問題を読んだり解くのに必要な最低限の照明は確保されていて、本気のお化け屋敷に比べると明るい部屋が多かった印象です(とは言っても暗がりではありますが)
また、ホラー演出部分と、謎解き部分のメリハリも効いており、「お化けが襲ってくるかも!?」と身構えや、心構えもしやすかったです。
お化け屋敷に興味はあるけど、めちゃくちゃ怖いのはちょっと…と感じる人が、プレイしやすい内容だったと思いました。最大4人チームで挑めるのも心強いですね。但し、ホラーや驚かされる演出は一切ダメ! という人には向いていません。びっくりさせられたり、緊張を煽るシーンは幾つもあるので、ご注意ください。
一方、ガチのお化け屋敷を期待してしまうと、ちょっと肩透かし気味かもしれません。五味さんがプロデュースしている他のお化け屋敷に比べると、怖さはマイルド。謎解きも手軽なレベルで、高難度の脱出ゲームへ果敢に挑む! といった内容でもありませんでした。
親しい友人同士で、ホラー要素のある謎解きゲームを気軽にプレイするといった楽しみ方が想定されているのかなあと思います。公演回数や一度の参加人数も多めに設定されているので、チケットが買いやすいのも嬉しいですね。
会場は元々「リアル潜入ゲーム」が開催されていた場所。以前の設備も一部利用しながら、頭だけでなく身体も使ってアクティブに楽しめるリアル脱出ゲームでした。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!