攻略データ
| プログラム名 | なぞたび列車物語-不思議な町の遥かなる想い-(謎解きゼペッツ) |
| 開催期間 | 2025年11月01日(土)〜2026年05月31日(日) |
| 謎解きスタイル | 周遊型(鉄道・電車系、街歩き系)※プレイ人数1人~ |
| 難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
| 移動距離 | 西武電鉄沿線エリア(屋外の割合多め) ※電車移動時間 片道46分~(乗換え時間含む) ※各降車駅で5~30分程の街歩きあり(謎解き時間除く) |
| 実際に要した時間 | 5時間(公式想定 6時間程度) |
| 特に必要となる力 | 注意力、観察力、パズル力、ひらめき力 |
| 必要なもの | スマホ(LINEアプリ使用、Webサイト閲覧) ※バインダーあると便利 |
| キット料金(税込) | 2,700円 ※西武鉄道の一日乗車券付き (高麗~西武秩父駅間および多摩川線を除く) 《販売場所》 西武線各駅の自動券売機(一部の駅除く) ※販売時間 営業開始~16:00 《キット引換え駅》 池袋駅、練馬駅、小手指駅、小平駅 西武新宿駅、本川越駅、国分寺駅 ※引換時間 8:00~17:00 |
| 公式情報 | なぞたび列車物語-不思議な町の遥かなる想い- |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:難易度、所要時間は筆者の主観になります。お出かけ前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください

注目のポイント
- 西武鉄道沿線が舞台、選べる2つのコースで降車駅や問題も異なる
- 充実の街歩き、西武鉄道沿線ならではの景色に出会える体験
- 一日乗車券付きで交通費も安心、対象店舗で使えるクーポン付属
-はじめに-
今回の記事は、西武鉄道沿線を舞台にしたリアル謎解きゲーム「なぞたび列車物語2025-2026 不思議な町の遥かなる想い」に挑戦した攻略レビューです。
ネタバレ無しで、謎解き問題の傾向や所要時間、ゲームの見所、一日乗車券付きキット等を紹介。写真を多く掲載し、参加検討に役立つ内容です。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
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【謎解き一覧】東京周辺の街歩き系 目的別まとめ
東京周辺の街歩き系・周遊謎を10年間で100以上遊んでみて「これは面白かった!」と太鼓判付きのものを紹介したレビュー記事です。目的別に「鉄道・電車沿線」「人気の商店街」「アミューズメントスポット周辺」など、今遊べるものを見やすくまとめました。写真も多く掲載し、参加検討に役立つプレイイメージをしやすい内容です。
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西武鉄道×リアル謎解きゲーム「なぞたび列車物語2025-2026 不思議な町の遥かなる想い」の概要
概要「兄弟の絆描く青春ストーリー、兄と弟で選べるコース」

ファイルバックに入った謎解きキット。西武鉄道の一日乗車券付き
喧嘩ばかりの双子の兄弟「湊人(みなと)」と「晴人(はると)」。二人の仲をとり持ってくれていた姉「遥(はるか)」が、不慮の出来事でいなくなってしまう。素直になれず口も聞かなくなってしまった二人のもとに、ある朝、届くはずのない遥からのメッセージが届く。家族や兄弟の絆をテーマにした青春ストーリー。
今回の謎解きには、次のような特徴がありました。
・双子の兄・弟の視点で選べる2つのコース。降車駅や問題も異なる
(一日乗車券付きで交通費も安心)
・街歩きの比重大きめ、西武鉄道沿線の開放的な景観に出会える
・ジャンル豊かでボリュームたっぷりの謎解き、工作系問題もあり
今回、双子の兄と弟、視点の異なる二人分のストーリーがあり、どちらを選択するかで降車駅や解く問題も異なる「コース選択式」になっていました。公式サイト後方に「はじめの駅謎」が掲載。この問題を解くと、兄と弟それぞれの最初に向かう駅がわかります。謎解きキット内にも、同問題は梱包されていますが、2コースの向かう駅が大きく離れているため、当日キット購入をする場合は、事前検討しておくのがオススメです。
最初に向かう駅によって、序盤に巡る西武鉄道沿線のエリアが何となくわかります。複数の路線が交差する広大なエリアが範囲となりますが、選択式にすることで遊びやすくする工夫が感じられました。スポーツ系の兄、文化系の弟など、キャラの好みやストーリーの雰囲気で選択するのもいいですね。兄と弟どちらのコースを選んでも終盤以降の展開(降車駅、ストーリー、謎解き問題)は同じになりました。
また、キットは西武線の一日乗車券付き(高麗~西武秩父駅間および多摩川線を除く)。広範囲をカバーする乗車券で、ゲームプレイ中はもちろん、ゲーム前後の移動にも便利に使えるのが魅力的でした。

街歩き中に訪れた神社仏閣(選択コースによっては訪れるとは限りません)

謎解き中に訪れたレトロ列車の展示
今回街歩きで移動する時間が多め。時には謎解きをしながら隣駅まで向かう展開もあり、西武鉄道沿線ならではの景色を十分に堪能できました。立寄りスポットは公園、神社仏閣、大型商業施設、レジャー施設周辺などバラエティに富んでいましたが、序盤から中盤にかけては閑静で自然の感じられるスポットや、開放的な景観に出会うことができました。
謎解きは、一般的な問題がジャンル豊かに出題。パズルや迷路、言語感覚が問われるとんち系の問題や言葉の並び替えなど。ボリュームも多くしっかり謎解きをした満足感がありました。用紙を折ったり重ねたりするギミック(仕掛け)や、終盤には手の込んだ工作を行う内容もあり、作業系問題が好きな人にもオススメできる内容でした(謎解きの詳細は後述)

謎解き中に訪れた広大な敷地に伸びる遊歩道

謎解き中に目にした開放的な景観
ゲーム構成・所要時間、注意点について
【所要時間の目安】
実際のプレイ時間:5時間
(公式の想定時間:6時間程度)
プレイ推奨時間:9:00~18:00
※一部立寄り施設に営業時間や休館日あり(休館日については公式情報要確認)
私は謎解きに慣れた大人二人の協力プレイで、クリアまでに「5時間」かかりました。途中の休憩時間は除いています。
所要時間の目安は、謎解きに慣れた人で「5~6時間」、謎解きに慣れていない人が公式ヒントを活用したプレイで「6~7時間」ほどになると思います。
問題のボリュームがあり、降車駅での街歩き時間も長め。照明の少ない屋外周遊のある中盤を日没までに終わらせるプレイがオススメ。一日乗車券は購入・発券した日のみ有効のため、余裕を持ったゲームスタートをしたいですね。
プレイ可能時間は、公式で特に設定されていませんが、一部の立寄りスポットに「10:00~19:00」頃の営業時間や、月曜休館あり(最新情報は公式サイトで要確認)。ゲームスタート時に案内される「大切なお知らせ」ページで、街歩きで得る全情報を閲覧することができます。施設が臨時休みの場合や、諸事情によりゲーム内容に変更があった場合など、万が一の場合もゲームを続行することができました。

後半に訪れるスポットに営業時間〜19:00までの箇所あり。万が一の時は、公式サイト上で必要情報の閲覧可
【キット購入・引換えについて】
謎解きキットは、西武線各駅の自動券売機で「一日乗車券とキット引換え券」のセット販売を購入し、改札窓口や、お客さまご案内カウンターで引換える形式(駅により異なる)。キット引換え可能な駅は、以下の7駅です。
池袋駅、練馬駅、小手指駅、西武新宿駅、小平駅、本川越駅、国分寺駅
※自動券売機の発売時間 営業開始~16:00
※キット引換え可能時間 8:00~17:00
※子供用一日乗車券付きの販売や、謎解きキット単体販売なし
モバイルPASUMO、モバイルSuicaを利用したい場合は、キット引換え窓口に直接相談とのこと(※)
※ニュースリリース:なぞたび列車物語を開催します>3.「1日おでかけきっぷ」概要> ②発売箇所の項を参照
また、キット引換えを行った駅によっては、ゲームスタート駅まで移動によるロス時間が大きくかかる場合があります。公式サイト後方に「はじめの駅謎」が掲載されています。これは最初の問題が公開されているもので、解くことで「湊人(兄)コース」と「晴人(弟)コース」それぞれのスタート駅が判明します。当日キット購入をする場合は、お出かけ前に解くことを強くオススメします。

自動券売機の「おトクなきっぷ」>「期間限定」>「なぞたび列車物語」で引換券と一日乗車券を購入

引換え可能駅(池袋、練馬、小手指、西武新宿、小平、本川越、国分寺)のキット引換場所には写真のような掲示がありました

私がキット引換えした西武新宿駅のお客さまご案内カウンター(改札窓口)

自動券売機ではキット引換券と、一日乗車券の2枚が発券されます
【探索エリア、ゲーム構成など】
西武線の隣り合った路線を周遊していく内容。西武全線の広大なエリアに比べると限定的な周遊範囲で、電車の総乗車時間は46分程でした(弟コースのスタート駅〜立寄り駅〜ゴール駅まで、乗り継ぎ時間含む)。
各降車駅では、徒歩5~30分程の街歩きが発生。駅によって徒歩の移動時間に偏りがありますが、時には謎解きをしながら隣駅まで徒歩移動するシーンもあり、歩きやすい靴や服装での参加推奨。幾つかスポットを巡りながら冊子の問題を解いていき、最後に大謎が出題。大謎を解くと次に向かう駅が判明する構成でした。
プレイにはスマホとゲーム専用LINEアカウントの友だち登録が必須。エンディングストーリーや一部の情報はWEBサイトで閲覧。ゲーム進行やヒント閲覧は、LINEトーク上で行いました(大謎の問題の答え送信。途中ストーリー閲覧など)。
立寄りスポットはほぼ屋外。一部屋内の施設もありましたが、雨の日のプレイは避けた方が無難だと感じました。
また、ゲームクリア後、自分が選択しなかった方のコースをプレイする方法(キットの取り扱い方法)が案内あり。用意された全ての問題や立寄りスポットのコンプリートを目指せる仕組みになっていました(終盤以降のストーリーや問題、立寄りスポットは、2コースとも同じ)

立ち寄りスポットや徒歩移動も含め、プレイ中は屋外の割合が多め。雨天は避けた方が無難です

西武鉄道沿線ならではの景色を存分に堪能できる内容でした
付属クーポンについて
キットには、降車駅周辺の対象店舗で使えるクーポンが5枚付属していました。問題冊子の各降車駅先頭ページに、クーポンワードが記載されており、LINEトークで送信すると、その駅周辺で利用できる店舗とサービス内容が表示される仕組みです。
対象店舗は、飲食店が多く、カフェやレストランのほか、地域に根差した洋菓子店や食べ歩きができそうな店舗もありました。また駅によって対象店舗数に偏りがあり、大きめの駅の方が、店舗数は多い傾向。内容は、ドリンクサービスや会計時割引など。謎解き中に5枚全て使用する時間はないかもしれませんが、有効期限は2026年5月31日まであり、後日、別の機会に利用するのもいいですね。

問題冊子の各駅先頭ページ(右上)にクーポンコードが記載。LINEトークで送信すると、クーポン対象店舗とサービス内容がわかります

キットに付属された5枚綴りのクーポン。プレイ中に使い切れなくても、期限内であれば利用可
【概要のまとめ、注意点まとめ】
ココがポイント
《概要のまとめ》
・双子の兄・弟の視点で選べる2つのコース。降車駅や問題も異なる
(一日乗車券付きで交通費も安心)
・街歩きの比重大きめ、西武鉄道沿線ならではの景色に出会える体験
・ジャンル豊かでボリュームたっぷりの謎解き、工作系問題もあり(詳細後述)
《注意点まとめ》
・スマホ必須(LINEアプリ使用、Webサイト閲覧)
・謎解きキット引換え券と一日乗車券のセット販売(自動券売機)
※子供用一日乗車券付きの販売や、謎解きキット単体販売なし
・キットは次の駅の改札窓口で引換え
→池袋駅、練馬駅、小手指駅、西武新宿駅、小平駅、本川越駅、国分寺駅
※お出かけ前に、公式サイト後方に掲載された「はじめの駅謎」を解くことを強く推奨
・一部営業時間や、月曜休館の立寄り施設あり(詳細こちら)
・ゲーム終了後、選択しなかった方のコースのプレイ可(終盤の内容は2コース共同じ)
・筆記具はキット付属、折りたたみ式バインダーあると便利

ポケット付折りたたみ式バインダーがあると、細かいアイテムの収納や問題冊子の整理に便利。特に今回冊子の種類が多く、現状必要なものだけをバインダーに挟むとスムーズ

折りたたみ式は、持ち運びもコンパクト。ファイルバックとの併用がオススメ。1枚あると今後も重宝しますね。下に私が利用しているものと同タイプを紹介致します。参考になりましたら(上写真はB5サイズ)
【PR】
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「一般的で取り組みやすい問題+好奇心が刺激される街歩き謎」

【一般的な問題をベースに発想力も必要】
出題内容は、言葉の並び替えや迷路、 パズル要素のある問題など。一般的によく出題される謎解きがベースになったものが多く、取り組みやすい内容でしたが、時折、とんち系のひらめきや発想力が必要になることがあり、手応えも十分に感じられました。
問題文はそのままでは解くことができす、現地探索で判明する情報を照らし合わせながら解く形式。謎解きのために用意された掲示物はなく、全て街の景観や看板、設置物の形や特徴などが使用され、その街でしかできない謎解きをしている感覚が強くありました。
冊子を折ったり、アイテムを重ねたりする作業系のギミックも適度に織り交ぜられ、解き明かす楽しさがありました。
【どこへ向かうかわからない街歩き問題】
街歩き中、指示に従ってどこへ向かうかわからない展開が度々ありました。フローチャート式に条件に合う項目を選びながら、目的地を目指していく内容など、ただ漠然と街歩きをするだけではない、好奇心を刺激される工夫が感じられました。
【終盤の問題は、テーブル確保が必須】
終盤の問題は、現地探索の必要なし。今まで利用してきたキット類を大きく広げるスペースがあると解きやすい内容。「ここからはどこでも解ける謎です」という表記を見かけたら、広めのテーブルを探すのがオススメ。工作系の問題も出題。細かな手先の器用さが要求されるため、落ち着いて問題に取り組める環境が必要でした。
終盤の展開は作業量も多く、街歩き後の疲れた状態だと集中して取り組めないかもしれません。日を改めて、自宅でじっくり解いてみるのもいいですね。

街中で緑の感じられる遊歩道

西武鉄道のいくつかの路線を乗り継いでいくのも、電車系謎解きの醍醐味が感じられました
【難易度の目安、攻略コツまとめ】
ココがポイント
《難易度の目安》
・謎解きに慣れている人は公式ヒントを見ずにクリアできるレベル
・謎解きに慣れていない人は、公式ヒントを活用しないがら楽しんでプレイできる
※公式ヒントはLINEトークに、問題ごとに設定されたヒントナンバー送信。段階式になっており答えまで閲覧可
《攻略のコツまとめ》
・問題のボリューム多くプレイ時間に余裕のない場合は、公式ヒントを積極的に活用しよう
・終盤は現地探索なし。「ここからはどこでも解ける謎です」と見かけたら、広めのテーブルを確保しよう
実際にプレイしてみた感想
感想「関西制作会社によるシリーズ第2弾、兄と弟視点の違いを楽しむ構成や演出の妙」

今回、序盤〜中盤にかけては西武鉄道沿線の開放的な景観を目にする機会が多めでした
関西方面の電車系謎解きを多く手がける「謎解きゼペッツ(制作フラップゼロアルファ)」さんによる西武線謎解き第二弾。西武線を舞台にした謎解きイベントは過去にも開催されてきましたが、今まで足を踏み入れなかった立寄りスポットも積極的に採用され、新鮮な体験ができました。
各降車駅の周辺スポットをじっくり巡る構成で、西武鉄道沿線ならではの景観や街の風情を十分に感じられました。付属クーポンの利用で、地域に根差した店舗に巡り会えるのも良かったです。自主的に寄り道せずとも、街歩きに十分なボリュームあり。逆に寄り道していると一日では終わらなくなる可能性もあるため、注意が必要ですね。開放的な景観に出会える街歩きは、散歩にもちょうど良く、ご家族のおでかけや夫婦・恋人のデートコースにもオススメ。

人々で賑わう商業施設に行く機会もありました

ゲームをクリアする頃にはすっかり日も暮れていました
出題される謎解きは、第一弾と比較して難易度が手頃になった印象。考えやすい一般的な問題が多く、ヒントも充実。要所でひらめきや発想力が必要になる問題が挟まり、緩急のある謎解き体験になりました。また、今回は兄と弟の異なる視点や気持ちのすれ違いを楽しませる構成やストーリー展開に重きがあり、問題冊子やアイテム類のギミックも「視点の違い」を演出する内容。謎解き以上に構成の妙を楽しませる作りになっていたなあと感じました。中盤以降、問題の難易度はやや難しくなりますが、ヒントも充実(段階式、答えも掲載)しているので、謎解きに慣れていない人も安心してプレイ可。
西武線の広範囲をカバーする一日乗車券付きで「2,700円(税込)」は、かなりコストパフォーマンスが高く感じられました。開催期間も長めで、出かけるタイミングによって四季折々の西武線の景観に出会えると思います。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!