攻略データ
プログラム名 | 星の王子さまと思い出の日記帳(takarush BLACKLABEL) |
謎解きスタイル | 周遊型(屋内系)※プレイ人数1人~ |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
移動距離 | 星の王子さまミュージアム敷地内 |
実際に要した時間 | 70分(公式想定 60~90分) |
特に必要となる力 | 読解力、注意力、手先の器用さ |
必要なもの | スマホやタブレット(インターネット使用 |
キット購入料金 | 1,800円(税込) ※別途、星の王子さまミュージアム入園料(詳細は、記事参照) |
公式情報 | 星の王子さまと思い出の日記帳||takarush BLACKLABEL |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 星の王子さまミュージアム×takarushBLACKLABEL 第4弾!
- 星の王子さまの世界感を再現したミュージアム内で心に残る謎解きを
- 子供から大人まで楽しめる内容、キットをあれこれ弄るのが楽しい!
-はじめに-
今回の記事は、箱根の星の王子さまミュージアムで開催中の謎解き「星の王子さまと思い出の日記帳」に挑戦した攻略レビューをお届けします。
名作「星の王子さま」の世界感に包まれながら行う謎解きは、心にそっと温かいものが残るストーリーが印象的でした。ミュージアム鑑賞を邪魔しないように、上手に構成された謎解きにも注目です。
所要時間や難易度といった攻略に役立つデータや、まるで絵本を作っていくようなキッドをあれこれ弄るのが楽しい謎解きの特徴など。気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【謎解き一覧】東京周辺の街歩き系 目的別まとめ(2023年)
東京周辺の街歩き系・周遊謎を10年間で100以上遊んでみて「これは面白かった!」と太鼓判付きのものを紹介したレビュー記事です。目的別に「鉄道・電車沿線」「人気の商店街」「アミューズメントスポット周辺」など、今遊べるものを見やすくまとめました。写真も多く掲載し、参加検討に役立つプレイイメージをしやすい内容です。
続きを見る
星の王子さまミュージアム謎解き「星の王子さまと思い出の日記帳」の概要
概要「星の王子さまの思い出、バラバラの日記帳を修復する旅へ」
彼女は、青い花をとても大切にしていました。
しかしある日、家族がその花を踏みつけてしまったのです。
悲しい気持ちで家を飛び出した彼女は、不思議な日記帳を拾います。
日記には、大切な相手とケンカをして星を出ていった王子さまの旅の記録がつづられていました。
彼女は自分と似た星の王子さまの境遇に、心惹きつけられました。
ところが、バーンと大きな音と共に、日記帳の一部がどこかへ飛んで行ってしまったのです――。
「星の王子さまと思い出の日記帳」の導入ストーリーは、上のようになっています。
プレイヤーは「彼女」になりかわって、ミュージアム内に散ってしまった「星の王子さまの思い出」を謎解きや探索を通して集めて行くことになります。
主に、屋内展示スペースが探索場所になりました。星の王子さまの原作ストーリーや世界感を再現した展示物には不思議な趣があり、ヨーロッパの街並みが再現された景観もとてもお洒落。どっぷりと世界感に浸りながら、謎解きをすることができました。
謎解きの難易度は、難し過ぎず、子供から大人まで楽しめる内容です。展示施設の探索や、キットをあれこれ弄って仕掛けを楽しむことが中心で、ミュージアム鑑賞を楽しみながらプレイすることが出来る内容です(謎解きの詳細は、後述をご覧ください)
所要時間の目安
実際にかかった所要時間:70分
(公式想定プレイ時間:60~90分)
実際にかかった所要時間は「70分」でした。そのうち、ミュージアムの探索を必要としない最後の問題に20分程かかったため、施設内を歩きながら謎解きをしている時間は50分くらいでした。謎解きは、ミュージアムの鑑賞ルートに沿って展開するため、行ったり戻ったりすることもありません。
私は「星の王子さまミュージアム」を以前にも数回訪れたことがあり、展示物の鑑賞はほどほどにし、謎解きに集中したプレイになりました。何となくどこに何があるか覚えていたため、周遊にかかる時間は短い方だったと思います。
「星の王子さまミュージアム」を訪れるのが初めてで、展示物の鑑賞もじっくりしながらプレイすると90分、鑑賞はほどほどにする(又は、後でゆっくり周り直す)のであれば60分前後が所要時間の目安になると思います。
チケット情報(お得なセット販売等)
謎解きキット料金:1,800円(税込)
※別途、星の王子さまミュージアム入園料
謎解きキットは、ミュージアム入口(チケット販売カウンター)で、購入することができます。別途、以下の入園料が必要です。
(税込表記) | 大人 | 小・中学生 | 高校生/大学生 専門高校生など(※1) | シニア (65歳以上) |
当日券 | 1,600円 | 700円 | 1,100円 | 1,100円 |
前売券 | 1,400円 | 600円 | ー | ー |
団体券(※2) | 1,400円 | 500円 | 900円 | 900円 |
※1 学生証の提示が必要です
※2 団体券は、15名以上が対象となります
※その他、箱根の他のミュージアムとセットになった割引あり。詳細は次のリンク先をご覧ください
公式情報:星の王子さまミュージアム>チケット・料金
「入園券+キット」セット販売
現在、ネット通販「宝探しSHOP」では、入園券とセットになったお得なキットを販売しています。但し、別途送料がかかるため、他と一緒の注文や、送料無料キャンペーンを行っている時期もあるので上手に利用したいですね。お出かけの予定のある方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
入園券+謎解きキット:定価3,400円→2,840円(税込)
※別途送料 1,500円(税込)。送料は地域により異なる可能性があります
概要のまとめ、注意が必要に感じたこと
ココがポイント
《概要のまとめ》
・星の王子さまミュージアムの展示ルートに沿って探索&謎解き
・バラバラに散ってしまった「星の王子さま」の思い出を集めるストーリー
・謎解きは難し過ぎず、子供から大人まで楽しめる手頃な難易度
《注意が必要だったこと》
・謎解きキットには、入園料が含まれていません
・探索は基本屋内ですが、ミュージアム敷地内は一部屋外もあるため、雨天時注意
・スマホやタブレット(インターネット環境)が必要
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「仕掛けがたっぷりの絵本のような謎解き」
謎解きの内容は、一般的なクイズやなぞなぞが多く、それほど難しい印象はありませんでした。謎を解くことで行き先が判明する「ミュージアム内の探索」や「キットの仕掛け」を楽しむことがプレイの中心でした。
ミュージアム内の探索は、鑑賞ルートに沿っているため、行ったり戻ったりすることもなく、展示物をゆっくり鑑賞しながら謎解きをすることが出来ます。
キットの仕掛けでは、ページを折ったり重ねたりする他、探索で発見するスタンプを押すことでページの内容が変わっていくギミックも。絵本を少しずつ作っていくような感覚があり、お子さんが喜びそうな内容です。ただ、ミシン目を切取るといった細かい作業を立ったまま行うこともあるため、手先の器用さが必要になりました。
一部の問題では、ひらめきが必要となる問題もありますが、公式ヒントも用意されているので安心です(閲覧には、タカラッシュ!さんが運営する『ハンターズビレッジ』の無料会員登録が必要。ハンターズビレッジのポイント獲得が減点されます※)
ハンターズビレッジのポイント制については次のリンク先をご覧ください
公式情報:ハンターポイントとは
最後の謎「手先の器用さが決めて!? ビックリの立体工作物」
最終問題では、ミュージアムの探索が必要ありませんでした。机上問題で、どこでも解くことが出来るため、自宅へ持ち帰ってプレイすることも出来ます。
また、今まで以上に手先の器用さが要求される作業が伴い、立ったままで行うことはとても困難です。机のある場所で腰を据えて取り組みたいですね。謎解きの難しさよりも、指示された通りに作業することで、思いがけない立体物が出来上がっていく過程に楽しさがありました。
ミュージアム内にも、机のある休憩スペースがあり、謎解きに利用することも可能です。但し、席数は限られているため、混雑時は譲り合って利用したいですね。
エンディングストーリーにもちょっとしたサプライズが仕掛けられています。星の王子さまに自身の境遇を重ねる「主人公の彼女」の気持ちに寄り添って、プレイすることで、より高い余韻が感じられるエンディングでした。
難易度の目安、攻略コツまとめ
ココがポイント
《難易度の目安》
・子供から大人まで楽しめる適度な難易度(12歳以上のプレイが想定されているため、お子さんは大人の方と一緒にプレイ推奨)
・謎解きに慣れていない人も、公式ヒントを見ながら楽しめるレベル
《攻略のコツまとめ》
・キットのミシン目に沿って切取るといった作業があるため、若干手先の器用さが必要
・最後の謎解きは、ミュージアム内の探索必要無し(自宅でプレイ可)
・最後の謎解きでは、より細かい作業が発生するため、机のある場所での作業推奨
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
続きを見る
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「ミュージアムの鑑賞を妨げない構成、優しい気持ちになれる物語」
星の王子さまミュージアムで、タカラッシュ!さんの周遊謎解きが開催されるのは、今回で4回目。私は、そのうち3回を現地で参加し、最初の1回目は自宅で出来るバーチャル謎解きとしてプレイしました。
4つ全てをプレイしてみて、共通して感じたことは、
・「ミュージアムの鑑賞」を邪魔しない謎解き
・ミュージアムの「鑑賞ルート」に沿って探索する
・お子さんが喜びそうな「キットの仕掛け」が凝っている
今回も、序盤から中盤にかけては屋内展示をゆっくり周回できるように構成されていて、鑑賞の気が散らない程度の謎解きになっていました。
そして、最後の大がかりな仕掛けを楽しむ問題では、ミュージアムを探索する必要が無く、謎解きに集中することができます。ミュージアム鑑賞も謎解きも両方を存分に楽しめる、メリハリのある構成だと感じました。
ストーリーにも「まさかの展開」が仕掛けられていて、エンディングではホッと優しさに包まれる気分を味わえました。親子で参加したり、謎解き好きカップルのデートにも最適な内容だったな~と思います。
謎解き後には、園内レストラン「ル・プチ・プランス」で、星の王子さまをイメージしたグルメを楽しむこともでき、とても満足しました。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!