攻略データ
公演名 | ムーミン谷の魔法の地図(takarush BLACK LABEL) |
公演のスタイル | 施設周遊型(推奨人数1~4人) |
難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
移動距離 | ムーミンバレーパーク園内(徒歩20分範囲) |
実際に要した時間 | 3時間(想定3.5時間~) |
特に必要となる力 | 読解力、注意力、手先の器用さ |
必要なもの | スマホやタブレット(インターネット使用) |
キット購入料金 | 2,500円(税込)園内売店「Alku kauppa(アルク カウッパ)」で販売 ※ムーミンバレーパーク入園料が別途必要 |
公演情報 | ムーミン谷の魔法の地図|ムーミンバレーパーク|takarush BLACKLABEL |
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※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
こんな方におすすめ
- ムーミンの世界観に包まれた自然豊かな谷で、謎解きもアクティビティも1日遊び回りたい!
- 原作の不思議なお話をベースにした謎解き。大人も子供も楽しめる仕掛けがたくさん
- 見た目もカワイイ、ムーミンコラボのフードを開放感のあるテラスで
-はじめに-
今回の記事では、埼玉県飯能市にある「ムーミンバレーパーク」で行われている周遊型の謎解き「ムーミン谷の魔法の地図」へ実際にチャレンジしてみてわかった攻略のコツやおすすめのポイントを体験レポートでお届けします!
ムーミンバレーパークは、商業施設「メッツァビレッジ」に併設したムーミンテーマパークです。ムーミンのほのぼのとしていて、何処か不思議な世界観に包まれた園内を謎解きをしながらめぐることができました。
パーク内のおすすめスポットやランチ情報など、参加を検討されている人に役立つ情報や、既に参加された方の振り返りにも楽しい内容になっています。
下の目次を見るだけでも概要がわかるようになっています。気になる箇所からチェックしてみてくださいね。
【謎解き一覧】東京周辺の街歩き系 目的別まとめ(2023年)
東京周辺の街歩き系・周遊謎を10年間で100以上遊んでみて「これは面白かった!」と太鼓判付きのものを紹介したレビュー記事です。目的別に「鉄道・電車沿線」「人気の商店街」「アミューズメントスポット周辺」など、今遊べるものを見やすくまとめました。写真も多く掲載し、参加検討に役立つプレイイメージをしやすい内容です。
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「ムーミン谷の魔法の地図」の概要
「原作の雰囲気に包まれた『ムーミン谷』を巡る謎解き」
ムーミン谷の山のてっぺん。そこで見つけた「まっ黒なシルクハット」は、中に入れたものの姿を変える魔法の帽子でした。卵の殻はふわふわの雲になり、川の水は木いちごのジュースに。
ある日、ムーミン谷の住人「リトルミイ」がこの魔法の帽子を使って、紙切れを「宝の地図」に変身させます。
「きっと、素晴しい宝物が見つかるはずよ!」
ミイの言葉に、ムーミンやスナフキンなど、お馴染みのキャラクターたちはお宝探しに出かけけることに。地図に隠された、ムーミン谷の宝物の正体は・・・!?
原作「たのしいムーミン一家」の魔法の帽子のエピソードを軸にして、ムーミンバレーパークを周遊しながら謎を解く、体験型の謎解きプログラムが「ムーミン谷の魔法の地図」です。
ムーミンバレーパーク内は、ムーミントロールの家やスナフキンのテント、谷の象徴となる灯台など、原作の世界観が満載。謎解きをしながら、パークの魅力をのんびりと体感することができました。
「ムーミンバレーパーク」とは?
「ムーミンバレーパーク」は、埼玉県飯能市にある北欧の生活をテーマにしたショッピングモール「メッツァビレッジ」に併設されています。
ムーミンバレーパークへは、このメッツァビレッジを通って行きますが、開放感のあるオシャレな建物が建ち並び、本当に北欧を訪れたかのような気分になれました。
帰りに北欧雑貨をウィンドウショッピングするのも楽しいかもしれませんね。
ムーミンバレーパーク
メッツァビレッジ内を15分程歩いて行くと、ムーミンバレーパークの入口が見えてきます。結構歩きますね。
パークはムーミンの世界観が感じられる明るくのんびりとした景色が広がっています。アトラクションやショーステージもあり、特に入園料だけで観覧できる展示施設は素晴しい内容でした(展示施設内は、謎解きで周遊します)
料金や注意事項
謎解きキットに入園料は含まれません。別途、入園チケットを購入する必要があります。園内にはいくつかアトラクションがあり、入園チケットだけで楽しめるものと、追加料金のかかるものがあります。全てのアトラクションを楽しめるフリーパスも販売しています。
謎解きキットはチケットブースではなく、園内に入ってすぐ、お土産物屋さんで販売しています。どこに売っているのかと少しドキドキしましたが、ゲートを通過してすぐ見つかりました。
前売り | 当日 | |||
入園料 | 子供 1,300円 | 大人 2,300円 | 子供 1,500円 | 大人 2,500円 |
1デーパス | 子供 2,100円 | 大人 4,000円 | 子供 2,300円 | 大人 4,200円 |
大人 中学生以上、子供 4歳~小学生、4歳未満は無料 | ||||
謎解きキット | 2,500円(1ドリンク フリーチケット付) | |||
駐車料金(メッツァビレッジ) | 平日 無料、土日祝 1,500円/日 ※1 |
※1 メッツアビレッジで5,000円以上買い物をすると土日祝の駐車料金が無料になるキャンペーン中。但し、ムーミンバレーパークでの飲食・買い物は対象外(入園チケット・1デーパス含む)
前売りチケット販売(会員登録が必要):https://ticket.metsa-hanno.com/
・パーク内の有料アトラクション「飛行おにのジップラインアドベンチャー」(ワイヤー滑走)が、とても人気でした。整理券制(アトラクション前で「よやくチケット」)のため、入園したらすぐに整理券をもらいにいく必要がありそうです。私が訪れ日(日曜)は、昼過ぎにその日の整理券は配布終了していました。
・パーク入口へ向かう途中にネットアスレチックの施設がありますが、こちらもムーミンバレーパークとは別料金です。
・園内は徒歩20分程で端から端まで移動できる広さですが、一部起伏の激しいエリアもあります。歩きやすい服装や靴が必須になります。ベンチや座る場所は多めに用意されていますが、バインダーを持参すると、立ったまま書き物をするのに便利です。
・パーク開園時間は10:00~18:00(謎解きの最終報告17:00まで)と、夕方には終了してしまいます。余裕を持ってお出かけしたいですね。
特徴のまとめ
ココがポイント
・原作の雰囲気を楽しめる景観や、展示施設を周遊する謎解き
・中に入れたものを変身させる「魔法の帽子」と「宝の地図」を巡る不思議であたたかいストーリー
・謎解きキットに入園料や有料アトラクション料は含まれないため注意
(謎解きキットはチケットブースではなく園内のお土産屋「Alku kauppa(アルク カウッパ)」で販売)
・攻略には3~4時間(最終報告17:00まで)、歩きやすい靴が必須。バインダーあると便利
謎解きの特徴は?
「大人も子供も楽しめる仕掛けがたくさん!」
謎解きの難易度はやや高めです。謎解き好きの人で3時間前後、慣れていない方は4~5時間かかるかもしれません(公式ヒントは充実しています)
基本はパーク内の施設や構造物の情報を集めながら、謎解きを行う周遊タイプの謎解きですが、随所に大人も子供も楽しめる仕掛けが施されていました。
ラテアートが問題を解くヒントになっていたり、アナログキットならではの問題では、折り紙のような楽しさもありました。家族でワイワイと盛り上がりながら解けそうですね。
3つのコース
中盤以降、コースが以下の3つに分かれます。
(お話の中で、3手に分かれてムーミン谷の情報を集めようということになります)
リトルミイ
ムーミンとスノークのおじょうさん
スナフキン
クリアするためには3つのコースを全てやる必要がありますが、どのコースから取りかかるかは自由です。効率的にまわりたい方は、「リトルミイ」→「ムーミンとスノークのおじょうさん」→「スナフキン」の順番がおすすめです。各コース周遊を含めて20分前後かかりました。
また、それぞれのコースの最初の問題は、周遊を必要としません。最初の問題だけ3つとも先にやっておくといいかもしれませんね。
最終報告は1回だけ
今回の謎解きは「最終報告」が1回だけと明記されています。流れに沿って謎解きを行うと、「あれ、意外とあっけないな・・・」と感じるかも。
最終報告をする前に、もう一度、ストーリーを振り返って見るのもいいかもしれませんね。見つけた宝物はムーミンたちにとって本当に相応しいものか、そこまでの物語が教えてくれそうです。
そして、イタズラ好きのキャラクターには要注意です。
攻略のポイントまとめ
ココがポイント
・掲示物や、施設の構造物(展示品の特徴)などを利用した謎解き
・「ラテアート」や「アナログキットの折り紙」など周遊だけじゃない要素も
・最終報告は1回だけ。発見した宝物はムーミンたちに相応しいものか?
・イタズラ好きのキャラクターには要注意
実際に参加してみたリアルな感想
感想「大自然の開放感、1日のんびりできる」
謎解きの内容も良かったですが、とにかくムーミンバレーパークの雰囲気が抜群に素晴しかったです!
開放感のある景観に、忙しい日常を忘れることができます。丁寧に作り込まれた展示物では、時間が経つのをわすれてしまうほど見入ってしまいました。
家族やお友達とわいわい楽しんでもいいですし、恋人とのんびり過ごすのにもうってつけの場所ではないでしょうか。
また、謎解きのストーリーは、原作エピソードをベースにしています。ムーミン原作ファンはもちろん、家族や恋人と安心して挑戦できる、あたたかい気持ちになれるお話でした。
中にいれたものを変身させてしまう「魔法の帽子」は原作シリーズ「たのしいムーミン一家」に出て来ます。原作では、隠れんぼうをしようと、帽子の下に潜り込んだムーミンが『太っていた部分はみんなやせてしまい、やせていた部分は、のこらず太りました(引用)』なんて、ちょっと不思議な事態になってしまうようです。そんな原作のエピソードも知っていると、よりたのしめるかもしれませんね。
ムーミンの世界観に浸りながら、手応えのある本格的な謎解きを楽しみ、終わったあとには子供の頃に読んだ原作ムーミンを再読してみようかなあと思える、そんな素敵な1日を過ごすことができました。
「おさびし山のハヤシライス」てんこ盛り!
ムーミンバレーパークでは、キャラクターや原作をイメージさせるフードメニューもたくさんあります。
とにかく沢山食べたい! という方は、ムーミン食堂のメニュー「おさびし山のハヤシライス」を大盛り(プラス100円)にするのをオススメします。プラス100円とは思えない重量感で、コスパ最強でした。小食の人は食べきれないかもしれませんので、注意してくださいね。
※ムーミン食堂は土日祝はとても混み合います。先に整理券をとることをオススメします。おおよその案内時間や、QRコードから登録することで、順番が近づいたときにメールでお知らせしてくれる機能もあります
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どうかなるべく多くの皆さんに、謎が解けた瞬間のあの歓喜の時が訪れますように!