攻略データ
公演名 | ある隠し金庫からの脱出(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演ボックス型(チーム制1~2人) |
難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 公表なし ※管理人参加時の成功率は、記事をご覧ください |
制限時間 | 15分(所要時間25分) ※当初、制限時間10分でしたが15分に延長されました |
特に必要となる力 | パズル力、立体感覚、注意力、ひらめき力 |
公式ヒント | あり(チーム毎に、ヒント冊子配布) |
参加料金 | 1名チケット:2,000円(税込) ペア(2名)チケット: 2,400円(税込) ※初回プレイ用、2回目以降用で2券種あり ※平日U22団員割引、forkids割あり (詳細は記事を参照) |
公演情報 | リアル脱出ゲーム「ある隠し金庫からの脱出」公式サイト/金庫脱出 | TOKYO MYSTERY CIRCUS |
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※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 怪盗団の一員となって、ルーム型金庫から金貨を盗み出して脱出せよ!
- ペアチケットならプレイ料金1人1,000円(税込)、気軽にリアル脱出ゲームを体験
- 2回目以降は、ベテラン怪盗チケットで別のストーリー&謎解きに変化する!
-はじめに-
今回の記事は、東京ミステリーサーカスで開催中のリアル脱出ゲーム「ある隠し金庫からの脱出」にチャレンジした体験・攻略レビューをお届けします。
制限時間15分、ボックスタイプで気軽にチャレンジできるものの、謎解きはなかなか手応えのある内容。2回目以降では別のストーリーや謎解きが楽しめるのも、新しい試みでした。
脱出成功率の目安や所要時間といった攻略に役立つデータや、金庫に見立てた小さな部屋で行う謎解きの特徴や見所など、気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
リアル脱出ゲームのおすすめ、東京で絶対プレイしたいものまとめ
東京都内のリアル脱出ゲームに、10年間で300回以上参加して「これは絶対プレイして欲しい!」と感じたおすすめをまとめた記事です。2022年現在、遊べるモノをピックアップ。脱出成功率や見所など、検討に役立つデータをわかりやすく記載しています。
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リアル脱出ゲーム「ある隠し金庫からの脱出」の概要
概要「隠された金貨をかき集め、ボックス型金庫から脱出せよ!」
怪盗団の一員となったあなた。
今日のミッションは、巨大銀行から出来るだけ沢山の金貨を盗み出すこと。
しかし、仕掛けられた罠が発動し、あなたは金庫の中に閉じ込められてしまう。
警察が駆けつけるその前に、大量の金貨を盗み出して脱出せよ!
「ある隠し金庫からの脱出」の導入ストーリーは、上のようになっています。
ボックスタイプのリアル脱出ゲームで、金庫に見立てた2畳ほどのスペースの部屋に実際に閉じ込められ謎解きを行います。チームごとに1つの部屋が用意されているので、他のチームと一緒にプレイすることはありません。
映像演出は無く、録音音声で開始前ストーリーや状況が語られるシンプルな構成。部屋に仕掛けられた暗号や謎に、真っ直ぐ向き合う、ある意味ストイックな内容でした。
今回の特徴は、ただ金庫から脱出する方法を探るだけでなく、隠された金貨を集めることも目的になっています。ただ、初回の挑戦では金貨集めよりも、脱出方法を探ることに焦点があります。いくら金貨を集めても、15分以内に脱出できなければゲームオーバーです。
2回目以降のチャレンジでは「ベテラン怪盗チケット」という券種が用意されており、こちらは金貨集めがメインとなる謎解きです。同じ部屋で、別のストーリーや謎解きが楽しめる仕様は、新しい試みですね(謎解きの詳細は、後述をご覧ください)
所要時間(制限時間など)
ゲームの制限時間:15分
※当初、制限時間10分でしたが15分へ延長されました(21.10.01~)
準備、説明を含めた所要時間:25分
ゲームの制限時間は「15分」です。問題量に対して、15分の制限時間はかなり短く感じました。会場では25分置きの入れ替え制でプレイが繰り返されているため、スタート前の説明も必要最低限の内容でさくさく始まります。
終了後も特に解説の時間は設けられていません。解説ページにアクセスできるQRコードの書かれたカードを貰うことができました。
次の回が始まってしまうので、所要時間が25分以上に長引くことはほぼ無いと思われます。
チケット情報
今回のゲームは、1~2名のチーム制です。1名か2名でチケット券種と料金が変わります。
また、「脱出チケット」と「ベテラン怪盗チケット」の2種類があります
脱出チケット
初めてプレイする参加者用。金庫からの脱出がメインとなる内容。
ベテラン怪盗チケット
2回目以降の参加者が対象。前回プレイの内容を前提として、より多くの金貨を盗むことが目的の内容。
初めてプレイする場合は、「脱出チケット」の購入になります。間違ってしまわないように注意したいですね。
(税込) | 2人チーム | 1人チーム |
脱出チケット (初回プレイ用) | 2,400円 (1人当たり1,200円) | 2,000円 |
ベテラン怪盗チケット (2回目以降のプレイ用) |
平日U22団員割引あり:少年探偵団会員かつ22才以下の平日限定の割引(半額)。初回摘要時、会場受付で生年月日のわかる身分証明書の提示必要。詳細は公式情報をご確認ください
forkids割あり:保護者同伴の小学生以下は通常料金の半額。生年月日の記載された身分証明書の提示が必要な場合あり。詳細は公式情報をご確認ください
※間違い無いよう記載しておりますが変更されることもあるため、ご購入前に必ず公式情報をご確認ください
公式サイト:チケット情報
概要のまとめ、注意事項
ココがポイント
《概要まとめ》
・怪盗団の一員となって、隠し金庫から金貨を盗み出すストーリー
・金庫に見立てた「ボックスタイプ」の部屋から脱出するのが目的
・2回目以降は、奪取する金貨の枚数を競う「別の謎解き」が楽しめる
《注意事項》
・チケットは「脱出チケット」「ベテラン怪盗チケット」の2券種あるので注意
脱出チケット:初めてプレイする場合
ベテラン怪盗チケット:2回目以降のプレイ
脱出成功率や謎解きの特徴は?
特徴「パズルや立体感覚が問われる問題がポイント」
今回の謎解きでは部屋を探索してアイテムや情報を見つける要素ももちろんありますが、それ以上に「パズル」問題がポイントとなった印象です。ピースを組み合わせたり、立体的に物事を捉える機会が度々ありました。用紙に書き込む必要のある謎解きは、ほぼありません。
攻略のコツと感じた3点は以下になります。
・時間との勝負
・部屋が狭い(整理整頓)
・初回プレイに関係ない情報
《時間との勝負》
部屋の探索や、暗号や謎の難易度は特別難しくありませんでしたが、制限時間15分がとにかく短いです。例えばピースを組み合わせるようなパズル問題では、答えが一瞬で完成することがありません。どうしても作業時間が発生します。限られた時間内で、いかに効率よく問題を解いていくかがポイントだったと思います。2人で挑戦している場合は、息の合った連携も必要ですね。
受付時に公式ヒント冊子を受取ります。最後の謎以外は、ほぼ答えが記載されているため閲覧に注意が必要ですが、どうしても先に進めない場合は、有効に活用したいですね。
《部屋が狭い》
2人プレイの場合、部屋を狭く感じました。入手した金貨や、謎解きに必要となる情報、既に解き終わった問題などが散乱しがちです。置き場所を決め、整理しながらプレイするとスムーズですね。
また、部屋内外に荷物置き場は特にありませんでした。大きな荷物を持ち込むと、それだけでプレイに支障があります。手荷物サイズであれば大丈夫ですが、大きな荷物は避けた方が無難です(有料500円のクロークが1Fにあります)
《初回プレイに関係ない情報》
今回、2回目以降の「ベテラン怪盗チケット」は、同じ部屋で別の謎解きをすることになります。そのベテラン怪盗用の問題や情報を、初回プレイ時に見つけてしまうことがありました。
しかも、一見しただけではそれが「初回プレイ用」か「ベテラン怪盗用」か判別がつかないものもあります。あまり前後の繋がりの感じられない情報を入手した場合は注意です(不明な情報を手にした場合は、ヒント冊子で確認してもいいですね)
ベテラン怪盗チケット
初回プレイは、閉じ込められた「隠し金庫」から脱出することが主な目的です。その為、部屋の中に隠された全ての金貨を見つけ出すことが出来ない仕様になっています。
2回目以降に、ベテラン怪盗チケットで参加することによって、謎解きの内容が変わり、どれだけ多くの金貨を見つけることができるか、目的も変わります。
いわゆる「延長チケット」や「再挑戦チケット」とは主旨が異なります。初回プレイ時の記憶も必要とのことなので、最初からこちらのチケットで参加しないように注意ですね。
私もまだ未プレイのため、参加しだいこちらの記事に追記致します。
脱出成功率の目安、攻略コツまとめ
ココがポイント
《脱出成功率の目安》
・今回、公式で脱出成功率は公表されていません。
※私が参加した東京ミステリーサーカスでは、一度に3チームが別々の部屋で挑戦。前の時間回は成功チーム無し、私が参加した回は1チーム成功(全て脱出チケット参加)でした。その様子から計算すると、成功率約17%、やや難しめではないかと思います(母数が少ないため、参考まで)
《攻略のコツまとめ》
・1つ1つの問題は特別難しくないが、制限時間15分は短め
2人の息の合った連携や、躓いたら公式ヒント活用も
・部屋が狭く、大きな荷物は邪魔になるので持ち込まないように
手に入れた情報や、解き終わった問題用紙は整理しよう
・初回プレイで関係の無い情報を見つけてしまうことも
前後の繋がりの無い情報を見つけたら注意しよう
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
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実際に遊んでみたリアルな感想
感想「とにかく素早く解きまくる!制限時間ギリギリの脱出劇」
制限時間15分、ギリギリで謎や暗号を解いていくスリルや攻防が楽しい内容でした。金庫の中に閉じ込められ、迫る警察の到着時間…という設定が、とてもよく生かされてたと思います。
その為、素早く問題を解くことが得意な人に向いた内容かもしれません。じっくり謎を考えたい人は、あっという間に終わってしまった…と感じるかも。初めてのリアル脱出ゲームで、こちらに挑戦したい方は、その点、注意して参加を検討してみてください。
一方で、参加料金の安さ(2人プレイで1人当たり1,000円税込)や開催回数の多さから、気軽に挑戦しやすいメリットがあります。他の脱出ゲームの待ち時間で、ちょっとプレイするなんてことも出来ますね。2回目以降も、「ベテラン怪盗チケット」によって謎解きの内容が変わるので、挑戦頻度も上がります。
私はまだ「ベテラン怪盗チケット」未プレイのため、参加するとまた全体の印象が変わるかもしれません。フォトスポットには「○%の金貨を盗む出すことに成功した!」なんてカードも用意されていたので、挑戦するモチベーションが刺激されました。また参加しだい、こちらの記事に追記していきます。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!