こちらの公演は開催期間を終了しています。過去イベントの記録資料としてご活用ください。
攻略データ
プログラム名 | 千葉房総を巡るナゾトキ宝探し「ちばたん~千葉元気探検隊~」(タカラッシュ!) |
公演のスタイル | 周遊型(鉄道・電車、街歩き系)※推奨人数1人~ |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
移動距離 | JR内房線「千葉」「木更津」「浜金谷」「館山」 ※各駅の探索範囲は、徒歩20分内 |
実際に要した時間 | 4時間 |
特に必要となる力 | 注意力、ひらめき力、身体的体力 |
必要なもの | スマホやタブレット(インターネット使用) ※バインダーあると便利 |
キット購入料金 | 500円(税込)※交通費別途 (販売店:NewDaysペリエ千葉中央改札外店) |
公演情報 | 千葉房総を巡る ナゾトキ宝探し ちばたん ~ちば元気探検隊~|リアル宝探し・謎解きならタカラッシュ! |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
こんな方におすすめ
- 千葉内房総を巡る、街歩きや車窓に旅情を感じられるナゾトキ宝探し
- ご家族にもオススメできる手軽な難易度と、お子さんが喜ぶ仕掛けたくさん!
- 謎解きの難しさより、発見や達成することの喜びが感じられる宝探しプログラム
-はじめに-
今回の記事は、千葉内房線沿線の駅とその周辺を周遊するナゾトキ宝探し「ちばたん~千葉元気探検隊~」へ実際にチャレンジしてみた体験レポートです。
千葉、木更津、浜金谷、館山を実際に歩いてみることで感じられる町の空気感や、発見する喜びを感じられる宝探しならではの体験をすることができました。
リアルな感想や、交通費・所要時間の目安、道中の立寄りスポットやグルメ情報まで、参加を検討されている人に役立つ情報はもちろん、既に参加された人の振り返りにも楽しい内容です。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
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【感想、所要時間】千葉 内房総を巡るナゾトキ宝探し「ちばたん」
千葉内房線沿線を巡る謎解き「ちばたん~千葉元気探検隊」に挑戦してみたレビュー記事です。千葉、木更津、浜金谷、館山を歩いてみて発見できる景色や、町の魅力に触れることができました。所要時間や、各駅の注目ポイントなど攻略データも充実しています。
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ナゾトキ宝探し「ちばたん~千葉元気探検隊~」の概要
「海と山」「歴史と新しさ」の魅力溢れる内房総を巡る宝探し
「ちばたん~千葉元気探検隊~」は、JR内房線の4つの駅「千葉」「木更津」「浜金谷」「館山」を巡って「千葉の元気の秘密」を探す内容になっています。
それぞれの駅と周辺を探索し、4つのキーワードを集めるのが目的です。4つのキーワードが揃うと「最後の謎」に挑むことができます。(詳細は、後の項目をご覧ください)4つの駅以外の途中の駅で、謎解きのために下車する必要はありませんでした。謎解きは千葉から順番に行う必要があります。
海と山の両方をすぐ側に感じられる内房総ならではの自然や、歴史を感じる町並みだけでなく、オシャレで新しいスポットまで、歩いてみることではじめて発見できる千葉の魅力を感じられる1日を過ごすことができました。
謎解きの難易度はさほど高くありません。「発見する喜び」「達成感」「まさかの驚き」に比重があります。宝探しプログラムならではの面白さは、ご家族で参加するのにもオススメです。
ただ、JR内房線は本数が限られています(30~60分以上待つことも)ご家族で参加される場合は、小回りもきき辛いと思いますので、特に時間に注意したいですね。
宝探しキットの販売場所
プレイに必要なキットは、JR千葉駅中央改札を出てすぐのコンビニ「NewDays」で販売しています(改札内にも同じコンビニがあり注意)
販売時間は、6:30~23:30(NewDays営業時間内)ですが、探索可能時間は「初電~17:00」までと違いがあります。
所要時間、交通費、探索可能時間について
所要時間
所要時間は、全体で4時間でした。これより早く周遊するのは、電車時間の都合上かなり難しいと思います。
4つの駅(エリア)毎に、探索にかかった時間は次のようになります。各駅の時間はキーワードを発見し、再び駅に戻ってくるまでの移動時間を含んでいます。
《全体の所要時間》
千葉駅(ほぼ屋内):15分
↓(列車移動 40分)
木更津駅:25分
↓(列車移動 40分)
浜金谷駅:30分
↓(列車移動 25分)
館山駅:45分
上記に電車の待ち時間を含め4時間になりました。途中、観光や食事もしましたが、その時間は除外しています。
使用する内房線は、30~60分間隔の運行のため、駅に着いたらまず次のダイアを確認し目標時間を持つといいと思います。特に浜金谷以降は、さらに本数が少なくなるので注意が必要でした。
交通費
今回かかった交通費は、次のようになります。1日乗車券やお得な切符は、ありませんでした。Suicaの使用で若干割引になりますね。
《交通費の詳細》
※いずれもSuica使用、普通列車の乗車
謎解き部分だけ「千葉~館山」片道:1,694円
都内からの往復費用:3,124円
合計:4,818円
交通費だけで結構かかりました。キット代が500円と安いのは、交通費が考慮されているのかもしれませんね。
探索可能時間
探索可能時間:初電~17:00
探索には一部施設内が含まれ、感染症対策の営業時間短縮の影響で、探索可能時間が短めになっています。(通常18:00まで)
最後の謎解きは周遊を必要としないので、17:00までに4つのキーワードを集められれば、クリアに支障はありません。
せっかくの千葉内房総の旅なので、観光もいろいろと楽しみたかったのですが、意外と時間がありませんでした。純粋に謎解きだけであれば、午後からでも間に合いますが、寄り道も楽しみたい場合は、午前中のなるべく早い時間からのスタートをオススメします!
《その他注意事項》
・探索は屋外が多め、天候に注意
※ 夏期は熱中症対策をしっかりしたいですね
・細かなアイテム類が多いため、ポケット付バインダーがあると便利
※ 持ち運びがコンパクトな折りたたみタイプがオススメです。シンプルなものが1つあると今後も重宝しますね。私は次のものを使用しています。
クリア賞品(抽選)、スピンオフ企画など
クリア賞品(抽選)
4つのキーワードを集め、最後の謎までクリアすると、抽選で賞品が当たります。最終キーワードをWeb上で入力する必要があります。
賞品の内容は、千葉内房総にちなんだ「銘菓」「特産品」「館山ファミリーパークの入園券」など。クリア後のちょっとしたお楽しみになりますね。私は「ふさおとめ(お米)5kg」に応募しました(実用的)
賞品の詳細は、こちらから確認することができます。
https://www.takarush.jp/promo/jr_chiba2/prize.html
デジタルアイテム配布もあります
デジタルアイテムは、無料WEB会員コンテンツとして、謎解きに関連した「宝物」のデジタル画像がコレクションできるものです。タカラッシュ!さんが制作する多くの謎解きプログラムで採用されています。
スピンオフ企画
《とあるホテルの7つの秘密》
ホテルファミーリオ宿泊者限定の謎解きプログラムです。謎解きの難易度は「ちばたん」本編よりも高い ★4です。内房総で宝探しを楽しんだ後は、ホテルでじっくり本格謎解き。そんな贅沢な旅行もしてみたいものです。
《千葉に泊まっておまけ謎》
ちばたん開催期間中に対象の宿泊施設に泊まり、フロントで宝探しキットを提示すると「おまけ謎」が貰えます。遠方の方や、ゆっくり千葉房総半島を楽しみたい型は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。ちばたん三昧だった1日の良い締めくくりになりそうです。
「とあるホテルの7つの秘密」及び「ちばたん おまけ謎」の詳細は、次のリンクから確認できます。
https://www.takarush.jp/promo/jr_chiba2/hotel.html
【概要のまとめ】
ココがポイント
・JR内房線「千葉」「木更津」「浜金谷」「館山」を巡りながら自然や街歩きを堪能。謎解きは千葉から順番に行う必要あり
・「発見する喜び」や「驚き」「達成感」を感じられる家族にオススメの内容
・所要時間は4時間以上、午前中からスタートが余裕をもってチャレンジできる
※ 列車の待ち時間は、30~60分以上の場合があるので注意
・探索は、ほぼ屋外(雨天、暑さ対策など必要)
各エリア謎解きの特徴は?
千葉「まずは、主要駅で小手調べ」
所要時間:15分
移動距離:千葉駅中心に徒歩5分範囲(ほぼ屋内)
キットを購入した「NewDays」の目の前から、謎解きスタートです。
謎の難易度も移動距離も、まずは小手調べといった感じでした。その場に行かないとわからない構造物の外観を頼りに、キーワードの隠し場所まで誘導されていきます。
千葉駅直結の商業施設「ペリエ千葉」には、フードコートやレストラン街も充実していたので、ここで早めのランチを済ませるのもいいですね。
謎解きの種類
問題には以下の3種類があります。
・改札外で解く謎
→ 街歩きでキーワードの発見
・改札内で解く謎
→ 駅構内の掲示物などで情報ゲット
・電車内で解く謎
→ 上2つで得た情報や、電車内の掲示物を利用した謎解き
※特急列車に謎解きに必要な掲示物ないため、普通列車での移動が必要
次の駅へ向かう移動時間が25~40分と長めになりますが、謎解きをしながらのんびり車窓の景色を楽しめました。
改札内で解く謎は、主に情報を入手するのが目的になります。忘れて電車に乗ってしまうと、次の問題が解けなくなりますので注意ですね。
木更津「知らない町を歩いてみる楽しさ」
所要時間:25分
移動距離:木更津駅より徒歩10分範囲
アウトレットモールとその周辺の開発がすすむ木更津ですが、謎解きで周遊した駅周辺は思いのほか静かな印象でした。
千葉駅に比べて、街歩きの難易度が若干上がります。私は途中で進路を間違い、「あれ、どこまでいっても目標物が現れない・・・」と心細くなる事態に。
問題に示されるイラストと、町の現物に違いが無いか、よく確認しないといけなかったなあと反省です。
浜金谷「海も山もすぐそこに、自然がたくさん」
所要時間:30分
移動距離:浜金谷駅より徒歩15分範囲
海あり山あり、内房総の自然が目前に広がる魅力いっぱいのエリアでした。
前の2つの駅エリアに比べると、若干移動距離が長くなります。険しく切り立った鋸山(のこぎりやま)を背に、広大な海を望む風景は目に楽しかったですが、夏期は飲み物や帽子など熱中症対策をしっかりしたいですね。
キーワード発見を邪魔するちょっとしたイタズラがあります。お子さんが喜びそうな仕掛けですが、気を引き締めないと正解を見逃してしまうことに。発見したものが、前2つのキーワードと同じ形式になっているか、よく確認する必要がありました。
館山「リゾート感漂うサーファーの町」
所要時間:45分
移動距離:館山駅より徒歩20分範囲
いよいよ最後のエリアです。他と比べ、移動距離が長く途中で不安になってしまいましたが、問題に示される目印がわかりやすいので助かりました。
サーフィンや水上ボートなど、マリンスポーツを楽しむ人も多く、街並みは湘南を彷彿とさせるリゾートな雰囲気に包まれています。海辺を長く歩くことになりましたが、オシャレで開放的な景観がとても気持ちよかったです。
館山駅から千葉へ戻る電車は、本数が少ないので、戻り電車時間の候補を確認してから探索を開始すると、後々の待ち時間にムダがなくなると思います。
最後の謎解き
所要時間:10分
移動距離:移動なし
4つのキーワードが揃うと、最後の問題の虫食い部分が埋まります。移動は必要ありませんでした。最終報告はネット上で行うため、自宅で解くこともできます。その場合、ゴミに思えるアイテムの切れ端も捨てずに持ち帰りましょう。
最後はアナログならではのアイテムを使用したギミックが楽しい内容です。作業工程がちょっとだけ複雑。お子さんでも楽しめるレベルですが、広いテーブルがあるとスムーズだと思います。
指示に従って折ったり、重ねたり、貼り付けたりしていけば自然と解けるので、難易度は高くありませんが、とても仕掛けが凝っていて、作り上げた驚きや、クリア後の余韻が心地よかったです。
コツは焦らず、指示に従って丁寧に作業をすることでしょうか。ヒントを見れば、どうしても解けないということにはならないと思います。
【攻略のコツまとめ】
ココがポイント
・「千葉」「木更津」「浜金谷」「館山」以外の駅で下車する必要はなし
・3種類の問題「改札外で解く謎」「改札内で解く謎」「電車内で解く謎」を確認しながら取り組む
※ 改札内で解く謎など忘れて電車に乗ると、次の問題が解けなくなる注意
※ 電車内で解く謎は、普通列車の掲示物を利用。特急には掲示物がない注意
・電車本数が少ないので注意。駅についたら次の発車時間を確認していおくと良い
・最後の謎は、自宅でもできる(4つのキーワードを揃えたあと)
※ アイテム類は一見ゴミと思えるものも捨てないように注意
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「発見する喜びや驚きを感じられる宝探しゲーム」
謎解きと宝探し、そのコンセプトの違いを改めて感じることのできる内容でした。
謎解き問題のクオリティに楽しみを見いだすというよりは、実際に街を歩いて肌で感じること、リアルに何かを発見する喜びや達成感、宝探しの醍醐味はそういった事にあるんだなあと。
また、発見する喜びは宝探しだけでなく、内房総の魅力にもあって「海の幸が美味しい!」とか「景色が絶景!」「夕日がきれい!」なんてことへ素直に感動する1日でした。
南房総は、昨年19年の台風被害の痕がまだ色濃く残っています。屋根の損壊をブルーシートで覆う光景など、いまだ困難な生活を続けている人の存在も感じました。
新型コロナの影響も続いていますが、「千葉元気探検隊」というタイトルには「困難を乗り越える元気を忘れずに」との思いが詰まっているのでしょうね。
本当ならばすでに開催期間が終了しているはずのプログラムでしたが、20年11月末まで開催期間が延長したおかげで楽しむことができました。
ご家族、お友達、恋人と、元気になる宝探しへお出かけしてみてはいかがでしょうか。
寄道グルメ「館山の魚介香るもっちもち石窯ピザ」
館山で最終キーワードを発見したあとに、近隣のカフェレストランで、魚介の旨味がたっぷり乗った石窯ピザを頂きました。
南房総は、新鮮な海の幸はもちろんのこと、近隣に石切場跡が多く、石窯を売りにしたピザをちょくちょく見かけました。浜金谷の鋸山も、石切作業によって、あの有名な断崖絶壁の景観が誕生したそうです。
「ちばたん」は千葉内房線を巡る内容ですが、千葉外房を巡るナゾトキ宝探し「放課後の手紙と消えた彼女」も同時開催中です。こちらはストーリー性が強く、大人が熱中できる謎解きになっています。よろしければ関連記事もご覧ください。
それでは最後までブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました!
【感想、所要時間】千葉 内房総を巡るナゾトキ宝探し「ちばたん」
千葉内房線沿線を巡る謎解き「ちばたん~千葉元気探検隊」に挑戦してみたレビュー記事です。千葉、木更津、浜金谷、館山を歩いてみて発見できる景色や、町の魅力に触れることができました。所要時間や、各駅の注目ポイントなど攻略データも充実しています。
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