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【攻略、感想】JR中央本線・富士急行線謎解きラリー「消えた車掌と6枚の切符」

攻略データ

プログラム名消えた車掌と6枚の切符(よだかのレコード)
謎解きスタイル周遊型(鉄道・電車系、街歩き系) ※プレイ人数1人~
難易度★★★★☆☆☆☆☆☆(10段階評価)
移動距離JR中央本線(大月~上野原駅)
富士急行線(大月~河口湖駅)
※一部の降車駅で片道 徒歩5~15分程の街歩き有り
実際に要した時間約6時間(公式想定 公表なし)
特に必要となる力注意力、ひらめき力
必要なもの筆記具、スマホやタブレット(インターネット、LINEアプリ使用)
キット料金(税込)無料(別途、交通費)
《参加冊子の配布場所》
・JR中央本線「大月」駅の改札窓口
・富士急行線「大月」駅の改札窓口
公式情報【イベント】3/1~「JR中央本線・富士急行線を舞台にしたナゾ解きラリー」を開催! | 富士山に一番近い鉄道 富士急行線 富士山麓電気鉄道株式会社

※スマートフォンでご覧の方は、攻略データを左へスライドできます

※ご注意:難易度、所要時間は筆者の主観になります。お出かけ前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください

※公演のスタイルについては「リアル脱出ゲーム&体験型 謎解きの種類」をご参考ください

タイトル画像「消えた車掌と6枚の切符」

注目のポイント

  • 電車に乗って、大月エリア・富士急行沿線の観光スポット等を巡る無料の謎解きラリー
  • ご家族で楽しめる手軽な難易度、車窓をゆく富士の眺望やトーマス列車などにも遭遇するかも!?

-はじめに-
今回の記事は、JR中央本線・富士急行線を舞台にした謎解きラリー「消えた車掌と6枚の切符」にチャレンジした攻略レビューをお届けします。

謎解きの舞台となる大月エリアや富士急行線沿いは、自然と触れ合える観光スポットが多く、富士山の雄大な眺望を楽しめるエリア。今回の謎解きでは、観光スポットへも幾つか立ち寄りながら、ゆったりプレイするのに最適な内容でした。

記事では、所要時間や難易度、実際にかかった交通費といった攻略に役立つデータや、各降車駅の見所や特徴など。気になる情報を徹底紹介しています。写真付きでプレイイメージがしやすい内容です。参加検討のお役に立ちましたら。

下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。

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JR中央本線・富士急行線謎解きラリー「消えた車掌と6枚の切符」の概要

概要「自然豊かな6つの駅が舞台。手軽な難易度で観光スポット等巡る」

消えた車掌と6枚の切符「参加冊子」の写真

問題冊子は、JR中央本線・富士急行線の「大月駅」改札窓口で無料配布(筆記具持参、LINEアプリ使用)

ある日、あなたが電車を待っていると、駅員が困った様子で話しかけてきました。

「本日、ミステリートレインという列車イベントを予定していたのですが、企画した車掌が急に姿を消してしまって・・・」

車掌の机には「6枚の切符」が残され、それぞれに行く先と暗号のようなものが書かれていたという。

もしかしたら、この謎を解けば車掌の行方がわかるかもしれない――。

「消えた車掌と6枚の切符」の導入ストーリーは上のようになっています(ゲーム中のオープニングストーリーを要約)

今回の謎解きは、JR中央本線・富士急行線を舞台に6つの駅「上野原」「猿橋」「大月」「都留文科大学前」「下吉田」「河口湖」を巡る内容プレスリリース及び、問題冊子上で巡る6つの駅は明記されています)

富士急行線側とJR中央本線側で、問題の括りが大きく2つに分かれており、両方クリアすることで、最終問題にチャレンジできる構成になっていました。

各降車駅では、片道 徒歩10~15分程の街歩きをする機会もあり、訪れる場所は、沿線の観光地や自然と触れ合えるスポットが多かった印象。ストーリーの読み込みも必要最低限で、物語を楽しむというよりは、謎解きや街歩きに焦点がある内容でした。

謎解きの難易度も手ごろなレベル感。ヒントも用意されており、謎解きに慣れていない人でも安心してプレイできます。冊子を折ったりするギミック要素も多少ありますが、沿線の観光スポットを散策したり、車窓を流れる自然豊かな景観を楽しみながらゆったりプレイするような内容でした。天気が良ければ、雄大な富士の眺望にも出会えるかもしれません(謎解き問題の詳細は、後述をご覧ください

消えた車掌と6枚の切符「河口湖駅」の写真

謎解きで訪れた富士急行線「河口湖」駅。周辺は一大観光地

消えた車掌と6枚の切符「富士の眺望」の写真

富士急行線の車窓から富士の眺望が楽しめました

 

所要時間の目安、探索エリア(屋内外の割合など)

実際にかかった所要時間:6時間
公式の想定時間:公表なし)

プレイ推奨時間 10:00~17:00
※大月駅で、営業時間(10:00~17:00)のある施設へ行く必要あり

私は大人2人の協力プレイでクリアまでに約「6時間」かかりました。所要時間の大半は列車の待ち時間や移動によるもので、謎解き問題を解いたり、街歩きにかかる時間は全体の1/3程でした。休憩や食事も列車待ち時間中に済ませています。

今回のプレイで最大のポイントとなったのは、列車本数の少なさでした。JR中央本線「大月~上野原」は1時間に2本程度、富士急行線「大月~河口湖」では1時間に1~2本程しか列車が発着していませんでした(特急を除く)

1本乗り過ごすと、30分~1時間以上の待ち時間が発生します。各駅の探索では、次の列車時間を把握し、年頭におきながらプレイしたいですね。特に富士急行線は、事前に「時刻表」を見ながらざっくりタイムスケジュールを考えておくことをおすすめします(各降車駅の見所やオススメポイントは後述しております。散策や寄道の参考になりましたら)

※富士急行線全列車掲載時刻表
時刻表(~2023年3月17日)
時刻表(2023年3月18日~)

1日でクリアを目指したい場合、寄り道や食事にかかる時間も含めて、事前に6つの駅を巡る順番を計画しておくと安心ですね。

探索は、ほぼ屋外でした。勾配が急な階段や坂道を行く機会もあり、履きなれた靴や動きやすい服装での参加がオススメ。天候にも注意が必要ですね。雨が降っていても雨具の利用でプレイできるレベルですが、富士の眺望など、景色を楽しみたい場合は晴れた日がオススメです。

大月駅エリアのみ、営業時間(10:00~19:00)のある施設に行く必要がありました。施設の滞在時間はさほど長くありませんが、時間外は必要な情報が取得できなくなります。

消えた車掌と6枚の切符「急な階段」の写真

一部のエリアでは勾配が急な階段や坂道を行く機会もありました。歩きやすい靴で臨みたいですね

消えた車掌と6枚の切符「キャラがペイントされた車両」の写真

列車本数の少なさがネックになりましたが、富士急行線はキャラクターがペイントされた車両等もあり楽しめました

 

参加冊子の配布情報

参加冊子の情報
冊子配布場所・JR中央本線「大月駅」改札窓口
・富士急行線「大月駅」改札窓口
料金無料(別途、交通費)
※交通費の詳細は後述参照
必要なもの筆記具、スマホやタブレット(インターネット、LINEアプリ使用)

※間違いないよう記載しておりますが、変更の可能性もあるため、お出かけ前に必ず公式情報をご確認ください
公式情報:富士急行線>お知らせ

参加冊子は無料で、大月駅の改札窓口で配布をしていました。フリペーパーラックへの設置はなく、窓口で駅員さんに直接貰う必要があります。休日は観光客で窓口も混みあっていることがあるため、JRと富士急行で空いている方を利用したいですね。

また、冊子に筆記具の付属がないため要持参。スマホのLINEアプリで、ゲーム専用アカウントを登録する必要がありました。問題は冊子に書かれていますが、ゲーム進行は、LINEトークへキーワードを送信することで進んでいくため、スマホやタブレットの利用が必須でした。充電状態にも注意したいですね。

消えた車掌と6枚の切符「JR大月駅の改札窓口」の写真

私はJR大月駅の改札窓口(みどりの窓口横)で冊子を貰いました

実際にかかった交通費について

実際にかかった電車賃:3,395円
※大人Suica利用。大月駅~河口湖駅~下吉田~都留文科大学前~上野原~猿橋~ゴール駅まで。巡る順番によって料金は異なります

上記金額は、参加冊子を配布している「大月駅」からゴール駅までSuicaを利用した場合の大人片道運賃です。私は富士急行線で一旦、河口湖駅まで下り、そこから大月駅方面へ上りながらプレイしました。駅を巡る順番によって、料金は異なるため参考程度にご覧ください

また、今回の謎解きに利用できそうな一日乗車券は、次の2種類が考えられますが、いずれも利用者が限定されると思います。

大月往復きっぷ

料金:発売駅により異なる

河口湖駅方面から大月駅までの往復に利用できる一日乗車券(連続2日間利用可、最大で割引率32%)但し、大月方面からの下り往復には利用不可

《例1》
河口湖駅発~大月駅~河口湖駅着
大人2340円→1500円、子ども1180円→750円
《例2》
大月駅発~河口湖駅~大月駅着 → 利用不可

富士急行沿線にお住まいの方や、宿泊を伴う旅行者の利用に限定されるかと思われます。利用日2日間の組合わせに関しての注意事項もあるため、詳細は公式情報をご確認ください。

※公式情報:富士急行線>お得なきっぷ>大月往復きっぷ

切符とはさみのイラスト

富士急特急フリーきっぷ

料金:大人 3000円、子ども 1500円

富士急行線が2日間乗り降り自由となるお得なきっぷです。特急列車(富士山ビュー特急、フジサン特急)の自由席も利用可。JR直通運転している「富士回遊」列車は除く。

こちらは富士山ビュー特急など、観光列車を利用したい人向けです。普通列車だけの利用より割高になります。

※公式情報:富士急行線>お得なきっぷ>富士急特急フリーきっぷ

消えた車掌と6枚の切符「河口湖駅の掲示板」の写真

私は河口湖駅まで最初に行き、大月駅方面へ上りながらプレイをしました

【概要のまとめ、注意が必要に感じたこと】

ココがポイント

《概要のまとめ》
・JR中央本線・富士急行線の「上野原」「猿橋」「大月」「都留文科大学前」「下吉田」「河口湖」の6つの駅巡る
・参加冊子は無料(大月駅の改札窓口で配布、詳細こちら

各降車駅では片道 徒歩5~15分程度の街歩きをする事も(駅構内で済む場合もあり)
・富士急行の富士の眺望など、自然と触れ合える観光スポット多め

《注意が必要に感じたこと》
筆記具、スマホやタブレット(インターネット、LINEアプリ)が必要
・列車運行本数が少ないため、各降車駅で乗り遅れに注意(詳細こちら
大月駅の探索では営業時間のある施設(10:00~17:00)へ行く必要あり

・一部の駅で、LINEトークに送信される指示文章に誤表記と感じられるものがありました
上野原駅の注意点
下吉田駅の注意点
・折り畳み式バインダーがあると便利

消えた車掌と6枚の切符「バインダーと参加冊子」の写真

バインダーを持参すると、立ったまま問題を解くのに便利です

消えた車掌と6枚の切符「折り畳み式バインダー」の写真

折りたたみ式は、持ち運びもコンパクト。1枚あると今後も重宝しますね。下に私が利用しているものと同タイプを紹介致します。参考になりましたら(上写真はB5サイズ)

各駅の見所や謎解きの特徴は?

上野原(中央線)「広大な河川をバックに開放的な景観」

消えた車掌と6枚の切符「桂川の景観」の写真

長閑な味わいのある桂川の景観

消えた車掌と6枚の切符「上野原駅のバスターミナル」の写真

綺麗に整備された駅前のバスターミナル

降車駅JR中央本線「上野原」駅
街歩き片道 徒歩10分程
見所・特徴近くを流れる桂川の景観、開放的で伸び伸びとした散策が楽しめる

JR中央本線の山梨県の玄関口となる駅。四方を1000m級の山々に囲まれた地方市で、駅舎やバスターミナルが綺麗に整備されていました。近くを流れる桂川の景観が最大の見所。川沿いに続く遊歩道をのんびり散策してみるのもいいかもしれませんね

謎解き問題としては、上野原エリアにある石碑に書かれた文章を利用した内容になっていました。

特に難しい問題ではありませんでしたが、問題文に示された番号をLINEトークに送信することで、ヒントを閲覧することができます。謎解きに慣れていない人にも安心ですね。

《注意点》
上野原エリアでは、LINEトークで送信される指示に誤表記と感じられる部分や、わかりにくい箇所がありました。

・探索中に「改札を出て右手~」と指示されますが、その後に続く内容と整合性がありませんでした。正しくは「改札を出たあと一番近くの階段を上り、右手~」と思われます。分かりにくい場合は、上野原駅のバスロータリーを目指すといいと思います

・指示文に目印として示される「駐車場」や「十字路」がわかりにくかったです。見逃すと逆方面に行く可能性がありました。上野原駅の最終目的地は、駅を背にして左手(南東)方面になります。

 

猿橋(中央線)「日本三奇橋の1つがあるエリア」

消えた車掌と6枚の切符「猿橋駅の周囲を取り囲む山並み」の写真

猿橋駅の周囲を取り囲む山並み

消えた車掌と6枚の切符「猿橋駅の観光案内板」の写真

駅構内の観光案内板には猿橋の記述も(私たちは時間がなく行けませんでした)

降車駅JR中央本線「猿橋」駅
街歩き駅構内のみ
見所・特徴桂川にかかる「猿橋」は、その珍しい構造から日本三奇橋に数えられる

猿橋駅の謎解きに必要となる探索は駅構内で完結していました。ですが、このエリアには日本三奇橋の1つ「猿橋」があることで有名。四季折々に変化する桂川の渓谷にかかる猿橋の姿は、その美しさから古くから甲州街道の名勝とうたわれてきたそうです。

猿橋は駅から片道徒歩20分前後(Googleマップの計測値)かかる位置にあります。時間に余裕があれば、訪れてみるのもいいかもしれませんね。

謎解き問題は、駅構内の掲示物の情報を利用した内容。問題文の内容が、掲示物の何を指しているのか、若干ひらめきが必要でした。躓いたとしても、ヒント閲覧で、解き明かすことが可能です(問題文記載のヒント番号を、LINEトーク送信)

 

大月(中央線、富士急行)「昔話をモチーフにした伝説ゆかりの地」

消えた車掌と6枚の切符「大月駅の周辺の様子」の写真

大月駅周辺の様子

消えた車掌と6枚の切符「伝説にちなんだオブジェ」の写真

伝説にちなんだオブジェを探索中に見かけました

降車駅JR中央本線・富士急行線「大月」駅
街歩き片道 徒歩10分
見所・特徴有名な昔話をモチーフにした伝説が伝わるエリア
注意:探索中に営業時間(10:00~17:00)のある施設へ行く必要あり

大月駅は、JR中央本線と富士急行線の乗換え駅になっており、河口湖方面へ向かう観光客でとても賑わっていました。また参加冊子はこの「大月駅」で入手する必要があります詳細こちら

こちらのエリアでは、片道徒歩10分程の街歩きをする必要がありました。訪れる施設では、大月市に伝わる伝説に触れることができました。施設はさほど大きくなく、必要な情報はすぐ見つけられますが、ゆっくり見学してみるのもいいかもしれませんね。

余談ですが、大月エリア近辺の中央本線の駅名などにも注目してみると、伝説との整合性が感じられ、ちょっとした驚きが感じられました。

 

都留文科大学前(富士急行)「いきものを観察する楽しみに触れる」

消えた車掌と6枚の切符「都留文科大学前の駅舎」の写真

富士急行線の中では一番新しい駅舎

消えた車掌と6枚の切符「都留文科大学前駅の展示室」の写真

木造の展示室は落ち着いた雰囲気でした

降車駅富士急行線「都留文科大学前」駅
街歩き駅構内のみ
見所・特徴レトロモダンな駅舎、都留文科大学の展示室あり

富士急行線の最も新しい駅で、レトロモダンなデザインの駅舎に旅情感がくすぐられました。駅構内に近隣の大学で研究されている「いきもの」に関する展示がされているのが特徴的でした。

このエリアでは街歩きをする必要がなく、駅舎の展示物の情報を利用した内容になっていました。大学の研究内容とのことですが、難しい印象はなく、お子さんも謎解きを楽しみながら「いきもの」を観察する楽しみに触れられる内容だったと思います。

 

下吉田(富士急行)「富士山と歴史的建造物の景観で有名なエリア」

消えた車掌と6枚の切符「下吉田の高台から見た富士」の写真

高台から見た富士山。残念ながら雲がかかっていました

消えた車掌と6枚の切符「新倉富士浅間神社」の写真

近隣の新倉富士浅間神社へ立ち寄り

降車駅富士急行線「下吉田」駅
街歩き片道 徒歩15分程
見所・特徴歴史的建造物と富士山を取り合わせた景観が有名、高台からの眺望

下吉田は、富士急行線の中で河口湖についで観光客が多く訪れる駅ではないでしょうか。富士山の眺望が有名で、海外で紹介されることも多いためか、外国人観光客の姿を多く見かけました。

探索では、片道 徒歩15分程の街歩きをしました。と言っても街中というよりは、長閑な景色の中を行く感じで、勾配が強めの階段や坂道を上る機会もありました。謎解きは、訪れた場所にある看板等に書かれた内容を利用した問題になっていました。

個人的に下吉田エリアは、6つの駅の中で最大の見せ場だったと感じられました。電車時間の都合であまり長く滞在できませんでしたが、このエリアの散策に十分な時間が持てるよう計画すれば良かったなあと後悔しました。

近隣の新倉富士浅間神社は、桜の宮としても有名。4月初旬~中旬にかけて見ごろとなるようですので、その期間を狙って訪れてみるのもいいですね。

《注意点》
下吉田エリアでは、LINEトークで送信される指示文章の中で、一部「左右」の表記が逆と感じられる箇所がありました。最終目的地は指示文に明記されているので、現地の案内版を頼りに目指すのが無難だと思います。

消えた車掌と6枚の切符「新倉富士浅間神社の桜」の写真

桜の時期に訪れると、雑誌やTVで見かける有名な景観を目にすることができるかもしれません

河口湖(富士急行)「活気と賑わいに溢れる一大観光エリア」

消えた車掌と6枚の切符「河口湖駅の列車展示」の写真

駅前に展示された鉄道営業開始当時の車両

消えた車掌と6枚の切符「河口湖駅の足湯施設」の写真

駅舎に併設する無料の足湯施設

降車駅富士急行線「河口湖」駅
街歩き駅構内のみ(改札内)
見所・特徴富士急行線の終着駅。活気に溢れる一大観光地

河口湖は富士五湖の中でも特に観光地として栄えているエリア。今回の謎解きでは、必要な探索が改札内で済んでしまいますが、改札外の駅舎にはお土産屋さんや軽食を提供する店、周辺には無料の足湯施設、ほうとう料理で有名な「不動」など観光地ならではの充実した見所が沢山ありました。

謎解きは、駅構内の情報を利用した迷路・パズル系の問題。見た目以上にややこしいので、ベンチ等に座ってゆっくり解くのがおすすめです。

河口湖へ行く場合、駅から少し離れており、湖畔まで片道 徒歩15分前後かかります。時間に余裕があれば、河口湖に映える富士山の姿を見に足を運んでみてもいいかもしれませんね。湖畔から高台へ上るロープウェイもありますが、休日はとても混雑しているようです。

ピクニックのイラスト

最後の謎「冊子に仕掛けられたギミック、報告駅へ戻る必要あり」

《JR中央本線、富士急行線のまとめ謎》

JR中央本線、富士急行線とも、それぞれ3つの駅を巡った後に「まとめ」の謎にチャレンジする事になりました。3つの駅の答えの文字を並び変えることで、ひらめき系の問題文が現れる仕組み。現地探索の必要はありません。

どちらも、それまでの問題を振り返る必要があり、富士急行線の方が難しく感じられました。写真も含めて隅々まで冊子を観察してみるといいかもしれません。

《最終問題》

2つの「まとめ」の謎を解き明かすと、最終問題にチャレンジすることができます。現地探索の必要がない机上問題ですが、「最後のこたえ」をゴール駅の改札窓口に提示することで、特典のクリアファイルを貰うことができました(ゴール駅名は、問題文中に書かれています)

また、問題文に明記されていませんが、「最後のこたえ」をLINEトークで送信することでエンディングストーリーの閲覧と、アンケートに答えることができました

最終問題の難易度は、これまでと大きく変わりませんが、冊子に仕掛けられたギミックを解き明かす必要がありました。こちらも冊子に描かれた図やイラストをよく観察することが攻略のコツでした。

消えた車掌と6枚の切符「クリア特典のクリアファイル」の写真

最終報告で貰えるクリアファイル(表と裏)

【難易度の目安、攻略コツまとめ】

ココがポイント

《難易度の目安》
・小学生のお子さんや謎解きに慣れていない人も、楽しみながらプレイできる難易度(公式ヒントもあり)
※公式サイトでは、小学生高学年以上のプレイが推奨されています

《攻略のコツまとめ》
・各駅、次の電車発車時間を把握し、目標を持って行動しよう
※乗り遅れると30分~1時間以上の待ち時間発生
・一部の駅で、LINEトークに送信される指示文にわかりづらい箇所あり注意
※上野原駅の注意点はこちら
※下吉田駅の注意点はこちら
・まとめ謎や最終問題は、冊子のイラスト・写真などを隅々までよく観察してみよう

実際に遊んでみたリアルな感想

感想「観光スポットへ寄り道するゆったりプレイ、ご家族や大人の散策向き」

消えた車掌と6枚の切符「トーマス列車の外観」の写真

下吉田駅でトーマス列車が展示されているのを見かけました

今回の舞台となる大月エリアや富士急行線沿いは、都内から赴く際、少し遠く感じましたが、プチ旅行気分でお出かけすると丁度良かったです。特に自然と触れ合える散策がお好きな方に向いていた思います。

富士急行線には観光列車や、機関車トーマスのペイントがされた列車が走っていました。富士急ハイランドにあるトーマスランドの影響かと思われます。小さなお子さんが喜びそうですね。トーマス列車に乗れるかどうかは運次第ですが、特急列車が停車する大き目の駅では、待機している車両を見かけることもできました。また下吉田駅では、旧式のトーマス列車が展示されていました(2023年3月13日~31日まで車内開放中止しています)

謎解きの難易度も手ごろで、お子さんを交えたご家族の方も安心してプレイできる内容だったと思います。

消えた車掌と6枚の切符「トーマス列車の内観01」の写真

実際に走っているトーマス列車に乗車できました

消えた車掌と6枚の切符「トーマス列車の内観02」の写真

遊び心の溢れた内装をしていました

一方で謎解きに慣れている人には、やや物足りなさを感じる難易度だったと思います。謎解きをキッカケにした散策を中心に考えると、充実した一日を過ごす事ができるかと思います。車窓を流れる自然豊かな景観、特に都留文科大学~下吉田で観られる富士の姿にはテンションが上がりました。観光列車である「富士山ビュー特急」を利用して、富士の眺望を優雅な気分で楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

一日でクリアしようと思った場合、列車本数の少なさがネックとなり、時間に余裕をもって各観光地を散策するのが難しいかもしれません。散策に時間をかけるエリアは1~2箇所に絞って計画するのがオススメでした。

また私がプレイした時期は富士急行線の列車運行本数が少な目でしたが、3月18日より運行本数が増えており、もう少し融通の効くプレイもできそうです。

※富士急行線全列車掲載時刻表
時刻表(~2023年3月17日)
時刻表(2023年3月18日~)

これから迎える桜の時期は、特に下吉田エリアの散策がオススメですが混雑が予想されるため注意したいですね。大人の散策、日帰り旅行気分のお出かけに丁度良い内容でした。

消えた車掌と6枚の切符「信玄餅テイストのソフトクリーム」の写真

下吉田の道中で買った信玄餅味のソフトクリーム(税込500円)濃厚なソフトクリームにきな粉風味のソースがたっぷり

それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!

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