攻略データ
コンテンツ名 | バーチャル謎解きプログラム「明治怪盗GAME 偽りの舞踏会」(takarush BLACKLABEL) |
難易度 | ★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価) |
ボリューム | ★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価) |
ストーリー性 | ★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価) |
プレイ人数 | 1人~ |
実際にかかった時間 | 70分(公式想定:2時間) |
練習になる力 | 論理的思考、注意力、推理力、ひらめき力 |
必要なもの | スマホやタブレット(インターネット環境)、LINEアプリ |
購入料金 | 2,200円(税別) |
公式情報 | タカラッシュ!公式宝探しSHOP バーチャル謎解きプログラム「明治怪盗GAME偽りの舞踏会」 |
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※ご注意:お出かけ前に必ず公演情報の公式サイトから「開催期間」をご確認ください。
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 開催期間が終了してしまった過去の名作が、バーチャル謎解きで復活!
- 自宅に居ながら、愛知県明治村を舞台にした公演タイプの謎解きを体験できる!
- 人気シリーズ「明治探偵GAME」のスピンオフ。怪盗の仲間となってお宝を盗み出せ!
-はじめに-
今回の記事は、バーチャル謎解きプログラム「明治怪盗GAME 偽りの舞踏会」を遊んでみた攻略レビューをお届けします。
本作は人気シリーズ「明治探偵GAME」のスピンオフ。本編では、敵役となる怪盗が活躍するストーリーや、難易度高めのヒネリの効いた謎解きが楽しめました。
2018年愛知県明治村で開催された公演タイプの謎解きを自宅で遊べるようバーチャル化したもので、遠方でなかなか明治村に訪れることのできない人にとっても、嬉しい内容でした。
所要時間の目安や難易度といった攻略データや、バーチャル謎解きプログラムである本作の特徴など。購入を検討されている人に役立つ情報を徹底紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
バーチャル謎解きプログラム「明治怪盗GAME 偽りの舞踏会」の概要
概要「怪盗ジダイの仲間となり、仮面舞踏会に潜入せよ!」
明治の世を騒がす大泥棒「怪盗ジダイ」、今宵の標的は「いわくつきの宝石」
所持する者に幸運をもたらすが、決して持っていることを人に知られてはいけない。
そんな宝石の歴代所有者と、新たな所有者候補たちが、今宵、舞踏会で一同に会する。あなたはジダイと共に舞踏会に潜入し、宝石を手に入れることができるだろうか。
嘘の中に、真実がきらめく――。
「明治怪盗GAME 偽りの舞踏会」の導入ストーリーは上のようになっています。
このバーチャル謎解きプログラムは、2018年12月29日~2019年2月24日にかけて愛知県明治村を舞台に開催された「制限時間有りの謎解きイベント」を自宅で遊べるようにしたものです。
実際の公演で使用された問題用紙やアイテム類がキット化されており、ゲーム進行はLINEアプリを利用した「回答の送信」や「新たな情報の受信(画像など)」で進めていきます。制限時間は特に設定されていないので、マイペースに遊ぶ事ができました。
「明治探偵GAME」とは?
重要文化財等に選ばれる建築物を当時のままに移築した「明治村」(愛知県)。明治探偵GAMEは、明治浪漫あふれる明治村の雰囲気を生かして、毎年開催されている体験型謎解きです。
子供から大人まで幅広い層が楽しめるよう、難易度別コース分けや、超能力探偵というSF要素が人気を博し、中部地方の謎解きイベントを代表するシリーズになっています。
今回の物語は本編のスピンオフ。敵役である怪盗ジダイが活躍するストーリーが描かれています。協力者として、あの超能力者の影も?
怪盗ジダイを主役に据え、一癖ありそうな舞踏会出席者など、ミステリアスな雰囲気漂う謎解きでした。明治探偵GAMEの醍醐味である「超能力」と「推理」をテーマにした謎解きもしっかり取り入れられており、シリーズファンはもちろん初めての人にも十分魅力が感じられる内容だったと思います。
今回は静止画像メインの作り(バーチャル版の特徴)
本作のオープニングでは音声による演出、エンディングでは公演時に使用された動画が用意され、現地の臨場感を感じられる工夫がされていました。
但し、他の明治探偵GAMEのバーチャル版にあった「現地を実際に歩いている視線の動画」はありませんでした。当時の状況を映した写真や、再現イラストを閲覧することで、謎解きに必要な情報をゲットしていきます。
明治村のマップを頼りに、探索したい場所の番号をLINEのトーク機能で送信すると必要な手がかりが画像や文章で返ってくる仕組みです。途中、追加でアイテム類を入手した場合は、都度、封筒から取り出します。アイテム類は1つの封筒にまとまっているため、ネタバレに注意(指示のあったもの以外を見ないように)する必要がありました。
現地の探索動画を閲覧できないのは少し寂しかったですが、今回、謎解きに必要な情報は写真でも十分なため、ゲームに集中できる内容でした。
所要時間の目安
公式の想定時間は「2時間」とされています。私は2人プレイで「70分」でした。
本作の謎解きは、ロジカル(論理的)問題がメインでした。複数の証言から、条件に合う人物を特定するような内容です(詳細は後述をご覧ください)
ロジカル(論理的)問題が得意・不得意で所要時間が大きく変わると思います。また、私は、明治村を舞台にした他のバーチャル謎解きプログラムのプレイ経験があり、仕様に慣れていました。
謎解きに慣れた方で60~90分、一般的な方で90~120分くらいが所要時間の目安になります。
概要のまとめ
ココがポイント
・愛知県明治村を舞台にした「現地探索型の謎解きイベント」を自宅で遊べるようにしたキット
・イベント時に使用された問題用紙やアイテム類がキット化、ゲーム進行はLINEアプリのトーク機能を利用(インターネットに繋がるスマホやタブレット必須)
・明治村の現地動画は今回無し(イベント当時の写真や、イラスト画像使用)
・本編敵役の怪盗「ジダイ」を主役に据えたミステリアスな雰囲気漂うストーリーも注目
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「ロジカル(論理的)な問題多め、キット使用した新鮮な謎解きも」
本作の謎解きは、ロジカル(論理的)問題が多い印象でした。
具体的には、複数の証言から条件に合う人物を特定する内容です。ゆっくりと順番に考えていけば決して難しくはないのですが、絡み合った糸を解いていくような根気が必要でした。苦手な方は、簡単な相関図を書きながら、関係を整理していくといいですね。
ゲーム進行は、
1.舞踏会の会場や、潜入方法をつきとめる
2.舞踏会へ潜入し、出席者の証言を集める
3.宝石の持ち主を特定する
4.宝石を奪う
といったステップで進んでいきます(ゲームスタート前に提示される情報)。
また、ロジカル問題以外にも、アナログアイテムを利用したひらめき問題も目を惹きました。体験型謎解きならではのサプライズ感があり、他の謎解きでは見かけたことがない面白い問題もありました。
どうしても解けない問題がある場合も、丁寧な公式ヒントが用意されているので安心です。
最後の謎「ひらめきと推理力が試されるトリックの仕掛けられた問題」
最後の大謎は、明治探偵GAMEのスピンオフらしい冷静な推理力が試される内容でした。
重要人物の証言、状況の把握、些細な違和感への気付き・・・・・・などなど、総合的な推理を1つ1つ重ねていくことで、最後のひらめきをたぐり寄せることができました。
バーチャル版では、最終報告が何度でも出来てしまいますが、公演当時はおそらく1回きりだったと思います。最後の最後まで、気を抜かずに1度だけの報告でクリアを目指したいですね。本当にこの答えでいいのか? と自問自答してみるといいかもしれません。
難易度の目安、攻略コツまとめ
ココがポイント
《難易度の目安》
謎解きに慣れている人が少し考えてクリアできるレベル。慣れていない人は、公式ヒントを見ないと解けない問題があるかもしれません。
《攻略のコツまとめ》
・ロジカル(論理的)問題多め。手書きの図などで人物の関係性を整理しながら解こう
・ひらめき問題では、手持ちのアイテムを隅々までよく観察しよう
・最後の謎は、冷静な推理力が試される問題。証言、状況把握、違和感への気付きなど総合的に考えてみよう
実際に遊んでみたリアルな感想
感想「現地プレイより遊びやすい難易度、新作公演の予習にもピッタリ」
公式の案内では、謎解きに慣れている人でもヒントを見ないとクリアできないかもしれません・・・とあり、少々ドキドキしながらプレイしたのですが、それほど難易度の高さを感じませんでした。次のようなことだったのかなあと思います。
・ロジカル(論理的)問題に慣れていると難易度が下がる
・現地探索をしないため、机上で落ち着いて考えることができる
実際、今回の内容を現地探索しながら、60~90分以内で解くとしたら、なかなか至難のワザではないかと思います。明治村には何度か訪れたことがありますが、探索範囲のエリアは決して狭くなく、勾配もあります。身体を動かしながら、制限時間を睨み、論理問題を解くのは考えただけでも大変そうですね。
バーチャル謎解きプログラムでは、現地を探索する臨場感こそ失われてしまいますが、自宅で謎解きに集中できるのが良いところです。
また、20年12月24日から、明治村で新作の公演タイプ謎解きイベント「明治探偵GAME 怪盗ジダイ最後の謁見」が始まります。今回のバーチャル謎解きは、新作公演にむけて怪盗ジダイを知ることができる予習にもピッタリの内容でした。
他の「明治探偵GAME バーチャル謎解きシリーズ」紹介
バーチャル謎解きプログラムとして遊べる「明治探偵GAME」シリーズは、今回紹介したものも含めて現在3作品あります。当ブログでレビュー記事も書いておりますので、ぜひプレイの検討にお役立てください。
明治探偵GAME「はじまりの事件」
ここがポイント
公演タイプの謎解きイベントの記念すべき第1弾。明治探偵GAME本編の主人公の少年期を描くエピソード0的なストーリーと、3作品の中では最高難度の謎解きが楽しめました。
関連記事:【感想レビュー】バーチャル謎解き「明治探偵GAME はじまりの事件」
明治探偵GAME「出会いの事件」
ここがポイント
2019年に行われた公演タイプの謎解き。本編で活躍する助手の少女「ちふね」との出会いを描くエピソード。3作品の中では比較的難易度易しめ、入門編として最適でした。
【攻略、感想】バーチャル謎解き「明治探偵GAME 出会いの事件」
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それでは、最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!