攻略データ
公演名 | 殺し屋迫るキラーマーケットからの脱出(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演ホール型(6名/チーム) |
難易度 | ★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 50%(東京ミステリーサーカス、25.04.20参加回 ) |
制限時間 | 公表無し(所要時間110~120分) |
特に必要となる力 | 注意力、思考力、想像力、ひらめき力 |
公式ヒント | あり(チーム毎に配布されるタブレットで閲覧) |
参加料金(税込) | 前売り一般(平日)3,500円 前売り一般(土日祝)3,800円 ※特典付きチケット、当日券、グループチケット、 リピーターチケット、平日U22団員割引あり |
公演情報 | リアル脱出ゲーム×SAKAMOTO DAYS「殺し屋迫るキラーマーケットからの脱出」 |
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※ご注意:難易度は筆者の主観になります。お出かけ前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください
※ゲームタイプについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 坂本商店の一員に成りきって、原作キャラ達と共に刺客を倒す体験!
- 撮下ろしボイスで語られるオリジナルストーリー
- スーパーの商品や身近な物を駆使する!? 原作世界を感じる謎解き
-はじめに-
今回の記事は、アニメ「サカモトデイズ」とコラボしたリアル脱出ゲーム「殺し屋迫るキラーマーケットからの脱出」に挑戦した攻略レビューです。
記事では、ネタバレ無しで問題の傾向や特徴、ゲームの見所、会場の雰囲気をレポート。脱出成功率や所要時間といった攻略に役立つデータも掲載しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
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サカモトデイズ×リアル脱出ゲーム「殺し屋迫るキラーマーケットからの脱出」の概要
概要「原作設定を生かした演出や仕掛け、坂本商店の一員になれる体験」

ゲームスタート前の会場スクリーンの様子
最強の殺し屋でありながら愛する人のために引退し、町の商店を営む坂本さん。プレイヤーはひょんなことから「坂本商店」で働くことになった新人殺し屋の設定。
近所にできた大型スーパーの視察に出かけるが、そのスーパーは、敵の殺し屋のアジト『キラーマーケット』だった。トラップに陥った坂本たちを救助すべく、プレイヤーが奮闘するオリジナルストーリーです。
今回のリアル脱出ゲームには、次のような特徴がありました。
・原作設定を生かした演出や仕掛け、物語世界を肌で感じられる体験
・スーパーマーケットを盤面に見立てた戦略思考型の問題が多め
原作アニメでは元殺し屋である坂本さんが、商店の品物や身近なものを武器として、襲いくる刺客を撃退するのが見所の一つですが、今回のリアル脱出ゲームでは、プレイヤー自身が身の回りのものを用いて、次々と敵の罠をクリアしていくのが特徴的。
今回のストーリーのために撮り下ろしたボイスもふんだんに使用され、二転三転していく危機的状況を原作キャラたちと乗り越えていく展開を楽しむ事ができました。
謎解きでは、スーパーマーケット内をゲーム盤面に見立て、罠の回避や適切な行動を模索する戦略型の思考問題が大きな比重を占めていました(謎解き問題の詳細は、後述参照)

会場内はスーパーマーケット(敵のアジト)のバックヤードを模した装飾。新規オープンのぼり旗が見えます
ゲーム構成・所要時間(制限時間)について
【所要時間、制限時間】
・制限時間:公表なし
・解説を含めた実際の所要時間:110分
今回、ゲームの制限時間が公式サイトで事前に公表されていません。ですが、特殊な進行もなく、全体の所要時間も他の一般的なリアル脱出ゲームと一緒。制限時間も他と大きく異ならないと思って問題ありません。チェックポイントの混雑状況や、その他の要因で制限時間を変更する柔軟な対応を想定していると思われます。
解説等を含めた全体の所要時間は110分でした。公式の想定は120分。私たちが参加した回は、参加チーム数が少なく、終了後の集計にかかる時間などが短かった可能性があります。全体の所要時間は110~120分程を見込んでおけば問題ないと思われます。

ゲーム終了後の解説の様子
【事前説明、オープンニング演出】
オープニング演出が始まる前に、サカモトデイズのキャラクターや原作ストーリーについて、概要説明がありました。原作を知らない人でも楽しめる構成です。
今回、会場MCさんも物語の登場人物のひとり。オープニングでは、会場MCさんや他の会場スタッフさんも演者として加わり、ボリュームたっぷりに行われました。事前説明とオープニング演出を合わせ20分以上。主にプレイヤーの置かれている状況把握がポイントになる内容でした。
【ゲームシステム・構成について】
会場内は、スーパーマーケット(敵のアジト)という設定。スーパーの設備を模したチェックポイントや、商品などが配置されており、必要に応じて利用していくことに。チェックポイントは、チームメンバー全員で行く必要がありました。
ゲーム進行は、主にチームテーブル毎に設置されたタブレットを用いて進められました。謎解き問題の答えをタブレットに入力すると、続きのストーリーや次の問題が出題される流れ。タブレットでは、スーパーマーケット内の現状確認や、過去のストーリー閲覧なども行えました。
タブレットは、六人で操作閲覧するにはやや小さく、代表者が操作し、誰かが表示内容を読み上げるようにするとチームメンバー内の足並みが揃いやすかったです。

会場入口にサイン入りポスターが掲示されていました

原作声優さんによる豪華サインの共演
【概要のまとめ、注意点まとめ】
ココがポイント
【概要まとめ】
・原作設定を生かした演出や仕掛け、物語世界を肌で感じられる体験
・スーパーマーケットを盤面に見立てた戦略思考型の問題が多め(詳細後述)
【注意点まとめ】
・特筆なし
脱出成功率や謎解きの特徴は?
特徴「身近なものを使ったひらめき謎&盤面攻略型の思考問題」

ゲーム終了後の会場スクリーンの様子
【身近なものを使ったひらめき系問題】
キラーマーケット内で手に入るものや、プレイヤーの身の回りのものを機転と発想をきかせて利用していくひらめきがポイントになる問題。
出題ジャンルは、シールを貼ったり、ピースを組み合わせていくアナログ系の作業、パズル要素のある問題が多め。小問題を手分けするより、皆で協力しながら一つの問題に取り組む機会が多かったです。
【盤面攻略型の思考系問題】
また、スーパーマーケット内の見取り図を盤面に見立て、敵のトラップをかいくぐっていくような戦略要素のある問題が要所で出題。会場内のリアル設備と見取り図をリンクさせて考えられる想像力が必要になりました。
終盤は、リアル脱出ゲームらしい展開。オープニングで告げられた「脱出成功の条件」を達成するためには、ゲーム中に変化したアジト内の現状把握をしっかり行い、敵アジトの設備、手持ちのアイテムなどを駆使して、危機を乗り越えていく必要がありました。

ゲーム終了後、会場スクリーン前がフォトスポットになりました

フォトスポットで使用出来るパネルも種類豊富でした
【脱出成功率、攻略コツまとめ】
ココがポイント
《脱出成功率》
・脱出成功率:50%
(6チーム中、3チーム成功。2025.04.20東京ミステリーサーカス)
※参加チーム数が少なかったため、成功率は参考程度にご覧ください
《攻略のコツまとめ》
・シールを貼ったりピースを組み合わせる作業問題は皆で協力して取組もう
・会場内のリアル設備と机上の見取り図をリンクさせる想像力を持とう
・オープニングで告げられた「脱出成功」の条件を忘れずにいよう
実際にプレイしてみた感想
感想「協力プレイが楽しいリアル脱出、初~中級者の腕試しに丁度良い」

「クマさんみたい・・・」な巾着の中には、大佛の武器風ミラーが入っていました(オリジナルグッズ)
見取り図や迷路の盤面を睨みながら、トラップをどう切り抜けるか、正解のルートを探したり、敵の裏をかく戦略を考える謎解きが好きな人にオススメできる内容でした。
序盤から中盤にかけては、皆で協力してシールを貼ったりする作業系問題に取り組む機会も多く、皆が活躍しながら、ああでもないこうでもないとワイワイ盛り上がれました。
私は開催スタートした直後の週末に参加しましたが、残念ながら参加チーム数が少ない状況。20チーム以上入る大きな会場で6チーム。原作アニメの人気が今ひとつなのかもしれません…。東京会場では、6月3日以降、小さめの会場に変更になり、チケットも購入しやすい状況が続いているようです。
謎解き問題は解きやすく、終盤の展開では適度な手応えがあり、ひらめき力も必要。サカモトデイズのファンでなくとも楽しめる演出で、初級者から中級者までの腕試しに丁度よいと思います。

オリジナルグッズの種類も豊富!

前売りチケットを購入すると、当日の受付で特典「スマホ壁紙」がダウンロードできるQRコードが貰えました(詳細はこちら)
それでは最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!