攻略データ
プログラム名 | 遊園地謎解きゲーム「2つの世界と不思議な扉」(QuizKnock) |
開催期間 | 2024年9月19日(木) ~ 11月17日(日) |
謎解きスタイル | 周遊型(遊園地系) ※プレイ人数1人~ |
難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(10段階評価) |
移動距離 | 東京ドームシティ アトラクションズ内(徒歩15分範囲、ほぼ屋外) |
実際に要した時間 | 3時間15分 ※公式想定 ・謎解きが得意な方 2時間~ ・初心者の方 4時間~ |
特に必要となる力 | 注意力、思考力、ひらめき力 |
必要なもの | スマホやタブレット(LINEアプリ、インターネット使用) ※イヤホン、消しゴム、バインダーあると便利 |
キット料金(税込) | 謎解きキット+ライド5 平日5,100円、休日5,500円 ※遊園地の乗り物券5回分付き(謎解きで4回乗車) ※ワンデーパスポート付きの販売あり(詳細、公式参照) 《販売場所》 ・アトラクションズチケットカウンター ・ラクーアチケットカウンター |
公式情報 | 遊園地謎解きゲーム 2つの世界と不思議な扉 |
※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます
※ご注意:難易度、所要時間は筆者の主観になります。お出かけ前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください
※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください
注目のポイント
- 知的メディア集団「QuizKnock」が東京ドームの遊園地に仕掛ける謎解き第2弾
- アトラクションに乗りながら謎を解く、遊園地も謎解きも楽しめる構成
- 双子の片方に成りきって協力プレイ。QuizKnockメンバー「東問or東言」から相棒役を選べる!
-はじめに-
QuizKnockが東京ドームシティアトラクションズに仕掛ける謎解き「2つの世界と不思議な扉」の攻略レビューです。
ネタバレ無しで問題の傾向や特徴、所要時間、どんなアトラクションに乗車するか等。参加検討に役立つ内容を写真付きで紹介しています。
下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
【謎解き一覧】東京周辺の街歩き系 目的別まとめ
東京周辺の街歩き系・周遊謎を10年間で100以上遊んでみて「これは面白かった!」と太鼓判付きのものを紹介したレビュー記事です。目的別に「鉄道・電車沿線」「人気の商店街」「アミューズメントスポット周辺」など、今遊べるものを見やすくまとめました。写真も多く掲載し、参加検討に役立つプレイイメージをしやすい内容です。
続きを見る
東京ドーム×QuizKnock「遊園地謎解きゲーム 2つの世界と不思議な扉」の概要
概要「アトラクションに乗りながら謎を解く、2つの世界を連携させろ!」
プレイヤーは双子の片方という設定。不思議な扉を通して2つの世界に2人のプレイヤーが分かれ、協力しながら謎解きをするゲームに挑戦するストーリーです。
今回の謎解きの特徴には、次のようなものがありました。
・LINEトークで双子の兄(又は弟)と情報交換しながら謎を解く演出
・遊園地のアトラクションに乗って情報収集する問題あり(ゲーム中4回乗車)
※強く浮遊感を感じるものや、高所のアトラクションに乗る為注意
今回の内容は、ストーリー性が控えめ。遊園地の謎解きアトラクションに挑戦する設定で、とにかくクリア目指して問題をどんどん解いていきました。演出として、双子の兄(又は弟)と連携・協力プレイする点に面白みがありました(問題の詳細は後述)
ゲームスタート前、プレイヤーは相棒として双子の兄、又は弟のどちらかを選びます(選択によって登録するゲーム用LINEアカウントが異なります)。例えば相棒として「兄を選択」すると、自分は弟(東言)となり、兄(東問)のLINEアカウントを登録。ゲーム中は、LINEトークで連絡し合っている設定で、プレイヤーがいる遊園地と相棒がいる別世界の遊園地、2つの世界の情報を共有しながら謎を解いて行きました。
また今回、謎を解くために必要な情報を遊園地のアトラクションに乗って収集するシーンがありました(ゲーム中4回乗車、詳細は後述)。アトラクションも満喫しながら、謎解きを楽しめる構成になっていました。
ゲーム構成・所要時間、注意点(乗車アトラクションなど)
【所要時間の目安】
実際のプレイ時間:3時間15分
※公式の想定時間
・謎解きが得意な方:2時間~
・初心者の方:4時間~
プレイ可能時間 10:00~20:00(一部日程~21:00)
※東京ドームシティアトラクションズの営業時間に準じる
私は謎解きに慣れた大人2人の協力プレイで、クリアまでに3時間15分かかりました。アトラクション待ち時間込み(15分/回)、途中の休憩時間は除いています。
公式想定では、謎解きが得意な方は「2時間~」となっていますが、2時間程度でクリアするためには、アトラクションが空いている前提で、全問を迷わず解けるようなプレイが必要です。
難易度も決して易しくない内容のため、謎解きに慣れている人で「3~4時間」、謎解きに慣れていない人が公式ヒントを活用して「4~5時間」がプレイ時間の目安になると思います。
プレイ可能時間は、東京ドームシティアトラクションズ(遊園地)の営業時間に準じています。開催期間中の多くの日程で「10:00~20:00」になりますが、一部土曜日等は「~21:00」となっています。詳細は、公式情報をご確認ください。
※公式情報:東京ドームシティアトラクションズ>営業時間
【ゲーム構成について】
ゲーム進行の多くは、LINEアプリのトーク画面で行われました。キットの内容物は必要最低限でコンパクトですが、追加情報の多くがLINEトークで送られてくるため、見た目以上のボリューム。
遊園地内に設置された、ゲーム用看板に書かれた情報を用いて、手持ちキットの問題を解く流れ。一部の問題は、アトラクションに乗らないと見えない位置に情報看板が設置されており、アトラクション乗車が必要でした(ゲーム中4回乗車)。
一部、乗るアトラクションを選択できるものもありましたが、強い浮遊感を感じるものや、高所のアトラクションは選択式ではないため、苦手な方は注意が必要でした。他にはお子さま向けの回転系のアトラクション等に乗車しました。公式ヒントの閲覧で、乗車せずに情報収集することも出来ますが、ヒントはアトラクション乗車前提で書かれているため、若干読みにくいかもしれません。
また、LINEトークで送信される情報には、音声情報も含まれます。イヤホンの持参を強くオススメします。兄・弟の選択で、音声も東問・言兄弟のどちらかに変わるため、ファンの方は考慮して、自分が兄弟のどちらに成りきるかを選びたいですね。
【その他、注意点】
謎解きキットは「ライド5(5回乗車券付き)」又は「ワンデパスポート」とのセット販売のみ。キット単体販売はありませんでした。
現在、東京ドームシティアトラクションズは、大規模なリニューアル工事中で、昨年もプレイされた方は、以下のような点が変更になっているため注意。
・アトラクションズチケットカウンターの位置変更(東京ドーム側に、臨時プレハブ)
・アトラクション「バ・バ・バ バイキング」の乗車位置変更(東京ドーム側、アトラクションズチケットカウンター横)
・ラクーアゾーンとバイキングゾーンを結ぶ地下道は通行不可(東京ドーム側から迂回)
また、混雑日は謎解きに必要なアトラクション1回の乗車に「15~30分」程の待ち時間が発生する可能性があります。時間に余裕を持ったプレイをしたいですね。
【概要のまとめ、注意点まとめ】
ココがポイント
【概要のまとめ】
・LINEトークで双子の兄(又は弟)と2つの世界の情報を共有しながら謎を解く演出
・遊園地のアトラクションに乗って情報収集する問題あり(ゲーム中4回乗車)
※強く浮遊感を感じるものや、高所のアトラクションに乗る為注意
【注意点まとめ】
・スマホやタブレットなどWEB端末必須(LINEアプリ、インターネット使用)
・音声を聞く機会あるためイヤホンの持参推奨
・謎解きキット単体販売無し
※「ライド5」又は「ワンデパスポート」とのセット販売のみ
・アトラクションが苦手な方は、ヒント閲覧で乗車せずに問題を解く事も可能(但し、ヒントは乗車前提で書かれているので読みづらい)
・混雑日はアトラクションの乗車1回につき「15~30分」程の待ち時間が発生する可能性あり
・筆記具(ペグシル)はキット付属。消しゴム、折りたたみ式バインダーあると便利
【PR】
難易度や謎解きの特徴は?
特徴「パズルやスケルトンの複合問題、トライ&エラーの思考系謎解き」
【序盤は、言語感覚問われる】
序盤は、遊園地内を周遊しながら、お店の看板やアトラクション内に設置されたパネルの情報を用いながら問題を解く展開。スケルトン(※)や、イラストを言葉に変換するような言語感覚が問われる機会が多かった印象です。加えて、幾つかの謎解きが組み合わさった複合的な問題も多く、序盤から手応えが感じられる難易度でした。
※スケルトン:クロスワードに似ていますが、単語のみが提示され、与えられたマス目状の枠に当てはめていく問題。クロスワードのような鍵(キー)や肩に振られた番号がありません
【作業系謎解きとの複合問題】
中盤以降は、折り紙やシールを貼付ける作業系の問題も出題。スケルトンやパズル、トライ&エラーを繰り返す思考系の謎解きと作業系問題が組み合わされているものもあり、難易度が高かったです。片手間に解ける内容ではないため、作業系の問題が現れたら、机や椅子のある場所で解くことをオススメします。また、解答を間違って書いてしまった時のために、消しゴムを持参するとスムーズです。
【終盤は、ひらめきに重点】
終盤は、ひらめきに重点を置いた内容。遊園地内で意外な行動をする必要があったり、キットに仕掛けられたギミックを解き明かす展開もありました。音声指示に従って移動する必要がある場合は、イヤホンの使用推奨。とにかく内容が複雑でわかりづらいため、何度も聞き返しながら、先の指示から「どこへ向かいそうか」の当たりをつけながらプレイするとスムーズです。
【難易度の目安、攻略コツまとめ】
ココがポイント
【難易度の目安】
・謎解きに慣れている人でもヒントを見ないと解けない問題があるかも
・謎解きに慣れていない人は、公式ヒントを活用しないとクリアできない難易度
・大人向けの内容。小学生以下のお子さんは、十分に楽しめない可能性あり
※公式ヒントは「謎解きの進め方が書かれた用紙」にQRコード記載。段階式になっており、答えまで掲載されています
【攻略のコツまとめ】
・全般的に難易度は高め。迷ったら無理せず公式ヒントを活用しよう
・シールなど作業系の問題は机や椅子のある場所で落ち着いて取組もう
・間違って書いてしまった時のために消しゴムを持参するとスムーズ
・音声指示に従って移動するシーンは、先の指示から当たりをつけながらプレイ
実際にプレイしてみた感想
感想「QuizKnockらしい謎を解く楽しさや驚きに溢れた体験」
QuizKnockらしい、謎を解く楽しさや驚きに溢れた問題ばかり。謎解き好きに刺さる凝った仕掛けが随所にあって、手応えも十分。コンパクトなキットからは想像できない意外なボリュームで、とても達成感や満足度の高い内容でした。
但し、昨年開催された「QuizKnock×東京ドームシティアトラクションズ」の謎解きと比較するとコンパクトにまとまった印象です。昨年は複数のコースや夜限定の謎も用意されており、小道具の設置やキャストさんによる演出等も手がこんでいました。昨年と同じようなものを期待すると、少し物足り無さを感じてしまうかもしれません。今年は遊園地エリアのリニューアル工事が大きく行われており、その影響もあったのかなあと感じました。
また、一般的な周遊謎と比較して難易度は高め。特にトライ&エラーを繰り返す思考系の謎解きに慣れていない人は、苦戦すると思います。初心者の人は、謎解きが得意な人と一緒にプレイするといいかもしれませんね。プレイ中に乗車するアトラクションも選択の余地があまりなく、遊園地の乗り物が得意でない方は注意が必要でした。
遊園地も謎解きも両方楽しめる構成は、謎解き好きカップルや友達同士で、ワイワイ盛上がりながらプレイするのに丁度良い内容。QuizKnockメンバー「東問・東言」兄弟のファンの方は、彼らと一緒に問題を解いたりデートしている気分になれるので、とてもオススメです! 同時開催されている「シティ回遊謎ラリー(NORMAL80問)」と合わせてクリアすることで、QuizKnockのイベント観覧チケットとクリアファイルが抽選で当たる特典もあります。ファンの方は注目ですね!(詳細は、公式情報をご確認ください)
それでは、最後まで記事をご覧頂き、ありがとうございました!