攻略データ
プログラム名 | エノシマトレジャー第二章「悲しみの勇者の物語」(タカラッシュ!) |
謎解きスタイル | 周遊型(街歩き系)※プレイ人数 1人~ |
難易度 | ★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価) |
移動距離 | 片瀬江ノ島駅周辺(徒歩 片道15分範囲) 江ノ島(徒歩 片道30分範囲) |
実際に要した時間 | 2.5時間 |
特に必要となる力 | 読解力、注意力、思考力 |
必要なもの | スマホやタブレット(インターネット使用)、筆記具 ※イヤホン、バインダ―あると便利 |
キット購入料金 | 無料(配布場所:小田急線各駅、江ノ島観光案内所など) |
公式情報 | エノシマトレジャー 第二章「悲しみの勇者の物語」 | HUNTERS VILLEGE |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 江ノ島を舞台にした人気の無料謎解きイベント、今回は全二章構成の第二章
※一章を遊んでいない人でも問題なく楽しめます - 江ノ島に伝わる伝承をモチーフに、「災いの白竜」と「竜騎士」を巡るドラマチックなストーリー
- クリアで当たる賞品や、江ノ島のでのお買い物・食事で貰える特典グッズも
-はじめに-
今回の記事は、江ノ島とその周辺を舞台にした謎解きイベント、エノシマトレジャー第二章「悲しみの勇者の物語」にチャレンジした攻略レビューをお届けします。
江ノ島に伝わる竜の伝説をモチーフにした奥深いストーリーと、子供から大人まで楽しめるほど良い難易度の謎解き。江ノ島の散策も同時に行うことで、一日中江ノ島を堪能することができました。
所要時間や難易度といった攻略に役立つデータや、第一章「裏切りの勇者」から続く今回の物語や謎解きの見所、ランチやおやつにちょうど良い江ノ島グルメの紹介まで。気になる情報を写真付きで徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
エノシマトレジャー第二章「悲しみの勇者の物語」の概要
概要「新しい竜騎士を決める試練に、災いの白龍と共に挑む」
世界を守るはずの竜騎士が、突如、エノシマ国の民を襲った。あなたは、災いの白竜と呼ばれる「ミロス」の助けを得て、竜騎士を退けることに成功した。
(第1章「裏切りの勇者の物語」)
半年後。エノシマ国では、新たな竜騎士を決める試練が行われようとしていた。世界中から竜騎士候補が集まる中、試練の会場にあなたと白竜ミロスの姿もあった――。
エノシマトレジャー第二章「悲しみの勇者の物語」の導入ストーリーは、上のようになっています。
今回のストーリーは、21年1月末まで開催されていた第1章「裏切りの勇者の物語」から続く内容になっていて、第一章では明かされなかった謎や設定が明らかになっていきます。
- なぜ、竜騎士が民を襲ったのか?
- 災いの白竜とされる「ミロス」が、なぜ助けてくれたのか?
- そして、エノシマ国に迫る真の脅威とは?
そういった伏線が回収されるとてもドラマチックなお話でした。
前のお話の振り返りなど最低限のフォローがされているので、第一章を遊んでいない人も安心してプレイすることができます。
また今回、紙芝居風の音声ガイド(YouTube動画)で、冊子のストーリーを聞くこともできました。冊子や公式サイトには案内が無かったため、急遽決まった内容かもしれませんね。チェックポイント毎に、動画へアクセスできる二次元QRコードが掲示されています。
謎解きは、江ノ島と周辺の町に散りばめられた情報を集めながら謎を解いていくオーソドックスな周遊タイプです。
第一章よりボリューム・難易度ともにアップ。GPSと連動したヒント収集システムなど、前作からの共通部分も多く、より世界感にマッチするよう洗練された印象でした。(謎解きの詳細は、後述をご覧ください)
参加キットの配布場所、プレイ可能時間など注意事項
参加に必要となる問題冊子は、公式サイトからPDF版をダウンロードすることも可能ですが、印刷された状態でなければ解くのが困難な問題があります。無料で以下の場所で配布されています。
・小田急線各駅
・江ノ島観光案内所
・藤沢市役所観光シティプロモーション課など
・公式サイト:PDF版ダウンロード
※一部の問題は、印刷され製本されていないと解くことが困難です
後述の提携店舗に置いているところもありました。
但し、探索のスムーズさを考えると、小田急線「片瀬江ノ島駅」でゲットするのがオススメです。
《その他、参加の注意点》
・プレイ可能時間の設定があります
(2月)9:00~16:00
(3月)9:00~17:00
※ 時間外は、専用WEBサイトで途中キーワードや最終報告ができません
・インターネットに接続できるスマホやタブレット必須
(キーワードの報告、ヒント閲覧はWEB上で行います)
・ヒント閲覧に利用するGPS機能は電力消費が大きいため充電状態に注意
・ハンターズビレッジのポイント獲得には、最終キーワードの送信を江ノ島内で行う必要あります(ハンターズビレッジの詳細は、後述をご覧ください)
・筆記具持参(問題冊子にペグシルはついていません)、音声ガイドを聞く場合はイヤホン推奨
・歩きやすい靴(江ノ島は、勾配の急な階段が多くあります)
・折り畳み式バインダーがあると便利(※)
※街歩き系の謎解きでは、立ったまま問題を解く機会も多いため、バインダーがあると便利です。持ち運びに便利な折り畳み式、小物を収容できるポケット付きを1枚持っていると、今後も重宝しますね。私が使用してるものを下に紹介します。参考になりましたら。
所要時間の目安(移動距離など)
公式の想定時間:表記なし
実際にかかった時間:2.5時間(休憩含まず)
今回、江ノ島内に入る前に周辺の町歩きをする必要がありました(徒歩 片道15分範囲)参加冊子を入手した後に、勢い余って江ノ島へすぐ向かってしまわないように注意したいですね。
江ノ島内では、遊歩ルートの最頂付近までは登る必要がありました(徒歩 片道30分範囲)
私は今までも江ノ島に何度か訪れたことがあり地理に慣れており、謎解きに躓くことなく2人のプレイで「2.5時間(食事休憩含まず)」でした。
謎解きや江ノ島の地理に慣れている人で「3時間前後」、謎解きに慣れていなかったり、江ノ島を訪れるのが初めての人は「3~4時間」ほどがプレイ時間の目安になると思います。
プレイ可能時間を過ぎると、専用WEBサイトでの報告ができなくなります。余裕を持って午前中、出来れば昼頃にはプレイスタートするのが安心だと思います。
また、クリア後に用意されている「エクストラ謎」(おまけ謎)に挑戦する場合、追加で40~50分(移動時間含む)ほどかかります(エクストラ謎の詳細は、後述をご覧ください)
クリア賞品や特典について
クリア賞品(抽選)
今回、最終キーワードの報告後(WEBサイト上)、アンケートに答えると賞品の当たる抽選に応募することができます。応募時に賞品を選ぶことはできなかったので、当たってからのお楽しみですね。
特典グッズについて
「江ノ島」や「すばな通り」の提携店で500円以上のお買い物や食事をすると、特典グッズを貰うことができます。
・(1会計)500~1,000円未満:オリジナルコースター
・(1会計)1,000円以上:オリジナルトートバック+コースター
※無くなり次第終了。対象店ご利用の前に要確認
公式サイトリンク:提携店一覧
ハンターズビレッジについて
タカラッシュ!さんが21年1月よりサービスを開始した「ハンターズビレッジ」の会員の方は、デジタルアイテムやポイント獲得の対象にもなっています。ポイント獲得には、クリアキーワードを江ノ島内(GPS機能)で行う必要があります。
ハンターズビレッジとは?
「タカラッシュ!」さんが開催するリアル宝探しを中心に、会員同士でポイントを競い合うシステム。
従来よりあった無料会員の「デジタルアイテム(クエストにちなんだ画像)」収集や、有料会員の「タカラッシュ・エクストリーム・クラブ」などが統合され、「トレジャーハンター」をイメージした世界感で、様々な宝探しイベントと連動しています。
公式サイトリンク:Hunter's Village(ハンターズビレッジ)
概要のまとめ
ココがポイント
・江ノ島と周辺の町を舞台に、竜騎士になるための試練に挑むドラマチックなストーリー
※第一章を遊んでいない人も楽しめるつくり
・第一章より謎解きの難易度、ボリュームがアップ。システムも洗練され、よりエノシマトレジャーの世界感が感じられるように
・プレイ可能時間外は、専用サイトでの途中報告や最終報告ができないため注意
※(2月)9:00~16:00、(3月)9:00~17:00
・スマホやタブレット(インターネット使用)、筆記具の持参が必須
・ゲームクリアすると抽選で当たる賞品への応募可(ハンターズビレッジのポイント獲得も対象)
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「第一章よりボリュームも難易度もアップ、暗号問題多め」
第一章に比べて、謎解きとストーリー進行がしっかりした印象です。ストーリーに沿って番号順に問題を解かないと、移動が非効率になったり、そもそも謎解きに必要な情報が揃っていなかったりします。
謎解きのジャンルは、暗号解読(規則的な記号を言語に変換する)系の問題が目につきました。思考力が問われますが、考えれば必ず解ける問題なので、落ち着ける場所で取りかかりたいですね。
難易度は、第一章と比較して難しくなりましたが、公式ヒントも用意されており、お子さんでも楽しめる範囲の難しさです。
第一章から引き続き、途中の問題を含めた全ての解答は専用サイトを介したWEB送信です。今回からこのWEBサイトは、連絡用「フクロウ」という設定になり、エノシマトレジャーの世界感をより身近に感じられるようになったなあと思います(アカウントとパスワードは、前回のものを引き続き使用できます)
このWEBサイトとGPS機能を利用したヒント収集も前回同様です。指定の場所で、対応した問題のヒントを受信することができます。答えがわかっていても、思わず集めたくなってしまう楽しさです。
最後の謎「参加冊子を利用した作業系問題、柔軟な発想が必要」
ストーリー進行に伴って、問題も徐々に難しくなっていきます。後半の問題は、謎解きになれていない人は、解くのに少し時間がかかるかもしれません。解答の糸口が見つからない場合は、迷わずヒント回収をした方が楽しめます。
問題冊子を折ったり重ねたりする作業系の謎解きも後半は連続します。特に最後の謎解きは、単純な作業ではなく柔軟な発想で、指示された内容を冊子を用いて再現する必要がありました。
ひらめいた結果に、ビックリできる体験型謎解きらしい問題です。解き明かすのには、二次元的なものの見方だけでは難しいかもしれません。
クリア後の「エクストラ謎」
参加冊子の裏表紙に、エクストラ謎(おまけ謎)にアクセスできるQRコードが記載されていました。
こちらの謎解きは、1問のみで本編クリアした人だけが解ける仕様になっています。問題自体は10分程度で答えを導けますが、問題を解くことでわかる場所へ移動するのに江ノ島内から20分以上かかります。私は徒歩で30分ほどかかりました。
難易度は高くなく、あくまで本編のオマケ。特にクリア特典などもありません。余韻を楽しむ内容なので、時間に余裕のある人が、江ノ島周辺の散歩をするつもりで挑戦するのにいいかなあと思いました。
難易度の目安、攻略コツまとめ
ココがポイント
《難易度の目安》
・謎解きに慣れている人が、ヒントを見ずにクリアできる難易度
・謎解きに慣れていない人、江ノ島の地理に不慣れな人でもヒントを見ればクリアできる
《攻略のコツまとめ》
・暗号解読(記号を言語に変換する問題)は時間をかければ必ず解ける問題。落ち着ける場所で焦らず解こう
・難しい問題は、GPS機能と連動したヒントシステムで、ヒント収集をしよう
・最後の問題は、二次元的なものの見方だけでは難しいかも
・エクストラ謎(おまけ謎)は、江ノ島周辺の散歩をするつもりで
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「江ノ島の散策で新しい発見のできる謎解きイベント」
エノシマトレジャーは毎年恒例となっている人気の謎解きイベントですが、今回は第一章、二章と開催時期と内容が分かれたことでボリュームがアップし、よりドラマチックなストーリーになったなあと思います。例年に比べ、少し大人びたお話かもしれません。
読む文章量も増えましたが、紙芝居風の「音声ガイド」でお子さんや文章が苦手な方にも配慮がされていました。
また、探索エリアの一部は、過去のエノシマトレジャーであまり訪れたことのないエリアも含まれており、新鮮なワクワク感がありました。江ノ島やその周辺地域は、何度訪れても、新しい発見がありますね。
制作されているタカラッシュ!さんでは、ハンターズビレッジなど新しい試みが始まっています。今回のエノシマトレジャーは、例年とひと味違った「タカラッシュ!さんの意気込み」が感じられる内容でした。
開催期間も4月4日までと長めです。混雑状況など見ながら、参加検討してみるのもいいかもしれませんね。
おすすめランチ「江ノ島亭」と、おやつにピッタリ「たこ煎餅」
今回、私はお昼頃から謎解きをスタート、江ノ島の「御岩屋道通り」周辺へ訪れたタイミングで遅い昼ご飯を食べました。
江ノ島の海鮮と眺望が魅力的な「江ノ島亭」さん。前回訪れた時に、とても美味しかったので再訪しました。
江ノ島名物のしらすがたっぷり入った「しらすいくら丼」、ぶつ切りタコやマグロをとろろで頂く「まかない丼」、サザエの切り身を卵とじにした「江ノ島丼」などなど。磯の香りを感じる「海苔の味噌汁」も嬉しいサービス(味噌汁の内容は日によって変わる可能性あります)。相模湾の最高の見晴らしを望みながら食べる海の幸は、どれもとても新鮮で、二人だったのですがついつい食べ過ぎてしまいました。
「江ノ島亭」さんは大変な人気店で、昼時には行列になっていることも多いのですが、今回は時間がズレていたことと、平日であったので待ち時間無しで利用できました。
WEB整理券システム(EPARK)にも対応しているので、利用してみるのもいいですね。
また、江ノ島入口周辺の商店街(弁財天仲見世通り)「あさひ本店」さんの「たこ煎餅」は、ちょっと小腹が空いたときのオヤツに丁度いいファストフードです。たこが丸々一匹プレスされた煎餅は、見た目のインパクトもボリュームも大!
こちらも行列になっていることが多いですが、実は江ノ電「江ノ島駅」の近く「すばな通り」にも「あさひ本店」さんがあり、同じたこ煎餅を販売しています。こちらは比較的空いていることが多いので、江ノ島へ向かう前や帰りに利用してみてはいかがでしょうか。
それでは、最後まで記事をご覧頂きありがとうございました!