攻略データ
公演名 | 浮遊城(アインクラッド)第72層からの脱出(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演ホール型(4名/チーム) |
難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 25%(管理人参加回) |
制限時間 | 60分(所要時間120分) |
特に必要となる力 | 注意力、観察力、冷静さ、ひらめき力 |
公式ヒント | あり(チーム毎にヒントカード支給) |
参加料金 | 前売り一般3,300円~(税込) ※学生チケット、グループチケット有り(詳細、記事参照) |
公演情報 | 【リアル脱出ゲーム】ソードアート・オンライン浮遊城《アインクラッド》第72層からの脱出-謎を解き、攻略組を救え- |
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※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 原作の前日譚を描くオリジナルストーリー。声優さんの撮り下ろしボイスで語られる豪華演出!
- 仮想ゲーム世界のプレイヤー「解析士」となって原作キャラと協力。フロアボスを攻略せよ!
-はじめに-
今回の記事は、アニメ「ソードアート・オンライン」とリアル脱出ゲームがコラボした「浮遊城(アインクラッド)第72層からの脱出」にチャレンジした攻略レビューをお届けします。
「ソードアート・オンライン」の世界を舞台に、本当にゲームの中を冒険しているような演出や工夫が随所に感じられる内容。私は原作を知りませんでしたが「ソードアート・オンライン」の魅力を存分に堪能することができました。
記事では、脱出成功率や所要時間といった攻略に役立つデータや、今回の謎解きの特徴など。気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
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ソードアート・オンライン×リアル脱出ゲーム「浮遊城(アインクラッド)第72層からの脱出」の概要
概要「解析スキルを駆使して、仮想ゲーム世界を冒険する」
ゲーム内での死が現実世界での死に直結するというデスゲーム『ソードアート・オンライン』
ゲーム世界に囚われたプレイヤー達は、現実世界へ戻るため、全100階層に及ぶ『浮遊城アインクラッド』の攻略を目指していた。
しかし、何とかたどり着いた第72層は、これまでの常識が通用しない特殊な階層だった。必要とされるのは「解析スキル」
こんなにも高い階層で、戦闘に役立たないスキルを上げている者などいない。そう、あなた達以外には――。
「浮遊城(アインクラッド)第72層からの脱出」の導入ストーリーは、上のようになっています。
会場内は「ソードアート・オンライン」の世界に見立てられ、仮想ゲームのプレイヤーになりきって、第72層のボス攻略のために奔走します。
実際の会場には、冒険の探索ポイントが設置されており、チームメンバー全員で向かうチェックポイントになっています。そこでは、ミニゲームも用意され、皆でわいわいと盛り上がれる内容でした(ミニゲームは演出側面が強く、苦手な方も安心です)
また、「解析スキル」が必要とされる設定の通り、謎解きは情報分析やパズル系の問題が多く、実際に手を動かしてパズルを完成させたり、プレイヤー間で連携しながら解き明かしていく過程に楽しさがありました(謎解きの詳細は、後述をご覧ください)
所要時間の目安(制限時間など)
ゲームの制限時間:60分
解説を含めた所要時間:120分
(公式の想定所要時間:120分)
今回、ゲームスタート前に「ソードアート・オンライン」について事前説明がありました。私は原作を知りませんでしたが、説明によってゲームを楽しむための最低限の知識を得ることができたと思います。
また、オープニング映像が長めです。今回のためのオリジナルストーリーが、原作声優さんの撮り下ろしボイスでしっかり語られます。これから挑むことになる第72層の状況や、原作キャラとの協力関係などが描かれ、世界への没入感も高まりました。
これらゲームプレイ時間外の要素が多く、全体の所要時間は120分でした。他のリアル脱出ゲームでは公式案内が120分となっていても、所要時間100分程度で終わる物も多い中、しっかり120分かかりました。終了後に予定を作る場合は、注意をしたいですね。
ゲーム制限時間は「60分」です。私は友人4人チームで挑みましたが、あまり時間的な余裕はありませんでした。特に終盤は、焦らせる演出があり、常に時間との勝負でした(詳細については、後述をご覧ください)
チケット情報
チケットの種類は「前売り・当日」「一般・学生」「平日・土日祝(大型連休期間含む)」などで料金が変わります。グループチケット以外では、当日、運営側が1チーム4人のマッチメイクをします。複数人で参加した場合でも、チームが別々になってしまうことがあり、注意が必要です。
グループチケットは、1~4人で1つのテーブルを貸切りにできます。4人MAXで参加すると、1人当たりの料金が一般チケットより若干安くなりますね。
(税込) | 前売り | 当日 | ||
平日 | 土日祝 | 平日 | 土日祝 | |
一般 | 3,300円 | 3,600円 | 3,800円 | 4,100円 |
学生※1 | 2,800円 | 3,100円 | 3,300円 | 3,600円 |
グループチケット 一般(4人分)※2 | 12,800円 (3,200円/人) | 14,000円 (3,500円/人) | ― | ― |
グループチケット 学生(4人分)※1,2 | 10,800円 (2,700円/人) | 12,000円 (3,000円/人) | ― | ― |
特典付き※3 | 上記チケット料金+3,000円/1人 | ― | ― |
※1 学生チケット購入時は、入場の際に学生証の提示が必要となります
※2 グループチケットの1人当たり料金は、4人で参加した場合です
※3 特典は「ナゾトキクエスト付宝箱」グループチケット購入時は、1~4個の範囲で選択可
※特典内容の詳細や、チケット料金については、必ず公式情報をご確認ください
公式サイト:チケット情報
概要のまとめ、注意が必要に感じたこと
ココがポイント
《概要のまとめ》
・ゲーム世界のプレイヤーになりきって浮遊城第72層を攻略するオリジナルストーリー
・解析スキル(謎解き力)を武器に、原作キャラと協力し、フロアボス討伐を目指す
・チェックポイントでは身体を動かすミニゲームもあり
※演出の側面が強く、苦手な人でも安心
《注意が必要だったこと》
・4人1チーム、複数人で参加してもチームが分かれてしまう可能性あり
※グループチケット購入すると、1~4人で1テーブルを貸切りにできます
・本公演では椅子の用意無し。約120分ほぼ立ちっぱなしになります
・テーブルスペースは狭いので、荷物は少なめにした方が良かったです
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「分析・パズル系の謎解き多め、ボス攻略へ向けた前哨戦」
今回の謎解きは「解析スキル」の設定を生かした、情報分析(資料から必要な情報を探す等)や、ピースや紙片を用いて符号を合わすようなパズル系の問題が多かった印象です。
状況説明が文章で提示される機会も多く、4人が同じように把握するために代表者が読み上げるといいかもしれませんね。
想像していた以上に、解析に必要となる用紙やアイテム類が数多く手に入りました。攻略のまず第一歩は、それらの整理整頓でした。一度使い終わったと思ったものも、後で振り返ることになるのは、リアル脱出ゲームの定石。
バラバラに保存せず、ゲーム進行に沿って用紙類をまとめておくと、後で非常に助かると思います。
また、パズル系の問題では1人でピース類を囲いこまずに、手分けして連携する「チーム力」も問われていたと思います。声をかけ合いながら、手元のものから必要な情報を探していく協調性が必要でした。
序盤~中盤までの問題には、公式ヒントが用意されています。カード形式でテーブル脇に吊されています。どうしても解けない問題があるときは、チームメンバー全員の了承のもと、有効に活用したいですね。中盤までは、困っていると巡回スタッフさんが積極的にヒントをくれる雰囲気もありました(但し、こちらから聞くのはNG)
最後の謎「限られた時間で冷静に対応する力」
終盤は、これまでの内容を踏まえた上で、第72層のボス攻略が主軸になる展開でした。演出上、マイペースに考える余裕があまりなく、時間に追われる展開です。
振り返れば、謎解き難易度として著しく高いものではなかったと思いますが、焦らされる演出によって、思考がまとまらず、解決への糸口も見落としがちになってしまいました。
終盤攻略のポイントは「冷静さ」と「情報整理」です。焦らずに的確に問題を解いて行き、中盤までの情報から最後の一手となる解決の糸口を見つけ出す必要がありました。
終盤の展開が始まる前に、チーム内で中盤までの情報を整理し、共通認識として共有しておくのも有効な手段だと思います。
脱出成功率、攻略コツまとめ
ココがポイント
《脱出成功率》
・脱出成功率:25%(管理人参加回、16チーム中4チーム成功)
※中学生以上のプレイが想定された難易度。終盤まではヒント活用によりほとんどのチームがたどり着けていました
《攻略のコツまとめ》
・用紙やアイテム類の整理整頓が重要
※バラバラにせず、ストーリー展開に沿ってまとめておくと便利
・パズル系の問題では、声を掛け合って協力するチーム連携も重要
・終盤の展開では、焦らずに対応する「冷静さ」が大事
・終盤が始まるまでに、情報を整理し、チーム内で共有しておくと良い
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
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実際に遊んでみたリアルな感想
感想「謎解きならではの緊迫のボス戦、原作を知らなくても肌で感じられる魅力」
今回の脱出ゲームの中で特に印象に残ったのは、謎解きを絡めたボスとの対戦でした。強大なボスモンスターを前に、会場に漂う緊迫感や、謎を解かなければやられてしまう・・・という絶体絶命のピンチに、気が付くとチームメンバー一丸となって問題に取り組んでいました。
リアル脱出ゲームの中で、焦らせらされる演出はあまり得意な方ではないのですが、今回はスリルとハラハラのバランスが丁度よく、楽しむことができたと思います。
もともとソードアートオンライン自体が、「ファンタジーRPG」によくある設定を踏襲していて、未見の人でも理解しやすい上に、
・100層からなる浮遊城の攻略
・それぞれのフロア(エリア)にボスがいる
・72層フロアは、謎や罠が得意なボス
といったゲーム好きの心をくすぐる要素が満載で、すぐその世界感に没頭してしまいました。
1チーム4人とグループチケットも買いやすく、ソードアートオンラインのファンの方はもちろん、ゲーム好きの友達を誘ってプレイすると盛り上がること間違い無しの内容だと思います。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!