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【攻略、感想】江東区 KOTO GO謎解きスタンプラリー「時代を旅する謎手形」(難易度、所用時間、ネタバレ無し)

2023年8月31日

攻略データ

プログラム名KOTO GO 謎解きスタンプラリー「時代を旅する謎手形」
(タカラッシュ!)※ハンターズヴィレッジ
謎解きスタイル周遊型(街歩き系) ※プレイ人数1人~
難易度★★★★★★★☆☆☆(10段階評価)
移動距離城東コース:5.8km
深川コース:3.6km
エクストラコース:6.3km
※Googleマップ上で片道最短の計算値。詳細は、記事参照
所要時間の目安城東コース:2.5~3.0時間
深川コース:1.8~2.3時間
エクストラコース:1.8~2.3時間
(公式想定 各コース120分、エクストラコース30分)
※上記は電車・バスを利用した場合。詳細は、記事参照
特に必要となる力注意力、観察力、地図検索力
必要なもの筆記具、スマホ(Googleマップ、乗換え検索アプリ等)の利用推奨
※バインダーあると便利
キット料金(税込)1,000円(別途、交通費)
《販売場所》
深川東京モダン館 ほか
※江東区内の観光施設、区施設など(詳細、記事参照
公式情報KOTO GO 謎解きスタンプラリー 時代を旅する謎手形
|東京都江東区全域で出来るリアル宝探し - HUNTERS VILLAGE

※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます

※ご注意:難易度、所要時間は筆者の主観になります。お出かけ前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください

※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください

タイトル画像「時代を旅する謎手形」

注目のポイント

  • 東京都江東区の史蹟や人気スポットを巡る、浮世絵風イラスト手帳でスタンプラリー
  • 江戸の文化が息づく地域や、開放的な景観のベイサイドエリアなど、特徴の異なる全3コース
  • 謎解き+スタンプラリーで、江東区に纏わる豪華賞品の抽選に応募できる

-はじめに-
今回の記事は、東京都江東区を舞台にした謎解きスタンプラリー「時代を旅する謎手形」に挑戦した攻略レビューをお届けします。

東京都江東区は、深川など江戸時代の文化が息づくエリアや、豊洲を中心に近代的な開発の進むエリアなど、趣の異なる顔を併せもつ地域。今回は、そんな江東区の3つのエリアを舞台に街歩きを中心とした謎解きを楽しむことができました。時間に余裕があればスタンプラリーでさらに深く江東区の魅力を知る事もできます。

記事では、所要時間や難易度といった攻略に役立つデータや、各コースの特徴や見所、一日で3コース制覇を目指してみてわかった攻略のコツなど。気になる情報を徹底紹介しています。写真付きでプレイイメージもしやすい内容です。

下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。

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続きを見る

江東区 KOTO GO謎解きスタンプラリー「時代を旅する謎手形」の概要

概要「江東区の史蹟や人気スポット巡る。各エリアの魅力に深く触れるスタンプラリーも平行プレイ可」

時代を旅する謎手形「問題冊子とスカイツリー」の写真

謎解き中に訪れたスカイツリーの見える庭園と問題冊子

ある日の私は、道にぽつりと江東区手形が落ちているのを見つけました
それはパスポートのような見た目をしていて、中のページには、江戸時代の浮世絵が描かれていました。

しかも挟まっていた古びた紙には、謎めいた文言や絵図が記されています。
「謎と手帳を紐解いた先に、時代を旅する宝あり」

そんな不思議な文言に導かれるように、私は宝探しの旅を始めることになりました――。

「時代を旅する謎手形」の導入ストーリーは上のようになっています(公式サイト掲載ストーリーを要約)

今回の謎解きの特徴は2つあり、探索範囲の異なる「全3コース」構成になっている事と、謎解きと平行プレイできる「スタンプラリー」が組み合わせられている事です。

全3コースの範囲は次のようになります。

城東コース:川沿いの緑と調和した景観や活気ある商店街のあるエリア
深川コース:門前仲町を含む江戸の文化や情緒の残るエリア
エクストラコース:東京湾を望む開放感と、未来的な都市空間の広がるエリア

城東コース、深川コースはどちらからプレイしても支障ありませんでした。またエクストラコースは「他の2コースをクリアしたら挑戦しよう」とキットに書かれていましたが、完全に独立した内容で、探索範囲や問題もキットに初めから掲載されており、他の2コースをクリアしていなくてもプレイ可能でした(各コースの特徴や見所など、詳細は後述をご覧ください

各コースとも、最初に2~3問の謎を解き、判明したスポットを巡っていく構成。探索スポットで入手する情報を組み合わせることで、コース毎の最終問題が解ける展開です謎解きと探索部分のメリハリがあり、街歩きに集中しやすい内容でした。

時代を旅する謎手形「神社仏閣の風景」の写真

江東区は神社仏閣がとても多く歴史を感じさせる街

時代を旅する謎手形「ベイサイドエリアの風景」の写真

海に面したベイサイドエリア。自然と調和した近代的な街並みも江東区のもう一つの側面

また、謎解きと平行プレイできる「スタンプラリー」も特徴的で、こちらは各コース10箇所前後(全30箇所)を追加で巡ることで、より深く江東区を知ることが出来る内容になっていました(スタンプラリーをせず、謎解きだけのプレイも可)

キットには国立印刷局で作製したオリジナルパスポート「KOTOパスポート」が付属しており、謎解きに使用するほか、スタンプラリーで各ページの浮世絵を自分好みにアレンジすることができる仕組みでした(クリア賞に応募するためのスタンプラリーは、キット冊子の「クリアスタンプ欄」に押す必要あり。詳細は後述

訪れることになる江東区のスポットは、人々の活気が感じられる商店街、河川や公園など開放的な景色が広がるスポット、神社仏閣といった史蹟のある場所など多岐にわたっており、江東区の様々な側面を垣間見る事ができました。ご家族、友人、ご夫婦やカップルなど老若男女問わずに楽しめる内容だったと思います。

時代を旅する謎手形「問題冊子とKOTOパスポート」の写真

謎解きキットはA4サイズ問題冊子とKOTOパスポートのシンプル構成

時代を旅する謎手形「KOTOパスポートの浮世絵」の写

KOTOパスポートには浮世絵風のイラストが描かれており、謎解きに使用するほか、各スタンプで自分好みにアレンジできるオマケ要素も

 

各コース所要時間の目安、探索エリア、1日乗車券について

所要時間の目安
片道距離※1徒歩+公共交通機関レンタルサイクル
城東コース

謎解きのみ5.8km2.5~3.0時間2.0~2.5時間
謎解き+スタンプラリー8.7km3.0~3.5時間  2.5~3.0時間
深川コース

謎解きのみ3.6km1.8~2.3時間1.5~2.0時間
謎解き+スタンプラリー 8.3km 3.0~3.5時間2.5~3.0時間 
エクストラコース

謎解きのみ6.3km1.8~2.3時間1.5~2.0時間
謎解き+スタンプラリー 12.7km2.5~3.0時間
※長距離移動に電車を利用 
2.5~3.0時間 
全3コース+スタンプラリー制覇
実際にかかった時間
※2
7時間20分以上
(レンタルサイクル 走行距離25km以上)
プレイ可能時間9:00~17:00※3
宝の発見報告
(クリア賞への応募)
10:00~18:00(金・土曜日は19時まで)
※深川東京モダン館(詳細、記事参照

※1 片道距離は、最寄り駅~宝発見までGoogleマップの最短コースから計算。参考程度にご覧ください

※2 全コースクリア+スタンプラリー制覇を目指しましたが、スタンプラリー全30箇所中28箇所までで時間切れ(詳細、記事参照

※3プレイ時間外は探索で訪れるスポットに入館できない(プレイ不可)ことがあります。また、キット購入可能な時間は、販売場所の営業時間によります(詳細は後述参照

時代を旅する謎手形「河川沿いの緑の風景」の写真

江東区は河川も多く、川沿いは整備された緑の景観が続いていました

時代を旅する謎手形「地元に密着した商店街」の写真

スタンプラリーでは、謎解きよりもさらに深く地元に密着したスポットを巡りました

今回の謎解きは、徒歩+公共交通機関(都営地下鉄、都営バス)、又はレンタルサイクルを利用して巡るのがオススメの内容でした。全3コースのクリアを目指す場合、2日にわけると寄道する時間の余裕もあり、体力的にも安心です。また、スタンプラリーを平行して行うかどうかでも、所要時間が大きく異なる内容でした

私はレンタルサイクルを利用して1日で謎解き3コースクリア+スタンプラリー全30箇所の制覇を目指しました。結果、謎解き3コースクリアは出来たものの、スタンプラリーは28箇所までで時間切れとなりました。

スタンプラリーを制覇できなかった理由は2つあり、

・エクストラコース範囲のスタンプラリー施設に、営業時間「5:00~14:00※土曜~14:30、水曜・日曜定休」の店舗へ行く必要があり、間に合わなかった
・スタンプラリー施設のうち1箇所、謎解きの探索範囲から大きく外れている施設があり、営業時間「9:30~17:00※最終入館~16:00」に間に合わなかった

※(2023.11.02 追記)上記2箇所は、その後、店舗・施設外にスタンプ台が設置され営業時間外も対応できるようになりました(17時迄)。但し、全てのスタンプ設置施設が営業時間外の対応しているか確認できておりません。どうぞご了承ください

上記2つの要因のため、1日で全制覇を目指すのはかなり困難。総プレイ7時間以上、レンタルサイクルの走行距離は25km以上になり、ほぼ寄道を楽しむ時間もありませんでしたが制覇はできませんでした。スタンプラリーを制覇したい場合は、謎解きと合わせて各コース1日ずつプレイし、寄道も楽しむのがオススメです。

探索スポットは屋内も一部ありましたが、屋外を移動している時間が圧倒的に長く、天候には注意が必要。できれば雨天は避けたいところです。雨具を利用したプレイも可能でしたが、キットを濡れないようにする手間や、スタンプが滲んでしまうなどの支障がありました。熱中症が心配される時期は、適度な休憩や水分補給を十分に行いながらプレイしたいですね。

時代を旅する謎手形「並木道のある風景」の写真

探索は、舗装された街中が範囲となるため極端に足元の悪い状況はありませんでした

時代を旅する謎手形「スタンプラリーの台」の写真

スタンプラリーのはんこが設置された台。屋外だけでなく施設内に設置されていることも多かったです。藤色の台を目印にすると見つけ易かったです

謎解きで訪れるスポットには、営業時間のある施設が一部含まれており、プレイ可能時間外は入館できない施設があります(スタンプラリー施設は、営業時間がさらに短い場合あり)。また、休館日が設定されている場合もあり、注意が必要。謎解きをスタートさせる前に知る術がありませんが、少なくとも探索スポット名が判明したら、休館日を調べてから移動するのがいいですね。特に、月曜のプレイ(スタンプラリーは日曜・月曜・水曜)は要注意だと思います。

キット購入後、プレイ開始前に以下のことを事前準備し、効率的に巡るルートを考えるのがスムーズにプレイするコツでした。

・各コース序盤の問題を全て解き、巡るスポットを判明させる
・スタンプ施設の位置を地図にマーキングする(スタンプラリーする場合)
・謎解きで訪れる施設、スタンプ施設の「営業時間」「定休日」を確認

また、プレイ中は「Googleマップ」のルート検索や乗換え案内をかなり重宝しました。特に、スタンプラリー施設は名称と住所のみで、冊子の地図に位置が記載されていない場合もありました。少なくとも地図検索は必須だったと思います。

グーグルマップ使用例01

グーグルマップに現在地と目的地を入力。公共交通機関、徒歩、自転車などを選択すると最短ルートを案内してくれます(画像は、自転車を選択)※画像は今回の探索範囲と関係ありません

グーグルマップ使用例02

バスを利用したい場合は、「公共交通機関」(電車マーク)選択後、バスを使用するルートを選べば「乗り場」も案内してくれます※画像は今回の探索範囲と関係ありません

謎を解き、向かうべきスポット名がわかったら、現在地からルート検索を行うと「徒歩」「自転車」「公共交通機関」の利用ごとに道順を案内してくれます。バス乗り場も案内してくれますので、土地勘がなくても安心してプレイすることができますね。ただ、グーグルマップ等に頼らず、自力で探索する楽しみ方もあると思います。それぞれのプレイスタイルに合わせて、利用を検討してみてください。

Googleマップ(PC版)
Googleマップ アプリ(Android版)
Googleマップ アプリ(iPhone版)

地図アプリを見るイラスト

都営まるごとキップ、レンタルサイクル

料金(税込)
都営まるごとキップ
(1日乗車券)※1
大人700円
子供350円
ドコモ・バイクシェア時間利用165円/30分
1日利用1,650円/日

※1都営地下鉄、都営バス、東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナーを1日に限り何回でも乗車可

※間違いがないよう記載しておりますが変更の可能性もあるため、ご利用前に必ず公式情報をご確認ください
・都営まるごときっぷ:東京都交通局>お得なキップ
・ドコモ・バイクシェア:バイクシェアサービス(東京広域)

公共交通機関を利用する場合、「都営まるごとキップ(一日乗車券)」でお得になる場合があります。しかし、今回の探索では乗換えや待ち時間によって、徒歩と移動時間がさほど変わらない場合も多く、かなり意識的に電車・バスを利用しないと元がとれないかもしれません。1日で複数のコースを巡る場合、コース間の移動も発生するため、利用を検討してもいいかもしれませんね。

また、江東区内のレンタルサイクルは「ドコモ・バイクシェア」が対応しています。アプリで気楽に利用できるほか、1日5時間以上の利用をする場合は1日利用の申込み(税込1,650円)がお得でした。

時代を旅する謎手形「レンタルサイクル」の写真

ドコモ・バイクシェアは、コンビニや公共施設等のちょっとしたスペースに設置。江東区内では頻繁に見かけ、利用しやすかったです

キット販売情報(料金、販売場所)

キット販売場所一覧 キット料金 税込1,000円)
販売場所営業時間定休日
観光施設  
深川東京モダン館10:00-18:00
(金・土曜日は19時まで)
月曜日
(祝日の場合、翌日休館)
深川江戸資料館(1階受付カウンター)9:30~17:00
(入館は16:30まで)
第2・4月曜日
(祝日の場合は開館)
中川船番所資料館(1階総合案内)9:30~17:00
(入館は16:30まで)
毎週月曜日
(祝日の場合は翌日休館)
芭蕉記念館(1階事務室)9:30~17:00
(入館は16:30まで)
第2・4月曜日
(祝日の場合は翌日休館)
亀戸梅屋敷10:00〜18:00なし
区施設  
江東区文化センター(2階管理事務所)9:00~22:00第2・4月曜日
(祝日の場合は開館)
森下文化センター(1階事務所)9:00~22:00第1・3月曜日
(祝日の場合は開館)
古石場文化センター(1階事務所)9:00~22:00第1・3月曜日
(祝日の場合は開館)
豊洲文化センター
(豊洲シビックセンター8階事務室)
9:00~22:00第2・4月曜日
(祝日の場合は開館)
亀戸文化センター(カメリアプラザ5階事務室)9:00~22:00第2・4月曜日
(祝日の場合は開館)
東大島文化センター(1階事務室)9:00~22:00第1・3月曜日
(祝日の場合は開館)
砂町文化センター(1階事務室)9:00~22:00第1・3月曜日
(祝日の場合は開館)
総合区民センター
(2階公益財団法人江東区文化コミュニティ財団事務室)
9:00~22:00第2・4月曜日
(祝日の場合は開館)
ティアラこうとう(B1階管理事務所)9:00~22:00第1・3月曜日
(祝日の場合は開館)
江東区役所 2階こうとう情報ステーション8:30~17:00土曜日、日曜日、祝日

※間違いがないよう記載しておりますが、変更や販売時間が異なる場合があります。詳細は各施設の公式サイトをご確認ください

キットは上掲表の江東区の観光施設や、区施設で販売されています。料金は、1,000円(税込)。また、問題冊子には筆記具が付属していないため、持参する必要がありました。忘れないようにしたいですね。

キットが事前購入できる場合、移動方法や探索スポットを巡る順番やルートについて、十分に計画してから出かけるのがオススメです。特にスタンプラリーを平行プレイしたい場合、訪れる施設の定休日や営業時間を調べておくと安心です。キットの事前入手が困難な場合も、冊子を手に入れたら、まずは腰が落ち着ける場所でルートを考える時間を持ちたいですね。

地図を片手に捜索するイラスト

クリアで応募できる賞品(抽選)、特典適応施設について

クリア賞品(抽選)について

クリア賞品(抽選)一覧
条件賞品内容
プレミアム賞全3コースクリアスタンプ30個
(全制覇)
・ラビスタ東京ベイ ペア宿泊
・江戸切子ぐい呑み ペアセット
ゴールド賞城東コースクリア
深川コースクリア
スタンプ30個
(全制覇)
・野田琺瑯ボトル 1.5リットル
・Café des Arts Picoコーヒー3種類ギフトセット など
シルバー賞城東コースクリア
深川コースクリア
スタンプ20個・季華-KIKA- てぬぐい
・元祖くず餅船橋屋 手詰め最中 など
ブロンズ賞城東コースクリア
深川コースクリア
スタンプ10個・江東区キャラクターコトミちゃん詰め合わせセット
・佐野みそ 噌セットはじめてセット など

今回、クリアで応募できる賞品(抽選)も魅力的でした。

賞品は江東区にちなんだ内容になっており、ホテルペア宿泊券や名産品、江東区観光キャラクター「コトミちゃん」の関連グッズ詰め合わせなどなど。各コースのクリア状況+スタンプラリーの収集数によって応募できる賞品の範囲が変わります(当選は、賞品の発送をもって連絡)「当たったらいいな~」くらいの気持ちで応募すると丁度良いかもしれませんね。

注意点として、クリア賞の応募には深川コースエリアにある「深川東京モダン館(10:00~18:00、金・土曜日は19時まで)で宝の発見報告が必要になります。その際、応募に必要な条件を確認されます。また、賞品応募に必要なスタンプラリーは、KOTOパスポートではなく、問題冊子(P15)の「クリアスタンプ欄」に押す必要があります。パスポートへのスタンプは、浮世絵のデザインを変えて楽しむオマケ要素です。

・クリア賞品の詳細(公式サイト情報)

時代を旅する謎手形「クリアスタンプ欄」の写真

賞品の応募はこちらのページ(問題冊子P15)にスタンプを押す必要あり。各スポットにちなんだスタンプが目に楽しい

時代を旅する謎手形「クリア賞の紹介」の写真

問題冊子に掲載されたクリア賞品の紹介ページ(クリック拡大)

また、ハンターズビレッジ会員の方は、ハンターポイントの獲得対象にもなっています。但し、3コースとも発見報告を江東区内で行う必要がありました(スマホGPS機能使用)。集めている人は、当日に報告を忘れないように注意が必要ですね。

ハンターズビレッジのポイント制については次のリンク先をご覧ください
公式情報:ハンターポイントとは

 

特典適応施設について

特典適応施設と特典内容
施設名営業時間定休日特典内容
深川江戸資料館9:30~17:00
(入館は16:30まで)
第2・4月曜日
(祝日の場合は開館)
入館料無料
通常 大人400円/小・中学生50円
中川船番所資料館9:30~17:00
(入館は16:30まで)
毎週月曜日
(祝日の場合は翌日休館)
入館無料
通常 大人200円/小・中学生50円
芭蕉記念館9:30~17:00
(入館は16:30まで)
第2・4月曜日
(祝日の場合は翌日休館)
入館無料
通常 大人200円/小・中学生50円
元祖くず餅 船橋屋
亀戸天神前本店
テイクアウト:9:00~18:00
イートイン:11:00~17:00(L.O.)
なし店内利用時
ミニくず餅プレゼント
※1冊につき1名対象
東京都現代美術館10:00〜18:00
展示室入場は閉館の30分前まで
月曜日
※不定期休館あり
コレクション展 2割引
通常 一般500円/大学生・専門学校生400円
高校生・65才以上250円/中学生以下 無料

※間違いがないよう記載しておりますが、変更の可能性もあるためご了承ください。営業時間や定休日に関しては、必ず公式情報もご確認ください

問題冊子(P2)に「特典適応施設の紹介」が記載されていました。特典の内容は、上記表のようになっており、各施設の入館料無料や割引など、江東区をより深く知ることのできる寄道に役立つものばかり。

特典適応施設は、スタンプラリーの設置施設にもなっていました。立ち寄りやすいのも嬉しかったです。

特典を受けるためには、謎解きキットの一部である「KOTOパスポート」の提示が必要。休館日や営業時間に注意して、上手に活用したいですね。

チケット受付カウンターのイラスト

【概要のまとめ、注意が必要に感じたこと】

ココがポイント

《概要のまとめ》
・江東区の3エリア「城東」「深川」「エクストラ」を巡る街歩き中心の謎解き
・謎解きと平行してスタンプラリーあり(謎解きだけのプレイ可)
・各謎解きコースクリア+スタンプラリーで豪華賞品(抽選)へ応募できる
※各コースのクリア状況、スタンラリーの収集数で応募できる賞品変わる(詳細こちら

 

《注意が必要に感じたこと》
GooGleマップの利用推奨
※スタンプラリー設置店は名称と住所のみで、問題冊子の地図に位置記載ない場合あり

一部の探索スポットに休館日あり(探索スポット判明後、要検索)
※特に月曜プレイ注意(スタンプラリーは日曜・月曜・水曜に注意)
一部の探索スポットに営業時間あり(プレイ時間9:00~17:00外は探索不可)
※スタンプラリー設置施設は、さらに営業時間が短い場合あり
・クリア賞の応募は深川東京モダン館で宝の発見報告が必要
(営業時間:10:00~18:00、金・土曜日は19時まで)
ゲームスタート前に、移動方法やルートなど事前計画を万全に
・ハンターポイントの報告は江東区内で行う必要あり(スマホGPS機能使用)
・筆記具の持参必要、折りたたみ式バインダーあると便利

時代を旅する謎手形「謎解きキットとバインダー」の写真

ポケット付折りたたみ式バインダーがあると、アイテムを収納したり、立ったまま問題を解くのに便利でした

折り畳み式バインダーの写真

折りたたみ式は、持ち運びもコンパクト。1枚あると今後も重宝しますね。下に私が利用しているものと同タイプを紹介致します。参考になりましたら(上写真はB5サイズ)

各コースの特徴や見所、難易度は?

城東コース「活気ある商店街や自然と隣り合う街並み」

城東コース
探索範囲亀戸、大島、北砂など(江東区北東部エリア)
所要時間の目安謎解きのみ徒歩+公共交通期間:2.5~3.0時間
レンタルサイクル:2.0~2.5時間
謎解き+スタンプラリー徒歩+公共交通期間:3.0~3.5時間
レンタルサイクル:2.5~3.0時間
特徴・見所活気に溢れる商店街、整備された河川沿いの景観など自然と隣り合う街並み

※難易度は、各コース同程度(目安はこちら)。所要時間は筆者の主観になります。参考程度にご覧ください

時代を旅する謎手形「城東コースの風景01」の写真

街歩き中に見かけた立派な参道と鳥居※掲載写真は、謎解き中に必ず訪れるとは限りません。ご了承ください

時代を旅する謎手形「城東コースの風景03」の写真

人々の活気の感じられる地元に密着した商店街へ訪れることも

城東コースは、江東区の北東エリアが探索範囲。主要な駅にJR総武線の亀戸駅や、都営地下鉄新宿線や半蔵門線が走っています。

探索中は、河川沿いの整備された緑を目にしたり、四季折々の花々が有名な神社仏閣へ行くこともあり、自然と隣り合う穏やかな街並みが印象に残りました。他に地域の人々の生活に根ざした人情味あふれる商店街など、活気の感じられるスポットもありました。

謎解きの内容としては、言葉を並び替えたり、もじったりするトンチ系のなぞなぞなど、日本語を扱った問題が多かった印象です。謎解きの難易度は特別難しくないですが、問題を解く為の情報量が少なめで、謎解きに慣れていない人はヒントを見ないと解けないかもしれません。また探索スポットは、問題番号の順番通りに巡るのがオススメでした

※公式ヒントは、ヒントを掲示した施設が地図上に示されています

また各コースの共通事項として、付属の「KOTOパスポート」を利用しないと解けない問題があり、マークが記載されています。見落とすといたずらに時間を浪費してしまうため、注意したいですね。

時代を旅する謎手形「KOTOパスポートのマーク」の写真

このマークを見かけたらKOTOパスポートを使って解く問題

スタンプラリーで訪れる施設には、歴史ある商店や有名な和菓子屋などもあり、思わずお土産を買いたくなるスポットが多かったです。

時代を旅する謎手形「城東コースの風景02」の写真

城東コースでは、川沿いの緑が気持ち良い景観が印象に残りました

深川コース「今も息づく江戸時代の文化に触れるエリア」

深川コース
探索範囲深川、清澄白河、森下など(江東区西部エリア)
所要時間の目安謎解きのみ徒歩+公共交通期間:1.8~2.3時間
レンタルサイクル:1.5~2.0時間
謎解き+スタンプラリー徒歩+公共交通期間:3.0~3.5時間
レンタルサイクル:2.5~3.0時間
特徴・見所庭園や公園、神社仏閣が多い一方、清澄白河周辺はモダンな店舗が並ぶ。
江戸文化に触れる体験

※難易度は、各コース同程度(目安はこちら)。所要時間は筆者の主観になります。参考程度にご覧ください

時代を旅する謎手形「深川コースの風景01」の写真

深川コースでは、神社仏閣を多くみかけました※掲載写真は、謎解き中に必ず訪れるとは限りません。ご了承ください

時代を旅する謎手形「深川コースの風景02」の写真

清澄白川周辺ではモダンな建物やオシャレな雰囲気の店舗を見かけました

深川コースは、門前仲町を含む江戸の情緒が色濃く残るエリア。庭園や緑豊かな公園、神社仏閣も多くありました。また清澄白河周辺は、近年、新しいコンセプトのコーヒー専門店が続々と誕生。東京都現代美術館がある影響で、アートを意識したオシャレなカフェや雑貨店も多い印象です。

問題の特徴としては、図形やイラストを観察して図柄を合わせたり、隠された法則性を見抜く問題が多かった印象。細かく見つけずらい図柄をキットから探す問題もあり、腰の落ち着ける場所でじっくり解くのがオススメでした。謎解きに慣れていない人は、ヒントを見ないと解けない問題もあるかもしれません。

※公式ヒントは、ヒントを掲示した施設が地図上に示されています

スタンプラリーの施設は、史蹟や神社仏閣、文化資料館が多くありました。キットに付属している施設利用の無料券や割引券を利用して、ゆっくり見て回るのも良いですね(特典適応施設の詳細はこちら

時代を旅する謎手形「深川コースの風景03」の写真

謎解き中、江戸文化に深く触れる機会もありました。時間に余裕をもったプレイがオススメ

エクストラコース「東京湾を望む開放感と、未来的な都市空間」

エクストラコース
探索範囲公式サイトで公表ないため記載を控えます
※エリア詳細は、問題冊子に記載されています
所要時間の目安謎解きのみ徒歩+公共交通期間:1.8~2.3時間
レンタルサイクル:1.5~2.0時間
謎解き+スタンプラリー徒歩+公共交通期間:2.5~3.0時間
レンタルサイクル:2.5~3.0時間
特徴・見所大型ショッピング施設や人気スポット、近代的な街並みと海に面した開放的な景観。
街歩きの探索に手応えあり

※難易度は、各コース同程度(目安はこちら)。所要時間は筆者の主観になります。参考程度にご覧ください

時代を旅する謎手形「エクストラコースの風景01」の写真

エクストラコースで訪れるエリアは、近代的な街並みと開放的な自然が特徴的でした※掲載写真は、謎解き中に必ず訪れるとは限りません。ご了承ください

時代を旅する謎手形「エクストラコースの風景03」の写真

スタンプラリーで訪れたスポット。普段見られない施設を見学ルートから見渡せました

エクストラコースの探索範囲は、江東区のベイサイドエリアが中心となる内容でした。大型ショッピング施設や人気スポットが並び、近代的な街並みと海に面した開放的な景観が楽しめました。

エクストラコースという名称ですが、完全に独立した内容で、他の2コースをクリアしていなくてもプレイすることが可能。他のコースをクリアしていると、若干問題が解きやすいかもしれません。

難易度は他の2コースと変わりませんでしたが、問題傾向が変わり、最初に向かうべき探索スポットが地図上に記載されていました。但し、手がかりが隠されている詳細の場所は、謎めいた文章によって暗示されており、現地を探索する手応えが感じられる内容でした。

最終問題では、問題冊子に仕掛けられたギミックを解き明かす必要があり、冊子を折ったり重ねたりする作業系謎解きに、地道に文字を拾っていくような思考系問題が組み合わされていました。腰が落ち着ける場所で、じっくり取組みたいですね。

スタンプラリーで訪れるスポットは、このエリアの観光施設が多め。地図に記載ない施設が多く、名称と住所だけではわかりにくいものがありました。関係者以外は進入出来ない場所へ行ってしまう可能性もありました。スタンプラリーの設置施設は、全て一般の観光客が入館できるエリアに限られています。どこへ向かうか不明な場合は、最寄り駅に掲示された観光情報を閲覧するとわかりやすかったです。

またこのエリアのスタンプラリー設置施設には、営業時間「5:00~14:00※土曜~14:30、水曜・日曜定休」の店舗内に設置されたものがあり、コンプリートを目指す場合は注意が必要でした。

※(2023.11.02 追記)上記箇所は、その後、店舗外にスタンプ台が設置され営業時間外も対応できるようになりました(17時迄)。但し、全てのスタンプ設置施設が営業時間外の対応しているか確認できておりません。どうぞご了承ください

時代を旅する謎手形「エクストラコースの風景02」の写真

謎解き中に訪れた辺りが一望できる高台。意外なスポットを知る事が出来るのも街歩き系謎解きの楽しみの一つ

【難易度の目安、攻略コツまとめ】

ココがポイント

《難易度の目安》
・謎解きに慣れていない人はヒントを見ないと解けない問題があるかも
※公式ヒントは、各コースのヒント掲示施設が地図上に示されており、赴く必要あり
・小学生以下のお子さんは、謎解きが得意な大人の補助が必要な難しさ

 

《攻略のコツまとめ》
・各コース最初の問題を全て解き訪れるスポット判明させ、効率的に巡るルートを考えてから探索をスタートさせよう
※各施設の営業時間や休館日に注意
・冊子を折ったり重ねたりする作業系問題や、ゆっくり考える必要のある思考系問題は、腰が落ち着ける場所で取組もう
・KOTOパスポートを利用しないと解けない問題に注意
※問題に示されたマークに注目
エクストラコースの手がかりは、現地に立たないとわからない場所にあり。まずは地図に示された探索スポットを目指そう
・エクストラコースのスタンプラリー設置施設の詳細は、最寄り駅の観光案内板を参照しよう

実際に遊んでみたリアルな感想

感想「江東区の新旧の魅力に溢れた街歩き。スタンプラリーでは地域に根ざしたスポットをより深く巡る」

時代を旅する謎手形「スカイツリーの見える風景」の写真

城東エリアは墨田区とも隣接し、スカイツリーを間近に感じる景観が各所にありました

今回の謎解きやスタンプラリーで巡る場所は、江東区を代表する施設や人気スポットが数多く選ばれており、新旧の魅力に溢れた江東区を十分堪能することができました。

江戸の伝統が息づく街や、歴史を感じる史蹟が多く残るエリア、新しい文化の風が吹くエリア、そして近未来的な都市空間の広がるエリアなど、江東区の懐の深い魅力の数々に触れる経験は、幅広い層に広くオススメできる内容だったと思います。

特に、今回の特徴の一つであるスタンプラリーは、謎解きとは一切関係無いですが、江東区の意外なスポットを知り、地域に根ざした景色に出会える機会がぐんと広がりました。スタンプラリーも平行プレイして良かったなあと思える内容で、プレイ後の満足感がとても高まりました。

但し、ボリュームがとても多く、全3コース制覇を目指す場合、謎解きよりもむしろこのスタプラリーがネックに。行き当たりばったりで行うと、時間や労力がとてもかかってしまいます。スタンプラリー設置施設の営業時間や休館日を調べ、効率的に巡るルートも考える。そういった事前準備も楽しんで行えるといいですね。

時代を旅する謎手形「のらくろの展示施設」の写真

スタンプラリーで訪れた施設には、日本漫画の黎明期の人気キャラ「のらくろ」を展示するスポットもありました

時代を旅する謎手形「おみこし」の写真

スタンプラリーで訪れた有名な神社では、お祭りの出番を控えた神輿が鎮座していました

また、今回の謎解きは、江東区の街歩き部分に焦点があり、問題を多く解きたい人や、ストーリーやギミック(仕掛け)の凝った謎解きを楽しみたい人の期待に沿った内容ではありませんでした。ただ、問題の難易度は決して易しくはなく、謎解きに慣れた人も手応えを感じるレベル。街歩きに焦点がありつつ、ただのスタンプラリーでは終わらない謎解きイベントとしてメリハリのある内容だったと思います。

開催期間も長く(2023年7月21日・金 ~ 12月20日・水)シルバーウィークや、秋の行楽シーズンのお出かけにも利用できるのが嬉しいですね。江戸の文化や歴史を知り、人気の観光スポットを巡る内容はご家族のお出かけや、デートコースとしても最適だったと思います。

それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!

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