【攻略、感想レビュー】時限爆弾からの脱出（ネタバレ無し）

－はじめに－
今回の記事は、6人1チームで爆弾解除班になりきるリアル脱出ゲーム「時限爆弾からの脱出」にチャレンジした攻略レビューをお届けまします。

爆弾に見立てた巨大風船が、実際に目の前で膨らみ続けるプレッシャーに思考回路も大混乱。友達とワイワイ盛り上がれる謎解きゲームでした。

全体の所要時間や難易度といった攻略に役立つデータや、演出の見所や謎解き部分の特徴など。気になる情報を徹底紹介しています。

下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。

リアル脱出ゲーム「時限爆弾からの脱出」の概要

概要「テーブル中央で膨らみ続ける風船、プレッシャーに打ち勝て！」

とあるビルに仕掛けられた時限爆弾。
爆弾処理班として、解除を任命されたあなたの目の前で、爆弾が異変を始める。

「この爆弾どんどん大きくなっていないか？」

爆発まで残された時間がどれだけあるかもわからない。
目の前で爆弾が膨らみ続ける極限状態の中で、解除コードを導くことができるだろうか！？

リアル脱出ゲーム「時限爆弾からの脱出」の導入ストーリーは、上のようになっています。

特徴は何と言っても、テーブル中央で膨らみ続ける巨大風船を爆弾に見立てた演出！　設置されたトゲに向かって膨らむ風船がいつ破裂するのか･･･パンパンになった風船を目の前にするプレッシャーは、想像以上に大きく、スリル満点の内容でした。

また、参加者全員にオリジナルの「フェイスシールド」が配布され、プレイ中はそれを装着して爆弾解除に挑みます。感染症予防のご時世から着想を得ていると思いますが、爆弾処理班になった臨場感を高めてくれました（フェイスシールドは持ち帰り可）

謎解きの内容は、爆弾の解除コードを導く「暗号解読」になっており、ひとつひとつの問題は決して難易度の高いものではありませんでしたが、冷静さやチーム連携が試されるものが多く「風船爆弾のプレッシャーの中でいかに落ちついた行動をとれるか？」といった爆弾処理班らしいものでした（謎解きの詳細は、後述をご覧ください）

 

制限時間、所要時間の目安

制限時間：約60分（風船が破裂するまで）
解説含めた所要時間：約100分

制限時間は約60分です。但し今回は、明確なタイムカウントではなく「風船が破裂するまで」というアナログな時間設定になっていました。風船が膨らみ始めるタイミングもチーム毎に違いがあります（謎解きの進捗状況による）

そのため、全てのチームの風船が破裂し終わるまでに多少のズレがあり、会場内が一斉に「はい、ここまで！」とはなりませんでした。あくまで、チームごとに目の前の風船が破裂するまで。謎解きの進捗で、風船の膨らむスタートが異なるため、不平等感は感じませんでした。

ゲームスタート前の説明、終了後の解説も含めた全体の所要時間は「約100分」でした。公式サイトで案内されている時間も100分で、想定時間通りでした。

チケット情報、注意事項など

チケットの種類は「前売り・当日」「一般・学生」「平日・土日祝」などで料金が変わります。当日、運営側が1チーム6人のマッチメイクをします。

また、今回6人までのメンバーが必ず同じチームでプレイできるグループチケットの販売もあります。グループチケット以外では、例え6人で参加しても別のチームに分かれてしまう可能性があります。

グループチケットを利用することで、1チーム6人未満でプレイすることも可能ですが、難易度が大きく跳ね上がると思われます。1チーム4～5人程度が限界ではないでしょうか（6人未満の場合は、風船を割る固定トゲの位置調整で、制限時間を伸ばしているようでした）

※学生チケット購入時は、入場の際に学生証の提示が必要となります　

公式サイト：チケット情報

概要のまとめ

難易度や謎解きの特徴は？

特徴「チーム内で手分けする問題多め、連携がキーポイント」

今回、風船爆弾のエアー供給を止めるための「解除コード」を導くことがゲームの目的になります。そのため「暗号解読」、特に「パズル系問題」が多い印象でした。ジグソーパズルのようにピースを当てはめたり、記号やイラストを用いた直感的な問題です。

ひとつひとつの問題の難易度は高くありませんでしたが、数量が多く、チーム内で手分けする必要があります。テーブル全体が「爆弾の解除装置」という設定で、座る位置によって解く問題も若干異なります。

そのため、誰かひとりが謎解きに躓くとスムーズにいきません。ただ、皆同じような問題を解いているので、難しいと感じたらすぐ両隣に助けを求めるのがコツでした。考え方を共有するのはもちろん、実はその問題は、チーム内の他の席の情報が必要ということもあり得ます。

また、ゲーム開始前に「伝令係」「整理整頓係」など、役割分担を決める演出があります。殆どが直接謎解きと関係しない内容ですが、「マニュアル読み上げ」係の人だけは、文章を読むのが上手い人が適しています。文章をわかりやすく正確に伝え、「今、何をしないといけないか」を落ち着いて説明できる人がいいと思います。

細かな小問題については、ゲーム時間の経過に伴ってヒント映像が会場スクリーンに流れます（一部の問題はカード式ヒントも有り）ヒントが流れた段階でその問題が解けていない場合は、進捗が遅れています。有効にヒント活用した方が、ゲーム全体が楽しめると思います。

最後の謎「愉快犯が仕掛けたトリックを見破れ」

目の前で風船が膨らむプレッシャーは、想像以上でした。普段なら解けているハズの問題が、思考が乱された結果、難問に様変わりします。一番の攻略のコツは、目の前の風船を無視するくらいの「度胸」かもしれません。

特に最後の最後、黄色い風船爆弾の解除キーを導くためには、そこまでのパズル問題から一転して、高い「ひらめき」が試されます。ひらめきをたぐり寄せるには、冷静にゲーム全体を俯瞰（ふかん）する必要もあります。慌てていたり、破裂しそうな風船に及び腰になってしまっては、爆弾処理班としての仕事をコンプリートできませんね。

爆弾を仕掛けた者は愉快犯です。爆発そのものが目的ではなく、この状況を楽しんでいます。犯人の思考や行動パターンを推測して、不可能を可能に変えるトリックを見破るのがポイントでした。

脱出成功率（難易度の目安）、攻略コツまとめ

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実際に遊んでみたリアルな感想

感想「風船のプレッシャーがえげつない、悲鳴と歓声が入り交じる」

ゲーム最中、ずっとチームメンバーの「悲鳴」と「歓声」が乱れ飛ぶ、何とも賑やかなプレイになりました。

制限時間のあるリアル脱出ゲームは、通常でも時間に追われるハラハラはかなりなものですが、風船爆弾のドキドキが加わることで、一段とエキサイティングな体験になりました。終わる頃にはかなりヘトヘトでしたが、それだけ楽しい時間が過ごせたということだと思います。

テーブルの真ん中で風船が膨らんでいく様は、見た目のインパクトも絶大で、どんなグループも盛り上がること必至。但し、サイズもなかなかの大きさで、破裂してしまった時の音も大きめなので、苦手な方はちょっと注意が必要です。

6人の友だち同士でグループチケットを利用してもいいですし、当日のチームマッチングで謎解き好き同士、偶然の交流を楽しむのにも風船爆弾は最高のアクセントになりますね。

リアル脱出ゲームで新鮮な体験をしたい方や、初めての人を誘って遊ぶのにも、興味を惹きやすい内容かなあと思います。

それでは、最後まで記事をご覧いただきありがとうございました！