攻略データ
公演名 | ナゾトキメイロ4「遠吠え轟く森の秘密の宝」(takarush BLACLABEL) |
公演のスタイル | 大型公演(遊園地系)※プレイ人数1人~ |
難易度 | ★★★★★★★★☆☆(10段階評価) |
クリア成功率 | 5%(管理人参加回) |
制限時間 | 70分(所要時間100分) |
特に必要となる力 | 探索力、注意力、洞察力、ひらめき力 |
公式ヒント | あり(時間経過で徐々にヒント公開) |
参加料金 | 前売り一般3,800円~(税込) ※プレジャーフォレストフリーパスとセット販売有り(詳細、記事参照) |
公演情報 | ナゾトキメイロ!4~遠吠え轟く森の秘密の宝~(takarush BLACK LABEL) | HUNTERS VILLAGE |
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※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 閉園後の遊園地、巨大迷路や広大な敷地内をペンライト片手に探索!
- 大人向けの高難度。手応えある謎解きで、クリア出来たら達成感バツグン!
- 迷いの森「プレジャーフォレスト」の秘密を暴く、練り込まれたストーリーも注目
-はじめに-
今回の記事は、相模湖プレジャーフォレストの謎解きイベント「ナゾトキメイロ4~遠吠え轟く森の秘密の宝~」(takarush BLACK LABEL版)にチャレンジした攻略レビューをお届けします。
閉園後のプレジャーフォレストを舞台にした人気の謎解きイベントも、今回で第4弾。ファミリー向け(21年7月~8月開催)と、大人向けで内容と開催時期が分かれましたが、この記事では「大人向け」である「takarush BLACK LABEL版」の内容をレビューしています。
大人向けに相応しい高難度謎解きと、深い洞察力が必要となる練り込まれたストーリーを堪能することができました。
難易度や所要時間といった攻略に役立つデータや、巨大迷路や広大な敷地内をペンライト片手に探索する謎解きの特徴など。気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
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ナゾトキメイロ4「遠吠え轟く森の秘密の宝」(takarush BLACK LABEL版)の概要
概要「宝の地図を頼りに巨大迷路や園内を探索、謎解きトレジャーハンティング」
ここは恐ろしい獣がいると噂の迷いの森「プレジャーフォレスト」
あなたは、新米トレジャーハンター。所属する調査団の一員として、この森を訪れた。より多くの宝を見つけ、栄誉と報酬を得ようと意気込んでいたが――。
その森に潜む真実に、あなたは辿り着けるだろうか?
ナゾトキメイロ4「遠吠え轟く森の秘密の宝」(takarush BLACK LABEL版)の導入ストーリーは上のようになっています。
「相模湖プレジャーフォレスト」は、大型アスレチックが人気の複合レジャー施設です。常設アトラクションである「巨大迷路」など、子供向け遊戯施設の一部を利用して、閉園後の広大な敷地内を探索するのが特徴です。
徐々に暗くなっていく園内に照明設備は少なく、配布されるLEDライトを片手に探索していく体験は、トレジャーハンターの気分を盛り上げてくれました。
また、今回の公演は「takarush BLACK LABEL版」の大人向けということで、謎解きの難易度も高め。私が参加した日は「20チーム中1チーム」しかクリアできませんでした。
ただ闇雲に問題を解いて、園内を探索しているだけでは、クリアすることができません。ストーリーを理解し、真実を見抜く高い洞察力と、最後まで諦めない行動力が必要となりました(謎解きの詳細は、後述をご覧ください)
所要時間の目安(制限時間など)
ゲームの制限時間:70分
解説を含めた所要時間:100~120分
制限時間は「70分」です。私は2人で協力プレイをしましたが、広大な探索範囲に手こずり、プレイ中ずっと時間との勝負になりました。プレイ人数は1人から可能ですが、単独プレイの場合、相当効率よく探索と謎解きを行う必要があります。複数人でプレイする場合は、探索を手分けすることで時間を節約することができます。
どちらにしても、闇雲に園内を探索していると「あっという間」に制限時間が無くなってしまいます。行動に映す前に、少なくとも探索ルートぐらいは事前に決めておく計画性が重要でした(より詳しくは、後述をご覧ください)
また、スタート前の説明や解説が割と緩めでした。まだ始まったばかりで、スタッフさんが進行に慣れていないからかもしれませんが、全体の所要時間は参加回によってバラつきがありそうでした。所要時間は「100~120分」と余裕を見ておくといいかもしれません。
プレジャーフォレストへ電車とバスを利用する場合、本数が少ないので注意が必要でした。特にバスは1時間に1本程度しかなく、帰りのバスはあらかじめ時間を調べておくと安心ですね。
チケット情報
チケット券種は、ナゾトキメイロ4だけ参加する「謎解きチケット」や、プレジャーフォレストのフリーパスとセットになったもの、親子券など複数あります。また、前売りと当日と料金が変わります。前売りの段階で予定数終了した場合、当日券の販売はありません。
(税込料金) | 前売り | 当日 | ||
大人 | 小人 | 大人 | 小人 | |
フリーパス+謎解きチケット | 6,400円 | 5,700円 | 8,300円 | 7,500円 |
入園券+謎解きチケット | 4,700円 | 4,000円 | 5,800円 | 5,100円 |
謎解きチケット(16時から入園可) | 3,800円 | 4,000円 | ||
親子謎解きチケット | 6,800円 | 7,000円 | ||
フリーパス又は入園券の所有者割引 謎解きチケット当日券 | ー | 3,000円 |
※チケット購入前に、必ず公式情報をご確認ください
公式サイト:チケット情報
「謎解きチケット」は、ゲームスタート17時に対して、16時(閉園1時間前)より入場することができます。園内のフードコートは16時30分ラストオーダーなので、プレイ前に軽く食事をすることも可能ですね。
「親子謎解きチケット」は、キット一式のみの配布になりますが、大人2名と小学生2名まで一緒にプレイすることができます(大人1名+小人1名以上必要、大人のみや子供のみの利用不可、中学生以上は大人扱い)
フリーパスとセットになったものは、一部のアトラクションで追加料金が必要だったり、乗車に整理券(朝から配布)が必要なものもあるため、事前に内容を確認しておきたいですね。
《参照》公式サイト:プレジャーフォレストチケット情報
概要のまとめ、注意が必要に感じたこと
ココがポイント
《概要のまとめ》
・閉園後のレジャーランドを舞台に巨大迷路など子供向け遊戯施設を利用した謎解き
・徐々に暗くなっていく屋外探索では、宝の地図とLEDライト片手に探検気分
・謎解きの難易度は高め。小学生以下は十分に楽しめない可能性あり
《注意が必要なこと》
・交通手段にバス・電車を利用する場合、本数少ないため事前に時刻表チェック
※特にバスは1時間に1本程度の運行。帰りの時間にも注意
・スマホやタブレットを利用したインターネット環境必須
※楽天モバイルは通信環境が不安定でプレイに支障がありました(21年9月11日現在)
※集合場所となる「ワイルド・ダイニング」にフリーwifiがありますが、動作が不安定でした
・園内は起伏のある場所も多く、歩きやすい靴・服装がおすすめ
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「序盤は一般的なクイズやなぞなぞ、探索の難易度やや高め」
配布されるキットが「宝の地図」になっており、謎を解くことで宝が隠された地図上の場所がわかる仕組みになっていました。
序盤に出題される問題はさほど難しくなく、出題されるジャンルも、一般的なクイズやなぞなぞが多く、謎解きに慣れている人であれば、馴染みのある内容も多かったと思います。
但し、今回の難易度の高さは、そういった小問題レベルではありませんでした。
まず、探索範囲が広大です。1人の場合、時間内に対象範囲を全て探索するのは至難の内容です。闇雲に探しまわらず、探索ルートを事前に決める計画性と、時折、探索結果を振り返って、作戦を練り直すことも大事でした。複数人で参加している場合は、迷わず探索範囲の分担をオススメします。その場合、情報のすり合わせが適宜必要です。
また、場所によっては探索そのものの難易度が高く、なかなか目的の物が見つからないこともありました。見つかりにくい場合、今探しているものが、本当に必要なものかどうか、見極める事も大事だったと思います。
時間経過で集合場所である「ワイルドダイニング」にヒントが公開されます。が、こちらのヒントが出される段階で、その問題が解けていないとなると、時間的にクリアは厳しい状況です。終盤に関わる謎も、当然ながらヒントは出題されませんでした。
終盤の謎「迷いの森の秘密を暴く、洞察力と行動力が必要」
今回の謎解き最大のポイントは、早い段階で「迷いの森の秘密」に気が付き、序盤の探索結果から「何をしないといけないのか?」目的をはっきりさせることだったと思います。
目的があやふやのまま、園内を徘徊する行為は時間の浪費になってしまい、クリアはどんどん遠ざかってしまいます。手元の情報や、探索中に感じた「違和感」へ敏感になり、真実へたどり着くための「最初の一歩」を踏み出せるかどうか。迷路や謎解き問題に夢中になりすぎず、冷静に全体を俯瞰(ふかん)する必要がありました。
また、最後まで、とにかく高い行動力が必要とされました。時間ぎりぎりの勝負になることは必至と思われます。決して油断せず、最後まで諦めない気持ちも大事でした。
クリア成功率、攻略コツまとめ
ココがポイント
《クリア成功率》
・クリア成功率:5%(管理人が参加した回、20チーム中1チームのみ成功)
※謎解きに慣れていない方、小学生以下のお子様は十分に楽しめない可能性があります。時間経過で出題されるヒントを頼りにクリアすることは難しい内容です
《攻略のコツまとめ》
・単独プレイは効率が重要。探索ルートの計画性や必要な行動を見極める情報分析が大事
・複数人プレイでは、問題や探索範囲の分担がおすすめ。情報を適宜共有する必要あり
・手元の情報や探索中に感じた違和感へ敏感になろう
・闇雲に園内を徘徊すると時間浪費。目指すべき「目的」に気が付こう
・時間との勝負必至。油断せず、最後まで諦めない行動力を持とう
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
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実際に遊んでみたリアルな感想
感想「大人向けに相応しい練り込まれたストーリー、真相までたどり着けるか」
まさに大人向けに相応しい練られた展開が魅力の公演内容でした。が、場合によっては最後まで、何もわからずに制限時間が終了してしまう可能性もありました。
真相にたどり着くためには行動するしかないですが、闇雲に動き回っても、時間が足りなくなってしまうゲームバランスで、「謎解き力」「探索力」「洞察力」「計画性」といった総合的な力を試される点に難しさがあったと思います。
また、今回の公演は常にスマホやタブレットのインターネット環境が必要(専用ゲームサイトにアクセス)になりますが、プレジャーフォレストはあまり通信環境が良くありませんでした。
私の連れは「楽天モバイル」で参加しましたが、ほぼ電波が届かない状況で、プレイに支障がありました。集合場所となる「ワイルドダイニング」はフリーwifiが使えましたが、通信が途切れがちで、ゲームサイトへのログインがリセットされてしまう等、不具合がありました。
大手キャリアの安定した通信回線の確保や、ポケットwifiであればサービス範囲にあるかなど、事前の確認準備が必要だと思います。
通信環境は残念でしたが、謎解きの内容はとても満足できるものでした。私はクリア出来ませんでしたが、終わった後に心地よい疲労感と達成感があったと思います。リアル宝探しのタカラッシュさんらしい「発見する喜び」のある謎解きイベントで、他の脱出ゲームに慣れている人には、特に新鮮な体験になると思います。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!