攻略データ
コンテンツ名 | 佐藤健&千鳥ノブ この謎を解いてみろオンライン「謎解き学園の七不思議」(矢野了平、よだかのレコード ほか) |
難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
ボリューム | ★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価) |
ストーリー性 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
プレイ人数 | 1人~(推奨 4人程まで) |
実際にかかった時間 | 120分(公式想定 70~90分) |
必要になる力 | 注意力、観察力、思考力、ひらめき力 |
必要なもの | PC・スマホ・タブレットなど(インターネット使用) ※音を聞く問題あり。必要に応じてイヤホン推奨 |
チケット料金(税込) | 3,025円(税込)+システム手数料 ※手数料詳細は、記事参照 |
公式情報 | 佐藤健&千鳥ノブよ!この謎を解いてみろ!オンライン - 謎解き学園の七不思議 |
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※ご注意:ご購入前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 第1弾は1万人以上がプレイした! TBS特番「佐藤健&千鳥ノブよ!この謎を解いてみろ!」と連動したオンライン謎解きゲーム第2弾
- 特番と同じ「謎解き学園」を舞台に、学園七不思議に迫る後日譚。佐藤健さんとプレイヤーが協力プレイ!?
- 一流の謎解きクリエイター集団&よだかのレコードによる本格的でギミック満載の謎解き
-はじめに-
今回の記事は、TBS特番「佐藤健&千鳥ノブよ!この謎を解いてみろ!」と連動したオンライン謎解きゲーム第2弾にチャレンジした攻略レビューをお届けします。
この謎解き特番は、芸能界屈指の謎解き力を誇る佐藤健さんと千鳥ノブさんらがプレイヤーとなり、体験型謎解きゲームをエンターテイメントとして見せる人気のTVシリーズ。2022年8月8日の第4弾放映に合わせて、番組の世界感を体感できるオンラインゲームも再び登場しました。
番組を追体験するようなギミック満載の問題や、WEBコンテンツならではの仕掛けも盛り沢山。番組ファンや謎解き好きの人にオススメできるオンライン謎解きゲームでした。
記事では、所要時間や難易度といった攻略に役立つデータや、学園七不思議をモチーフにしたストーリーの見所や謎解きの特徴など。気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
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佐藤健&千鳥ノブ この謎を解いてみろオンライン第2弾「謎解き学園の七不思議」の概要
概要「謎解き学園を舞台に七不思議を追う、佐藤健さんと協力プレイ!?」
番組の舞台となった「謎解き学園」に新入生としてやって来たあなた。
ある日、健からの依頼が届く。
「仲間とノブたち七人が石にされてしまった…どうやらこれは謎解き学園の
七不思議が関係しているらしい」
こうしてあなたは、健と協力して学園の七不思議を解決することに――。
佐藤健&千鳥ノブ この謎を解いてみろオンライン「謎解き学園の七不思議」の導入ストーリーは上のようになっています(公式サイト掲載ストーリーを要約)
今回のオンラインゲームは、謎解き特番の世界感を視聴者自身が自宅にいながら体験できるようにしたWEBコンテンツです。今年1月~4月に第1弾が公開され、1万人以上がプレイする大人気を博しました。
謎解き制作は、番組にも問題を提供し、クイズ作家として人気の「矢野了平」さんら一流の謎解きクリエイター。SCRAPさんのリアル脱出ゲームにも携わっている「よだかのレコード」さんがコンテンツ制作に携わっています。
エンターテイメント番組としてのドラマチックな展開はそのままに、WEBコンテンツならではのギミック(仕掛け)に満ちた本格的な謎解きが体験できる内容になっていました(謎解き問題の詳細については、後述をご覧ください)
ストーリーの背景となっている「謎解き学園」は、2022年8月8日に放映された番組内で使用された設定ですが、視聴していない人も問題なく楽しめる作りになっていました(TVer、Paraviで見逃し配信もしています)。もちろん、番組を事前に見ている人は、より楽しめます。夜の学園を舞台に、佐藤健さんと協力しながら「七不思議」を追うストーリーは、ミステリアスな雰囲気や手に汗握るハラハラどきどきが感じられる内容でした。
所要時間の目安(ゲーム構成、制限時間など)
実際にかかった所要時間:120分
※公式の想定プレイ時間 70~90分
私は大人2人の協力プレイでクリアまでに「約120分」かかりました。ストーリー視聴時間や問題数も多く、公式の想定プレイ時間「70~90分」内にクリアするのは、謎解きに慣れている人でも難しいのではないかなあと感じました。
ゲーム構成は「1分程度の動画視聴」と「WEB上の謎解き」を交互に行って行く内容でした。動画は「漫画にエフェクトやBGM」をつけたもの。現在の状況や次に取り組むべき謎解き問題の説明が行われました。また、ステージをクリアするごとに問題の解説を閲覧することができます。これら実際には謎解きを行っていない時間が割とありました。
ストーリーや謎解きを十分に楽しみながらプレイする場合、謎解きになれている人で「90~120分」、謎解きに慣れていない人は「120~180分」ほどがプレイ時間の目安になると思います。
またゲームの制限時間は、問題ごとに設定されていました。難易度などに応じて「9~14分」、ゲーム演出と連動した変則的な設定をされている場合もあり、厳密な制限時間というよりは、スリルを味わう演出としての役割が大きかったと思います。
難易度の低い問題では、制限時間を大きく残して解き明かせましたし、タイムアップしてしまった場合も、気軽に再挑戦(コンティニュー)することが出来ました。但し、再挑戦するとクリア後のランクに影響すると思われます(ランクの詳細は、後述をご覧ください)
ちなみにオープニングとエンディングの動画には、佐藤健さんと千鳥ノブさんが出演し、ちょっとしたトークを行っていました。番組ファンに嬉しい演出ですね。
チケット情報(動作環境、システム手数料など)
配信料 | 3,025円 | |
手数料 | クレジットカード | コンビニ店頭支払い(※1) |
200円 | 420円 | |
チケット券売期間 | 2022年8月1日(月)18:00 ~ 2022年11月30日(金)20:00 | |
プレイ可能期間 | 2022年8月8日(月)放送終了直後 ~ 2022年11月30日(水)23:59 |
※1 「セブンイレブン」又は「ファミリーマート」。手数料の内訳は、システム利用料200円、コンビニ店頭支払い決算手数料220円
※オリジナルグッズ(Tシャツ)付きチケットの数量限定販売あり。詳細は公式サイトをご覧ください
ゲームプレイに当たって、郵送が必要なアナログキットの事前購入の必要はありませんでした。PCやスマホ、タブレットなどインターネットに接続できる端末があれば、いつでもプレイすることができます。動作環境もそれほど厳密なスペックは要求されていませんが、注意事項はよく確認したいですね。
動作環境について
・PCやタブレットなど大きな画面でのプレイ推奨
※但し、一部動画は縦長画面のため、PCでは小さく表示されました
・スマホプレイの場合、AndroidではChrome最新版、iPhoneではSafari最新版を利用
・ご利用ブラウザのCookie、Javascriptを必ず有効に
・プライベートモード(シークレットモード)は非対応
※公式サイトの注意事項をよくご確認ください
プレイするためにはTBSチケット経由で、配信チケットを購入します(上掲表を参照)。注意事項や要点をまとめると次のようになります。
《チケット購入について》
・TBSチケットの利用は無料の会員登録が必要
・一度に購入出来る枚数は、1アカウント1枚まで
・チケット購入後、ゲームサイトURLと「シリアルキー」が案内される
※購入から10~15分後に会員メニューの購入履歴より確認
・リモート通信(LINE通話やZOOMなど)の利用で離れた友達とプレイ可能
※人数分のチケット必要。ゲーム内でリモートプレイを補助する機能は無し
・期間中であれば何度でもプレイ可能。全115日間チケット購入後、いつでも遊べます
※ゲーム内容は変わりません
概要のまとめ、注意が必要に感じたこと
ココがポイント
《概要のまとめ》
・番組の後日譚をオンライ謎解きゲームでドラマチックに体験できる
※番組を見ていなくても楽しめる内容(TVerやParaviで見逃し配信あり)
・人気の謎解きクリエイター達によるギミック(トリック)満載な謎解き、問題ごとに設定された制限時間でスリリングな演出
《注意が必要に感じたこと》
・TBSチケットの無料会員登録が必要
・チケット購入後、ゲームプレイが可能になるまで10~15分ほどタイムラグ有り
(詳細はこちらを参照)
・PCやスマホ、タブレットなどインターネットに接続できる端末必須。動作環境に注意
※PCやタブレットなど大きな画面でのプレイ推奨。但し、一部動画の画面が縦長のため、PCでは小さく表示
・音を聞かないと解けない問題あり。音を鳴らしても構わない環境、又はイヤホンの使用が必要
難易度や謎解きの特徴は?
特徴1「ヒント有り・無し 2つのモード」
このオンラインゲームでは、次の2つのモードを選択してプレイすることができます。どちらのモードを選んでも、ストーリーや謎解き問題に違いはありませんでした。
ハードモード
ヒントが一切ない、高い達成感が得られる上級者モード
ノーマルモード
困ったときにはヒントが閲覧できる初級者~中級者用のモード
尚、一度クリアした後、モードを変更してプレイすることも可能でした(期間内であれば何度でもプレイできます)
私は「ノーマルモード」を選択しましたが、ヒントを見ずに最後までクリアすることができました。ヒントの見る・見ないは自分の操作に寄るため、迷ったら「ノーマルモード」を選んでおくといいかもしれませんね。
特徴2「WEBコンテンツならではのギミック盛り沢山」
謎解き問題は、全てWEB上で出題されます。WEBゲーム感覚で、ボタンや画像などをクリック(タッチ)することで、問題が表示されたり、思いがけない反応が画面上に現れたりしました。
問題自体は一般的なクイズやなぞなぞが多かったですが、画面内に隠されたギミック(仕掛け)と絡めた物が多く、WEBゲームならではの「ひらめき」が楽しい内容でした。無闇に画面上をクリックしまくっても正解することは出来ず、ちゃんとそこをクリックしたりタッチする理由を考えられていないと解けない問題が多かったです。
また、音楽や映像を利用した問題が出題されることも今回の特徴。特定の音がなるタイミングを計ったり、繰り返される映像の中から違和感を見つけるといった内容は、通常の謎解きでは体験できない楽しさがありました。
終盤のステージでは、手応えのある問題が連続。論理的な思考が必要となるものや、制限時間の演出が凝っているもの、発想力や対応力が問われる内容など。どれも難問揃いでしたが、TV番組と類似性を感じさせる内容もあり、事前視聴していると難易度が若干下がるかもしれません。
私たちは、終盤の問題で、制限時間内に解くことができず、2回の再挑戦(コンティニュー)をしました。
そして、最後の問題では、本当に佐藤健さんと協力しながら謎解きをしている感覚が味わえる演出も。番組ファンにはたまらない作りになっていました。
ランクシステム「完全クリアの健ランク」
ゲームが終了すると、問題のクリア状況に応じた評価ランクが付きました。ランク付けがあるとモチベーションやテンションも一気に上がりますね。
今回、第一弾の時に設定されていた「健ランク」も健在です。Sランクのさらに上、ゲームをやり込んだ人だけが到達できる高みです。私は初回プレイで「Sランク」、2回目のプレイでようやく「健ランク」になることができました。
ネタバレになるため、詳しい条件を記載できず残念ですが、第1弾の時のような隠されたギミックを探す必要はありませんでした。
完全クリア、佐藤健さんと肩を並べるのに相応しい条件でクリアすること。
それらを念頭に「健ランク」を目指してみるのも、チャレンジ精神に火が付くのではないでしょうか。期間中であれば何度でもプレイすることができるので、気軽に挑戦できますね。
難易度の目安、攻略コツまとめ
ココがポイント
《難易度の目安》
・謎解きに慣れている人でも再挑戦(コンティニュー)をしないと制限時間内に解けない問題があるかも(謎解きに慣れていない人でも、ヒントを見ながら楽しんでプレイできるレベル)
・中学生以上のプレイが推奨される難易度
《攻略のコツまとめ》
・「ノーマルモード」はヒント閲覧可
→ノーマルモードであってもヒントを見ずにプレイする事も可能
・WEB画面上に隠されたギミック(仕掛け)を解き明かそう。画像をよく観察
・終盤のステージは、柔軟な発想や、思考力が問われる難問が連続
→手に入れたアイテムなどを冷静に振り返ろう。TV視聴していると難易度が下がる問題も!?
・「健ランク」の到達は、完全クリア、佐藤健さんと肩を並べるのに相応しい条件でのクリアを目指そう
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「番組の楽しさそのままに、オンライン謎解きゲームとしてパワーアップ!」
私は第1弾もプレイしましたが、今回の内容は、問題の質や数量、ゲームとしての完成度もはるかにパワーアップしていたと感じました。
学園七不思議をテーマにしたストーリーは、多くの人の興味を惹きやすく、ハリーポッターのようにファンタジックな世界感で、謎解きゲームとの相性もバツグンに良かったです。
問題のジャンルやゲーム演出も多岐にわたって、飽きさせないメリハリの感じられる構成でした。終盤は難易度高めですが、謎解きに慣れていない人でも、TV番組との連携が感じられる演出や、適度なヒントによって存分に楽しめる内容になっていたと思います。
脱出ゲームや謎解きをWEBゲームとして実現すると、こじんまりまとまってしまいがちですが、今回の内容では、体験型謎解きらしい大胆な発想やダイナミックな演出もゲームの中で再現されていました。番組を見てない人でも、謎解きの楽しさを自宅で感じられる有意義なコンテンツになっていたと感じました。
第1弾をプレイされた方ならば、あのシステムや操作性はそのままに、問題がパワーアップしたり追加要素が加わったと思って間違いありません。第1弾では、番組で出題された謎解きと同じシステムをなぞらえる傾向がありましたが、今回は番組問題の枠を超え、自由度が増した印象を受けました。第1弾の評判がよく、思い切ったコンテンツ作りができたのかもしれませんね。
キットが必要ないため、思い立ったらすぐプレイできる事や、リモート通信で離れた友達と協力プレイしやすいのも嬉しいですね。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!