攻略データ
プログラム名 | 見つけ出せ、足立に眠る真実の宝 石塚千に届いた不思議な手紙(タカラッシュ!) |
謎解きスタイル | 周遊型(街歩き系)※プレイ人数1人~ |
難易度 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ ~ ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) ※エリアにより難易度が異なります(詳細、記事参照) |
移動距離 | 北千住、綾瀬、竹ノ塚、舎人公園、エクストラ 各エリア 最寄り駅より片道 3.0~7.5km(詳細、記事参照) |
実際に要した時間 | ・1エリアプレイ 徒歩 90~120分(自転車 60分前後) ※公式想定 各1.5時間 ・全5エリア制覇 自転車(一部電車)5.5時間程 |
特に必要となる力 | 注意力、体力、ひらめき力 |
必要なもの | 筆記具、スマホやタブレット(インターネット使用) |
キット料金(税込) | 無料(別途、交通費) 《冊子の配布場所》 ・お休み処千住街の駅 (9:00〜17:00、火曜日休館※3/21は営業) ・足立区役所 (9:00〜17:00、土・日・祝休業) ・開催エリアの主要駅や商業施設など(フリーペーパーラック) ・WEB PDF版 ※詳細、記事参照 |
公式情報 | 見つけ出せ、足立に眠る真実の宝 石塚千に届いた不思議な手紙 |足立区内5エリアで出来るリアル宝探し - HUNTERS VILLAGE |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 東京都足立区の5つのエリアを探偵に成りきって巡る、参加無料のリアル宝探し
- 発見する喜びが感じられる「街歩き」や「現地探索」に重きのある謎解き体験
- 抽選で当たるクリア賞品の総額90万円。足立区内の飲食店クーポンなど特典にも注目
-はじめに-
今回の記事は、足立区を舞台にしたリアル宝探し「見つけ出せ、足立に眠る真実の宝」にチャレンジした攻略レビューをお届けします。
足立区内の5エリアを広範囲に渡って巡って行くボリュームたっぷりの街歩き系の謎解き。開放的な景観の公園や自然と調和した緑道、歴史の感じられる史蹟・神社仏閣など、足立区の意外なスポットに立寄りながら、発見する喜びを感じることが出来る内容でした。
記事では、所要時間や難易度、交通費の考察といった攻略に役立つデータや、各エリアの特徴や見所など、気になる情報を徹底紹介。写真付きでプレイイメージしやすい内容です。参加検討にお役に立てください。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【謎解き一覧】東京周辺の街歩き系 目的別まとめ(2023年)
東京周辺の街歩き系・周遊謎を10年間で100以上遊んでみて「これは面白かった!」と太鼓判付きのものを紹介したレビュー記事です。目的別に「鉄道・電車沿線」「人気の商店街」「アミューズメントスポット周辺」など、今遊べるものを見やすくまとめました。写真も多く掲載し、参加検討に役立つプレイイメージをしやすい内容です。
続きを見る
足立区謎解き「見つけ出せ、足立に眠る真実の宝」の概要
概要「足立区内5エリア巡る、探偵に成りきって宝を捜索」
足立区千住に最近建てられたばかりの「石塚探偵事務所」
所長の石塚千(いしづかせん)のもとに、ある日、手紙が届いた。
『あなたに足立区内に眠るとされているお宝を入手していただきたく、今回手紙をお送りしました』
同封された4枚の紙には、不思議な暗号のようなものが描かれていた。
差出人が書かれておらず、誰がどんな目的で依頼をしてきたのか分からなかったが、千の胸は高まった――。
「見つけ出せ、足立に眠る真実の宝 石塚千に届いた不思議な手紙」の導入ストーリーは上のようになっています(公式サイト掲載ストーリーを要約)
今回のリアル宝探しでは足立区の「北千住」「綾瀬」「竹ノ塚」「舎人公園」の各エリアと、この4エリアをクリアすることで判明する「エクストラエリア」の計5つの地域を巡り、各エリアに設置された宝箱を見つけ出すのが目的です。謎解きや探索することに主点があり、ストーリー展開はほぼありませんでした。
※各エリア名称は捜索範囲の駅名が使用されています。北千住、竹ノ塚の町名は千住、竹の塚です
謎解きは、各エリアごとに完結しており、全部で5つの宝を探し出す大ボリュームの内容。1日で全5エリアを制覇するのは、なかなかハードルが高く、2~3日に分けてゆっくり巡った方が、各エリアの特徴やその地域ならではのスポットへ寄道しながら落ち着いたプレイできると思います(1日で全エリア制覇してみた様子は、後述をご覧ください)
エリアごとに、足立区の歴史の感じられる土地や再開発されたスポットなど、見所や特徴に違いがありますが、開放的な景観や街中の自然を感じられる場所が多かった印象です。ご家族や恋人同士で、散策をしながらプレイするのに丁度良いですね(エリアごとの特徴や見所は、後述をご覧ください)
出題される謎解きは、一般的なクイズやなぞなぞ、パスル、迷路とジャンル多彩でしたが、特別な知識が無くても直感的に解ける問題になっていました。エリアごとに難易度の違いはありますが、ヒントも用意されており、謎解きに慣れていない人でも時間をかければゴールまでたどり着けると思います(但し、エクストラエリアはヒントなし。ヒントの詳細は、後述をご覧ください)。
今回の内容は、問題の難しさよりも現地探索に焦点のある、まさに「リアル宝探し」。探索範囲も広く、移動距離も長めですが、その地域の意外なスポットを知る喜びや、宝を発見する達成感が強く感じられる内容でした。
所要時間の目安(移動距離の目安、交通費の考察など)
エリア名称 | 移動距離(※1) | 所要時間の目安(※2) | |
徒歩 | 自転車 | ||
北千住 | 5.5km | 90~120分 | 30~60分前後 |
綾瀬 | 3.0km | 90~120分 | 60分前後 |
竹ノ塚 | 7.5km | 100~150分 | 60分前後 |
舎人公園 | 4.5km | 90~120分 | 60分前後 |
エクストラ | 3.5km | 70~100分 | 30~60分 |
5エリア制覇 | 約30km(自転車)※3 ※電車移動距離除く | - | 約5.5時間 |
プレイ可能時間 | 9:00~17:00 | ||
交通費の目安 | 各コース間 電車移動の場合:933円(大人,Suica利用) レンタルサイクル利用の場合:1,800円(一日利用、HELLO CYCLING) |
※1 グーグルマップによる最短コースの計算値です。各エリアの最寄り駅より宝発見まで、片道で算出。実際のプレイでは、宝発見後に駅までの戻る時間や、続けてプレイする場合はエリア間の移動が別途かかります。参考程度にご覧ください
※2 プレイ時間の目安は、謎解き問題を解く時間も含んでいます(ヒント提供箇所を周遊する時間は除く)。参考程度にご覧ください
※3 5エリア制覇の移動距離は、エリア間の移動にかかった距離も含んでいます
私は大人2人の協力プレイで、レンタルサイクルを主な移動手段(一部電車移動)とし、全5エリアのクリアまでに計「約5.5時間」かかりました。エリア間の移動時間含み、途中の休憩時間は除いています(全5エリアを一日でプレイしたみた様子は、後述をご覧ください)
所要時間の目安
各エリアのおおよその所要時間の目安は、徒歩で90分~120分(自転車利用時
60分前後)。隣接するエリアへの移動は、電車で5~10分前後(舎人公園のみ、他との移動は30~50分前後)、自転車でエリア間を移動する場合は、30分前後が目安になります。
電車移動は、乗車時間は短いものの最寄り駅までの徒歩移動が発生するため、結果的に自転車が効率的です。タイミングが合えば、バス利用で移動時間が短縮される場合があります。
探索スポットやエリア間をスムーズに巡るために、Googleマップのルート検索がかなり重宝しました。無料冊子に掲載されているマップは簡易的なもので、冊子の地図だけを頼りに辿り着くのは困難なスポットも一部あります。
謎を解き、向かうべきスポット名がわかったら、現在地からルート検索を行うと「徒歩」「自転車」「公共交通機関」の利用ごとに道順を案内してくれます。バス乗り場も案内してくれますので、土地勘がなくても安心してプレイすることができますね。ただ、グーグルマップ等に頼らず、自力で探索する楽しみ方もあると思います。それぞれのプレイスタイルに合わせて、利用を検討してみてください。
・Googleマップ(PC版)
・Googleマップ アプリ(Android版)
・Googleマップ アプリ(iPhone版)
探索範囲について
探索範囲は全て屋外、エリアごとにバラつきがあるものの、探索に要する移動距離は片道「3.0~7.5km」で、徒歩で探索する場合、かなりの距離を歩くことになりますね。各エリアの宝を発見してから、最寄り駅まで戻ることを考えると、さらに歩く距離は伸びます。
動きやすい服装や履き慣れた靴で参加し、出来れば天候に恵まれた日にプレイするのがオススメでした。
一日所車券や、レンタルサイクルについて
徒歩で参加される場合(エリア間の移動は電車やバス)、「都営まるごときっぷ」の利用も考えられます。大人700円、子ども350円で、都営地下鉄、東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナー、都営バスが一日乗り降り自由になります。
但し、今回のエリア内で利用できそうな路線は「日暮里・舎人ライナー」と「都営バス」のみになります。東武線やJR線、東京メトロは利用できません。都営バス中心の周遊や、ご自宅最寄り駅との往復で、都営まるごとキップが使えないとお得にならないかもしれませんね(ご利用は個人のご判断でお願い致します)
※東京都交通局:お得な乗車券>都営まるごときっぷ
今回、特にオススメなのは、レンタルサイクルの利用です。交通安全に十分注意する必要がありますが、足立区内は開放的な景観も多く、気持ち良く走ることが出来ました。電導アシスト付きなので、坂道もすいすい快適です。
今回参加した5エリアでは「HELLO CYCLING」というレンタルサイクルが充実していました。移動距離が長いエリアや、エリア間の移動をサイクリング気分で利用してみるのもいいかもしれませんね。
・HELLO CYCLINGアプリ(Android版)
・HELLO CYCLINGアプリ(iPhone版)
※公式情報:HELLO CYCLING>利用料金表
《その他の注意事項》
・プレイ可能時間は「9:00~17:00」
※近隣住民や関係施設への配慮と思われます。また日没後は、照明の少ないスポットも多く、探索が困難です
・車での参加は控えるように公式サイトでお願いがされています。
全5エリアを1日で巡るコツ(実際のプレイ様子)
場所 | 時間 | 移動手段 |
舎人公園駅 | 10:30 | |
舎人公園エリアプレイ | 所要 50分 | レンタルサイクル |
舎人公園エリア宝発見 | 11:20 | |
舎人公園エリア→竹ノ塚エリア移動 | 所要 20分 | レンタルサイクル |
竹ノ塚エリア最初の探索スポット到着 | 11:40 | |
竹ノ塚エリアプレイ | 所要 40分 | レンタルサイクル |
竹ノ塚エリア宝発見 | 12:20 | |
竹ノ塚エリア→綾瀬エリア移動 | 所要 40分 | レンタルサイクル +電車(東武スカイツリーライン、東京メトロ千代田線) |
食事休憩 | 所要 55分 | |
綾瀬エリア最初の探索スポット到着 | 13:55 | |
綾瀬エリアプレイ | 所要 45分 | レンタルサイクル |
綾瀬エリア宝発見 | 14:40 | |
綾瀬エリア→北千住エリア移動 | 所要 20分 | レンタルサイクル |
北千住エリア最初の探索スポット到着 | 15:00 | |
北千住エリアプレイ | 所要 30分 | レンタルサイクル |
北千住エリア宝発見 | 15:30 | |
北千住エリア→エクストラエリア移動 | 所要 40分 | レンタルサイクル |
エクストラエリア最初の探索スポット到着 | 16:10 | |
エクストラエリアプレイ | 所要 40分 | レンタルサイクル |
エクストラエリア宝発見 | 16:50 | |
総所要時間 | 5時間25分(休憩含む 6時間20分) | |
総移動距離 | 約30km(電車移動距離を除く) | |
交通費合計 | レンタルサイクル:2,355円(途中電車移動で返却したため割高) 電車賃:336円 計 2,691円 |
※各エリアのプレイ所要時間には、問題を考える時間も含まれるため、移動距離と所要時間が比例の関係にありません。参考程度にご覧ください
私は舎人公園駅のフリーペーパーラックで「参加冊子」を入手し、「舎人公園エリア」→「竹ノ塚エリア」→「綾瀬エリア」→「北千住エリア」→「エクストラエリア」の順番でプレイしました。主な移動手段は「自転車(レンタルサイクル)」、「竹ノ塚エリア」→「綾瀬エリア」の移動のみ電車を使っています。
全5エリアを1日でプレイする場合、感じた注意点は次のようになります。
(1)PDF版の問題冊子で、解ける問題は事前に解いておく
(2)最初のプレイは「舎人公園エリア」がおすすめ
(3)プレイスタートは9時目標
(4)レンタルサイクルやバスを効率的に利用
(5)エリア間の移動は、前エリアの宝発見スポット→次エリアの探索スポットへ直接向かう
今回、公式で案内されているプレイ可能時間は「9:00~17:00」、私が実際にかかった時間は「5.5時間」(休憩時間含まず)で、謎解き問題はスムーズに解けましたが、ほぼ余裕のない状況でした。1日で5エリアを巡る場合、時間との勝負になります。
まず、公式サイトからダウンロードできるPDF版の参加冊子を用いて、自宅で解ける問題を全て解いておくのがオススメです。そうすることで、各エリアの向かうべき探索スポットが判明するため、事前にルートを検討しておくことが可能ですね(各エリア、最後の宝の位置を判明させるには、現地探索が必要)
最初にプレイするのは「舎人公園エリア」がおすすめです。このエリアのみ、他のエリアから離れており、途中で向かうと移動時間にロスが生じます。また、竹ノ塚エリアが隣接していますが、自転車やバスを利用すると効率的に移動できました。
特にレンタルサイクル(HELLO CYCLING)は、どのエリアも設置・返却場所が充実しており、強い味方になってくれました。レンタルサイクルを有効利用しないと、一日で全5エリア制覇は難しいと思います。
例えば、レンタルサイクルを利用することで、駅へ戻らず直接次のエリアの探索スポットへ向かうことも可能になり、移動時間を短縮することができますね。
但し、自転車に6時間近く乗り続けるのはかなりの体力を要します。また時間に追われたプレイになるため、各エリアの見所に寄道する余裕もほとんどありません。複数日にわけて、1日2~3エリアずつ、ゆっくりプレイするのがオススメ。こちらの内容は参考程度にご覧頂ければ幸いです。
参加冊子について(配布場所など)
配布場所 | 営業時間 |
お休み処千住街の駅 | 9:00〜17:00、火曜日休館※3/21は営業 |
足立区役所 | 9:00〜17:00、土・日・祝休業 |
各エリアの主要駅や商業施設など (フリーペーパーラック) | 配布施設による |
WEB PDF版 (書き込む必要があるため印刷推奨) | - |
プレイに必要なもの:筆記具、WEB端末(スマホ、タブレットなど) |
今回、公式サイトで紹介されている参加冊子(現物)の入手場所が、上掲表の2箇所しかありません。が、実際は足立区内のあらゆるところで配布されていました。
私は舎人公園駅の改札を出てすぐの所に設置されていた「あだち広報(フリーペーパーラック)」で入手しました(今後も継続されて配布されているかは不明のため、ご注意ください)
他にはプレイ中に、謎解きとは関係なく立ち寄った商業施設内でも見かけることもありました。足立区内の公共性の高い場所に置かれているようです。特にプレイエリアとなっている地域は、冊子が置かれている可能性が高いですが、公式で案内されていないので、ここに行けば必ず手に入るという確実性のある場所がありません。
北千住の「お休み処千住街の駅」や「足立区役所」にプレイ前に向かうのが難しい方は、公式サイトからPDF版を利用し、プレイ中に冊子を見つけたタイミングで差替えるのが良いかなあと感じました。
尚、スマホが利用できない方のために、今回、途中報告や最終報告を窓口対応してくれますが、その報告場所は冊子配布と同じ「お休み処千住街の駅」と「足立区役所(南館4階 足立区観光交流協会)」になります。
特典について(クリア賞、グルメクーポンなど)
特典 | 内容 |
クリア賞(抽選制) | 宝発見したエリア数に応じて1~5エリア賞 ※賞品内容は、参加冊子P2(スライドNo.3)に記載 |
グルメクーポン | 足立区内の提携店舗で各種サービス ※店舗で参加冊子を提示。総数100店舗 |
ハンターポイント | ・参加表明ポイント 各エリア 1pt ・宝発見のポイント獲得 各エリア 4pt ※合計 最大25pt |
今回、クリアした(宝を見つけた)エリアの数に応じて、抽選で当たる賞品へ応募することができました。賞品総額は90万で、今回のリアル宝探しが「足立区制90周年記念事業」である事にちなんでいるようです(足立区は2022年に区制90周年を迎えています)
賞品の内容は「Nintendo Switch」や「アイロボット」、「足立区内共通商品券3万円」など豪華のものも目に付きました。尚、応募には、WEBアンケートや個人情報(氏名住所、連絡先など)を入力する必要がありました。
また、今回の問題冊子には足立区内の各エリア提携している飲食店や販売店で利用できるグルメクーポンが付いていました(総数100店舗)。デザートやドリンクのサービス、お会計の10%オフなど、店舗により内容が異なります。プレイ中のランチや休憩、終了後の夕食などに利用してみるのもいいですね。
ハンターズヴィレッジ会員の方はハンターポイントの獲得対象にもなっていますが、注意点が2点ありました。
・ハンターポイントは各エリアごとに設定されています
※計25pt(参加表明ポイント 1pt×5エリア、宝の発見獲得ポイント 4pt×5エリア)
・ハンターポイント獲得のための発見報告は、各エリアの宝発見場所付近で行う必要あり
※スマホGPS利用。参加表明ポイントは何処でも獲得可
ハンターズビレッジのポイント制については次のリンク先をご覧ください
公式情報:ハンターポイントとは
【概要のまとめ、注意が必要に感じたこと】
ココがポイント
《概要のまとめ》
・足立区の「北千住」「綾瀬」「竹ノ塚」「舎人公園」「エクストラ」の計5エリアを巡るリアル宝探し
※謎解きの内容は、各エリアごとに完結。「エクストラ」は、他の4エリアをクリアすることで判明
・探索範囲広く移動距離も長め。意外なスポットを知る喜びや、宝を発見する達成感が強く感じられる内容
・各エリアの宝発見で応募できる抽選賞品や、提携店舗(飲食店など)で利用できる豊富なクーポンにも注目(詳細はこちら)
《注意が必要に感じたこと》
・参加冊子に筆記具の付属なし、スマホやタブレットなどWEB端末必要
※スマホを利用出来ない方は、下記で報告可能
(1)足立区役所南館4階 足立区観光交流協会(9:00~17:00、土日祝休業)
(2)お休み処 千住街の駅(9:00~17:00、火曜休館)
・プレイ可能時間 9:00~17:00
※時間外の現地探索は控えるよう公式でお願いされています。日没後は屋外探索に支障が生じます
・参加冊子の配布場所は、公式サイトで紹介されている2箇所の他にもある(詳細はこちら)
・ハンターポイント獲得の発見報告は、各エリアの宝発見場所の付近で行う必要あり(要スマホGPS)
・車での参加は控えるように公式でお願いされています(徒歩、公共交通機関、自転車などを利用)
各エリアの難易度や謎解きの特徴は?
北千住エリア「手軽な難易度、開放的景観や史蹟巡る」
探索範囲 | 北千住 (千住町)《片道 5.5km※1》 |
所要時間の目安 | 徒歩90~120分(自転車30~60分) |
難易度 | ★★★★☆☆☆☆☆☆(10段階評価) |
特徴や見所 | 謎解きの難易度が5エリア中一番易しい、駅周辺の繁華街や河川を望む景観 |
※1 最寄り駅~宝発見まで片道距離をGoogleマップで算出した参考値です
※ 所要時間や難易度は筆者主観によります。参考程度にご覧ください
北千住は、駅前の繁華街が5エリア中一番栄えており、賑わいを見せる地域。公式で案内されている参加冊子配布場所「お休み処 千住街の駅」のある宿場町通りは、商店街になっており散策するのも楽しいですね。このエリアは隅田川と荒川に挟まれており、河川付近では開放的で気持ちの良い景観が広がっていました。
謎解きの難易度は、5エリア中一番易しく、謎解きに慣れていない人でもそれほど時間をかけずに解くことが出来ると思います。どうしても解けない場合は、ヒントも用意されています(後述参照)
北千住エリアは、竹ノ塚エリアについで移動距離が長かったです。一部勾配の急な坂道もありました。所要時間の大部分は移動にかかるものでした。問題が易しい分、自転車を使った移動で所要時間をグッと減らすことが出来ると思います。
また、次に紹介する「全エリアに共通して使える攻略のコツ」を踏まえておくと、スムーズに探索ができると思います。
《全エリア共通の攻略コツ》
まず「謎1~3」を解いて巡ることになる探索スポットを先に判明させましょう。効率的に巡る順番とルートを決めてから出発するのがコツです(出来れば該当エリアに訪れる前に解いておくと良い)
・そのエリアを代表する一番大きな駅が、利用に適した駅であるとは限りません
・各エリアとも、謎3を解いて判明するスポットは一番最後に訪れると良い
(宝発見場所に近い、又は同じ方向)
・探索スポットが広い公園など、範囲が絞りにくい場合は冊子地図上の黒丸位置も参考に
《公式ヒントについて》
エリアマップ上に「ヒント提供店舗」が記載されています。どうしても解けない問題がある場合は、問題に対応した店舗に立ち寄ってみるといいですね(今回、WEB上でのヒント閲覧機能はありません)事前に問題を解き、ヒントが必要になったら、周遊ルートを検討してから出発すると安心ですね。
綾瀬エリア「地域に根ざした公園等、ゆったり散策向き」
探索範囲 | 綾瀬《片道 3.0km》 |
所要時間の目安 | 徒歩90~120分(自転車60分) |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
特徴や見所 | 地域に根ざした公園等巡る。5エリア中、片道の移動距離が一番短い |
※1 最寄り駅~宝発見まで片道距離をGoogleマップで算出した参考値です
※ 所要時間や難易度は筆者主観によります。参考程度にご覧ください
綾瀬エリアは落ち着いた雰囲気の住宅街といった印象。綾瀬駅や北綾瀬周辺は再開発が進み、綺麗に整備された街並みも見られました。
探索スポットとしては、地域に根ざした公園を多く巡りました。今回は時期が外れていましたが、季節の草花で有名なスポットも幾つかありました。ゆったり散策するのに向いていますね。5エリア中、片道の移動距離が一番少ないですが、最寄り駅との往復を考えると、他のエリアと体感はさほど変わらないかもしれません。
北千住エリアより、謎解き難易度は若干上がりますが、それでも特別に難しい内容ではありませんでした。慣れていない人もヒント活用で十分にクリアできるレベルだったと思います。
全エリア共通の攻略のコツ、公式ヒントについては前項を参照してください。
竹ノ塚エリア「探索範囲拡大、史蹟や家族向けスポット」
探索範囲 | 竹ノ塚(竹の塚)《片道 7.5km》 |
所要時間の目安 | 徒歩100~150分(自転車 60分前後) |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
特徴や見所 | 足立区の歴史を感じるスポット多め。5エリア中、探索範囲が一番広い |
※1 最寄り駅~宝発見まで片道距離をGoogleマップで算出した参考値です
※ 所要時間や難易度は筆者主観によります。参考程度にご覧ください
竹ノ塚エリア(町名「竹の塚」)は、古墳時代の史蹟に触れることが出来る地域でした。埴輪(はにわ)をイメージしたオブジェを見かけることもあり、古代ロマンに思いを馳せながら散策してみるのもいいですね。
他にはお子さんが喜びそうな施設のある公園に立ち寄る機会もあり、ご家族で賑やかにお出かけするのにも向いていたかと思います。
5エリア中、探索範囲が一番広く、片道の移動距離は7.5km程になりました。「北千住エリア」や「綾瀬エリア」に比べて、冊子地図がより縮小されています。同じような感覚で移動していると思っている以上に時間がかかることもあるため、注意が必要ですね。
謎解きの難易度は綾瀬エリアと同程度で、特別難しい問題はありませんでした。全エリア共通の攻略のコツ、公式ヒントについては前項を参照してください。
舎人公園エリア「整備された広大な公園を中心にしたエリア」
探索範囲 | 舎人公園周辺《片道 4.5km》 |
所要時間の目安 | 徒歩90~120分(自転車 60分前後) |
難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
特徴や見所 | 広大な舎人公園を中心にしたエリア。街中の自然に触れ合えるスポット多め |
※1 最寄り駅~宝発見まで片道距離をGoogleマップで算出した参考値です
※ 所要時間や難易度は筆者主観によります。参考程度にご覧ください
舎人公園エリアへ電車で訪れる場合、「日暮里・舎人ライナー」を利用することになり、他のエリアとの行き来に時間がかかります。隣接する「竹ノ塚エリア」へは、自転車やバスによる移動が効率的でした。
広大な「都立舎人公園」があるエリアらしく、周辺は綺麗に整備された公園や緑道も多く、街中の自然と触れ合えるスポットを多く巡った印象です。時間に余裕があれば、舎人公園をゆっくり散策してみるのもいいですね。桜の名所としても有名なようです。
竹ノ塚エリアに引き続き、冊子地図がより縮小されています。徒歩以外の移動手段(レンタルサイクル、バス、電車など)も考慮に入れておくといいかもしれません。
また、謎解きの難易度が前3エリアに比べて急に上がりました。謎解きに慣れている人でも、ヒントを活用しないと解けない問題があるかもしれません。暗号解読のように法則性を見抜く問題が多かった印象です。
全エリア共通の攻略のコツ、公式ヒントについては前項を参照してください。
エクストラ「再開発すすむ新旧折り混ざる街の景観と活気」
探索範囲 | エクストラ《片道 3.5km》 ※他4エリアの宝発見で、探索エリアが判明する |
所要時間の目安 | 徒歩70~100分(自転車30~60分) |
難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
特徴や見所 | 再開発すすむ街並みや公園と、歴史ある建造物など、新旧折り混ざる地域 |
※1 最寄り駅~宝発見まで片道距離をGoogleマップで算出した参考値です
※ 所要時間や難易度は筆者主観によります。参考程度にご覧ください
エクストラエリアは、他4エリアの宝発見で入手する「クリアキーワード」をWEB上で入力することにより、問題や探索スポットの詳細がわかる仕組みになっていました(他エリアの報告ページよりアクセスできます)
注意点として、他エリアは探索スポットを順不同で巡ることができましたが、エクストラエリアは「手がかり1」から順番にプレイしていく必要がありました。探索範囲は、綾瀬エリアと同程度で特別広いわけではありませんが、宝に辿り着くまでの全体像を把握しにくいため、最後まで気を抜かずにプレイしたいですね。
エクストラエリアは、新興住宅地や商業エリアと、昔ながらの街並みが混在する活気のある地域でした。自転車で巡る場合、最終スポットは駐輪禁止の私有地が多く、少し外れた有料駐輪場を使う必要がありました。
問題の難易度は舎人公園エリアと同レベルですが、個人的にはこちらの問題の方が解きやすかったです。法則性を見抜く暗号解読風の内容ですが、公式ヒントがないため、その分手こずるかもしれません。エクストラエリアの宝発見で、抽選制のクリア賞もより豪華な内容を選択出来るようになります。最後まで諦めずにプレイしたいですね。
【難易度の目安、攻略コツまとめ】
ココがポイント
《難易度の目安》
・北千住エリア:謎解きに慣れていない人やご家族も楽しんでプレイできるレベル
・綾瀬、竹ノ塚エリア:謎解きに慣れていない人はヒントを見ないと解けない問題があるかも
・舎人公園、エクストラエリア:謎解きに慣れている人でも解けない問題あるかも(ヒント活用)
※但し、エクストラエリアは公式ヒントなし
《攻略のコツまとめ》
・各エリア、まず謎1~3を解いて探索スポットを判明させよう
※効率的に巡る順番とルートを決めてから出発しよう
・電車移動では、そのエリアを代表する一番大きな駅の利用が最良とは限らない
※探索スポットに一番近い駅を利用しよう
・各エリア、謎3を解いて判明するスポットは一番最後に訪れると良い
※宝発見場所に近い、又は方角が一緒の場合が多い
・探索スポットが広い公園など、範囲が絞りにくい場合は冊子地図上の黒丸位置も参考に
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「足立区の魅力が詰まったリアル宝探し、桜の時期にオススメ」
今回のリアル宝探しは、普段、足立区に訪れる機会がない人にとっては新鮮な光景に出会える内容になっていたと思います。足立区周辺にお住まいの人は、出かけやすいメリットがありますね。抽選であたるクリア賞や、飲食店のクーポンも豊富なため、プレイスタイルに合わせた様々な楽しみ方ができると思います。
全体を通して、開放的な景観や街中の自然を感じられるスポットを多く巡るため、落ち着いた散策や、ウォーキングやサイクリング感覚のお出かけに向いているかと思います。
また、問題冊子にも「足立区さくらマップ」が載っていますが、桜の時期にプレイされると、お花見を兼ねたプレイが出来ると思います。足立区の桜の名所に寄道しながら、地域によって色彩や印象を変える桜の景観を楽しむことができるのではないでしょうか。
一方で、さくさく探索しながら手応えのある謎解き問題を沢山解きたい、冊子のギミック(仕掛け)に驚く謎解きをしたいといった人の期待に沿った内容ではありませんでした。ストーリーも淡泊で、街歩きによる探索に重きのある内容でした。
しかし、足を使い苦労して宝を発見する喜びや達成感、知らない町を歩き、知らない景色に巡り合う経験は、リアル宝探しでしか味わえない特別な体験になることと思います。春の行楽シーズンのお出かけに、足立区を訪れてみてはいかがでしょうか。
それでは最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!