攻略データ
コンテンツ名 | 鬼棲まう那田蜘蛛山からの脱出(SCRAP) |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
ボリューム | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
ストーリー性 | ★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価) |
プレイ人数 | 1人~(推奨 3人程度まで) |
実際にかかった時間 | 75分(公式想定 2~3時間) |
必要になる力 | 注意力、ひらめき力、手先の器用さ |
必要なもの | スマホやタブレット(インターネット使用)、ハサミ、テープ |
購入料金 | 3,400円(税込) |
公式情報 | 【公式】リアル脱出ゲーム×鬼滅の刃 鬼棲まう那田蜘蛛山からの脱出 |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:ご購入前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- アニメ「鬼滅の刃 那田蜘蛛山編」をベースにしたオリジナルストーリー
- 工作キットを用いて組み立てたり、ピースを合わせたりするのが楽しい謎解き
- アニメ映像や声優さんによる撮り下ろしボイスなど、豪華演出にも注目
-はじめに-
今回の記事は、「鬼滅の刃」とリアル脱出ゲームがコラボした「鬼棲まう那田蜘蛛山からの脱出」に挑戦してみた攻略レビューをお届けします。
原作アニメ「那田蜘蛛山編」をベースに、自分が鬼殺隊の一員となって活躍できるストーリーは、鬼滅ファンに堪らない内容でした。キット工作しながら行う謎解きにも注目です。
所要時間や難易度といった攻略に役立つデータや、謎解きの特徴や見所などなど。気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
続きを見る
鬼滅の刃×リアル脱出ゲーム「鬼棲まう那田蜘蛛山からの脱出」の概要
概要「鬼殺隊事後処理部隊『隠』となり、謎解きで後方支援」
あなたは鬼殺隊事後処理部隊「隠(かくし)」の一員。
剣技の才には恵まれなかったが、謎や暗号を解き明かす能力に長けていた。
ある日、お館様の屋敷へ呼ばれたあなたの前に、古びた文献が差し出された。
「この文献を読み解いてほしい。那田蜘蛛山で戦う剣士(こども)たちを助けてやっておくれ」
その文献には、今まさに炭治朗たちが接する鬼たちの情報が書かれていた――。
「鬼棲まう那田蜘蛛山からの脱出」の導入ストーリーは上のようになっています。
このゲームの醍醐味は何と言っても、自分自身が「鬼殺隊」の一員となって活躍するオリジナルストーリーにあります。
ストーリーのベースとなっている原作アニメ「那田蜘蛛山編」の映像もふんだんに使用しながら、一部撮り下ろしボイスによって謎解き用の物語が語られていきます。アニメの感動はそのままに、自分が物語の登場人物になれる特別な体験は、ファンには堪らない内容でした。
謎解きの難易度やボリュームも手頃な内容で、謎解きに慣れていない人でも安心してプレイできます。キットを使用した工作系の謎解き(子供向け雑誌の付録程度の工作)が特徴的で、お子さんも喜んで遊べる内容だったと思います(謎解きの詳細は、後述をご覧ください)
進行は、ゲームサイトの映像や画像・テキストを観ながらストーリーと謎解きに必要な情報を確認し、手元のアナログキットを使用して謎解きをしていきます。
所要時間の目安
実際にかかった所要時間:75分
(公式想定:120~180分)
私が実際にプレイした時間は「75分」でした。公式が想定している120分より、かなり早くクリアしたことになります。謎解きで躓くことがほとんどなく、工作系の作業が得意な方なので、一般的な場合と比べて早かったのではないかと思います。
プレイ中、要所でアニメ動画の視聴があります。またキットを点線から切り離したり、組み立てたりする作業も多めです。それら謎解きを直接行っていない時間も考慮して、謎解きに慣れている方は「70~90分」、謎解きに慣れていない方が公式ヒントを見ながらプレイして「100~120分」くらいが所要時間の目安になると思います。
また、問題画面の上部には進行状況(例:3問目/10問中など)のわかる表示がされています。進行状況を確認しながらプレイできるので、残りのプレイ時間の目安にできると思います。
プレイにあたって注意事項
必要なもの
スマホ、タブレット、PCなどのインターネット環境
ゲームサイトにアクセスしてプレイするため、インターネット接続できる端末が必要です。動画視聴など、動作環境も事前に確認しておくと安心です。
公式サイト:動作環境テストのページ
テープ、ハサミ
キットを使用した工作作業で使用します。ほとんどはミシン目に沿ってパーツを切り離す仕様ですが、一部の問題でハサミを使用しました。
注意事項
・複数人でプレイする場合は、人数分のキットが必要です
(ゲームサイトURLはキット毎に異なります。同じゲームサイトに複数端末からアクセス不可)
・ブラウザのプレイベートモード(シークレットモード)、Cookieオフでのプレイには対応していません
・一度ゲームをクリアすると、ゲームサイトにアクセスすることが出来なくなります
(ログ閲覧、動画再視聴、クリア特典の画像やツイートなど、やり残しがないように注意)
概要のまとめ
ココがポイント
・原作アニメ「那田蜘蛛山編」をベースにしたオリジナルストーリー。物語の登場人物になって炭治朗たち鬼殺隊士を支援する
・アニメ映像や声優さんの撮り下ろしボイス(一部)で、原作の感動が蘇る豪華な演出
・お子さんも楽しめる工作系謎解きが多め、手軽な難易度で謎解きに慣れていない人も安心(公式ヒントあり)
・インターネット環境(スマホ、タブレット、PCなど)、テープ、ハサミ必要
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「キットを用いた工作作業が楽しい、パズル問題多め」
今回の謎解きの最大の特徴は、キットを用いた工作系の作業が多いことです。
キット一式の入った封筒はかなりの重量で、内容物がとても豊富です。ミシン目の入った厚紙類が多く、パーツを切り離して折ったり、組み立てたりしていきます。
指示に従って工作した成果物を利用し、謎解きを行います。難易度は特別難しくはありませんが、丁寧に作らないとマークが揃わないなど支障があるかもしれません。落ち着いて作業したいですね。
ひらめきを要する問題が多いですが、序盤は「とんちを効かせている」といった印象が強くサクサク進みました。その他、ルート検索やピースを組み合わせたりするパズル問題も印象に残りました。
公式アナウンスでは、推奨年齢「中学生以上」となっていますが、大人の補助があれば小学生高学年くらいから十分に楽しめる内容だったと思います。親子でプレイするのも楽しいですね。
いざとなれば、丁寧な公式ヒントも用意されているので、謎解きに慣れていない人でも安心してプレイできます。
最終問題について
最後の問題は、難易度が上がりました。謎解きに慣れていない人は、公式ヒントを見ないと解けないかもしれません。
問題文中の少ない情報から、ひらめきをたぐり寄せる必要のある問題で、それまで目にしてきたものを冷静に振り返る必要がありました。見るべき情報は、一見関係の無さそうな意外なものに隠されているかもしれません。
難易度の目安、攻略コツまとめ
ココがポイント
《難易度の目安》
・大人の補助があれば小学生高学年くらいから楽しめる難易度(公式推奨年齢:中学生以上)終盤の問題は、謎解きに慣れていない人は、公式ヒントを見ないと解けないかもしれません
《攻略のコツまとめ》
・キット工作は、丁寧に作業しよう。後の問題で使用するため
・最後の問題に必要な情報は、意外なものに隠されているかも?そこまで目にしてきたものを冷静に振り返ろう
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
続きを見る
実際に遊んでみたリアルな感想
鬼滅ファンを喜ばす工夫と仕掛けが盛りだくさん!
私はテレビシリーズや映画を楽しんでいる「鬼滅の刃」ファンのひとりですが、今回の謎解きはまさにファンが喜ぶ工夫が随所に感じられる内容でした。
ストーリーのベースとなっている「那田蜘蛛山編」は、テレビシリーズ第1期の山場となる人気のお話。テレビを観ていた時の感動が蘇り、自分も登場人物の一人となることで、アニメの振り返りだけではない、より感情移入の高い物語体験となりました。
黒子の姿が印象的な「隠(かくし)」の一員となって活躍する設定は、なかなか渋いチョイスですよね。原作では裏方のような存在だからこそ、もしかしたらこんなことがあったかもしれないなあと思いが馳せられるし、剣技は劣るが暗号解読が得意といった設定は親近感がわき、感情移入もしやすかったと思います。
一方、謎解きの難易度は、慣れている人にはやや物足りないレベルだったかもしれません。丁寧に作り込まれた豪華なキット類も、一度しか使用しないものが多く「もっと色んな問題に使い回せるのになあ」と、ちょっともったいない感じがしました。
ただ、手軽な難易度であるため、ストレートにサクサク謎を解いていける気持ち良さがありました。リアル脱出ゲーム初めての人を誘うのにも丁度良いですね。鬼滅ファンであれば、より楽しめること間違い無しです。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。