こちらの公演は開催期間を終了しています。過去イベントの記録資料としてご活用ください。
攻略データ
プログラム名 | 小田急サスペンス劇場 ~新人ルポライターが巻き込まれた 引き返せない急行列車とファインダー越しの三つの事件~ (takarush BLACK LABEL) |
謎解きスタイル | 周遊型(鉄道・電車系)(人数1人~) |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
移動距離 | 小田急線沿線(新宿より片道90~100分範囲) |
実際に要した時間 | 3.5時間(想定5時間~) |
特に必要となる力 | 注意力、観察力、ひらめき力 |
必要なもの | スマホやタブレット(インターネット使用)、筆記具 ※バインダ―あると便利 |
キット購入料金 | 無料(交通費は自費) ※小田急線各駅フリーペーパーラックで配布 |
公式情報 | 小田急サスペンス劇場|takarush BLACKLABEL |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 小田急線に乗ってプチ旅行気分、知らない街で意外な発見ができる謎解き
- サスペンスドラマ風のストーリー、ルポライターになってゴシップをスクープ!
- 参加無料、1日乗車券で交通費もお得に。ゲームクリアで豪華賞品当たるかも!?
-はじめに-
今回の記事は、小田急線の各駅を巡りながら謎解きをする「小田急サスペンス劇場」にチャレンジして来た体験レポートです。
大人が楽しめる謎解き「タカラッシュ・ブラックレーベル」さんと、小田急線がコラボした謎解きシリーズ2020年版は、今までより移動距離も伸びて、日帰り旅行をしてきた気分になれました。
所要時間の目安や難易度、交通費がお得になる1日乗車券について、サスペンスドラマに見立てたこの謎解きの特徴など。参加を検討されている人に役立つ情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
小田急線謎解き2020年版「小田急サスペンス劇場」の概要
「ルポライターになってゴシップをスクープ! 旅行気分で謎解き」
新人ルポライターに課せられた「特ダネ」の取材。
「美術館から盗まれたダイヤ」
「人気俳優の熱愛発覚」
「行方不明になった大物芸術家」
どの事件も一筋縄ではいかない「サスペンス」と「ゴシップ」に溢れていた・・・・・・小田急線に乗って、3つの事件を追え!
「小田急サスペンス劇場」の物語背景は、上のようになっています。
「サスペンス」と言ってもミステリ要素は少なく、どちらかというと「家政婦は見た」のような「ゴシップ系」サスペンスドラマに見立てたストーリー展開。
無料の問題冊子は、週刊誌風デザインのポップな見た目で、新人ルポライター気分がされに盛り上がり、楽しくプレイすることができました。
街歩き要素はあまりなく、探索は小田急線の各駅周辺(改札外、徒歩1~5分)で完結しています(謎解きの詳細は、後述をご覧ください)
ただ、探索で訪れる駅や場所は、小田急線沿線の意外なスポットも多く、謎解きをきっかけに「ちょっと寄り道していこうかな」という気持ちになれる内容だったと思います。
所要時間の目安、探索可能な時間
所要時間の目安
公式で案内されている想定時間は「5時間以上」、私は2人プレイで「約3.5時間」でした。今までもタカラッシュ!さんと小田急線のコラボ謎解きがあましたが、移動距離は過去最高です。
私たちはかなり早足だったため、余裕をもったプレイで「4~5時間」、謎解きで躓いてしまったり、寄り道を楽しむと5時間くらいかなあと思います。
スタートは「新宿駅」となっていますが、新宿駅で手に入る情報は、最終問題まで必要になりません。沿線にお住まいの方は、3つあるどの事件からでも始めることが可能です。
ただし、移動が新宿駅から下り方向に一直線で戻ることがありませんでした。案内通りに新宿駅から始めるのが、時間効率が一番良く、ストーリー展開的にもオススメです。
探索可能な時間
探索可能な時間は「6:00~22:30」です。
小田急線は比較的待ち時間が少ないダイヤですが、郊外に向かうに連れて若干本数が少なくなっていくので、ちょっとだけ注意が必要ですね。
最終問題はWEB報告なので、全ての情報が揃ってしまえば、時間に関係なくクリアすることが可能です。
謎解き冊子配布場所、注意事項など
謎解きに必要な問題冊子は、小田急線各駅のフリーペーパーラックに設置されています。設置されたものが無くなり次第、終了となります。
《その他の注意事項》
・問題冊子に筆記具の付属ないため、持参する必要があります
・途中や最終問題の解答報告、一部のストーリー閲覧はWEB上で行うため、インターネット接続できるスマホやタブレットが必要です
・立ったまま問題を解く機会も多いため、バインダーがあると便利です
※折り畳み式で、1日乗車券を収納できるポケット付きを1枚持っていると、今後も重宝しますね。私が使用してるものを下に紹介します。参考になりましたら
1日乗車券について(交通費考察)
小田急線には、全線が1日乗り放題になる乗車券があります。今までは販売期間が限られていましたが、この秋から通年販売に変わったそうです。今回の謎解きでも利用がオススメされています。
《小田急線「1日全線フリー乗車券」》
大人:2,000円
子供:1,000円
販売場所:自動券売機、小田急トラベル各店舗(一部お取り扱いのない店舗あり)
※特急ロマンスカーの利用には、別途特急券が必要です
私は「1日全線フリー乗車券」を利用しましたが、仮にSuicaで移動した場合の交通費を計算してみました。
Suica利用の交通費:3,340円
※新宿出発し、再び新宿に戻ってくるルートで計算
大人1,340円もお得になりますね。沿線の周辺観光も楽しむと、さらに有効利用できそうです。
抽選で当たる賞品
最後の謎解きまでクリアすることで、小田急線にちなんだ賞品(抽選制)に応募することができます(エンディングストーリー後にある「アンケート」に答える必要有り)
全6種類の賞品の中から、好きなものを選んで応募することができます。私はホテル利用券にチャレンジしてみました。当たったら「ラッキー!」なオマケ要素として、謎解きが終わったあとまで楽しめますね。
また、タカラッシュさんのイベントでは欠かせない「デジタルアイテム」の配布もあります。集めている方は、ぜひ最終キーワードまで解き明かして、ゲットしたいですね!
デジタルアイテムとは?
無料WEB会員コンテンツとして、謎解きに関連した「宝物」のデジタル画像がコレクションできるものです。タカラッシュ!さんが制作する多くの謎解きプログラムで採用されています。
概要のまとめ
ココがポイント
・サスペンスドラマ風のストーリーが新鮮、大人が楽しめる謎解き
・タカラッシュ!さん制作の小田急線謎解きでは、過去最高の移動距離
・問題冊子無料、交通費は自費(1日乗車券でお得に)
・筆記具、スマホやタブレット(インターネット使用)が必須
難易度や謎解きの特徴は?
「駅周辺にヒント有り、個性的な問題が難所かも」
謎解きは、一般的なクイズやなぞなぞ問題に、探索で見つける貼り紙や現地の景観(看板や建物の装飾など)を組み合わせたオーソドックスな内容でした。各駅の探索範囲は、徒歩1~5分の駅近くです。
後半に進むにつれ、少しずつ問題が難しくなっていきます。難易度は特別難しいわけではありませんが、一部の問題に解答の糸口をつかむのが難しいものがありました。
謎解きそのものの難しさよりは、個性的な内容で、答えを見てもスッキリしない人もいるかもしれません。時間がかかるようなら、公式ヒントを利用してしまった方が楽しめると思います。
メタ解き(出題者の意図を先読みして、問題以外の情報から答えを導く)に抵抗がなければ、路線図の駅名から「次に行くべき駅」を推測するのも有効な手段です。
最後の謎「デザインが楽しいアナログ問題」
用意された3つの事件クリアと、新宿駅で得た情報を合わせると、最後に行くべき「駅名」が判明する仕掛けでした。
最後の問題は、指示に従ってどこに行くかわからないワクワク感や、問題冊子を利用したアナログ謎解きならではの楽しさ(用紙を折ったり、重ねたり)を感じるもので、難易度は高くありません。
最終キーワードを発見したときの演出では、ビジュアル的に「わ!」と思えるサプライズを感じるものに仕上がっていました。
難易度の目安、攻略コツまとめ
ココがポイント
《難易度》
・謎解きに慣れていない人が「ちょいムズ」に感じるレベル(公式ヒント有り)
・謎解きに慣れている人でも、一部の問題で時間がかかるかも
《攻略コツまとめ》
・解決の糸口が見えない問題があれば、迷わず「公式ヒント」を見よう
・路線図から先の駅名をチェックして「次に行くべき駅」を絞り込むのも有効
・最終問題では、ビジュアル・デザインの楽しさを感じよう
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「都心から郊外へ、移りゆく車窓の景色を楽しめました」
小田急線は、新宿と神奈川県の郊外をつないでいますが、都心から移りゆく様々な景色を楽しみながら謎解きを行うことが出来ました。
タカラッシュ!さんと小田急線がコラボした謎解きは、昨年も開催されていますが、過去最高の移動距離です。訪れることになる駅、それぞれに街の特色がよく表れていて、沿線の観光スポットでは、ちょっとした旅行気分にも浸れました。
また、ストーリー面では「サスペンス劇場」と、謎解きではあまり見かけないシチュエーションで、新鮮かつ最後まで好奇心を刺激されました。続きが気になる「プレイヤーを飽きさせない演出」が面白かったです。
現在、そして来年にかけて、タカラッシュ!さん制作の鉄道系謎解きがいくつか開催されていますが、それぞれに特色があり違った面白さがあります。「小田急サスペンス劇場」も小田急線ならではの駅を巡る「他では味わえない物語」が待っています。お友達やご家族でチャレンジすると盛り上がりますね!
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!
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