以下の公演は開催期間を終了しています。過去イベントの記録資料としてご活用ください。
公演まとめ
公演名 | フシギ書店の謎めく物語(タカラッシュ!) |
公演のスタイル | 施設周遊型(推奨:1~4名) |
難易度 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆(10段階評価) |
移動距離 | 丸善店内 |
実際に要した時間 | 50分(報告可能時間10:00~20:30) |
特に必要となる力 | 読解力、注意力 |
キット購入料金 | 無料(丸善店内で配布) ※プレイにはスマホアプリ「honto」のダウンロードと会員登録必要(無料) |
公演情報 | 丸善名古屋本店(開催中)※丸善日本橋店での開催は終了しています フシギ書店の謎めく物語|リアル宝探し・謎解きならタカラッシュ! |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
こんな方におすすめ
- 書店の雰囲気を楽しみながら、本を探すわくわくを体験したい
- 無料の謎解きなのに、キット類が凝っていて仕掛けが楽しい!
- 謎解きをクリアして、お得なクーポンもゲット
-はじめに-
東京駅から歩いてすぐ、丸善日本橋店で開催されている施設周遊型の謎解き「フシギ書店の謎めく物語」へ、実際にチャレンジしてわかった攻略のコツやおすすめのポイントを体験レポートでお届けします。
※現在、丸善名古屋本店で開催中です。丸善日本橋店での開催期間は終了しています。管理人は日本橋店での参加だったため、記事の内容が名古屋のものと一部異なる可能性がございます。
率直でリアルな感想や、日本橋丸善のおすすめカフェ情報など、参加を検討されている人に役立つ情報を盛り込んでいます。下の目次より、気になった部分だけご覧いただいても理解出来る記事になっています。
「フシギ書店の謎めく物語」の概要と特徴
イベントの概要
「フシギ書店の謎めく物語」は、都市型書店である日本橋丸善で行われる施設周遊型の謎解きです。施設の展示物や本検索機を使用したり、書籍アプリ「honto」でオリジナル小説を読みながら謎解きを行って行きます。
都市型書店の洗練された雰囲気や、本を探すわくわくを感じることができました。本棚にずらっと並んだ書籍の背表紙や、迷路のように入り組んだ様子など、本屋さん特有の空気感って、本好きにはたまらないですよね。
無料でプレイできる謎解きですが、キット類もしっかり手がこんでいて、体験型謎解きならではの「まさか!」や「びっくり!」する要素がきちんと織り込まれていました。
しかも、謎解きをクリアすると「honto」アプリで使用できる「500円クーポン」が貰えてしまいます。無料で楽しめたうえに、こんなにお得でいいんですかねえ。タカラッシュ! ファンには嬉しいデジタルアイテムの配布もあります。
「フシギ書店の謎めく物語」の特徴をまとめると次のようになります。
特徴のまとめ
ココがポイント
・都市型書店の雰囲気や、本を探すわくわくがある
・探索は、丸善日本橋店内のみ(雨天可)
・展示物や実際の本検索機も使用しながら探索
・書籍アプリ「honto」でオリジナル小説を読みながら謎解き
(アプリのダウンロードと会員登録が必要。いずれも無料)
・コンテンツ無料、クリアで500円クーポンゲット
・難易度は気軽にできるレベル(所要時間60分前後)
・書店内の通路は狭いため、1~4人程度の少人数で参加がおすすめ
書籍アプリ「honto」は、kindleアプリやLineマンガ等を使用したことのある人は、同じようなものと思って間違いないです。スマホで書籍の検索、購入、閲覧までのサービスを提供してくれるアプリです。
※現在、丸善名古屋本店で開催中です。丸善日本橋店での開催期間は終了しています。管理人は日本橋店での参加だったため、記事の内容が名古屋のものと一部異なる可能性がございます。
会場となる「丸善日本橋店」の最寄り駅は東京メトロ「日本橋駅」になりますが、東京駅八重洲口からも歩いて5分ほどでした。便利な方を選択できますね。
書店内1Fのフリーペーパーを置いている柱近く又はレジカウンターで謎解き冊子がもらえます。レジカウンターでは、ペグシルも貸してもらえるので筆記具を忘れた方は活用できます。
どんな世界観なの?
「願いを叶える本を求めて」
この書店には、願いを叶える本がある――。
創業150年を越えるという「丸善日本橋店」
古い本屋さんには不思議な逸話が1つや2つあってもおかしくないものです。
「願いを叶える本」の噂をたよりに、「不思議な注文カード」や「奇妙なしおり」といったアイテムを使用して、まるで本の世界を1つ1つ渡り歩いていくような気分にさせてくれる世界観でした。
「願いを叶える本」とは何なのか? 幻の本を探すだけではなく、この本屋さんに隠された秘密を紐解いていくストーリー展開です。現代は夢を追うことを諦めがちなことばかりですが、前向きで優しい気持ちになれる、そんなお話でした。
ストーリーまとめ
ココがポイント
・「願いを叶える本」と「本屋さんの秘密」を紐解く物語
・「不思議な注文カード」や「奇妙なしおり」といった本の世界を感じるアイテム
・読み終わった後に前向きで優しい余韻が残る
謎解きの特徴は?
「本屋さんらしい工夫ある謎解き」
謎解きには書店内を探索する必要があります。ただヒントを集めまわるだけではなく、展示物や備品の持っている情報を上手く使いこなしていきます。この本屋さんでないとできない謎解きだあと思えます。
周遊で一番盛り上がるのは、謎を解くことで判明する「架空の書籍名」を実際の本検索機を使って検索する部分です。書店内のどこにあるかを調べ、その場所へ探しにいくことになります。とても新鮮な体験でした。
また、途中で手に入る「奇妙なしおり」を使用した謎解きは、アナログならではの「まさか」や「びっくり」を感じることができます。無料なのに作りがしっかりしているなと思いました。
序盤~中盤まで、1つ1つのステップで読み解くストーリーの分量はさほど多くありません。ただし、店内の座るスペースが限られているため、立ったまま問題を解けるように、バインダーがあると便利でした。
後半は書籍アプリ「honto」で物語に隠された秘密を解き明かします。この部分は落ち着ける場所で取りかかる事をおすすめします。
全体的に謎解きの難易度はさほど難しくありません。お子さんが小学生の親子で参加してもいいように思いました。本好きのお子さんはきっと楽しめます。管理人は50分ほどでクリアすることができました。
攻略のポイント
ココがポイント
・立ったまま謎解き → バインダーがあると便利
・実際の本検索機を使って書店内を探索
・「奇妙なしおり」はアナログ問題ならではの使い方
・「honto」で小説を読み始めたら終盤 → カフェなど落ち着ける場所で
実際に参加してみたリアルな感想
感想「本と本を渡り歩くような優しいお話」
謎を解き読み進めていくストーリーは、物語の世界を渡り歩いていくような不思議な感覚で、最後には優しい気持ちになれるお話でした。夢を追うことを肯定してくれる、前向きなメッセージが微かな余韻に残ります。
冊子ビジュアルは、たぶんこの夏にタカラッシュ!さんが制作した「小田急ナゾトキクエスト」の担当さんと一緒だったと思います。シニカルでどこか憎めない愛嬌のあるデザインは健在で、今回のストーリーはどちらかというとしんみりなのですが、キャラクターを見ているだけでちょっと笑えてしまいました。
書籍アプリ「honto」を宣伝するための企画コンテンツであることは確かです。が、謎解き好きも納得の丁寧な作り込みの内容で、過度宣に伝もなく、謎解き体験を通して自然とアプリの使い方や良さを知ることができました。宣伝したい側も、宣伝される側も、両者がWin-Winの関係になれる。フリーコンテンツの理想の形の1つではないかなあと思ったりしました。
MARUZEN cafe「白玉ぜんざいソフトクリーム」
※現在、丸善名古屋本店で開催中です。丸善日本橋店での開催期間は終了しています。管理人は日本橋店での参加だったため、記事の内容が名古屋のものと一部異なる可能性がございます。
管理人は最後の謎解きに3Fにある「MARUZEN cafe」を使用しました。落ち着いた雰囲気でゆったりくつろげるスペースだったので、謎解きが終わった後も、しばらく同行の友達とおしゃべりをして過ごしました。
白玉ぜんざいソフトクリームは、濃厚牛乳のソフトクリームとぜんざいのもちもち食感のバランスが最高の一品でした。タピオカしかり、もちもちは正義ですね。謎解きで疲れた頭には、甘いものがほっとします。デザートの他にも、オリジナルビーフカレーなど食事も充実していたのでランチに利用してみるのもいいですね。喫茶店のカレーは美味いですよねえ。
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どうかなるべく多くの皆さんに、謎が解けた瞬間のあの歓喜の時が訪れますように!