攻略データ
公演名 | ふたば幼稚園改造計画からの脱出(SCRAP) |
公演のスタイル | 公演ホール型(チーム制5人 or 親子参加) |
難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
脱出成功率 | 53%(管理人参加時点の平均) ※参考値 22%(管理人参加回の結果) |
制限時間 | 60分(所要時間100分) |
特に必要となる力 | 注意力、パズル力、ひらめき力、なりきり度 |
公式ヒント | あり(チームテーブル毎に、ヒント冊子設置) |
参加料金 | 前売り一般3,300円~(税込) 前売り学生3,000円~(税込) 子どもチケット800円(税込) ※グループチケット販売あり ※子供チケット詳細は、記事を参照 |
公演情報 | リアル脱出ゲーム×クレヨンしんちゃん「ふたば幼稚園改造計画からの脱出」 |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」「料金」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- しんちゃんや風間くんなど原作キャラになりきって、ふたば幼稚園の危機を救うオリジナルストーリー
- 原作声優さんによる撮り下ろしフルボイス、アニメーション映像もたっぷり
- 一般向けと、親子参加向けで難易度も変化。お子さんから大人まで満足度の高い謎解き
-はじめに-
今回の記事は、アニメ「クレヨンしんちゃん」とリアル脱出ゲームがコラボした「ふたば幼稚園改造計画からの脱出」にチャレンジした体験・攻略レビューをお届けします。
会場では、スタッフさんも先輩園児になりきって終始賑やかな演出。一方、問題はなかなか手応えのあるもので、謎解き好きにも満足感の高い内容でした。
脱出成功率や所要時間といった攻略に役立つデータや、会場を「ふたば幼稚園」に見立てた今回の謎解きの見所や特徴など。気になる情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
続きを見る
クレヨンしんちゃん×リアル脱出ゲーム「ふたば幼稚園改造計画からの脱出」の概要
概要「原作キャラになりきって、ナゾトキ試験を突破する!」
しんのすけ、風間くん、ネネちゃん、マサオくん、ボーちゃんの5人が通う「ふたば幼稚園」
ある日、「幼稚園改造請負人」と名乗る謎の男によって、むちゃくちゃな計画を押しつけられてしまう。
「勉強は1日11時間、お弁当は脳に良いマグロの目玉のみ、ケツを出すのも当然禁止だぁッ!」
反抗する先生たちも捕らわれてしまい、大ピンチに。この危機を乗り切るためには、男が用意した「ナゾトキ試験」に合格するしかない。
しんのすけ達5人になりきって、ふたば幼稚園のピンチをお解ケツせよ!
「ふたば幼稚園改造計画からの脱出」の導入ストーリーは上のようになっています。
プレイヤーは5人1チームで、しんのすけ、風間くん、ネネちゃん、マサオくん、ボーちゃんといった原作でお馴染みのキャラになりきり、「幼稚園改造請負人」の用意した様々なナゾトキ問題にチャレンジしていきます。
図工や国語といったどこか幼稚園の授業を彷彿とさせるようなナゾトキ問題になっており、時には、ちょっと身体を動かす機会もあって、終始、賑やかな時間を過ごすことができました(謎解きの詳細は、後述をご覧ください)
また、今回「子供チケット」+「一般チケット」によって、お子様用に難易度調整された謎解きにチャレンジできるのも特徴のひとつです。こちらは子供(小学生2~6年生)と大人(20歳以上)を組み合わせた家族や知人だけで、2~3名チームを組むことができます(子供チケットの詳細は、後述をご覧ください)
所要時間(制限時間など)
ゲームの制限時間:60分
準備、解説を含めた所要時間:100分(公式想定120分)
ゲームの制限時間は「60分」です。問題用紙を折ったり、シールを用いた作業系の謎解きが多く、それらをチーム内で上手く手分けして進めることが出来るかどうかで進捗が変わります。手先が器用な方が、若干有利かもしれませんね。
ゲーム開始前には、「クレヨンしんちゃん」について丁寧な解説があるので、アニメを知らない人でも安心して参加できますが、その分、所要時間が長めになっています。また、ちょっとした準備作業もあるので、スタート予定時間より、多少余裕を持って会場に入るとスムーズでした。
スタート前の準備や、終了後の解説を含めた全体の所要時間は「100~120分」を見込んでおくといいかと思います。
チケット情報(子供チケットなど詳細)
チケットの種類は「前売り・当日」「一般・学生・子ども」「平日・土日祝」などで料金が変わります。子供チケットとグループチケット以外では、当日、運営側が1チーム5人のマッチメイクをします。複数人で参加した場合でも、チームが別々になってしまうことがあり、注意が必要です。
グループチケットは、1~5人で1つのテーブルを貸切りにできます。5人MAXで参加すると、1人当たりの料金が一般チケットより若干安くなります。
また今回「子どもチケット」があります。こちらは「小学2~6年生」を対象に、一般チケットを持つ20歳以上の保護者と参加するための券種です。大人と子供を組み合わせた2~3名で1つのテーブルを貸切りにでき、出題される謎解きも、お子さんが楽しめる難易度に調整されています(詳細については、公式情報もご確認ください)
(税込) | 前売り | 当日 | ||
平日 | 土日祝 | 平日 | 土日祝 | |
一般 | 3,300円 | 3,600円 | 3,800円 | 4,100円 |
学生※1 | 3,000円 | 3,300円 | 3,500円 | 3,800円 |
グループチケット (1~5人)※2 | 16,000円 (3,200円/人) | 17,500円 (3,500円/人) | 18,500円 (3,700円/人) | 20,000円 (4,000円/人) |
子どもチケット (小学2~6年)※3 | 800円 | 800円 | 1,000円 | 1,000円 |
※1 学生チケット購入時は、入場の際に学生証の提示が必要となります
※2 グループチケットの1人当たり料金は、5人で参加した場合です
※3 子どもチケットは、必ず一般チケットを持つ保護者と参加になります
※チケット購入前に、必ず公式情報をご確認ください
公式サイト:チケット情報
概要のまとめ、注意事項
ココがポイント
《概要のまとめ》
・しんちゃん達5人になりきって、ふたば幼稚園を救うためにナゾトキ試験に挑むオリジナルストーリー
・図工や国語など、どこか幼稚園の授業を彷彿とさせる謎解き問題で、園児に戻った気分に
・「子供チケット」+「一般チケット」で、お子様用に難易度調整された謎解きに、親子だけで参加できる(詳細はこちら)
《注意事項》
・ちょっとしたアクション問題があるため、スカートやハイヒールなど動きにくい服装は避けた方が楽しめます
脱出成功率や謎解きの特徴は?
特徴「パズルや作業系問題多め、ちょっとしたアクションも!?」
今回の謎解きは、シールを用いた問題や、子供雑誌の付録を組み立てるような作業系の謎解きが多い印象でした。簡単な言語感覚を問う問題もあり、まさに大人向け幼稚園の試験といった感じです。
1つ1つの謎解き問題は、決して難しい内容ではありませんでしたが、作業系の問題が多いので、チーム内で手分けしたり、若干の手先の器用さが必要になってきます。
謎解きに慣れていない場合、途中の「ひらめき」問題で躓くかもしれません。どうしても先に進めなくなった場合は、「ヒント冊子」を有効活用した方が全体が楽しめます。
また、試験の中には、身体を動かす「ちょっとしたアクション」が要求されるものもあり、こちらは「謎解き」というよりは、ゲームを盛り上げる演出としての側面が大きい内容でした。5人のキャラクターに応じて、得意なことが決まっているので、上手に役割分担して楽しみたいですね。
(子供チケットは、未参加で不明のため、上記は一般チケットの内容です)
最後の謎「複数のひらめきが必要な難問」
終盤の謎解きは、なかなか手応えを感じる難易度でした。
リアル脱出ゲームらしい「迫る危機を限られた手段でどう回避するか?」を考えさせられる内容です。
見聞きしてきた情報を的確に分析することももちろん大事ですが、今回は特に幾つかの「ひらめき」を結び合わせる必要があり、チームメンバー全員で知恵を出し合いました。
キャラクターになりきって、見聞きしてきたことをリアルに感じることが脱出成功のポイントかもしれません。
脱出成功率、攻略コツまとめ
ココがポイント
《脱出成功率》
・脱出成功率:53%(21.4.24時点の平均、リアル脱出ゲーム原宿店)
※私が参加したの公演開始して初めての週末でした。開始直後は謎解き好きの人が参加しやすく、脱出成功率が高めになる傾向があります。参考までに、私が参加した回は「脱出成功率 22%」(9チーム中2チーム成功)でした。
《攻略のコツまとめ》
・用紙を折ったり、シールを貼る作業系問題が多い。チーム内でお互い邪魔にならないように手分けしよう
・途中の「ひらめき」問題で躓く時は、ヒント冊子を有効活用しよう
・身体を動かすシーンでは、恥ずかしがらずに思い切ってアクションしよう
・終盤の問題では、キャラクターになりきって見聞きしてきたことをリアルに振り返ろう
【クリア成功率UP】リアル型脱出ゲーム『頻出パターン練習問題』
街歩き系謎解きや、リアル脱出ゲームをはじめとした「体験イベント型謎解き」には、よく出題される「頻出パターン問題」があります。この記事では10年で500回以上謎解きイベントに参加してきた経験から、頻出パターンをまとめ、クリア成功率UPやスマートに解くことを目指した練習問題を紹介します。
続きを見る
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「大人の幼稚園があったらこんな感じ? 大人も子供も大ハッスルする謎解き」
5人のキャラクターの特徴を生かし、チームワークで困難乗り越えていく過程は、クレヨンしんちゃんの世界感をそのままに感じられる体験でした。大人向けの幼稚園があったら、こんな雰囲気ではないかな~と思えるほど。
作業系の問題や身体を動かす機会が多めなこともあって、賑やかでずっとテンションも上がりっぱなしでした。運営スタッフさん全員が、先輩園児や幼稚園関係者という設定で演じ続けてくれているので、会場が「ふたば幼稚園」である臨場感を肌で感じることができます。恥ずかしがらずに、自分自身も園児になりきる気持ちが、楽しむのに一番大事ですね。
また、コラボ脱出ゲームでは、キャラクターの静止画演出がどうしても多くなりがちですが、今回はオープニングからバリバリにアニメーションします。さすがに全てが書き下ろしではありませんが、違和感ない編集で、お子さんも大喜びの内容ではないでしょうか。
クレヨンしんちゃんのアニメは、最近観る機会が減ってしまっていましたが、どこか懐かしい気持ちにもなれ、新作映画を観たいな~と思えました。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!