攻略データ
公演名 | 石の洞窟(ストーンケイヴ)からの脱出(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演型(1~3人)※随時スタート形式、詳細は記事参照 |
難易度 | ★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 公表なし |
制限時間 | 40分(所要時間50~90分程) |
特に必要となる力 | 分析力、注意力、観察力、ひらめき力 |
公式ヒント | あり(チーム毎にヒントカード支給) |
料金(税込) | 前売平日 トリオチケット 7,800円 前売休日 トリオチケット 8,400円 ※1~3人のグループチケット制 ※平日U22団員割引あり ・コンティニュー 10分 800円/人 ※チームメンバー全員でする必要あり (詳細、記事参照) |
公演情報 | リアル脱出ゲーム×Dr.STONE |ドクターストーン脱出 |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:難易度は筆者の主観になります。間違いないよう記載しておりますが、変更の可能性もあるため必ず公式情報をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
こんな方におすすめ
- 科学と脱出ゲームの融合、困難な状況を科学実験で乗り切るサバイバル脱出ゲーム!
- 原作アニメ「Dr.STONE」大好き! 千空たちと力を合わせて、原作さながらの冒険体験
- 1~3人の少人数で気軽に参加。ゲーム進行もマイペースにできるので、初めての人も誘いやすい
-はじめに-
今回の記事では、アニメ「Dr.STONE(ドクターストーン)」とコラボしたリアル脱出ゲーム「石の洞窟からの脱出」へチャレンジしてみた攻略レポートをお届けします!
アニメに登場するお馴染みのキャラクター達と協力するチュエーションや、原作の持つ「科学実験」という要素をリアル脱出ゲームに取り入れた新鮮な驚きのある謎解きでした。
記事では、難易度や所要時間といった攻略に役立つデータや、知っているとより楽しめる「サブミッション」の情報など。参加検討に役立つ情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも要点がわかるようになっています。気になる箇所があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
※こちらの記事は2020年に開催された内容です。再演では一部内容が異なる可能性があります。全体感の確認にご活用ください
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リアル脱出×Dr.STONE「石の洞窟からの脱出」の概要
「科学の力で困難を乗り切る!サバイバル謎解き」
科学の進歩に必要となる「素材」を求めて洞窟を訪れた千空(せんくう、原作キャラクター)とその仲間たち。突然の土砂崩れで入口が塞がれ、洞窟に閉じ込められてしまった。
不安定な地盤に、今度は洞窟全体が崩壊する危険が迫っていた。残された少ない時間で、洞窟からの脱出するためには、人手が足りない・・・・・・。困った千空たちは洞窟で石化している人々を発見するのだった。
と、そんなシチュエーションで「石の洞窟からの脱出」は始まります。
私たちプレイヤーは、千空の持つ「石化復活液」で助けられた「現代の記憶を持つ文明人」です。崩壊の迫る「石の洞窟」から、千空たちと協力し、脱出を目指す「サバイバル謎解き」といった内容でした。
Dr.STONEとは?
Dr.STONE(ドクターストーン)は、週刊少年ジャンプで連載中の「科学」をテーマにしたSFサバイバル漫画。
謎の石化光線によって文明が失われてしまった3,700年後の未来。石化から復活した主人公「千空(せんくう)」とその仲間たちが、石器時代から現代文明までの科学史を駆け上がる。千空の明晰な頭脳と、現代文明の知識を駆使して困難に立ち向かう、壮大なストーリーになっています
2019年7月からアニメ放送が始まり、ファン層がさらに広がりました。今回のリアル脱出ゲームは、アニメ版とのコラボになります。
今回、最大の特徴は「科学実験」の要素を謎解きに取り入れていることです。脱出に必要となるアイテム(素材)の特徴を割り出し、様々な実験を通して特徴に沿ったアイテムを見つけ出していきます。
例えば、電気の通らない「絶縁体」のアイテムが必要になったら、電池を繋いで通電しないか確認してみるといった感じです(これは例示で、実際の謎解きとは関係ありません)
ゲームで使用される実験は、ドクターストーンの世界観にマッチした「科学の楽しさ」や「驚き」を感じられるものばかりでした。実験を通してひとつひとつ素材を検証する作業が、仮説を立てて可能性を探るリアル脱出のゲームの進行と、とても相性がよかったです。
ゲームシステムやチーム料金について
チーム料金について
「石の洞窟からの脱出」は、1~3人のチーム制です。何名で参加するか、チケットを購入する段階で選択します。当日、会場で知らない人と同じチームになることはありません。
チケット券種は以下の3種類です。
※チケット料金は税込です | 平日 | 土日祝日(大型連休期間含む) | ||
前売り | 当日券 | 前売り | 当日 | |
ソロチケット | 3,800円/人 | 4,100円/人 | 4,000円/人 | 4,300円/人 |
ペアチケット | 2,800円/人(5,600円) | 3,100円/人(6,200円) | 3,000円/人(6,000円) | 3,300円/人(6,600円) |
トリオチケット | 2,600円/人(7,800円) | 2,900円/人(8,700円) | 2,800円/人(8,400円) | 3,100円/人(9,300円) |
コンテニュー | 800円/人(※チーム全員の利用に限る) |
平日U22団員割引あり:少年探偵団会員かつ22才以下の平日限定の割引(半額)。初回摘要時、会場受付で生年月日のわかる身分証明書の提示必要。詳細は公式情報をご確認ください
※間違いがないよう記載しておりますが、変更の可能性もあるため、必ず公式情報をご確認ください
公式サイト:チケット情報
人数の多い方が、ひとり当たりの金額がお得になりますね。ゲームの難易度やボリュームも3名ぐらいまでがちょうどいい内容に調整されていました。
ゲームシステムについて
他のリアル脱出ゲームとは少しシステムが違うため、以下にポイントをまとめました。
※再演ではゲーム進行が一部異なる可能性があります
1)指定時間内に受付でチケット提示。全てのチームが一斉スタートするわけではありません。
2)受付で「整理番号」の書かれた石と、ゲーム概要カードを受け取る。
3)会場の入口で待機、チーム毎に時間差で入場します。整理番号順ではなく、並んだ順になります。混雑していると10分以上待たされる可能性がありました。
4)順番になると、改めて諸々の説明。整理番号の書かれた石はここで回収。チーム番号とタブレットが支給されます。
5)会場には、チーム番号毎に机が用意されています。机まで移動したら、タブレットでオープニング映像を視聴して、謎解きスタートです。
6)会場内は「閉じ込められた洞窟」を模して作られています。会場内の探索や謎解きは、制限時間40分内であれば自分たちのペースで行うことができました。
7)時間差で他のチームも周囲でプレイしていますが、協力することはありません。
8)コンティニュー制度が有ります。制限時間40分以内に、最後の謎解きにたどり着けなかった場合、1人800円で10分延長することができます。参加したチームメンバー全員でコンティニューする必要があります。
9)最後の謎にチャレンジできるのは1回のみ。コンティニューはできません。
特徴のまとめ
ココがポイント
・リアル脱出ゲームと科学実験の融合、原作さながらのサバイバル体験
・1~3人のチーム制(チケット券種別)、運営側による会場でのチーム編成無し
・会場内は「閉じ込められた洞窟」という設定
・支給されるタブレットでチーム毎にゲーム進行。自分たちのペースでプレイできる
・制限時間40分、コンティニュー有り。1人800円で10分延長可
※チームメンバー全員で、コンティニューする必要有り
※最後の謎解きにチャレンジできるのは1回だけ。コンティニュー不可
謎解きの特徴は?
「会場内を探索したり、手や身体を動かして挑む謎解き」
「石の洞窟からの脱出」の謎解きは、クイズやなぞなぞ要素は少なめです。会場内を探索したり、アナログキットを折ったり重ねたりして解く作業系の問題が多かったです。
通常の謎解きとは別に「科学実験」をしないと解けない問題がいくつかあります。特に難しい知識は必要になりませんが、実際に簡単な実験を行います(小学校の理科レベルの内容)
・謎解きをして「実験」に必要な情報を揃える
↓
・チームメンバー全員で、実験場へ行く
↓
・スタッフさんに、何の実験をしたいのか伝える
↓
・実験結果から、次の謎解きに必要な情報を入手
全体を通して、謎解きの難易度はさほど高くありませんが、移動が多かったり、手を動かす作業で謎解きへの集中が途切れがちになります。アイテム類も豊富で、混乱に拍車をかけますので、冷静に情報やアイテムを整理していく必要がありました。
洞窟に閉じ込められている状況では、使えるアイテムや行動に制限があります。逆に考えれば手持ちのアイテムだけで、何とか脱出することができるはずです。攻略のコツは、手持ちの情報やアイテムを柔軟な発想で使用していくことでした。
ヒントカードも用意されているので、慣れていない方でも、全く先に進めないということにはならないと思います。
最後の謎は1度きり
制限時間は40分ですが、これに最後の謎の解答時間は含まれていません。40分以内に準備を終えて、最終チェックポイントに行く必要があります。
最終チェックポイントは、混雑していることがあるかもしれませんが、列に並んでしまえば、40分経過してしまっても問題ありません(40分経過後は、それ以上会場内での謎解きや、探索は行えません。40分経過後に会場の探索や机に戻りたい場合は、1人800円でコンティニューする必要があります)
最後の謎解きでは、1チームだけが入れる個室で、洞窟から脱出するための行動をします。部屋で新たな謎解きをすることはありません。準備してきた行動が正しいか、間違っているか、スタッフさんから判定を受けます。間違っていてもコンティニューをすることはできません。
「こうすれば、洞窟から脱出できる!」
という確信をチーム全体で共有してから、最後のチェックポイントに並びたいですね。
最後の部屋で、正しい行動が行えれば、晴れて脱出成功となります!
サブミッション「スイカの木の実をさがせ!」
※こちらの内容は再演バージョンでは実施されていない可能性があります
「石の洞窟からの脱出」では、本編の謎解きとは別に「サブミッション」が用意されていました。やっても、やらなくてもいいオマケ要素です。
ミッションはとてもシンプルで、会場内のどこかに落ちている「スイカの木の実」を見つける内容です。実際は「洞窟を模した会場」のどこかに、イラストカードが隠されています。本編の探索時に、ついでに探してみましょう。
管理人は、すっかり「サブミッション」の存在を忘れていたのですが、偶然見つけることができました。
サブミッション自体に謎解き要素はありませんが、カードの裏にQRコードが印刷されていて、「オマケの謎」に挑戦することができます。本編には関係がないので、家に帰ってからお持ち帰り謎のようにして、楽しみました。
時間に余裕があれば、探してみるくらいの気持ちでちょうどいいかなあと思います。
攻略のコツまとめ
ココがポイント
・アイテム類が非常に豊富。整理しながらすすめよう
・洞窟内という制限された空間。手持ちのアイテムや情報を柔軟な発想で使い倒す
・最後の謎はコンティニューできない。準備万端で挑もう
・サブミッションはオマケ要素。本編の謎解きに余裕があれば挑戦
実際に参加してみたリアルな感想
感想「難しい知識無し、科学実験の雰囲気が楽しめる」
科学の実験を取り入れた謎解きは、難しい知識は必要なく、お子さんや理系分野が苦手な人でも楽しめる内容でした。pH試験や電磁誘導といった化学・物理現象をそれと意識せずに、手に触れ、実験の雰囲気を味わえる仕組みだったと思います。紙類を使うことの多い謎解きで、扱いづらい本物の「液体」を使用する場面もあって、新鮮でした。
昔の人はこんな風にして科学技術を発展させてきたんだなあと思えるような「Dr.STONE」の世界観に相応しい実験や謎解きでした。原作ファンはもちろん、謎解き慣れしていない友人を誘うのにもオススメの内容でした。
また、ゲーム内で行った実験の「原理」について解説があります(脱出成功でもらえるカードの裏面にQRコード)科学をテーマにした謎解きだけあって、最後まで知的好奇心を満たしてくれる心遣いがにくいですね。
チーム毎に順次スタート形式でチケットがとりやすく、気軽に参加できるので、ふと思い立った週末にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
それでは最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!